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    SSDはメモリーチップにデータを読み書きする記憶装置で、HDDのようにディスクを回転させてデータを読み書きする必要がないため、SSDはHDDより静かで読み書きも起動も早く、ゲーミングPCとの相性も良好です。そこで今回は、ゲーミングPCに必要なSSD容量の目安を解説します。
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【2023最新】ゲーミングPCに必要なSSD容量の目安 | 500GBか1TBのSSDがおすすめ

  • DATE
    2023.02.06
  • WRITTEN BY
    coffee88


SSDはメモリーチップにデータを読み書きする記憶装置で、HDDのようにディスクを回転させてデータを読み書きする必要がないため、SSDはHDDより静かで読み書きも起動も早く、ゲーミングPCとの相性も良好です。そこで今回は、ゲーミングPCに必要なSSD容量の目安を解説します。

ゲーミングPCに必要なSSDの容量の目安とは

まずはゲーミングPCに必要なSSDの容量の目安を紹介します。
ゲームソフト1本当たりに必要な記憶容量はだいたい、50GB〜90GBなので、複数のゲームをインストールしてプレイしたい場合は、最低でも500GB程度の容量のSSDがおすすめです。予算が許せば1TBの容量も検討してみてください。

SSDの容量別の目安表

容量の目安 写真(100KB/枚) 動画(1GB/本) テレビ録画 通常放送(1GB/1時間) ゲーム 大容量ソフト(50~100GB/本)
250GB 150万枚 150本 150時間 2~3本
500GB 400万枚 400本 400時間 4~8本
1TB 900万枚 900本 900時間 9~18本

OSとアプリで「実際に利用可能な容量」を45GB分マイナスする

まず「SSDの自由に使用可能な領域」はそもそも限られている点に、注意しましょう。

記憶領域の構造

たとえばWindowsのPCを購入した場合、既にOSが30GBほどの容量を使っています。加えてプリインストールされているOfficeやブラウザなどのアプリケーションで15GBほど使われているので、合計45GBは自由に使うことができません。

SSD容量が「500GB」でも実際は、500GBー45GB=455GB分しか使用できません。そもそもSSDはどの容量を買う時も「十二分に余裕がある」状態を意識しましょう。

人気ゲームタイトルが必要とする容量の目安

人気ゲームタイトルの必要空き容量は以下の通り。たとえば「FF14」「エルデンリング」「黒い砂漠」「幻塔」をインストールする場合、205GBは最低でも必要。なおかつ後述する通り、アップデートごとにさらに追加容量も必要です。
なお容量はあくまで目安なので、実際のインストールサイズは、数GB~十数GBは前後するためご注意ください。

SSDの容量別の目安表

ゲームタイトル 容量
Call of Duty Modern Warfare Ⅱ 160GB
FINAL FANTASY XV 100GB~155GB
FINAL FANTASY XIV 80GB
Cyberpunk 2077 70GB
ELDEN RING 70GB
World of Tanks 36GB~55GB
黒い砂漠 40GB
FORTNITE 30GB
原神 30GB
幻塔 25GB
Apex legends 22GB

「余裕」も必要 | アップデートや拡張ディスクの登場ごとに追加の容量が必要

ゲームのアップデートや拡張ディスクなどの登場ごとに追加の容量が必要になることもあるため、容量にはやはり余裕が必要です。

たとえば「FF14」の場合、過去に「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」「漆黒のヴィランズ」「暁月のフィナーレ」と4つの拡張ディスクが登場しており、拡張ディスクごとに追加で容量が必要となります。ちなみに「暁月のフィナーレ」では60GB以上のディスク容量が求められています。

このように最近の人気タイトルは、年々アップデートされ、拡張ディスクの配布がされます。複数タイトルをプレイし、なおかつ拡張ディスクもインストールする場合「500GBでも足りない」場合があります。できれば「1TB」の容量が望ましいです。

【2023】おすすめのゲーミングPC向けSSD

ここからは2023年最新版の、ゲーミングPC向けおすすめSSDをいくつかご紹介します。
基本的には「M.2 SSD」をおすすめします。従来のSSDよりより読み書きが早く、価格の高騰も落ち着いていることが理由です。「500GB」「1TB」の2通りの容量でおすすめ製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

【500GB】CT500P1SSD8 | 従来のSSDより読み書きが早いM.2 SSD

メーカー Crucial
容量 500GB
インターフェース NVMe/PCIe Gen3 x4
フォームファクタ M.2 Type 2280
速度 読込速度最大1,900 MB/s、書込速度最大950 MB
保証期間 5年

Crucial社製 500GBのM.2 SSDです。M.2なので従来のSSDより高速で読み書きできます。アマゾンでの価格は5,680円程度(2022/12/15時点)で、レビューも上々。500GBのため、ゲーム向けのSSDとしては容量が多くはない点が要注意。「特定のタイトルをアップデートなども含めて継続的にプレイしている」方におすすめの製品です。

【500GB】CT500MX500SSD1/JP | M2スロットが無くても利用可能なSSD

メーカー Crucial
容量 500GB
インターフェース SATA3.0
フォームファクタ
速度 SeqRead560MB/s SeqWrite510MB/s [4KBランダム(QD32)] Read 95K IOPS / Write 90K IOPS
保証期間 5年

こちらもCrucial社製 500GBのSSDですが、M.2.SSDではない点が特徴。読み書きの速度はM.2 SSDより劣りますが、M.2 スロットがなくても使える点がメリット。アマゾンでの価格は6,864円程度(2022/12/15時点)です。

【1TB】CT1000P2SSD8JP | M.2 SSDかつ大容量

メーカー Crucial
容量 1TB
インターフェース PCIe NVMe Gen 3
フォームファクタ M.2 Type 2280SS
速度 SeqRead2400MB/s SeqWrite1800MB/s
保証期間 5年

容量が1TBの、Crucial社製のM.2 SSDです。SATA接続よりも3〜4倍ほど速く、発熱も少ないのが特徴。1TBと大容量のため、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」をはじめとする大容量ゲームを複数インストールすることも可能です。
アマゾンでの価格は9,573円程度(2022/12/15時点)です。

【1TB】CT1000BX500SSD1JP | M2スロットが無い際におすすめの1TBのSSD

メーカー Crucial
容量 1TB
インターフェース SATA 6Gbps
フォームファクタ
速度 【Sequential Read】540 MB/s
【Sequential Write】500 MB/s
保証期間 3年

M.2 スロットがない方におすすめの、1TBのSSDです。M.2 SSDよりは読み書きが遅いものの、HDDよりは体感で分かるレベルで高速であり、発熱も少ないのが特長です。アマゾンでの価格は9,345円程度(2022/12/15時点)です。

容量不足対策に「ストレージセンサー」も設定しておこう

SSDを使う際は、冒頭でも解説した通り「OS」や「プリインストールのアプリ」が意外と容量を圧迫してしまいます。よって思わぬタイミングで容量不足となるリスクがあります。
最後に、自動で容量不足を予防してくれる「ストレージセンサー」の設定手順を参考までにご紹介します。

1.はじめに、スタートボタンから、歯車マークのアイコンの「設定」を開きます。

「設定」内の「システム」画面

2.左側のサイドメニューの「システム」→「記憶域」をクリックします。

「記憶領域」での設定画面

右下の「ストレージセンサー」の項目を「オン」にします。

ストレージセンサーの詳細設定画面
青の大きな囲みの部分で、設定をカスタマイズできます。設定しておけば自動で容量を確保してくれるので便利ですね。

まとめ

近年のゲームはグラフィックスや音楽などの質が上がり、それに伴って必要なストレージの容量も激増しています。アップデートを継続的に行うタイトルも増えており、アップデートごとに追加の容量も必要です。SSDの容量は多めに確保しておいた方がよいでしょう。

ちなみにSSDの容量が多いほど、空きスペースが多くなり、SSD自体の寿命が長くなりやすいです。予算が許せば、大容量のSSDを購入した方が長い目で見るとお得です。


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