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    eスポーツキャスターの先駆者として、国内外様々なeスポーツ大会・イベントの実況を担当している平岩康佑さん。第一線でeスポーツ界の変化を見続けてきた平岩さんに、eスポーツ界の盛り上がりや現状をお聞きしました。記事後半では、サードウェーブ社のBTOパソコン「GALLERIA」を使って『Apex Legends』を体験。その魅力をレビューしてもらいました。
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自作erも納得の性能!eスポーツキャスター・平岩康佑がGALLERIA(ガレリア)のBTOパソコンをレビュー【PR】

  • DATE
    2022.06.13
  • WRITTEN BY
    鈴木雅矩 / PHOTO_BY 長野竜成

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」と平岩康佑さん

近年ますます盛り上がっているeスポーツ業界。国内外で大小様々な大会が開催され、オンラインでは数十万人が同時に視聴するような試合も配信されています。

今回取材するeスポーツキャスターの平岩康佑さんは、様々なタイトルの世界大会で実況を担当。日本初のeスポーツキャスターとして、ALGS、CRカップ、FFLなどの大型eスポーツイベントや、テレビ番組「ReaL esports News」のキャスター、GALLERIAアンバサダー発表会のMCなど、eスポーツに関わる様々な場で盛り上げ役を担ってきました。

業界では筋金入りのゲーマー、かつ自作er(自作PCを制作している人)としても有名な平岩さん。本記事では、「どのようなタイトルを遊び、業界の変化をどのように捉えているのか?」「初心者におすすめしたいゲーミングPCのスペックは?」など様々な質問に答えていただきました。

記事後半では、BTOパソコンショップ・ドスパラを展開するサードウェーブのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」の性能をレビューしてもらうべく、世界的に人気のFPSゲーム『Apex Legends』を体験する様子もレポートします。

 

【プロフィール】

平岩康佑さんプロフィール写真
平岩 康佑

1987年生まれ。東京都出身。大学卒業後の2011年にアナウンサーとして朝日放送へ入社、プロ野球やJリーグ、女子プロゴルフなどの実況を担当する。2017年には高校野球の実況が評価されANNアナウンス賞優秀賞を受賞。当時から実況に必要な各スポーツの資料をデータ化し、クラウド管理するなど”コンピューター通”で知られており、17年からはOpenRec.TVやAbemaTVなどでゲームの実況も担当。18年に独立するとスポーツアナウンサーの経験を生かしてeスポーツキャスターへ転身し、eスポーツ実況アナウンサーのマネジメントを行う株式会社ODYSSEYの代表取締役に。以降、ビギナーからマニアまでわかりやすく、エキサイティングな実況ができるキャスターとして人気を得る。

Twitter:@kouhiraiwa777
YouTube: 平岩康佑

 

平成ゲーム世代ど真ん中、コンピューターゲームと共に育ってきた平岩さん

インタビューに応える平岩康佑さん

 

――まずは、はじめて遊んだゲームを教えてください。

平岩:はじめてのゲームは小学生の頃に遊んだ、スーパーファミコンの『スーパードンキーコング』でした。祖父母の家にスーファミがあって、2人で同時にプレイできるので、弟と一緒にやり込みましたね。

 

――懐かしい!『スーパードンキーコング』のグラフィックは革命的でしたよね。ほかにはどのようなゲームを遊んできたのでしょうか?

平岩:いわゆる「洋ゲー」と呼ばれる海外のゲームが好きで、TPS(三人称視点で遊ぶシューティングゲーム)やFPS(一人称視点で遊ぶシューティングゲーム)を中心に遊んでいました。大学生の頃は、特に『Call of Duty 4: Modern Warfare』や『レインボーシックス』シリーズをやり込みましたね。

リアルタイムストラテジー(リアルタイムで進行するシミュレーションゲーム)も好きでしたが、実家のPCを使っていたのでスペックが弱くて……。なので、遊べたのはもっぱらグラフィックの要求値が低いゲームです。『Star Wars: Galactic Battlegrounds』や、『Warcraft III』はめちゃくちゃハマりました。

その時の影響が今でも残っていて、『リーグ・オブ・レジェンド』のような斜め見下ろし視点のゲームを見ると、興味を惹かれます。

 

大学生でオンラインゲームにハマる、夢もFPS視点で見るようになった

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」を使用する平岩康佑さん

 

――様々なジャンルやタイトルに触れてきたんですね。そのなかで思い出深い作品はありますか?

平岩:どれも思い入れがありますが、強いて言えば大学生時代に遊んだ『Call of Duty 4: Modern Warfare』を選びます。

流れるような試合展開が衝撃的で、オンラインで本格的に対戦し始めたのもこの作品でした。最初は画面の向こうに誰かがいるとは信じられなかったですし、ネットを通じて競い合うのが楽しくて。休みの日は家にこもって一日中遊んでいました。

当時はあまりにハマりすぎて、寝ている時の夢もFPS視点で見るようになったんですよ(笑)。街を歩いてる時も、「この曲り角は隠れやすそうだな」とか「この階段は頭出しの射撃に良さそうだな」とか考えるようになっちゃって(笑)。

 

――FPSゲーマーのあるあるですね。「このオブジェクトは遮蔽になる」とか、「高所を取るならここだな」とか(笑)。

平岩:そうなんですよ(笑)。それくらいのめり込んでいましたし、すごく楽しかった。オンラインのフレンドもたくさんできました。

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」でゲームをする平岩康佑さん

今ではオンライン上の友人だけでなく、リアルのコミュニティともつながりゲームを楽しんでいるという平岩さん

 

――思えばゲームのプレイ環境は大きく変わりましたよね。オンラインゲームが当たり前になり、eスポーツの大会が開かれ……。15年前はプロゲーマーという職業も一般的ではありませんでしたね。

平岩:そうですね。僕が大学生だった15年前は、オンラインゲームはマニアックな趣味だったので、周りにバレるのが恥ずかしくて……。大っぴらに「休みの日に一日中オンラインゲームをやっている」と言えませんでした。だから今のeスポーツシーンを見ていると時代が変わったなと思います。

でも、今思えばもったいないことだったと感じていて。ゲームが趣味だと公言していれば、一緒に遊べる友達も増えていたかもしれません。

当時は少し寂しさを感じていました。だから僕はずっと、ゲーマーが胸を張って「オンラインゲームを遊んでいます!」と言える世界にしていきたかったんです。会社をやめた理由のひとつがそこにあります。

 

eスポーツキャスターになってもゲーム漬けの日々。「最近はApexにハマってます」

好きなゲームなどゲームについて語る平岩康佑さん

 

――その後、平岩さんはテレビ局のアナウンサーを経て、現在はeスポーツキャスターとして活躍されています。ご多忙な中、どのようにゲームの時間を確保しているのでしょうか?

平岩:基本的には睡眠時間を削っていますね(笑)。毎日平均2〜3時間は遊ぶようにしていて、たまに1日休みの日は12時間ぶっ続けで遊ぶこともあります。

最近は忙しくなってきたので、配信や動画などを参考にすることもありますが、ファンがタイトルに熱中する理由を理解したいので、できる限り時間を割いています。

「このゲームはここが面白い」というポイントを掴んでおかなければ、選手やファンの熱量や想いを汲み取った実況はできません。だからうちに所属するキャスターたちにも、「担当するゲームは必ず遊ぶように」と伝えています。

 

――いまはどのようなタイトルにハマっているのでしょうか?

平岩:最近は『Apex Legends』にハマっています。ほぼ毎日遊んでいて、立ち上げると誰かしらフレンドがログインしているんです。Discord(ボイスチャットができるアプリケーション)を使って雑談しながら遊んでいるので、僕のなかでApexはSNSに近い存在ですね。

会社のキャスターやアナウンサー仲間、VTuberやゲーミングチームのオーナーから弟まで、様々な人とゲームで遊んでいます。

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」を体験する平岩康佑さん

記事後半では、平岩さんがBTOパソコンショップ・ドスパラを展開するサードウェーブのゲーミングPC「GALLERIA」のパソコンを使ってApexを体験。感触や機能をレビューします!

 

――まるで部活みたいですね。

平岩:ですね(笑)。ゲームは他のコミュニケーションツールと違って、遊びながら人間関係や信頼関係を構築できますよね。特にApexは3人1組のチーム戦なので、メンバー同士で助けあったり、状況を気遣ったりが求められますから、物理的に離れていても人間関係が構築できるんですよ。

 

――結束力が高まるので、会社の研修にも使えそうですよね。一緒にチャンピオンを取った仲間は戦友みたいなものですから。

平岩:そうなんですよ!私も日常的にApexで遊んでいる取引先の人がいるんです。コロナ禍でなかなか会えませんでしたが、つい先日対面で会った時には「この前の3連続チャンピオンはすごかったですね!」と会話ができました。

 

――私もコロナ禍でゲームをきっかけに仲良くなった友達がいます。ここ数年はなかなか人と会えない期間が続きましたが、ゲームが繋げてくれた縁は多かったと思います。話は変わりますが、他のFPSゲームと比べて、Apexにどのような面白さを感じていますか?

平岩:Apexは他のゲームに比べてプレイするキャラクターたちの体力が基本的に高いので、撃ち合う時間が長くなります。他のFPSではヘッドショットをされると、何が起きているかわからないまま倒されてしまいますよね。その点Apexはとりあえず撃ち合いが楽しめます。だから、初心者が参入しやすいゲームだと思います。

あとは、3人1組のチーム戦が主体のゲームなので、基本的に人数不利を覆せません。その分チームで一緒に戦う感覚が強くなりますし、強い連帯感を味わえます。これはコロナ禍で外出しづらいご時世に合っていましたよね。

 

――連帯感の話は、先ほど話していたコミュニケーションの話と繋がりますね。

 

Apexはチームワークが問われるゲーム、仲間とうまく立ち回れた時が一番嬉しい

 

平岩康佑さんがApexでメインで使用しているキャラ・ヴァルキリー

ヴァルキリーは狭いマップで特に強さを発揮できるキャラクター

 

――次は、平岩さんの持ちキャラを教えてください。

いまはほぼヴァルキリーです。彼女はバトルロワイアルの概念を変えるキャラだと思っています。

バトロワの最大のギミックは、後ろからエリアが迫ってくることです。安地(「安全地帯」を略した用語。バトロワゲームでは安地の外にいると徐々にダメージを受けてしまう)を読むテクニックもありますが、ある種の運要素があります。その点、ヴァルキリーは強引に移動できますし、運要素を減らしてくれる。プロが出場する競技シーンでも使用率が高いです。

 

――Apexは三人チームのなかで前衛〜後衛にポジションが分かれますが、平岩さんはどのポジションを担うことが多いですか?

平岩:以前は前衛を担っていましたが、最近は中衛です。どうしてもエイムの良さをイメージして前に出てしまいがちなので、最近は意識してショットガンを拾わず、後ろから援護してます(笑)。

今の子達は本当に上手いんです。ダイヤランクになると撃ち合いがしんどくて、顔を出すとすぐに溶かされる。なので、控えめなプレイを心がけています。

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」を使ったApexのゲーム画面

 

――プレイ中に意識していることはありますか?

平岩:仲間の体力は常に見るようにしています。自分が敵と撃ち合っていても、味方のゲージは意識していて。「倒れそうなら一回引いて」と絶対言いますし、撃ち合っている場所にカバーに行きます。

ひとりダウンすると負けちゃうゲームなので、仲間を大事にしていますね。その点、上級者は報告が上手いんです。ピン刺し(味方に状況や指示を伝えるシグナルを出すこと)も的確ですし。

 

――最近、Apex で印象に残っているマッチはありましたか?

平岩:最近ではシーズン12のスプリット2で、ダイヤランクに昇格できたゲームが印象的でした。ステージがキングスキャニオンだったのでマップが狭く、漁夫(「漁夫の利」を略した用語で、敵と戦い消耗したチームに攻撃をしかけること)が次から次へと来るじゃないですか。僕らは高所を守っていて、漁夫を4チーム退けてチャンピオンを取れました。

 

――4チームを退けるとは、すごいですね!

Apexの楽しさを話す平岩さん

平岩:その分すごく達成感を感じました。高所を死守しながら、「こっち来てるよ!」「あのチームを先に倒そう!」「一旦引こう!」と3人でわちゃわちゃ遊ぶのがすごく楽しくて。「ここは俺たちが絶対守るんだ」と強く結束できました。

 

――その状況はタワーディフェンス(リアルタイムシミュレーションの一種で、特定の拠点を守るゲームジャンル)みたいですね。

平岩:ほんとにそうですね。敵を迎撃するのか、敵同士をうまく誘導して戦わせるのか。一瞬一瞬の判断が問われました。

Apexではキャラクターのアビリティをうまく使うと自軍に有利な状況を生み出せます。早めに移動して有利なポジションを取ったり、敵チームを自分たちに有利な位置へ移動させたりもできる。そういった計略がうまく決まったときはめちゃくちゃ楽しいです。

 

PCの性能は勝敗を左右する。eスポーツにおけるスペックの重要性

 

――ここからはPCの話に移りましょう。平岩さんはプライベートでよくApexを遊んでいますが、PCにはどのようなスペックを求めているのでしょうか?

平岩:僕が重視しているのはグラフィックボード(以下、グラボ)です。FPS・TPSも遊びますが、『グランド・セフト・オート』など、高いスペックを持ったグラボありきの高画質なゲームも大好きなんです。こういったゲームはやはり最高の解像度で遊びたいですし、快適に動かしたい!

ただ、欲を言うと全部欲しくなっちゃいます(笑)。FPS・TPSでは回線やSSDの読み込み速度が求められますし、配信をするとCPUやメモリのパワーも欲しくなる。このあたりは終わりが見えないですね。

PCとゲームの関わりについて話す平岩康佑さん

 

――ちなみに、FPSにPCのスペックはどのように影響してくるのでしょうか?

平岩:やはり、ハイスペックなPCほど快適だと思います。グラボが高機能だと視認性が良くなり索敵もしやすいですし、CPUやメモリが高性能なPCならフレームレートやレスポンスが良くなって、エイムも向上します。

現に、一度ハイスペックなPCに慣れると、ロースペックなPCで遊ぶのがすごくストレスになるんですよね。以前出張先で、業務用のノートPCでFPSを遊んだ時には、動きがいつもと違ってゲームに集中できませんでした。

自分の腕前のせいで負けていても、「もしかしてPCのせいかな?」と言いたくなるぐらい感触が違います。

 

――そのあたりはリアルなスポーツ用品と似ているかもしれませんね。専用のシューズとスニーカーでは動きやすさが違いますし、試合の勝敗が分かれることもある。普段CS(据置ゲーム機)で遊ばれていて、ゲーミングPCに興味を持たれている方は、購入前に一度ゲーミングカフェなどで体験してみてもいいかもしれないですね。

平岩:そうですね。同じパッドでも感覚が全然違いますよ。プロはみんなパフォーマンスを求めてゲーミングPCで遊んでいます。CSにはCSの良さがありますが、ランク上位を目指したいならゲーミングPCがおすすめです。

 

自作PCを組む平岩さんに聞く、初心者におすすめのゲーミングPC

BTOパソコンのメリットを語る平岩康佑さん

 

――プライベートでは自作PCを組んでいるという平岩さんに聞きたいのですが、はじめてゲーミングPCを買う人におすすめの機種はありますか?

平岩:初心者には断然、BTOパソコン(メーカーが受注生産で販売する組み立て済みPC)をおすすめします。

というのも、自作PCではOSのインストールでつまづいてしまう人が多いんですね。僕自身も、パーツの相性が悪く、何度いじってもスリープから復帰しないこともありました。PCが不安定な挙動になってしまうこともあるので、ゲームのプレイになかなか辿り着けないんです。

BTOパソコンならメーカー側がOSを設定して出荷してくれるので、箱から出してコードを繋げばすぐに遊べます。注文時にスペックも選べますし、カスタマイズしたくなったらパーツを買って付け替えもできる。もし自作PCにチャレンジしたい方は、BTOパソコンを入り口にするのがいいと思います。

PCのスペックの考え方について話す平岩康佑さん

 

――スペックはどのようなものを購入すれば良いでしょうか?

平岩:基本的には遊びたいタイトルに合わせるのが正解ですが、スペックには少し余裕を持たせた方がいいですね。

ゲーム中はマルチタスクになりがちです。ゲームを動かしながらマップや攻略動画を調べて、さらにDiscordでボイスチャットをしながらスレッドに動画を流す、なんて状況もあります。それゆえ、マルチタスクをこなせるだけのスペックが必要だと思います。

 

――なるほど、「大は小を兼ねる」と言いますし、ゲームの必要スペックも年々上がっていますから、性能に余裕がある方が長く使えそうですね。

 

平岩さんがGALLERIAのBTOパソコンで『Apex Legends』にチャレンジ!

平岩康佑さんのデスク環境

 

――さて、ここからはBTOパソコンを使ってApexを遊んでもらいましょう。今回はBTOパソコンのなかから、パソコンショップ・ドスパラを展開するサードウェーブのゲーミングPC「GALLERIA」の「XA7C-R36T」を用意しました。

平岩:モードはカジュアルで、マップはストームポイントですね。キャラはヴァルキリーを選びます。と、その前にエイム感度を設定しましょうか。

平岩康佑さんのApexの感度設定・環境

 

――設定は少々ハイセンシ(操作感度が高め)ですね。設定を公開するのは初めてではないですか?

平岩:そうですね、恥ずかしいのであまり公開したくなくて……(笑)。では、設定も済んだので、マッチに入りますね。

Apexのゲーム画面

 

――初動の接敵はなく、武器はウイングマンとCAR SMGを取りましたね。近距離向きの武器選択です。

平岩:ウイングマンはよく使いますね。……と言っている間に、接敵せずに残り10チームになりました。カジュアルモードなので減りが早い。ちょうど味方が銃声の方向にピン刺ししたので漁夫に行きます。

 

――キルログが出ていないので、少しタイミングが早い気がしますがどうなるか……。あー!! 一人はノックダウンしましたが、押し返されてチームが全滅してしまいました。

悔しがる表情の平岩康佑さん

平岩:これは悔しい!! もう少し突入タイミングを遅らせていれば勝てたかもしれません。チャンピオンを獲れず、すみません(笑)。

 

――いえいえ、狙ってもなかなか獲れないものですから。GALLERIAのゲーミングPC「XA7C-R36T」を使ってゲームをプレイしていただきましたが、触ってみてどのような感想を抱きましたか?

平岩:動作はすごく安定感がありますね。遅延がなくストレスを感じないので、スッとゲームに集中できるのはさすが。申し分ないスペックだと思います。

GALLERIAは実況の現場でもよく見かけるBTOパソコンですし、業界で一番売れているのでプロもよく使っています。競技シーンでもよく使われているので「みんなGALLERIA」というイメージです。

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」ロゴ

 

――信頼できるブランドなのですね。スペック以外に気に入った点はありましたか?

平岩:筐体がシンプルかつスタイリッシュなので、オフィスに置いてもおかしくないデザインですよね。USBやイヤホンのポートが筐体の前面についているところもポイントが高い。ポートが斜めになっているので、デバイスの差し替えが快適です。

サードウェーブのBTOパソコン「GALLERIA」の天面部分

平岩:あとはSteam(PCゲームの配信プラットフォーム)のプリインストールも気に入りました。「Steamをインストールして、再起動して、そこからソフトをダウンロードして」というプロセスは煩わしいので、手軽に遊べるのは嬉しいです。

 

――スペックだけでなく、UIも充実していると。

平岩:そうですね。ソフトウェアも優れていると思います。普段使っているOSはWindows10ですが、「XA7C-R36T」に搭載されているWindows11は動きがシームレスに感じます。

ゲーム中は画面を切り替えるために「Winボタン」を押す機会が多いんですよ。チームメンバーから「マイクが聞こえない」と言われてDiscordの設定を変更する際に、Windows10では画面が一旦ブラックアウトしてしまいます。Windows11はブラックアウトもなく、スムーズに動くので視覚的なストレスがありません。

 

――ここ数年でリモートワークが普及しましたから、ゲーミング兼仕事用にPCを使う人も多いと思います。日常的に使うものなので、ストレスなく動かせるのはポイントが高いですね。

 

「ここ数年でより層が厚くなった」、平岩さんが語る eスポーツ業界の変化

 

シャドウバースの大会で実況を担当した際の平岩康佑さん

2018年に行われた『シャドウバース』世界大会の実況を担当した際の平岩さん

 

――最後に、eスポーツ業界の変化について聞かせてください。平岩さんは2017年から多数の実況をされていますが、印象的だった試合を教えてください。

平岩:2018年のシャドウバース(スマホ・タブレット・PC向けのオンライントレーディングカードゲーム)の世界大会が強く印象に残っています。この大会の優勝賞金は100万ドルで、ふぇぐ(feg)選手が優勝しました。

決勝の最終戦はいま思い出してもすごかった。試合方式は3マッチの先取で、状況は2-2。最終戦の結果で優勝が決まりました。

この時、ふぇぐ選手は相手の手札が透けて見えているような、神がかりなプレイをしたんです。定石ではすぐ場に出すべきカードを手札に留めて、辛抱強く勝負に出るタイミングを探っていました。ふぇぐ選手はじわじわとアドバンテージを積み重ね、僅差でふぇぐ選手が勝利!

その瞬間、会場からスタンディングオベーションが起きたんです。その時の大歓声は社交辞令ではなく、本気の賞賛だと感じました。

きっと会場の皆さんは「奇跡的な瞬間に立ち会っている」と感じたのだと思います。eスポーツ観戦者の多くは、自らゲームを遊んでいるのでリテラシーが高い。だからこそ、ゲームの展開や選手の妙技を深く理解できるんですね。ゆえに会場の熱量が高くなりやすいんです。

平岩康佑さんがPCゲームをするときに使用しているマイク

 

――世界大会の配信を見ていると、いつも「盛り上がり方がすごいな」と感じていましたが、そういった背景があったのですね。ここ数年でeスポーツの大会にはどのような変化がありましたか?

平岩:近年の盛り上がり方はすごいですね。つい最近、オフラインで『VALORANT』(5対5のチーム戦で行われるFPSのタクティカルシューター)の世界大会が開かれましたが、約1万枚の有料チケットが十数時間で完売しました。

ここ数年はコロナ禍の影響でオンラインのイベントが続いていました。オフラインのゲームイベントがなく、ゲーマー同士のリアルな交流が減っていたため、ゲームファンの皆さんもフラストレーションが溜まっていたと思います。2022年は東京ゲームショウやeスポーツのオフライン大会も復活するので、今年はゲーマーのフラストレーションが発散される年になると思います。

 

――視聴者の数は増えているのでしょうか?

平岩:視聴者はもちろん、おうち時間の需要でプレイヤーも増えています。

選手のレベルも上がっていて、Apexでは今年、日本人プレイヤーのチームが世界大会「ALGS」で3位を獲得しました。FPSやTPSのジャンルでは海外選手が強く、ずっと「日本は世界大会では勝てないのでは」と言われ続けてきたんです。なので、大きな変化が起きていますね。

最近では民間企業の社内大会も増えていますし、地方自治体や商工会議所もレクリエーションとして大会を開催しています。

ゲームという共通言語があるだけで人と人が繋がれる世界になってきているのは、素晴らしいことだと感じています。

eスポーツの今後を語る平岩康佑さん

 

――裾野が広がってきていますね。

平岩:eスポーツの認知度は年々高まっていますし、大会やチームのスポンサーも増えています。プロゲーマーという職業が認知されはじめているので、若手選手も親御さんや学校から理解を得やすくなりました。そのため、良い選手が競技シーンに長く留まれるようになっています。

最近では高校生大会も盛り上がっていますし、若い選手が増えれば活躍する人も増えていくはず。今後、ますますeスポーツは盛り上がっていくと思います。

 

――今後さらなる成長が期待できますね。本日はありがとうございました!

 

平岩さんがレビューしたGALLERIAのゲーミングPC「XA7C-R36T」を詳しくご紹介!

サードウェーブのBTOパソコン・GALLERIA「XA7C-R36T」の斜め前

製品名:GALLERIA「XA7C-R36T」

製品ページ:https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=10881&sn=0&st=1&vr=10&tb=2#tabContents

税込価格(標準構成時):¥239,980〜

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-12700
GPU NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB (HDMI x1,DisplayPort x3)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
ストレージ 1TB SSD (NVMe) / HDD無し
その他 マザーボード:インテル H670 チップセット ATXマザーボード

まず特筆したいのは、汎用性が高いスペックです。GPUは2020年12月に発売されたRTX 3060 Ti。これはミドルクラスのグラフィックボードで、一部タイトルの4K表示にも対応しています。

対するCPUはCore i7-12700で、ゲーミングPC向けの定番モデルを採用。マルチスレッド性能が高く、ゲーム実況や動画編集など、高いスペックが求められる作業にも使用できます。

RTX 3060 TiとCore i7-12700は相性も良く、ApexではフルHDなら240Hzに、WQHDでは144Hzに対応可能です。

搭載OSは最新のWindows11 Home 64ビット。ゲーミング用途だけでなく、リモートワークや配信などの用途でも高い性能を発揮してくれます。

サードウェーブのBTOパソコン・GALLERIA「XA7C-R36T」のエアフロー説明図

PCケースにもGALLERIAのこだわりが。フロントケース両サイドの吸気口と天面の排気口により、エアフローと排熱効率が大きく向上しました。

さらにUSB端子はフロント・背面合わせて計12ポートを搭載し、Type-Cポートも用意されています。映像端子はHDMIがひとつ、DisplayPortが3つで、マルチディスプレイ構成にも対応可能です。

サードウェーブのBTOパソコン・GALLERIA「XA7C-R36T」の背面

総じて、「初心者はこれを買っておけば間違いない!」と言えるBTOパソコンではないでしょうか。

BTOパソコンショップ・ドスパラを展開するサードウェーブは、高品質なパーツを厳選したうえで、すべてのPCを国内で生産。注文確定から出荷まで、わずか2日と短納期なのも嬉しいポイントです。さらに、サポートセンターは24時間いつでも問い合わせでき、購入前の相談も可能。BTOパソコン初心者も安心のサポート体制が整っています。

 

© 2022 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc


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