Phasmophobia(ファズモフォビア)の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボまとめ
YouTubeで人気急上昇中のホラーゲーム、Phasmophobia(ファズモフォビア)。探索ゲームの一面もあるため、せっかくであれば高画質で快適にプレイしたいものです。そのためにはゲームをプレイするにあたって必要なCPUやグラボを用意する必要があります。
そこで今回は、ファズモフォビアの推奨スペックおよびベンチマーク結果から最適なグラボをご紹介します。
目次
Phasmophobia(ファズモフォビア)を遊ぶための推奨スペック
まずは、Phasmophobia(以下ファズモフォビア)をプレイするためのスペックについて押えておきましょう。
Phasmophobia(ファズモフォビア)の必要動作環境・スペック
必要動作環境
OS | Windows 10 64Bit |
---|---|
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD Ryzen 5 2600 |
メインメモリ | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 390 |
ハードディスク/SSD空き容量 | 18 GB |
画面解像度 | 記載なし |
インターネット | 記載なし |
通信ポート | 記載なし |
サウンドカード | 記載なし |
DirectX® | 記載なし |
引用元:https://store.steampowered.com/app/739630/Phasmophobia/?l=japanese
必要動作要件とは、「起動するうえでの最低条件」を指します。そのため、ゲームをプレイするには、このパーツより性能の高いものである必要があります。
条件自体は、さほど高スペックなパーツを指定されていないため、設定次第では気軽にプレイ可能であることが予想されます。
Phasmophobia(ファズモフォビア)の推奨動作環境・スペック
推奨動作環境
OS | Windows 10 64Bit |
---|---|
CPU | Intel Core i5-10600 / AMD Ryzen 5 3600 |
メインメモリ | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA RTX 2060 / AMD Radeon RX 5700 |
ハードディスク/SSD空き容量 | 18 GB |
画面解像度 | 記載なし |
インターネット | ブロードバンドインターネット接続 |
通信ポート | 記載なし |
サウンドカード | 記載なし |
DirectX® | 記載なし |
引用元:https://store.steampowered.com/app/739630/Phasmophobia/?l=japanese
推奨動作環境は「ゲームを快適にプレイすることが可能な条件」を指します。つまりファズモフォビアを快適にプレイしたいのであれば、このパーツと同程度またはこれよりも性能の高いものをそろえる必要があります。
グラボの要件がRTX 2060を指定していることから、快適にプレイする場合はある程度高性能なパーツを揃える必要があるでしょう。
RTX 3060を搭載すればおおよその条件は満たせるため、このレベルのパーツで自作PCを組み上げた場合、おおよそ10万円〜15万円あたりの比較的安価でコスパの良いゲーミングPCを組み上げることができるでしょう。
Phasmophobia(ファズモフォビア)をプレイしているユーザーのグラボ・構成とベンチマークスコア
実際にファズモフォビアをプレイしているユーザーのCPUやグラボの構成はどのようになっているのでしょうか?CPUとグラボの組み合わせに着目してベンチマークスコアや筆者視点からの印象を解説していきます。
今回はユーザーが動画内で検証した最高の設定を元に解説します。
【165FPS】 RTX 3080
4K、最高画質設定での検証結果です。ハイエンドモデルのグラボであるRTX3080を搭載していれば、4Kの最高品質でも十分なフレームレートでかつ安定したプレイが可能であることが分かります。
4Kで安定したプレイを楽しみたい方は、グラボをRTX3080にすることをおすすめします。
【88FPS】RTX 3060×Ryzen7 3700X
こちらも4K、最高画質設定での検証結果です。結果は88FPSと、先程の結果と比べると数値が下がっていることが分かります。
RTX3080とRTX3060は性能が50%ほどの差があり、その性能差が結果として反映されています。
しかし、88FPSという数値はさほど低い数値でもないため、特に気にすることなくプレイが可能です。また、1440pに設定を変更すると平均約173FPSでプレイできるため、設定を調整すれば問題無くプレイできます。
【110FPS】RTX 3070×Core i5 10400F
こちらは1440p、最高画質設定での検証結果になります。RTX3060の結果と比べても数値が低いですが、グラボの使用率が70%以下で動作しており、まだ余裕があることが伺えます。実際にはこれよりもフレームレートが高い可能性があります。
この組み合わせのPCだと、約12〜15万円程度になるため、コスパの高いゲーミングPCを組み上げることができます。
【142FPS】RTX 2060×Ryzen 5 3600
こちらは1080p、最高画質設定での検証結果になります。ローエンドモデルのRTX2060でも、1080pであれば安定したプレイが可能であることが分かります。
プレイ中のグラボの使用率が平均で50%程度とかなり余裕がありました。また、特にカクつきなどもないため、1080pの設定で遊ぶ方にとっては、この組み合わせを基準にするとよいでしょう。
【200FPS】GTX 1650 Super×Ryzen 5 3600
こちらも1080p、最高画質設定での検証結果になります。先程のRTX2060よりも高い数値を出していますが、グラボ使用率がほぼ100%になっているのがポイントです。
GTX1650 Superでも、ここまで高い数値を出しており、解像度に特にこだわりが無ければ、旧モデルのグラボでも快適にプレイ可能であることが分かります。
【100FPS】GTX 1050 Ti×Core i5 8400
最後も1080p、最高画質設定での検証結果になります。GTX1050 TiはRTX3060と比較すると約1.5倍もの性能差がありますが、それでも100FPSを出しており、安定したプレイができることが分かります。
特にカクつきなどもないため、価格重視の場合はこのレベルのグラボでプレイしてみてもいいかもしれません。
Phasmophobia(ファズモフォビア)を遊ぶためのおすすめグラボ
続いては、ファズモフォビアを快適にプレイスするためのおすすめグラボをご紹介します。
RTX 3090
引用元:Amazon
4Kでのプレイや、影などのグラフィックにこだわる方におすすめ。
ファズモフォビアに限らず、どのゲームでもプレイできる高性能な点が特徴です。価格は269,999円(2022年5月2日時点)と高価ではあるものの、プレイの快適さや、グラフィック能力の高いゲームを他にもプレイする方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
RTX 3060
引用元:Amazon
価格と性能のどちらもバランスを取りたい方におすすめ。
先程のベンチマーク結果からも、設定次第では十分なパフォーマンスを発揮することが可能です。4Kではプレイしないけど、できるだけ高画質でプレイしたい方にはコスト的にも非常におすすめです。
価格は63,325円(2022年5月2日時点)とRTX3090と比較すると約4分の1であるため、購入のハードルも低いため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
GTX 1660 Super
引用元:Amazon
できるだけ低予算でファズモフォビアをプレイしたい方におすすめ。
価格は41,332円(2022年5月2日時点)と、非常に安価に購入可能にも関わらず、性能の近いGTX1650 Superが先程のベンチマーク結果にて1080pで200FPSという結果になったため、これよりも少し高いパフォーマンスが期待できます。
また、グラボのサイズも小さいため、コンパクトなゲーミングPCを組み上げたい方にもおすすめです。
Phasmophobia(ファズモフォビア)を遊ぶのにおすすめのゲーミングPC
自分でPCを組み上げることが不安な方や、パーツの構成を考えるのが難しいと感じる方は、まずBTOパソコンの購入を検討してみるのもいいでしょう。
ファズモフォビアをプレイするにあたっておすすめのBTOゲーミングPCを3つご紹介します。
ドスパラ GALLERIA ZA9R-R39
引用元:ドスパラ
ドスパラよりゲーミングPC、GALLERIA ZA9R-R39のご紹介です。
グラボはハイエンドモデルのRTX3090を搭載しており、4Kなどの高負荷がかかる状況でも十分にパフォーマンスを発揮できます。
ストレージも大容量の1TB、NVMe SSDを搭載しており、他のゲームをプレイすることを考慮しても安心してプレイすることが可能です。
ファズモフォビア以外にもグラフィックが求められるゲームをプレイする方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
パソコン工房 LEVEL-R969-127-RBX
引用元:パソコン工房
次はパソコン工房よりLEVELシリーズ、LEVEL-R969-127-RBXのご紹介です。
こちらはRTX3060を搭載しており、シリーズではローエンドに該当するものの、ファズモフォビアをプレイするにあたっては設定次第で快適にプレイが可能です。
LEVELシリーズはシンプルなデザインが特徴ですが、マットブラックの外装からは力強さを感じさせるような雰囲気が印象的です。シンプルなデザインがお好きな方にはぜひおすすめしたいBTOパソコンです。
ツクモ G-GEAR mini GI5A-D221/B
引用元:ツクモ
3つ目はTSUKUMOからコンパクトなゲーミングPC、G-GEARシリーズのご紹介です。
こちらはコンパクトなゲーミングPCをあえて選定してみました。グラボはGTX 1660 Superを搭載しており、RTX3060などと比較すると性能は低いものの、コンパクトなためPC全体も小さく収めることができることがポイントです。
ベンチマーク結果より、1080pでのプレイであれば問題なく遊ぶことができるため、とにかく予算を低く抑えたいユーザーにおすすめです。
Phasmophobia(ファズモフォビア)向けグラフィックボード選びについてよくある質問
最後にファズモフォビアのグラフィックボードの選び方について、よくある質問を以下にまとめました。
CPUの選び方は?
Intelの場合は「Core i7-12700」、AMDの場合は「Ryzen 7 5800X」などがおすすめです。
なお、CPUが高性能であってもゲームプレイが大きく改善するとは限りません。そのため予算をより抑えたい場合はこれよりも1〜2段階低いCPUを購入してもいいでしょう。
Phasmophobia(ファズモフォビア)と同等スペックで快適に遊べる他のおすすめゲームは?
本記事でご紹介したパソコン工房のミドルレンジモデル、「LEVEL-R969-127-RBX」のスペックを基準に考えてみましょう。
RTX 3060を搭載しているため、比較的動作が軽い「Minecraft」や「ドラゴンクエストX」、「VALORANT」は問題無く快適にプレイできます。
比較的グラフィック性能が求められる「Apex Legends」や「PUBG」なども快適にプレイ可能です。
しかし、4Kなどの高画質環境でのプレイは、場面によっては少しカクつく場合があるかもしれません。その場合は解像度や画質調整を試してみることをおすすめします。
まとめ
今回はファズモフォビアの推奨スペックやベンチマーク結果、それらからおすすめのグラボ、BTOパソコンについてご紹介しました。
ホラーゲームでありつつも、探索ゲームの一面もあるため、些細な点に気付くためにも解像度や画質にこだわりたいユーザーも多いのではないでしょうか。
ベンチマーク結果からCPUやグラボについてさほど高性能なものは必要ないものの、4Kでのプレイをする場合は高性能なグラボを用意する必要があります。1080pでのプレイでもいい場合は比較的ハードルが低いため、気軽にプレイできるゲームでもあります。ぜひ購入前にどの環境でプレイしたいかを決めてからゲーミングPCを購入してみましょう。