• TOP
  • CATEGORY
    初めての自作
  • TITLE
    CPUやメモリを搭載したマザーボードや、ストレージなどを収納するPCケース。サイズやデザイン、ベイの数などによって価格が大きく異なるため、どんなケースを選んでいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか? PCケースの種類や選び方について解説するとともに、用途別におすすめのケースを紹介します。
CATEGORY
初めての自作

自作PCケースおすすめ5選~増設したいケースファン3選も紹介

CPUやメモリを搭載したマザーボードや、ストレージなどを収納するPCケース。サイズやデザイン、ベイの数などによって価格が大きく異なるため、どんなケースを選んでいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか? PCケースの種類や選び方について解説するとともに、用途別におすすめのケースを紹介します。

PCケースのサイズ

PCケースを選ぶ際、最初に考えるべきポイントはケースのサイズです。ケースに収納するマザーボードには、ATX、MicroATX、Mini-ITXなどの規格があり、それぞれサイズも異なります。例えば、MicroATXにしか対応していないPCケースには、ATXのマザーボードは大きすぎて収納することができません。

>> 関連記事 : 最新・おすすめの人気マザーボードランキング10選~失敗しない選び方

 

マザーボードの規格を確認しつつ、サイズから下記の一覧のように分類されるケースの中で、自作の目的に最適なものを選びましょう。

 

  • ミドルタワー型
  • ミニタワー型
  • フルタワー型
  • キューブ型

 

ミドルタワー型

最もスタンダードなミドルタワー型は、高さ450mm程度で、ATX、MicroATXそれぞれに対応しています。スタンダードなだけに価格も安価なものから、凝ったデザインの高価なものまでさまざまですが、平均的なものを購入する場合は予算1万円程度で考えておくとよいでしょう。

 

 

ミニタワー型

ミドルタワー型よりもコンパクトなミニタワー型は、高さ400mm程度で、MicroATXに対応しています。コンパクトな分、ストレージや光学ドライブを搭載するためのベイが少なく、拡張性という意味ではミドルタワー型に劣りますが、その分、低価格なモデルも多いのが特徴です。3000円程度で購入できるケースもあるので、少ない予算で自作をする際は、強い味方になってくれます。

 

 

フルタワー型

高さが550mm以上のフルタワー型は、ベイの数も多く、拡張性や冷却性に優れているのが特徴です。ATXよりも大きなExtended-ATXやXL-ATXのマザーボードに対応したものもあり、サーバーやワークステーションなど、特殊な用途で使用されています。

 

そのサイズ故に、一般のユーザー向けとは言い難いところもありますが、最新のオンラインゲームをプレイしたり、高解像度の動画を編集するために、冷却性や拡張性からこのサイズのケースを選ぶ一般ユーザーも増えてきています。価格は1万円台で購入できるものから、拡張性やデザインによっては10万円近いものまでさまざまです。

 

 

キューブ型

キューブ型は300mm程度の正方形のケースで、特殊な形状の専用マザーボードを採用しているものもあるため、あらかじめ使用する部品とセットになったベアボーンキットとして販売されていることが多いPCケースです。凝ったデザインのケースも多いので、デザインを重視するユーザーや、PCを設置するスペースが限られているユーザーに人気です。一方で、拡張性には乏しく、冷却性も高いとはいえないので、高熱を発するハイエンドのCPUやグラフィックボードを搭載するのは難しい製品もあります。

 

価格は、Mini-ITXに対応したケース単体で5千円程度のものから、マザーボードや光学ドライブがセットになったベアボーンキットのもので3万円程度と、ケース単体で購入するかベアボーンキットを購入するかで大きく変わります。

 

 

 

PCケースの選び方

サイズのほかにもPCケースを選ぶ際は、下記のポイントにも注目してみましょう。

 

  • ベイの数で選ぶ
  • 冷却性で選ぶ
  • 静音性で選ぶ

 

ストレージや光学ドライブを搭載するためのベイは、多ければ多いほど拡張性に富んでいるといえますが、ビジネスやプライベートで使用するだけなら、光学ドライブ用に1つ、ストレージ用に1~3つ程度あれば十分でしょう。ストレージ用のベイは1つでも大丈夫ですが、例えばOSの起動用に処理速度の速いSSDを用いて、データの保存は安価で大容量のHDDを使うなど、ストレージを使い分ける場合などは複数あると便利です。

 

高熱を発するハイエンドなCPUやグラフィックボードを搭載する場合は、冷却性も重要なポイントとなります。冷却性を重視するならケースの内部を冷却するケースファンが複数搭載できるケースを選びましょう。また、CPUをチューブに入った液体で冷却する水冷式のCPUクーラーを設置できるタイプは冷却性と静音性を兼ねそなえており、PCの作動音が気になるユーザーにおすすめです。

 

PCの主な作動音は、CPUクーラーのファンやケースファンの回転音なので、静音性を気にするなら、あらかじめ回転音の小さなケースファンがセットになったケースを購入することを考えてもよいでしょう。

 

 

 

自作PCケースおすすめ5選!

ここからは実際に自作PCにおすすめのケースを5つ紹介していきます。サイズやベイの数、冷却性や静穏性など、これまでに紹介した選択のポイントごとにおすすめのモデルを選んでいますので、ぜひ参考にしてください。

※価格は販売時期や店舗によって異なります

 

人気の高いミドルタワー:Corsair 110R Tempered Glass CC-9011183-WW

出典元:CORSAIR 

強化ガラス製のサイドパネルを採用した最新型のミドルタワー型ケース。最大280mmの水冷ラジエータを取り付けることもできるので、水冷化することで高い冷却性と静音性を確保できます。

 参考価格  8,778円(税込)
 サイズ  210 × 480 × 418 mm
 対応マザーボード           ATX 、Micro ATX 、Mini-ITX
 冷却性  〇
 静音性  〇
 5.25インチベイ             1
 3.5インチベイ  2
 2.5インチベイ  2

 

 

拡張性の高いフルタワー :Phanteks Enthoo Luxe 2 PH-ES719LTG_DBK01_JP

出典元:phanteks

フルタワー型でありながら、フルサイズの強化ガラスをサイドパネルに採用し、Mini-IT規格のマザーボードを2つ組み込みことでデュアルシステムも構築できる上級者向けのケースです。冷却性や静音性も高く、ベイの数も7つと拡張性も富んでいます。ゲームや音楽もダウンロードが主流になってきたため、光学ドライブを搭載するための5.25インチベイは必要ないという層が増えてきたことを受け、こちらのケースも、5.25インチベイがありません。光学ドライブを搭載したい場合は選択肢から外しましょう。

 参考価格  32,800円(税込)
 サイズ  240 x 570 ×595 mm
 対応マザーボード  ATX、MicroATX、Extended-ATX、Mini-ITX
 冷却性  〇
 静音性  △
 5.25インチベイ             0
 3.5インチベイ  4
 2.5インチベイ  3

 

 

ドライブベイの数が多い:Corsair Carbide 678C Tempered Glass

出典元:Corsair

光学ドライブを搭載するための5.25インチベイを備えつつも、3.5インチベイと2.5インチベイを合計9つも備える拡張性に優れたケースです。ノイズをカットするフロントドアと二層構造パネルを採用しており、静音性も申し分ありません。

 参考価格  25,548円(税込)
 サイズ  239 x 497 x 549 mm
 対応マザーボード  ATX、MicroATX、Extended-ATX、Mini-ITX
 冷却性  △
 静音性  〇
 5.25インチベイ             1
 3.5インチベイ  6
 2.5インチベイ  3

 

 

冷却性が高い:Thermaltake Versa H18 CA-1J4-00S1WN-00

出典元:thermaltake

安価で冷却性の高いケースが欲しい方におすすめのミニタワー型ケースです。ミニタワー型は、サイズの関係でどうしても冷却性が乏しくなってしまいがちですが、このケースは冷却効率を高めるフロントメッシュパネルを採用しており、十分な冷却性が確保されています。ミニタワー型なので、ベイの数が少ない点と、対応しているマザーボードが限られている点には注意が必要です。

 参考価格  3,085円(税込)
 サイズ  205 x 390 x 380 mm
 対応マザーボード  MicroATX、Mini-ITX
 冷却性  ◎
 静音性  〇
 5.25インチベイ             0
 3.5インチベイ  2
 2.5インチベイ  2

 

 

静音性が高い:Fractal Design Define R6 USB-C TG FD-CA-DEF-R6C

出典元:Fractal

ケース自体に防音素材を用いた、静音性に優れたミドルタワー型のケースです。回転音が小さな140mmのケースファンを最初から3つ搭載しており、新たにケースファンを購入することなく、高い静音性を確保できます。

 参考価格  17,978円(税込)
 サイズ  233 × 465 × 543 mm
 対応マザーボード  ATX、MicroATX、Extended-ATX、Mini-ITX
 冷却性  〇
 静音性  ◎
 5.25インチベイ             1
 3.5インチベイ  6
 2.5インチベイ  2

 

 

 

話題のPCケースなしをおすすめしない理由

最近は一部の自作ユーザーの間で、PCケースを使わずに自作する「PCケースなし化」が話題になっています。PCケースを使わずに自作することで、いちいちケースを開けずにパーツを交換できるほか、頻繁にエアダスターなどで掃除をすればホコリをため込まずに済むという利点がありますが、PCケースなし化は自作初心者にはあまりおすすめできません

 

パーツをPCケースに収納することで下記のようなメリットが生まれ、安全にPCを使用できるだけでなく、利便性も向上します。

 

  • ホコリの付着を防げる
  • 冷却性を高められる
  • 静音性を高められる
  • 持ち運びがラクになる

 

「PCケースなし化」には、ホコリをため込まずに済むというメリットがりますが、一方でケースにパーツを収納すれば付着するホコリを最小限で済ますことができます。ケースを開ける手間はありますが、定期的に清掃を行えば、ケースファンや通気口から内部に入り込んだごく少量のホコリは簡単に取り去ることができるので、ケースに収納して、定期的に清掃することをおすすめします。

 

冷却性や静音性についても、「PCケースなし化」はおすすめできません。ケースファンを使用すれば冷却性も向上しますし、ケースにおさめることでCPUクーラーのファンが回転する音も抑えることができます。何より、ケースに収納すれば持ち運びが楽になるので、別の部屋にPCを設置したり、引っ越しをする際などは圧倒的に便利です。

 

「PCケースなし化」の自作PCは、CPUクーラーの性能が低いと、CPUが破損するおそれもあり、頻繁に清掃を行わずにホコリをため込んでしまうと、ホコリが熱で発火することもあります。しっかりケースを使用しましょう。

 

 

 

要らなくなったPCケースの廃棄や処分方法

PCを自作する際にケースを交換するなどで、要らなくなったPCケースを廃棄・処分する場合には、いくつか注意点があります。

 

<廃棄・処分の方法>

  • サイズが小さい場合は通常の不燃ごみとして処分する
  • サイズが大きい場合は粗大ごみとして自治体に回収を依頼する
  • 自治体が推奨する団体、業者へ送付する
  • 専門処理業者に依頼する
  • 買取業者に依頼する
  • オークションやフリマアプリに出品する

 

ケースを処分する時は、まずPCケースから余分なパーツをできるだけ取り外してください。パーツが付いているとPCとみなされ、ゴミとして引き取ってもらえない場合があります。PCはPCリサイクル法により、基本的に製造メーカーに引き取ってもらう仕組みになっていますので、ケースからパーツをできるだけ外し、PCとしてではなく、ケースとして処分してください。

 

不燃ごみ、粗大ごみとして処理する以外には、自治体が推奨する団体や処理業者に引き取ってもらう方法があります。また、買取業者に依頼したり、オークションやフリマアプリに出品したりと、買い取ってもらえる可能性もあるので、比較的新しいケースを処分する場合は検討してみましょう。

 

 

 

ニーズが高い冷却性UPならケースファンの増設がおすすめ!

オンラインゲームのプレイや、動画の編集を行う場合には、PCに負荷がかかり高熱を発することがあります。そこで重宝されるのが冷却性の高いPCケースですが、これは高額になる傾向にあります。すでに所有しているケースのケースファンを冷却性に優れたものと交換したり、新たに増設したりすることもひとつの手段です。

 

冷却性の高いケースファンを使用すれば、熱によるPCの故障やパフォーマンスの低下を防ぐことができます。PCの寿命を延ばす意味でも、冷却性の高いケースファンの導入を検討してみましょう。

 

 

 

おすすめのケースファン3選

ここでは自作PCにおすすめのケースファンを3つ紹介します。冷却性に優れたモデル、静音性に優れたモデル、デザインを重視したモデルをそれぞれピックアップしましたので、交換・増設を行う際の参考にしてください。

※価格は販売時期や店舗によって異なります

 

冷却性が高い:Thermalright TL-C12

出典元:thermalright

最大風量66.71CFMを誇る冷却性に優れたケースファン。振動やノイズを抑えた仕様で、静音性も確保されており、価格に見合った効果が期待できるモデルです。

 参考価格  1,848円(税込)
 サイズ  120 × 120 mm
 厚み        26.5 mm
 回転数  1500 rpm
 最大風力  66.17 CFM
 動作音    25.6 dB
 電源  4ピン

 

 

冷却性と静音性のバランスが良い:オウルテック OWL-FE1225LL2-WH [ホワイト]

出典元:owltech

比較的安価で冷却性と静音性のバランスに優れたケースファン。カラーバリエーションが多いので、ケースのデザインにあわせて、好きなカラーを選ぶことができるのも魅力です。

 参考価格  1,100円(税込)
 サイズ  120 × 120 mm
 厚み        25 mm
 回転数  1500 rpm
 最大風力  44.74 CFM
 動作音    32 dB
 電源  4ピン

 

 

蛍光に光るなどデザインがおしゃれ:COOLER MASTER MasterFan SF120R ARGB MFX-B2DN-20NPA-R1

出典元:coolermaster

LEDで発光するケースファンで、最新のアドレサブルRGB仕様となっており、LED1個単位で色を制御できるのが特徴です。このファンを複数搭載した場合、ファンごとに色を変えたり、発光のタイミングを変えたりといったこともできます。

 参考価格  1,760円(税込)
 サイズ  120 × 120 mm
 厚み        25 mm
 回転数  2000 rpm
 最大風力  59 CFM
 動作音    30 dB
 電源  4ピン

 

 

 

まとめ

PCケースを選ぶ時に留意すべき、サイズや性能について解説するとともに、おすすめのモデルを紹介しました。日進月歩で性能が向上していく他のパーツとは異なり、PCケースは比較的長く使い続けることができるパーツです。購入の際は長期使用も念頭に置いて、目的にあったモデルを選ぶようにしましょう。


  • DATE
    2020.05.22
  • WRITTEN BY
    真田 マイク
  • TAG
    自作PC
BACK TO LIST