漫画家・颯田直斗さんが体験!「CLIP STUDIO PAINT」と「アイビスペイントX」の連携でイラスト制作の自由度アップと効率化を実現!【PR】
颯田直斗さん
愛知県出身。巫女好きが高じて國學院大學に編入学、神職資格(正階)を取得。御祭神に関するイラストや漫画を中心に活動。工学部出身で電子工作やガジェットなどにも精通している。台湾でイラスト講師やフランスのジャパン・エキスポで祭式を務めるなど、海外でも活躍中。
Twitter:@satta7010
「アイビスペイントX」の活用で、場所を問わずアイデアをカタチに!
ツーリングが趣味だという颯田さん。旅先での感動や思いついたアイデアも「アイビスペイントX」があればその場で残しておくことができます
「アイビスペイントX」は、シリーズ6,000万本ものダウンロードを誇るスマホ&タブレット向けのペイントツール。330種類を超えるブラシに50種類近くのスクリーントーンなど、イラストや漫画を手軽に描くための素材も数多く用意されているため、ビギナーからプロまで、誰でも手軽にお絵かきが楽しめるアプリです。
この日、颯田さんがイラストの全体像をまとめるラフ作成に用いたのは、「アイビスペイントX」がインストールされたタブレット。時折、指で画面をサッと払いながら、タッチペンでイラストの全体像を描き上げていきます。
今回のイラストのモチーフは、古事記や日本書紀に登場する木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の姉神、長寿の神様である石長比売(いわながひめ)
これまで、様々なスマホやタブレット対応のアプリを活用してきた颯田さんが、現在「アイビスペイントX」をASUSの「ZenPad 3 8.0(Z581KL)」という7.9インチ型タブレットで愛用している理由を訪ねてみると……
①ツールボックスの位置が秀逸
「タブレットを横にして持った際、左手の親指がちょうどツールの切り替えボックスに届く位置にあるんです。ブラシや消しゴムなどのツールを瞬時に切り替えることができ、重宝しています!」
②線の柔らかさが心地よい
「ペンのタッチが非常に柔らかいため、他のアプリでは直線的に表現されてしまうような細部も滑らかに描けますね」
「アイビスペイントX」なら、ブラシの選択や太さなど細かな設定も簡単に行えます
「自分の場合、イラスト制作時には、データをひとつ前の作業状態に戻す『アンドゥ機能』が絶対必要ですね。また、タブレットモードだとブラシの下が消しゴムなので、ラフを修正する際の切り替えが親指一本でできるのが素晴らしいです!」と語る颯田さん。
ラフ作成時に、納得いくまで何度も線を引き直していた姿が印象的でした。こういった“何度でもやり直せる”というのもデジタルならではの利点ですね。
さすがプロ!描画力はもちろんですが、デバイスやソフトを完璧に使いこなし、30分もかからずラフが完成!
また、スマホやタブレットといった携帯性に優れるデバイスで手軽に描けるため、取材や打ち合わせ時の空き時間はもちろん、カフェでくつろぎながら作業したり、旅先で思いついたアイデアを描き留めることもできます。
ノマドやリモートワークに注目が集まる昨今、ワーキングスタイルを選ばず、いつでもどこでも創作できるのも大きなメリットと言えますね!
クラウド連携であらゆるデバイスへデータの引き継ぎが容易に!
タブレットに保存しているラフを仕事場のPCへデータ転送する際には、颯田さんはDropboxを使っているとのこと
颯田さんが「アイビスペイントX」で行う作業は、ラフの作成までだそう。以降のペン入れや着色・仕上げ作業は、仕事場にあるPCで行うため、データの引継ぎ作業を実施することとなります。
「アイビスペイントX」で作成したデータは、もちろんスマホやタブレット本体への保存が可能。さらに、メールで送信したりクラウドストレージへの保存にも対応しているため、他の機器との連携性能も抜群です。
「保存容量が大きいため、たっぷりイラストが保存できますし、USBメモリなどの外部メモリのように紛失リスクもありません。『CLIP STUDIO PAINT』専用形式にファイルを変換できるので、PC側でデータを受け取ったらスグに作業が再開できるのもうれしいですね!」
ペン入れや着色・仕上げ作業に「CLIP STUDIO PAINT」を使う理由は?
ラフをベースにペン入れ作業中。サッと指で画面を払ったときの反応の良さも「CLIP STUDIO PAINT」の魅力だそう
仕事場のPCでラフを読み込んだら、いよいよペン入れや着色・仕上げの工程です。この作業では「CLIP STUDIO PAINT」を使用します。
前述のように「データをひとつ前の作業状態に戻す『アンドゥ機能』 がなかったらプロになれなかったでしょうね」と語る颯田さんは、かなり早い段階からPCでのイラスト作成に取り組んでおり、これまで様々なペイントツールを活用してきたとのこと。
そんな颯田さんが「CLIP STUDIO PAINT」を選ぶ理由は、「アイビスペイント X 」と同様、描画時のタッチペンの感触が最大のポイントとのこと。
もちろん、ペンタブレットの性能に依存する部分もありますが、それを差し引いても他のソフトでは直線的になったり思った通りに描けなかった作業が、「CLIP STUDIO PAINT」なら細かなラインも思いのままに描けるとか。また、ノーマル仕様でも十分に使いこなせることから、欠点らしい欠点がないとのことです。
赤枠で囲んだのが、イラスト用の素材を使用するためのアイコン部分。こちらは颯田さんの自作デザイン。作業の効率化だけでなく自身のモチベーションアップにもつながるそうです!
颯田さんの「CLIP STUDIO PAINT」環境で特徴的なのは「クイックアクセス」に登録された素材の多さにあります。よく利用する効果やテクスチャなどの素材をあらかじめ登録することで、作業効率をアップさせることが狙いとのこと。
さらに、より視認性をアップさせるため「CLIP STUDIO PAINT」標準のアイコンではなく、自作したアイコンへとカスタムしている点にプロのこだわりが感じられます。
作業効率アップのために必要ならキーボードだって自作します!
颯田さんの作業環境の全容です。左手用のキーボードのほか、3つのキーボードを駆使してイラストを仕上げています
ここで気になるのが颯田さんのお仕事道具です。
作業前からずっと気になっていたのですが、作業スペースに見慣れない左手用のキーボードがあります。なんと、これは自作したものだとか。
基盤から自分で設計したという左手用のキーボード。補修を見越して基盤を何枚も作っているとか……。工学部出身とはいえ、簡単にできることではありません。脱帽です!
通常のキーボードと同様のキー操作やショートカットが使えるのはもちろん、ダイヤルパーツも搭載されており、回すことで線の太さなどの調整もこれひとつでできるそうです。さらにこの基盤を置く台も自作されており、ペンタブと同じ角度になるように作られています。
色の濃淡やぼかしなど、カスタム自在のブラシを操り細部までスピーディーかつ繊細に仕上げ作業を進めていきます
アイコンの自作やキーボードの自作など、作業環境の効率化を優先するのは、長年悩まされた「肩コリ」の経験があったからと颯田さんは話します。ペンタブとキーボードが違う角度に設置されていると、どうしても右肩と左肩の高さがズレてしまう。それなら同じ高さになるようにすれば……。
という発想から、ハードウェアの作業環境を整え、さらに描画ソフトのカスタムによって作業時間を減らしたことが功を奏したとのこと。酷かった肩こりも現在では、すっきり解消されたそうです。
背景に使われる紫水晶を眺めながら配色を決めています
神道の魅力をイラストのチカラでもっと伝えたい!自分の活動意欲の源泉です
完成したイラストがこちら。髪部分の繊細なタッチや、着色による水晶の立体感など、ラフ画の段階ではイメージできなかった仕上がりに!
このイラストは、颯田さん宛に岡山県の大内神社から、管理する神社の御祭神である石長比売(いわながひめ)をイラスト化するご依頼があったことから生まれたキャラクターだそうです。
「石長比売(いわながひめ)は、実は神話の中では邇邇芸命(ににぎのみこと)への嫁入りを断られたというエピソードがあるのですが、それは相手の価値観がちょっと僕らとズレていただけで、そこが好きな人も絶対にいるはず。石長比売(いわながひめ)は自分の魅力に気付いていないだけのお姉さん、という解釈もできるので、個人的にはとても応援したいキャラなんです。岩の神ともされているので、鉱石マニアから愛されると思うし、もっとメジャーになってもいいはず。むしろそうなるように頑張ります!」
キャラクターへの想いを熱く語る颯田さんに、これからの活動や目標について伺ってみました!
「信仰対象である御祭神を題材とする以上、神社とそれを支える総代、氏子、崇敬者の皆さんが喜んでいただけるようにしなければいけません。失礼のないように、かつ魅力的にするバランスにいつも苦労しています。そのためにも自分の引き出しを増やさないといけないのですが、知識がないと、どうしても重箱のスミの豆知識で構成されたオタクにしかならない気がしていました」
引き出しを広げるため、なんと國學院大學神道文化学部に編入学し、二年の神職過程で正階を取得してきたという颯田さん。
ラフ段階と比較すると、完成したイラストは「CLIP STUDIO PAINT」の機能をフル活用し、命が吹き込まれていることがよくわかります
「神職資格を得る過程で体験したことは大きなプラスになっていると思います。体系的な学問としての神道の面白さ、外部からでは分からない苦労や醍醐味、守るべきこと、価値観。実際に神社で奉職している方々が氏子地域の都合でやりたくてもできないことがたくさんあると思いました。それら神道の魅力を、畏れ多いかもしれませんが、御祭神を”キャラクターとして描く”ことでお伝えできればと思っています」
現在、おうち時間が増えたことで、イラストを自分でも描いてみたいと思う人は増えているようです。プロも愛用する「CLIP STUDIO PAINT」と「アイビスペイント X 」。これらを快適に動かすPC環境を整えて、創作活動にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
快適にイラストを描くならPC選びも重要!「パソコン工房」ならまとめて揃えられます
PCショップ「パソコン工房」では、マンガ・イラスト制作向け「CLIP STUDIO PAINT」推奨パソコン特集ページを展開中
イラスト作成は複雑な処理を伴うため、PCにかかる負担は相当大きくなります。よって、使用するPCの性能が、描画の快適度を大きく左右することはいうまでもありません。もちろん、すべてのパーツを最高峰の製品で揃えれば快適であることは間違いありませんが、コスト面が気になりますし、選び方によってはオーバースペックになってしまうことも。
そんなコストと必要な性能のバランスを重視したい人にぴったりなのが、自分でパーツ構成を決めてオーダーできるBTO(Build To Order)PCです。CPUやメモリ、SSDのストレージなど、製作スタイルに合った構成が選べるのです。
ベースとなるセットを選んで「基本構成からカスタマイズ・お見積り」をクリックすれば、CPUの変更やメモリ、ストレージなどの容量をカスタムして、製作スタイルに合わせたPCが注文できます
そこでおすすめしたいのが「パソコン工房」という、BTO PCをはじめ、即納モデルやタブレットを扱うPCショップ。BTO PCは「iiyama PC」ブランドで展開しており、その中でもクリエイター向け「SENSE∞(センス インフィニティ)」シリーズには「CLIP STUDIO PAINT」の動作スペックを満たしているPCはもちろん、動作検証を行って推奨認定を取得した「CLIP STUDIO PAINT」推奨パソコンもラインナップされています。独自の検証結果から「CLIP STUDIO PAINT」を使うにあたって最適なスペックが用意されています。
「全部入り」スターターパックならWACOM製ペンタブレットもセットに!
さらにPC本体に加えて、定番人気のWACOM製ペンタブ(CLIP STUDIO PAINT PRO 2年ライセンス版付き)と液晶モニタがセットになった「スターターパック」も用意されているので、手元に届いたその日から思う存分イラスト制作が楽しめます!PC本体も「CLIP STUDIO PAINT」推奨モデルなら動作検証済みなので、まずはこれを選べば初心者の方でも安心ですね。
パソコン工房
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PHOTO_BY 長野 竜成