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    今回は、前回に引き続きカメラについて触れていきます。前回はスマートフォン搭載のカメラと一眼レフカメラでの違いについて説明してきましたが、今回は写真を撮る際に様々な表情を作り出すことができる一眼レフカメラに寄った話をしていきたいと思います。様々な用語も出てきますので、必要に応じて説明をしていきます。
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一眼レフカメラってスゴイの?スマホカメラとの違いを検証!②

  • DATE
    2018.05.30
  • WRITTEN BY
    あおい

>> 関連記事 :一眼レフカメラってスゴイの?スマホカメラとの違いを検証!①

一眼レフカメラで「レンズ」の種類は?

一眼レフカメラで交換可能なレンズですが、どういった種類があるのでしょうか?また、それぞれどのような写真が撮れるのか見ていきましょう。まず、一眼レフのレンズは大別すると「単焦点レンズ」「ズームレンズ」があります。単焦点レンズとは、集点距離を変更できない構造のレンズ、つまりズームができないレンズです。逆にズームレンズは、言葉の通り集点距離を変えられる構造なのでズームが出来るレンズということになります。

更に、単焦点レンズには標準レンズとマクロレンズというものがあります。こちらは用途によって使い分けるもので、標準レンズは通常の物撮りやポートレートなどに、マクロレンズは被写体を極端に近い距離で大きく撮影する時に使われます。ズームレンズにも多様な種類があって、広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズなどがあります。

これも用途によって異なり、標準ズームレンズを基準とした時に、より広域を撮影したい時には広角ズームレンズを、遠くの被写体を大きく撮影した時には望遠ズームレンズを使います。

 

 

 

レンズの機能や性能を知るために必要な用語とは?

レンズの種類で説明した通り、レンズには様々なものが用意されています。用途によってそれぞれですが、どこを見れば分かるのでしょうか?まずはレンズの型番で見てみましょう。例えばキャノン製のレンズ「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」を例にとります。この中でも読み取って頂きたいのは「24-105mm」と「F3.5-5.6」の部分です。

まず、「24-105mm」は集点距離を表しており、どれだけズームできるかという数値になります。集点距離を変えられるということはズームできるレンズだと分かりますね。次に「F3.5-5.6」はレンズの明るさを表しており、どれだけの光を通すことが出来るかを表す性能値(F値)になります。また、これが少ない数値である程、より短時間で光を集めることができる明るいレンズということになります。

ちなみに「IS」というのはImage Stabilizerの略となり、キャノン製レンズで採用されている手振れ補正の機能です。「STM」というのはStepping Motorの略で、フォーカスリングを回転させる為にステッピングモーターという駆動音が出にくい部品を使っていることを表しています。こちらもキャノン製レンズの表記方法です。このように、メーカー独自の呼び方もあるので、お好みのメーカーを見つけて調べてみるのも良いと思います。

 

 

 

カメラで撮影する時の設定やポイントを知ろう

一眼レフカメラは難しいというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、初級~中級向けの一眼レフカメラにはオート設定やあらかじめシーン別にチューニングしたモードが用意されているので手軽に素敵な写真が撮れちゃいます。これから説明する話は、もっと深く知りたいと思った時にきっと役立つ情報だと思いますので参考にしてくださいね。

まず、一眼レフカメラで撮影する時に重要となる設定は「F値」「シャッタースピード」「ホワイトバランス」「露出補正」などが挙げられます。

 

 

 

F値って何?

光を取り込む穴の大きさのことを表しており、絞り値ともいわれます。数値が小さくなるほど少ない時間で多くの光を取り込むことができますので、このあと説明するシャッタースピードを下げて撮影することで手振れを抑えることもできます。さらに背景をぼかして撮影する時にも少ないF値で撮影すると良いです。

例えばこの写真を見てください。左側がF22まで絞って撮影したもので、右側がF2.8で撮影したものです。F2.8で撮影したものは、後ろに写っている被写体がボケて前面の化粧品が強調された写真になっていますね。このピントの合う範囲のことを「被写界深度」と言います。F22で撮影した写真は被写界深度が深く、F2.8で撮影した写真は被写界深度が浅いということになります。

 

 

 

シャッタースピードって何?

シャッタースピードとは、撮影する時に映像として残す為の光をイメージセンサーに当てる時間のことです。単位は「」で表します。例えば「1/160」であれば160分の1秒間シャッターを開けて光を通すという意味です。この設定で影響するのは、写真の明るさ、被写界深度、写真のブレ具合などです。

先ほどF値の話をしましたが、F値が小さければ少ない時間で十分な光を取り入れることが出来るので、手持ち撮影の時の写真のブレを抑えることが出来ます。また、子供の運動会や野鳥の撮影など被写体が激しく動く場合にも有効ですね。

この写真を見てください。シャッタースピードが遅いと「手振れ」が心配になりますが、逆にシャッタースピードを遅くすることでCGのような写真を撮ることができます。ただし、このような撮影をする時には三脚が必須となりますので注意が必要です

 

 

 

ホワイトバランスとは?

ホワイトバランスとは、カメラで撮影してデジタル画像として残す際に色のバランスを適切なものにする為のものです。光には色温度というものがあり、単位を「K(ケルビン)」で表します。この色温度は数値が下がると赤味が増して、数値が上がると青みが増します。撮影する場所に応じてホワイトバランスを適切に設定してあげることで、例えば「白いもの」を「」として記録することが出来ます。

例えば、白色の紙にブルーのライトを当てたら紙はブルーに見えますよね。人間は本当の色は白だと分かっていますが、カメラからするとブルーの紙と認識してしまいます。では、どう設定すべきか見ていきましょう。例えば晴天時は5000~6000K、蛍光灯は4000~5000K、白熱電球は3000Kで設定すれば大丈夫です。

このように、それぞれのシーンで適切なホワイトバランスを設定することで正しい色として撮影できます。ちなみに、実はこのホワイトバランスは大抵はオートで設定してくれます。なので設定が難しくて分からないということは殆どないと思って頂いて大丈夫です。興味があれば、設定を変えて色味が変化するのを体感してみて頂きたいと思います。

 

 

 

露出補正とは?

カメラで撮影する時は、記録される画像をどれくらいの明るさとするかを自動で判断しています。ただし、それが必ずしも撮影者の意図しているものかは分からない為、この明るさを補正するのが露出補正です。数値を低くすれば暗くなり、高くすれば明るくなります。撮影した写真が思っていたより暗ければ数値を挙げて、逆に明る過ぎたら数値を下げれば良いということになります。

カメラで設定する時は1/3ずつ変更ができ、プラス方向であれば「+0.3」→「+0.7」→「+1.0」という形になり、「+1.0」でイメージセンサーに当たる光の量が2倍となります。逆に暗くした場合は「-1.0」で光の量が1/2となります。撮れた写真を見ながら、露出補正を使って目的の明るさにしてみましょう。

>> 関連記事 :Adobe Illustratorを使って素材を作ってみよう ①

 

 

 

まとめ

如何でしたか?カメラは写真を撮るための道具ですが、カメラ本体やレンズの種類、設定によって様々な絵を作り出すことができます。さらに撮った写真をAdobe Photoshopによって編集すれば、より素敵な写真に仕上がるかもしれませんね。皆さんも是非、チャレンジしてみてください。

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