GPUおすすめ製品20選(NVIDIA・AMD)~ベンチマーク性能&選び方の比較ポイント【2021年更新】
GPUとは
GPUは、Graphics Processing Unitの略称で、画像(映像)の処理を専門に行う半導体チップです。このパーツの性能によって、画像や映像の処理能力が左右されるので、ゲームのプレイや映像の視聴はもちろん、動画の編集や、書き出す際の処理速度などにも大きな影響をおよぼします。
「サイバーパンク2077」や「Red Dead Redemption 2」など高解像度のゲームが人気を集め、YouTubeには4K画質の動画投稿者が増えている昨今、GPUの重要性は増しています。より高速な処理を実現するため、NVIDIA社、AMD社の2大メーカーが熾烈な開発競争を繰り広げ、日進月歩の勢いで高性能化が進んでいます。
NVIDIA GeForceシリーズはゲームのプレイやVRにおすすめ
画像引用元:nvidia.com
NVIDIA社がリリースしている「GeForce」シリーズは、3DCGの柔軟な描画処理に優れたGPUです。3DCGをふんだんに使った最新ゲームをプレイするコアなゲームファンから圧倒的な支持を得ており、昨今ではVRゴーグルとPCを組み合わせて3Dのアバターを操作するVTuberにも人気です。
加えて、ドライバなどソフトウェア面での安定性も高いため、初めてGPUを購入する初心者からも人気を集めており、「フォートナイト」「Apex Legends」などのゲームをプレイするためにGPUの購入を検討している自作初心者にもおすすめです。
また、画像処理の性能をとことんまで追求したハイエンドモデルがリリースされていることも、「GeForce」シリーズの大きな特徴です。
【こんな人・用途におすすめ】
- 「サイバーパンク2077」など高スペックを要求する最新ゲームを遊びたいゲーマー
- 「フォートナイト」など人気ゲームをプレイするために初めてパソコンを自作する初心者
- VR機器を使ってVTuberとして活動したい動画配信者
- VR映像やVRゲームを楽しみたい人
AMD Radeonシリーズは映像クリエイターやYouTuberにおすすめ
画像引用元:amd.com
AMD社がリリースしている「Radeon」シリーズは処理速度が早く、データ量が膨大な画像や映像の処理に向いているGPUです。特に動画編集や動画の書き出しに強く、動画編集を専門に行うプロの映像クリエイターはもちろん、YouTubeなどの動画配信サイトの配信者にも適しています。
また、Fluid Motionと呼ばれるAMD社独自の映像補完技術により、あらゆる映像をなめらかに視聴することが可能に。古い映像作品を頻繁に視聴している人にもおすすめです。
【こんな人・用途におすすめ】
- 動画の制作や編集を行う映像クリエイター
- 高画質な写真を取り扱うカメラマン
- 動画を編集し投稿しているYouTuber
- 動画配信サイトなどで古い映像をよく見る人
GPUのベンチマークとは?
GPUの性能を測る指標のひとつである「ベンチマーク」は、3DMark Fire Strikeや3DMark TimeSpy、PassMarkといった専用のベンチマークソフトを使って行われます。ベンチマークソフトがGPUに負荷を与え、与えた負荷に対してどの程度の速度で処理を行えたかを計測して、GPUの性能を判定するという方法です。
基本的にベンチマークソフトは、CPUとGPUの性能を同時にチェックするものなので、結果はCPUの性能にも左右されますが、チェック項目によっては、CPUの負荷を減らし、GPUに大きな負荷をかけて、GPUの性能を中心にチェックすることも可能です。
チェックできる性能はベンチマークソフトごとに異なりますので、下記にそれぞれのソフトの特徴をまとめました。
- 3DMark Fire Strike
Microsoftがゲームなどのプログラミングをサポートするために提供しているDirectXと呼ばれるソフトの中でも、Windows7など古いPCにインストールされているDirectX11に対応したベンチマークソフトです。少し古めのゲーミングPCでゲームをプレイする際などに指標として用いられます。
- 3DMark TimeSpy
Windows10に搭載されている最新のDirectX12に対応しており、現在主流となっているベンチマークソフトです。最新ゲームのプレイを想定している場合は、こちらのベンチマークソフトの指標を参考にしましょう。
- PassMark
Microsoft OfficeやAdobe系のアプリなど、アプリを使った作業を行う際の性能を判定するために用いられるソフトです。PCの基本的な性能をチェックできる、最もスタンダードなベンチマークソフトといえるでしょう。
実際に定番の3DMark TimeSpyを使用した結果を見てみましょう。NVIDIA、AMDそれぞれの人気モデルを対象に、ベンチマークの数値と発売日や価格についてまとめました。
なお、GPUは同じチップセットを使用していても、基盤や冷却ファンなどと一体になったグラフィックボードとして売られている価格はメーカーごとに異なるので、本記事では人気モデルの価格を参考価格として掲載しています。
【NVIDIA・AMD主要GPUのベンチマークスコア】
ベンチマーク | 発売日 | 参考価格 | |
---|---|---|---|
NVIDIA GeForce RTX 3080 | 17694 | 2020年9月 | 113,300円 |
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | 11933 | 2020年12月 | 60,801円 |
NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | 10162 | 2019年7月 | 69,575円 |
NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER | 5002 | 2019年3月 | 27,940円 |
AMD Radeon RX 6800 XT | 17744 | 2020年12月 | 109,780円 |
AMD Radeon RX 5700 XT | 9541 | 2019年7月 | 49,280円 |
AMD Radeon RX 5600 XT | 7591 | 2019年7月 | 34,384円 |
AMD Radeon RX 570 | 3863 | 2017年4月 | 21,800円 |
上記の結果を見ると、ミドルエンドのGPUではAMD「Radeon」シリーズが高いコストパフォーマンスを誇っていることがわかります。ただし、前述のようにGPUにはそれぞれ得意分野があるので、ベンチマークのスコアだけを参考にせず、どんな用途でGPUを使用するのかをよく考えたうえで、最適なGPUを選びましょう。
GPUの性能比較ポイント・選び方
実際にGPUを選ぶ際には、ベンチマークの結果だけでなく、以下の項目についてもチェックして下さい。特に型番は重要なポイントになりますので、購入する際は必ず確認しましょう。
- 型番・世代・チップ
- コア数
- VRAM・メモリ
- 平均fps
- サイズ
- 出力端子
- TDP(熱設計電力)
型番・世代・チップ
GPUは、一般的に基板や冷却ファンなどと一体となったグラフィックボードという形式で販売されています。グラフィックボードを購入する際には、ボードに搭載されているGPUの型番を必ずチェックしましょう。
- NVIDIA「GeForce」シリーズ
GeForceの後につく「RTX」などの表記はシリーズ内のグレードを表します。最高位のグレードがRTXで次がGTX、その次がGTS、その次がGTとなります。また、「3080」などの数字は世代と性能を表します。頭二桁が世代となり、3000番台が最新モデルです。下二桁は性能を表し、数値が大きいほど高性能なモデルです。さらに、数字の後につく「Ti」や「SUPER」は、それぞれのモデルの上位機種であることを表します。
- AMD社の「Radeon」シリーズ
現行モデルのほとんどが最高位の「RX」シリーズとなっており、RXの後ろに記載されている数字が大きければ大きいほど、新しく高性能なモデルとなります。現時点での最新モデルは6000番台です。
【POINT】
グラフィックボードを購入する際は、搭載されているGPUの型番をチェックして、なるべく最新のモデルを購入しましょう。
コア数
コアとはコアプロセッサーの略称で、「コア」という名称が示す通りGPUの中核となる部分です。最新のCPUが複数の処理を同時並行して行うため複数のコアを搭載しているのと同様にGPUにも複数のコアが搭載されています。
このコア数が多ければ多いほど同時に複数の処理ができるため、3DCGを使った最新ゲームをプレイする際などに大きく影響します。
【POINT】
同時にさまざまな画像や映像の処理をしなくてはならない最新のゲームをプレイするなら、コア数の多いモデルを選びましょう。
VRAM・メモリ
VRAM・メモリは、グラフィックボードに搭載されているメモリです。通常のメモリと同様に、データを一時的に処理するために用いられるもので、多ければ多いほど重い映像ファイルや画像ファイルをスムーズに扱うことができます。最新ゲームをプレイする指標になるのはもちろん、動画編集をする際などにも大きく影響します。
4K動画の編集や、3DCGを制作するなら8G程度は欲しいところです。
【POINT】
動画の編集や3DCGを制作するなら、8GB程度のVRAM・メモリを搭載したグラフィックボードを選びましょう
平均fps
fpsはフレームレートを表す数値で、フレームレートとは、動画を構成するフレーム(コマ)の数を表したものです。fpsは1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示しており、数値が大きければ大きいほどなめらかな映像になります。
fpsの値は、GPUの性能はもちろん、CPUの性能やプレイするゲームによってさまざまですが、平均値が記載されているものもありますので、よりなめらかな映像を楽しみたい場合は、平均fpsの高いものを選びましょう。
【POINT】
ゲームでの使用など、よりなめらかな映像が求められる用途を想定している場合は、平均fpsの高いGPUを選びましょう
サイズ
GPUは、高性能化が進むのと比例して、発熱量も増加傾向にあります。そのため、グラフィックボードにはGPUを冷却するために大型のファンが取り付けられ、サイズは大型化の一途を辿っています。
高性能なグラフィックボードほどサイズは大きくなるので、搭載を予定しているケースに収まるのか、購入する際はサイズをしっかり確認しましょう。
【POINT】
特に、高性能なGPUを搭載した大型のグラフィックボードを購入する際は、サイズをしっかり確認しなくてはいけません。
出力端子
出力端子は、グラフィックボードからディスプレイに映像を出力する際の規格を表したものです。有名なものではHDMIなどの規格があります。
PC用ディスプレイは、HDMIやDisplayPortといった入力端子を備えているものがほとんどで、最新のグラフィックボードにはこれらの出力端子が搭載されています。そのため、一般的にはあまり気にする必要はありませんが、少し古めのディスプレイの場合は、VGA(D-sub15)やDVIといった入力端子しかない場合もあるので、購入する際はグラフィックボードにこれらの出力端子がついているかどうか確認してください。
【POINT】
少し古めのディスプレイを使っている場合は、ディスプレイの入力端子を必ず確認し、対応したグラフィックボードを購入してください。
TDP(熱設計電力)
TDPはThermal Design Powerの略称で、GPUの設計上想定される最大放熱量を表したものです。この数値を参考にGPUをいかに冷却するかが検討され、グラフィックボードには対応した冷却ファンが取り付けられています。
この数値が高いとケース内の温度がその分だけ上昇するので、大きめのケースを採用して、ケース内部を冷却するためのケースファンも高性能なものを選ぶ必要があります。
【POINT】
TDPの高いGPUを搭載したグラフィックボードを採用する場合は、大きめのケースと高性能なケースファンを用意しましょう。
【NVIDIA・AMD】おすすめGPU20選~2021年版
GPUの選び方に応じて、2021年1月時点で購入できる製品の中から、用途にあわせたおすすめのモデルを紹介していきます。
- GeForce RTX 3080~最新ゲームを最高画質でプレイできる!
- Radeon RX 6800 XT~プロの映像クリエイター御用達
- GeForce RTX 3060 Ti~コスパに優れた高性能ゲーミングGPU
- Radeon RX 5700 XT~YouTuberに人気のクリエイティブGPU
- GeForce RTX 2070 SUPER~ゲーマーたちに愛され続けた定番GPU
- Radeon RX 5600 XT~3万円台でゲームも動画編集もこなせる
- GeForce GTX 1660 SUPER~低予算で「Apex Legends」をプレイ!
- Radeon RX 570~クリエイター向けのエントリーモデル
- GeForce RTX 3090~ GeForceシリーズ最強の最新GPU
- Radeon RX 590~ゲーマーのファンも多いRadeonのエントリーモデル
- GeForce RTX 3070~最新ゲームをはじめるならこのGPUで
- GeForce GTX 1650 SUPER~万人向けのエントリーモデル
- GeForce GTX 1650~超低電力が魅力の省スペースPC向けGPU
- GeForce RTX 2060 SUPER ~ GeForceのミドルエンドGPUならこれ
- GeForce RTX 2060~格安中古価格が魅力の人気GPU
- GeForce GTX 1660 Ti~低予算で最新ゲームを楽しみたいならこのGPU
- GeForce GTX 1660~2万円台で「フォートナイト」もプレイ可能
- TITAN RTX~伝説となったかつての最強GPU
- Radeon RX Vega 64~中古価格がお手頃な旧世代のハイエンドモデル
- GeForce RTX 2080 Ti~動画編集にも適したゲーミングGPU
GeForce RTX 3080~最新ゲームを最高画質でプレイできる!
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:113,300円
発売日 | 2020年9月 |
---|---|
ベンチマーク | 17694 |
コア数 | 8704 |
VRAM・メモリ | 10GB |
平均fps | フルHD:240 fps WQHD:170 fps 4K:105 fps |
サイズ | 323x140x56 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 340 W |
RTX 3080はGeForce シリーズのハイエンドモデルです。10万円台前半で購入できるGPUとしては破格の性能を有し、「サイバーパンク2077」「Red Dead Redemption 2」といった最新ゲームを最高画質でプレイできます。今後リリースされるゲームは要求スペックがどんどん上がって行くことが考えられるので、PCゲームを高画質でプレイするなら、RTX 3080を搭載したグラフィックボードは確実に選択肢に入ってくるでしょう。
メリット
- ベンチマークの数値が高く、処理が高速
- メモリが10GBと優秀
- 平均fpsの値が高く、フルHD画質のゲームなら240fpsでプレイ可能
デメリット
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
- TDPが高く、高性能なケースファンが必要
- 電力の消費も多いため最低でも750W以上の電源ユニットが必要
こんな人におすすめ
- 「サイバーパンク2077」など最新のゲームを最高画質でプレイしたいゲーマー
- eスポーツで採用されるゲームなどfps値が勝敗を左右するゲームをプレイしているゲーマー
- 動画の編集を行う映像クリエイターや動画投稿者
購入サイト
Radeon RX 6800 XT~プロの映像クリエイター御用達
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:109,780円
発売日 | 2020年12月 |
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ベンチマーク | 17744 |
コア数 | 4608 |
VRAM・メモリ | 16GB |
平均fps | フルHD:240 fps WQHD:170 fps 4K:100 fps |
サイズ | 310×134.3×55.3 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 350W |
Radeon RX 6800 XTは2021年1月の時点でリリースされているRadeonシリーズの中で最高性能を誇るモデルです。10万円台前半という価格ながらも圧倒的な処理速度を誇り、特に3DCGの制作や動画の編集などに強いため、プロの映像クリエイターから支持されています。一方、コア数は同ランクのGeForceシリーズと比べて少ないため、ゲーミング性能では一歩遅れをとりますが、メモリは16GBと充実。映像制作や、VR機器を使ってVTuberとしての活動を行うならこちらをおすすめします。
メリット
- ベンチマークの数値が高く、処理が高速
- メモリが16GBと優秀
- 3DCGの制作や動画の編集に適したチップセットを搭載
デメリット
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
- TDPが高く、高性能なケースファンが必要
- 電力の消費も多いため最低でも750W以上の電源ユニットが必要
- コア数が少なく、ゲーミング性能では同クラスのGeForceに遅れをとる
こんな人におすすめ
- 3DCGを扱う映像クリエイター
- 4K動画の編集を行う映像クリエイター
- VR機器を使って3Dのアバターを動かしたいVTuber
購入サイト
GeForce RTX 3060 Ti~コスパに優れた高性能ゲーミングGPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:60,801円
発売日 | 2020年12月 |
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ベンチマーク | 11933 |
コア数 | 4864 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:150 fps WQHD:115 fps 4K:70 fps |
サイズ | 269x136x52 mm |
出力端子 | HDMIx2 DisplayPortx3 |
TDP | 200W |
GeForce RTX 3060 Tiは最新のGeForceシリーズ(3000番台)の中で最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。実売価格6万円台ながら、「サイバーパンク2077」「Red Dead Redemption 2」といった最新ゲームを高画質でプレイできるほか、高い平均fps値を活かして「フォートナイト」「Apex Legends」などの人気ゲームを最高画質で快適にプレイできます。予算を抑えてゲーミングPCを構築するなら、このGPUが搭載されているグラフィックボードを選びましょう。
メリット
- 実売価格6万円台ながら最新のゲームもプレイできるスペック
- 「フォートナイト」など人気ゲームを高画質で快適にプレイできる
- メモリは8GB搭載しているので、ある程度重い動画の編集も可能
デメリット
- 全長25cm以上とそれなりに大きいため搭載できるケースの幅が少ない
- 人気モデルのため品薄になる傾向
こんな人におすすめ
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームをプレイしたいゲーマー
- 「Apex Legends」などの人気ゲームを高画質で快適にプレイしたいゲーマー
- 動画の編集を行う映像クリエイターや動画投稿者
- ある程度予算を抑えながらも高性能GPUが欲しい人
購入サイト
Radeon RX 5700 XT~YouTuberに人気のクリエイティブGPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:49,280円
発売日 | 2020年7月 |
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ベンチマーク | 9541 |
コア数 | 2560 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:125 fps WQHD:95 fps 4K:55 fps |
サイズ | 232x126x46 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 225W |
Radeon RX 5700 XTはRadeonシリーズの中でもコストパフォーマンスに優れたモデルです。実売価格5万円台ながら高いベンチマーク値を誇り、メモリも8GB搭載しているため、高画質な動画や写真の編集を快適に行えます。フルHDの動画を投稿しているYouTuberにも人気で、2Dモデルを動かして活動しているVTuberにも支持されています。これから動画投稿を始めようと思っているライバー志望者は、まずはこのGPUを搭載しているグラフィックボードから購入されてみてはいかがでしょうか?
メリット
- 実売価格5万円以下で10000に迫るベンチマーク値
- メモリを8GB搭載し、ある程度重い動画の編集も可能
- 「フォートナイト」など人気ゲームを快適にプレイできる
デメリット
- 全長23cm以上とそれなりに大きいため搭載できるケースの幅が少ない
- 人気モデルのため品薄になる傾向
- ゲーミング性能はゲーミング性能では同クラスのGeForceに遅れをとる
こんな人におすすめ
- 動画を投稿しているYouTuber
- 2Dのアバターを使って活動しているVTuber
- 高画質の動画や写真の編集を行いたい人
- ある程度予算を抑えて動画編集用のPCを自作したい人
購入サイト
GeForce RTX 2070 SUPER~ゲーマーたちに愛され続けた定番GPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:69,575円
発売日 | 2019年7月 |
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ベンチマーク | 10162 |
コア数 | 2560 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:130 fps WQHD:95 fps 4K:55 fps |
サイズ | 271x115x42 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 215 W |
GeForce RTX 2070 SUPERは、リリース以来、多くのゲーマーに支持され続けている定番のGPUです。「サイバーパンク2077」「Red Dead Redemption 2」といった最新ゲームを快適にプレイできる性能を有しながらも、実売価格は6万円程度とお手頃。同クラスのRadeon RX 5700 XTと比べると若干割高ではありますが、ゲーミング性能で選ぶならこちらのGPUとなるでしょう。
メリット
- 実売価格6万円台ながら「サイバーパンク2077」などの最新ゲームがプレイできる性能
- 「フォートナイト」など人気ゲームを高画質で快適にプレイできる。
- メモリは8GB搭載し、ある程度重い動画の編集もできる
- 同クラスのRadeonシリーズよりゲーミング性能に優れている
デメリット
- 全長27cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる。
- 同クラスのRadeonシリーズより割高
- 3000シリーズの1世代前のモデルなので構造が古い
こんな人におすすめ
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームをプレイしたいゲーマー
- 「Apex Legends」など人気ゲームを高画質で快適にプレイしたいゲーマー
- 動画の編集を行う映像クリエイターや動画投稿者
- ある程度予算を抑えて高性能なGPUが欲しい人
購入サイト
Radeon RX 5600 XT~3万円台でゲームも動画編集もこなせる
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:34,384円
発売日 | 2019年7月 |
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ベンチマーク | 7591 |
コア数 | 2304 |
VRAM・メモリ | 6GB |
平均fps | フルHD:105 fps WQHD:80 fps 4K:45 fps |
サイズ | 230x98x40 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 150 W |
3万円台で購入でき、動画の編集から「フォートナイト」など人気ゲームの高画質プレイにまで対応する、コストパフォーマンス抜群のGPUです。GPUを新調して、動画や画像の処理もゲームも両方楽しみたいという人は、このGPUを搭載したグラフィックボードを購入すると良いでしょう。最新ゲームの最高画質プレイや、高画質の動画をサクサク編集するとなるとスペック的に厳しいですが、あらゆる作業をそつなくこなせる点が魅力です。
メリット
- 実売価格3万円台ながら動画の編集や人気ゲームのプレイにも適したスペック。
- 平均fps値もそれなりに高く、「フォートナイト」など人気ゲームを快適にプレイできる。
- YouTubeに投稿するフルHD動画の編集に適している。
デメリット
- 高解像度の動画編集や最新のゲームを最高画質でプレイするには厳しいスペック。
- 全長23cm以上とそれなりに大きいため搭載できるケースの幅が少ない
- 人気モデルのため品薄になる傾向
こんな人におすすめ
- できるだけ予算を抑えて動画編集もゲームも楽しみたい人
- 投稿する動画を編集したいYouTuber
- 自分で撮影した写真の編集をしたい人
- 2Dでイラストを描きたい人
購入サイト
GeForce GTX 1660 SUPER~低予算で「Apex Legends」をプレイ!
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:27,940円
発売日 | 2019年3月 |
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ベンチマーク | 6111 |
コア数 | 1408 |
VRAM・メモリ | 6GB |
平均fps | フルHD:90 fps WQHD:65 fps 4K:40 fps |
サイズ | 173.4×111.15×35.3 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 125W |
「Apex Legends」など人気ゲームをできるだけ低予算で始めたいなら、GeForce GTX 1660 SUPERがおすすめです。画質を落とせば、ゲームをプレイしながら実況もできるので、そこまで高いスペックを要求されないゲームの実況でYouTuberデビューしたい方は、このGPUが搭載されたグラフィックボードを選ぶと良いでしょう。
メリット
- 実売価格3万円以下で「Apex Legends」などの人気ゲームをプレイできる
- TDP値が高くないので省電力
- サイズも大きくないので、コンパクトなケースを採用できる
デメリット
- 最新の3DCGを使用したゲームを高画質でプレイするのは少し厳しい
- 高画質の動画を編集して書き出すにはそれなりに時間がかかる
こんな人におすすめ
- 予算を抑えて「Apex Legends」など人気ゲームをプレイしたい人
- 人気のゲームで実況配信をしたい人
- コンパクトなケースにグラフィックボードを搭載したい人
購入サイト
Radeon RX 570~クリエイター向けのエントリーモデル
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:21,800円
発売日 | 2017年4月 |
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ベンチマーク | 3863 |
コア数 | 2048 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:60 fps WQHD:45 fps 4K:25 fps |
サイズ | 237x114x42 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 150 W |
動画や写真の編集などをできるだけ低予算で始めたいなら、Radeon RX 570がおすすめです。このGPUを搭載したグラフィックボードは数多くリリースされており、実売価格2万円台ほどで、メモリを8GB搭載しているモデルであれば、フルHD動画もスムーズに編集可能。古いGPUではありますが、クリエイター向けのエントリーモデルとして長らく人気を集めている製品です。
メリット
- 実売価格2万円台で8GBのメモリを搭載している
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
- 「フォートナイト」など人気ゲームもプレイできる
デメリット
- 人気ゲームを高画質でプレイするには厳しい。
- fps値が勝敗を左右するeスポーツで使うのは厳しい
こんな人におすすめ
- できるだけ予算を抑えて動画編集や写真のレタッチをしたい人
- 2Dでイラストを描きたい人
- 「フォートナイト」などのゲームをプレイしたい人
購入サイト
GeForce RTX 3090~ GeForceシリーズ最強の最新GPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:197,970円
発売日 | 2020年9月 |
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ベンチマーク | 19858 |
コア数 | 10496 |
VRAM・メモリ | 24GB |
平均fps | フルHD:245 fps WQHD:185 fps 4K:115 fps |
サイズ | 317.8×120.7×58 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 350W |
GeForce RTX 3090は、2021年1月現在で最も高性能と位置付けられるGPUです。圧倒的なベンチマーク値と平均fps値を誇り、「サイバーパンク2077」などの最新ゲームも最高画質で快適にプレイできます。さらにメモリは、24GBと圧倒的な容量となっており、高解像度の動画編集や、3DCGの制作、VR機器を使ってのVTuber活動など、どんな用途でも完璧にこなしてくれます。脅威の性能を誇るGPUですが、それだけに実売価格は20万円ほどと高価な点がネックです。
メリット
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームを最高画質で楽しめるスペック。
- メモリは、24GBと圧倒的
- 平均fpsの値が高く、フルHD画質のゲームなら240fps以上でプレイ可能
デメリット
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
- TDPが高く、高性能なケースファンが必要
- 電力の消費も多いため最低でも750W以上の電源ユニットが必要
- 実売価格20万円と高価
こんな人におすすめ
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームを最高画質でプレイしたいゲーマー
- eスポーツで採用されるゲームなどfps値が勝敗を左右するゲームをプレイしているゲーマー
- 3DCGを扱う映像クリエイター
- 4K動画の編集を行う映像クリエイター
- VR機器を使って3Dのアバターを動かしたいVTuber
- 予算を気にせず最高スペックのPCを自作したい自作er
購入サイト
Radeon RX 590~ゲーマーのファンも多いRadeonのエントリーモデル
- 画像引用元:Amazon
- 参考価格:23,500円
発売日 | 2017年7月 |
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ベンチマーク | 4772 |
コア数 | 2304 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:80 fps WQHD:60 fps 4K:35 fps |
サイズ | 278.81×126.78×41.91 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx2 DisplayPortx2 |
TDP | 175W |
Radeon RXのエントリーモデルの中でもゲーマーからの人気が高いモデルです。「フォートナイト」「Apex Legends」などの人気ゲームを十分プレイできる性能を誇り、長らくゲーマーに愛されてきました。メモリも8GB搭載しており動画の編集や写真の編集にも適していますが、古いモデルのため品薄なのが難点です。
メリット
- 「フォートナイト」など人気ゲームもプレイできるスペック
- 実売価格2万円台と安価
- 人気のモデルなのでネット上に使用レビューなどが多い
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
- 8GBのメモリを搭載しているので動画の編集も可能
デメリット
- 人気ゲームを高画質でプレイするには厳しい。
- fps値が勝敗を左右するeスポーツで使うのは厳しい
- 人気モデルのため品薄
こんな人におすすめ
- 「フォートナイト」など人気ゲームをプレイしたい人
- 動画や写真の編集にチャレンジしたい人
- ネット上に情報の多いGPUを探している人
購入サイト
GeForce RTX 3070~最新ゲームをはじめるならこのGPUで
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:67,980円
発売日 | 2020年9月 |
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ベンチマーク | 13821 |
コア数 | 5888 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:180 fps WQHD:130 fps 4K:80 fps |
サイズ | 231.9×141.3×41.5 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 220W |
GeForce RTX 3070は最新のGeForceシリーズ(3000番台)の中でもバランスの良いモデルです。7万円前後という実売価格で「サイバーパンク2077」など最新ゲームをしっかりプレイできる性能を備え、人気ゲームをフルHD画質で180fps以上でのプレイできるなど、eスポーツの種目として採用されているような競技性の高いゲームのプレイにも向いています。
メリット
- 最新のゲームも十分高画質でプレイできるスペック
- フルHD画質で180以上の高いfps値
- メモリは8GB搭載しているので、ある程度重い動画の編集も可能
デメリット
- 最新のゲームを最高画質かつ高フレームレートでプレイするには厳しいスペック
- 人気モデルのため品薄傾向
こんな人におすすめ
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームをプレイしたい人
- 「Apex Legends」などの人気ゲームを高画質でプレイしたい人
- 競技性の高いゲームをはじめたいeスポーツ初心者
- 動画の編集をはじめたい人
購入サイト
GeForce GTX 1650 SUPER~万人向けのエントリーモデル
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:22,030円
発売日 | 2019年11月 |
---|---|
ベンチマーク | 4707 |
コア数 | 1280 |
VRAM・メモリ | 4GB |
平均fps | フルHD:75 fps WQHD:55 fps 4K:30 fps |
サイズ | 172x115x42 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx1 DisplayPortx1 |
TDP | 100 W |
GeForce GTX 1650 SUPERは価格と性能のバランスに優れた万人向けのエントリーモデルです。「フォートナイト」など人気ゲームをプレイでき、なおかつサイズが小さいグラフィックボードが多数リリースされているので、コンパクトなケースにも搭載可能です。動画や写真の編集も可能ですが、メモリは4GBと少々心もとないので、書き出しなどに時間がかかってしまうのが難点ではあります。
メリット
- 「フォートナイト」など人気ゲームをプレイできる性能
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
- TDP値が高くないので省電力
- サイズもそこまで大きくないので、コンパクトなケースを採用できる
デメリット
- 最新の3DCGをふんだんに使用したゲームをプレイするのは厳しい
- メモリは4GBなので動画の書き出しに時間がかかる
こんな人におすすめ
- 低予算で「フォートナイト」などの人気ゲームをプレイしたい人
- 画質にはそれほどこだわらない動画の編集をメインで考えている人
- サイズや低いTDPをいかしてコンパクトなケースに搭載したい人
購入サイト
GeForce GTX 1650~超低電力が魅力の省スペースPC向けGPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:15,980円
発売日 | 2019年4月 |
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ベンチマーク | 5454 |
コア数 | 896 |
VRAM・メモリ | 4GB |
平均fps | フルHD:55 fps WQHD:40 fps 4K:25 fps |
サイズ | 162.4×115.2×35.3 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx1 DisplayPortx1 |
TDP | 75 W |
GeForce GTX 1650は、GeForce GTX 1650 SUPERの下位モデルです。1万5千円程度と価格が抑えられている分、性能面もGeForce GTX 1650 SUPERには一歩劣りますが、TDP値は75Wと低いため、省スペースPCにも搭載できる点が最大の魅力です。「フォートナイト」など人気ゲームもプレイできるので、リビングの邪魔にならない場所に設置して、大画面のテレビにHDMIで映像を出力して遊ぶこともできます。
メリット
- 「フォートナイト」など人気ゲームをプレイできる性能
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
- TDP値が高くないので省電力
- サイズもそこまで大きくないので、コンパクトなケースを採用できる
デメリット
- 最新の3DCGをふんだんに使用したゲームをプレイするのは厳しい
- 「フォートナイト」などの人気ゲームも最高画質でのプレイは厳しい
- メモリは4GBなので動画の書き出しに時間がかかる
こんな人におすすめ
- 低予算で「フォートナイト」などの人気ゲームをプレイしたい人
- リビングなどに設置する省スペースPC用のケースにGPUを搭載したい人
購入サイト
GeForce RTX 2060 SUPER ~ GeForceのミドルエンドGPUならこれ
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:44,800円
発売日 | 2019年7月 |
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ベンチマーク | 8793 |
コア数 | 2176 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:115 fps WQHD:80 fps 4K:50 fps |
サイズ | 310x126x53 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 175W |
GeForce RTX 2060 SUPERは、GeForceシリーズのミドルエンドモデルです。最新のゲームにも対応しつつ、「Apex Legends」など人気ゲームを快適に遊ぶことができます。動画や写真の編集にも適しており、使い勝手のよいモデルではありますが、ライバルとなるRadeon RX 5700 XTと比較するとコストパフォーマンス的には少し厳しいところです。これまでGeForceシリーズを使っていて、GeForceシリーズに思入れがあるなら、こちらのモデルを選ぶのもアリでしょう。
メリット
- 最新のゲームもプレイできるスペック
- メモリは8GBあるので動画の編集もできる
デメリット
- ライバルとなるRadeon RX 5700 XTと比較すると性能面で厳しい
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
こんな人におすすめ
- 5万円程度でゲームのプレイと動画の編集ができるGPUが欲しい人
- GeForceシリーズのミドルエンドモデルが欲しい人
購入サイト
GeForce RTX 2060~格安古価格が魅力の人気GPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:47,773円
発売日 | 2019年1月 |
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ベンチマーク | 7571 |
コア数 | 1920 |
VRAM・メモリ | 6GB |
平均fps | フルHD:105 fps WQHD:75 fps 4K:45 fps |
サイズ | 264.9×120.58×40.41 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 160W |
GeForce RTX 2060 SUPERの下位モデルです。2021年1月時点では、新品の価格に大きな差はないため、新品で購入するならGeForce RTX 2060 SUPERをおすすめしますが、ある程度、PCの知識がある自作erなら、GeForce RTX 2060の中古も選択肢に入ってくるでしょう。人気の高かったGeForce RTX 2060は、中古の流通が豊富なため、平均して3万円台で購入できます。中古ショップやオークションを探せば2万円台後半で購入することも可能です。
メリット
- 最新のゲームもプレイできるスペック
- 中古価格が安い
デメリット
- GeForce RTX 2060 SUPERと比べて新品の価格に大きな差がない
- ライバルとなるRadeon RX 5700 XTと比較すると性能面で厳しい
こんな人におすすめ
- 中古のGPUに抵抗がない自作er
- 5万円程度でゲームのプレイと動画の編集ができるGPUが欲しい人
- GeForceシリーズのミドルエンドモデルが欲しい人
購入サイト
GeForce GTX 1660 Ti~低予算で最新ゲームを楽しみたいならこのGPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:31,328円
発売日 | 2019年2月 |
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ベンチマーク | 6370 |
コア数 | 1536 |
VRAM・メモリ | 6GB |
平均fps | フルHD:95 fps WQHD:70 fps 4K:40 fps |
サイズ | 178x126x41 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx1 DisplayPortx1 |
TDP | 120W |
「サイバーパンク2077」など最新ゲームをとにかく低予算ではじめたいという方におすすめなのがGeForce GTX 1660 Tiです。メモリは6GBとギリギリですが、なんとか「サイバーパンク2077」の推奨スペックは満たしているので、プレイ自体は可能です。性能的には、GeForce RTX 2070 SUPERやRadeon RX 5700 XTには劣りますが、実売価格で1万円以上安いのが大きな魅力です。またDVI端子もついているので少し古めのディスプレイが使えるのも嬉しいところです。
メリット
- 「サイバーパンク2077」などの最新ゲームもなんとかプレイできるスペック
- 「フォートナイト」などの人気ゲームは快適にプレイできる
- 実売価格3万円台で購入できる。
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
デメリット
- 最新ゲームを高画質でプレイするには厳しい性能
- メモリは6GBなので高画質の動画を編集するのは少し厳しい
こんな人におすすめ
- できるだけ予算をかけずに「サイバーパンク2077」などの最新ゲームをプレイしたい人
- 古いディスプレイで最新ゲームや人気ゲームをプレイしたい人
購入サイト
GeForce GTX 1660~2万円台で「フォートナイト」もプレイ可能
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:24,980円
発売日 | 2019年3月 |
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ベンチマーク | 5454 |
コア数 | 1408 |
VRAM・メモリ | 6GB |
平均fps | フルHD:85 fps WQHD:60 fps 4K:40 fps |
サイズ | 174x121x39 mm |
出力端子 | DVIx1 HDMIx1 DisplayPortx1 |
TDP | 120W |
GeForce GTX 1660は2万円台という実売価格で「フォートナイト」などの人気ゲームを快適にプレイできるコストパフォーマンスに優れたGPUです。メモリは6GB搭載され、高解像度の動画を扱うのでなければ動画や写真の編集にも使えます。最新のゲームも動くことは動きますが、スペック的に厳しいので、最新ゲームをプレイするならもう少しグレードの高い製品を選んだ方がよいでしょう。
メリット
- 実売価格2万円台の低価格
- 「フォートナイト」など人気ゲームを快適にプレイできるスペック
- 動画や写真の編集もできる
- DVI端子を搭載しているので少し古いディスプレイにも対応
デメリット
- 「サイバーパンク2077」などの最新ゲームをプレイするには少し厳しい
- メモリは6GBなので高画質動画の編集は少し厳しい
こんな人におすすめ
- 低予算で「フォートナイト」などの人気ゲームをプレイしたい人
- 古いディスプレイで人気ゲームをプレイしたい人
- 画質にそこまでこだわらずに動画や写真の編集をメインで行いたい人
購入サイト
TITAN RTX~伝説となったかつての最強GPU
- 画像引用元:Amazon
- 参考価格:368,000円
発売日 | 2018年12月 |
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ベンチマーク | 14939 |
コア数 | 4608 |
VRAM・メモリ | 24GB |
平均fps | フルHD:170 fps WQHD:130 fps 4K:80 fps |
サイズ | 329x175x93 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 USB Type-Cx1 |
TDP | 280W |
TITAN RTXは2018年12月にNVIDIAが当時の技術の粋を集めた最強GPUとしてリリースしたモデルです。現状のハイエンドGPUと比べても遜色ない性能を誇り、メモリも24GB搭載されているので、最新ゲームのプレイも4Kなど高画質動画の編集も余裕でこなせます。リリース当時は、その脅威のスペックから、本物志向の自作erから熱視線を集めましたが、その圧倒的な価格にも注目が集まりました。2021年1月の時点でも実売価格は40万円近いので、20万円程度で購入できる、より高性能なGeForce RTX 3090を購入する方が現実的ではありますが、中古なら15万円程度で購入できることもあるので、中古での購入を検討してもよいかもしれません。
メリット
- 「サイバーパンク2077」などの最新ゲームを最高画質で楽しめるスペック。
- メモリは、24GBと圧倒的
- 平均fpsの値が高く、フルHD画質のゲームなら170fps以上でプレイ可能
- USB Type-Cでの映像出力に対応している
- 中古なら15万円程度で購入できる可能性も
デメリット
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
- より高性能なGeForce RTX 3090より実売価格で20万円以上高い。
こんな人におすすめ
- 中古に抵抗がない自作er
- 「サイバーパンク2077」など最新のゲームを最高画質でプレイしたいゲーマー
- eスポーツで採用されるゲームなどfps値が勝敗を左右するゲームをプレイしているゲーマー
- 3DCGを扱う映像クリエイター
- 4K動画の編集を行う映像クリエイター
- VR機器を使って3Dのアバターを動かしたいVTuber
購入サイト
Radeon RX Vega 64~中古価格がお手頃な旧世代のハイエンドモデル
- 画像引用元:Amazon
- 参考価格:68,000円
発売日 | 2017年8月 |
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ベンチマーク | 7292 |
コア数 | 4096 |
VRAM・メモリ | 8GB |
平均fps | フルHD:100 fps WQHD:75 fps 4K:45 fps |
サイズ | 270x110x40 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 |
TDP | 295 W |
2017年8月発売のRadeon RX Vega 64は、当時のハイエンドモデルです。現状のハイエンドモデルと比べると性能的には厳しく、新品で購入するならRTX 2070 SUPERやRadeon RX 5700 XTをおすすめします。一方でリリースから時間が経っていることもあり、中古価格はこなれており、3万円台前半から、場合によっては2万円台後半で購入できることもあります。Radeonシリーズの特色でもある動画や画像の処理能力は高いのでクリエイティブな用途にも使えます。
メリット
- 「サイバーパンク2077」などの最新ゲームもギリギリプレイできるスペック
- 「フォートナイト」などの人気ゲームは快適にプレイ可能
- メモリは8GB搭載され、動画や画像の編集にも向いている
- 中古なら2万円台後半で購入できる可能性がある
デメリット
- 最新ゲームを高画質でプレイするには厳しい性能
- 性能のわりに実売価格が6万円台と高い
こんな人におすすめ
- 中古に抵抗がない自作er
- 動画や写真の編集をしたい人
- 中古でもいいので低予算で最新のゲームをプレイしたい人
購入サイト
GeForce RTX 2080 Ti~動画編集にも適したゲーミングGPU
- 画像引用元:価格.com
- 参考価格:167,037円
発売日 | 2018年8月 |
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ベンチマーク | 14765 |
コア数 | 4352 |
VRAM・メモリ | 11GB |
平均fps | フルHD:160 fps WQHD:125 fps 4K:75 fps |
サイズ | 304x118x52 mm |
出力端子 | HDMIx1 DisplayPortx3 USB Type-Cx1 |
TDP | 250W |
GeForce RTX 2080 Tiは2018年8月にリリースされた当時のハイエンドモデルです。現状のモデルと比べても十分高い性能を誇っており、最新ゲームもプレイできるほか、メモリも11GBと動画の編集や画像の編集にも適しています。ただし、性能ではGeForce RTX 3080に劣り、実売価格も高い点はネックになります。ただし、中古なら8万程度で購入できるので、抵抗がなければ購入を検討してもよいでしょう。
メリット
- 「サイバーパンク2077」など最新ゲームもプレイできるスペック
- 「フォートナイト」など人気ゲームを快適にプレイできるスペック
- メモリは11GBと充実しており、動画や写真の編集にも適している
- USB Type-Cでの映像出力に対応している
- 中古なら8万円程度で購入できる可能性がある
デメリット
- 全長30cm以上と大きいため搭載できるケースが限られる
- より高性能なGeForce RTX 3080より実売価格で5万円以上高い。
こんな人におすすめ
- 中古に抵抗がない自作er
- 「サイバーパンク2077」など最新のゲームをプレイしたい人
- 「フォートナイト」など人気ゲームを快適にプレイしたい人
- YouTubeに動画を投稿しているYouTuber
- VR機器を使って3Dのアバターを動かしたいVTuber