PC版『デッドバイデイライト(DbD)』推奨スペックとおすすめゲーミングPC/グラボまとめ
「デッドバイデイライト(DbD)」は、非対称型の対戦サバイバルホラーゲームで、1人のプレイヤーが殺人鬼になり、残りのプレイヤーたちが生存者を操作するという独特のシステムや、戦略性や緊張感の高さが魅力です。
本作は2016年に登場したタイトルということもあり、要求スペックはそれほど高くありませんが、高画質・高フレームレートでプレイするためにはある程度のスペックがあるゲーミングPCが必要です。そこで今回は、本作の推奨スペックとおすすめグラボ・ゲーミングPCをご紹介します。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』を遊ぶための推奨スペック
引用元:Dead by Daylight
「デッドバイデイライト(DbD)」は比較的古いタイトルなので、要求されるPCスペックは緩めです。まずは、デッドバイデイライトの「必要動作環境」と「推奨動作環境」を紹介します。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』の必要動作環境・スペック
OS | Windows 10 64-bit |
---|---|
CPU | Intel Core i3-4170 AMD FX-8120 |
メインメモリ | 8GB以上 |
グラフィックカード | GeForce GTX 460 1GB AMD HD 6850 1GB |
ハードディスク/SSD空き容量 | 50GB以上 |
DirectX® | バージョン11以降 |
引用元:Steam
デッドバイデイライトの「必要動作環境」は上記のとおり。少し古めのノートPCでも動作できる水準でしょう。しかし、必要動作環境は起動と最低限のプレイが可能なレベルなので、快適にプレイするためにはこれを大幅に上回るスペックが必要です。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』の推奨動作環境・スペック
OS | Windows 10 64-bit |
---|---|
CPU | Intel Core i3-4170 AMD FX-8300 |
メインメモリ | 8GB以上 |
グラフィックカード | GeForce GTX 760 AMD HD 8800 |
ハードディスク/SSD空き容量 | 50GB以上 |
DirectX® | バージョン11以降 |
引用元:Steam
こちらも現行モデルのPCであれば余裕で満たせる水準です。GeForce GTX 760は2013年に発売されたグラボなので、2010年代中盤のゲーミングPCならOKなことが多いでしょう。ただし高画質設定でプレイする場合は、よりハイスペックなゲーミングPCが必要です。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』をプレイしているユーザーのグラボ・構成とFPS値
デッドバイデイライトには公式ベンチマークソフトがないため、PC選びの際はプレイ動画のフレームレートを参考にするのがおすすめです。本章では、デッドバイデイライトを実際にプレイしているユーザーの構成と、平均フレームレートを下記6パターン紹介します。
- 【平均110FPS】NVIDIA GeForce RTX 2060 × Intel Core i5-9400F
- 【平均60FPS】NVIDIA GeForce RTX 3050 × Intel Core i5-12400
- 【平均100FPS】NVIDIA GeForce RTX 3090 × Intel Core i7-9700K
- 【平均60FPS】NVIDIA GeForce GTX 1650 × Intel Core i7-8700
- 【平均60FPS】AMD Radeon RX 570 × AMD Ryzen 5 2600
- 【平均120FPS】NVIDIA GeForce GTX 1660 Super × Intel Core i5-8500
なお、デッドバイデイライトは解像度を「フルHD」や「WQHD」など具体的な数値で示さず、使用するモニターの最大値に合わせて0~100%の範囲で設定する仕様となっています。そのため、今回は解像度100%の設定を「最高画質」として扱います。
【平均110FPS】NVIDIA GeForce RTX 2060 × Intel Core i5-9400F
GeForce RTX 2060とIntel Core i5-9400Fの構成では、最高画質設定で平均110FPSとなりました。全体を通して非常に快適で100FPSを下回るシーンは皆無。戦闘シーンではフレームレートが一瞬下がることもありますが、気になるレベルではないでしょう。RTX 2060は旧世代機なので、現行モデルのRTX 3060はさらにパフォーマンスが高くなります。
【平均60FPS】NVIDIA GeForce RTX 3050 × Intel Core i5-12400
GeForce RTX 3050とIntel Core i5-12400の構成では、最高画質設定で平均60FPSとなりました。おそらく垂直同期がオンになっていることが原因で、ほとんどのシーンでフレームレートが62~63で張り付いています。先ほどのRTX 2060が平均100FPSだったことを考えると、RTX 3050でも70~80FPSくらいは出ると考えられるでしょう。
【100平均FPS】NVIDIA GeForce RTX 3090 × Intel Core i7-9700K
GeForce RTX 3090とIntel Core i7-9700Kの構成では、最高画質設定で平均100FPSとなりました。ゲーム内のオプションで数値が表示されないため不明ですが、解像度はおそらく4Kだと考えられます。
4分45秒付近のエフェクトが多いシーンでは、一時的にフレームレートが低下しますが、それでも70FPS以上で安定しています。さすがにフラッグシップのRTX 3090なら、デッドバイデイライトを最高画質で快適にプレイできるようです。
【平均60FPS】NVIDIA GeForce GTX 1650 × Intel Core i7-8700
GeForce GTX 1650とIntel Core i7-8700の構成では、最高画質設定で平均60FPSとなりました。なお、解像度はフルHDと明記されています。0分50秒付近など一時的に負荷が高まるシーンでは、フレームレートが60を下回ることもありますが、それ以外のほとんどのシーンで60FPS以上で安定しています。
【平均60FPS】AMD Radeon RX 570 × AMD Ryzen 5 2600
Radeon RX 570とRyzen 5 2600の構成では、最高画質設定で平均60FPSとなりました。ほとんどのシーンが60FPS以上で安定していますが、オブジェクトが多い場所や高負荷のシーンでは一時的に60FPSを下回ることも。カクつきが気になるレベルではないため、十分快適にプレイできる水準だといえるでしょう。
【平均120FPS】NVIDIA GeForce GTX 1660 Super × Intel Core i5-8500
GeForce GTX 1660 SuperとCore i5-8500の構成では、最高画質設定で平均120FPSとなりました。この動画では解像度が明記されており、平均フレームレートはフルHDが120、WQHDは70前後となっています。4Kでも画質設定を下げると70FPSくらいでプレイできるようです。WQHDまでなら、GTX 1660 Superで十分快適にプレイできるでしょう。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』を遊ぶためのおすすめグラボ
デッドバイデイライトを快適にプレイするためには、先ほどのベンチマークで60FPS以上を安定して出せるグラボが必要です。本章では下記3点のおすすめグラボを紹介します。
- NVIDIA GeForce RTX 3080
- NVIDIA GeForce RTX 3060
- NVIDIA GeForce GTX 1660 Super
NVIDIA GeForce RTX 3080
引用元:NVIDIA
RTX3000シリーズのハイクラスモデル。先ほどRTX 3090のベンチマークを紹介しましたが、RTX 3090はフラッグシップ機なので極めて高価です。こちらのRTX 3080も、4K解像度でプレイできるスペックがあります。4K最高画質でプレイしたい場合や、高フレームレートを追求したい場合は、グラボにRTX 3080を選ぶのがおすすめです。
NVIDIA GeForce RTX 3060
引用元:NVIDIA
現行のミドルエンドクラスのグラボです。フルHDはもちろん、WQHDでも十分なパフォーマンスを発揮できます。RTX 3060以外にも、上位モデルの3060 Tiや3070なども効果的な選択肢です。このあたりのモデルを選んでおけば、デッドバイデイライト以外の多くのタイトルも快適に楽しめるでしょう。
NVIDIA GeForce GTX 1660 Super
引用元:NVIDIA
GTX 1660 Superは2019年に登場した旧世代機ですが、現在でもコストパフォーマンスの良さに定評があるグラボです。デッドバイデイライトをフルHDでプレイする場合は、GTX 1660 Superを選べば最高画質でも快適にプレイできます。できるだけ安くゲーミングPCを組みたい人は、GTX 1660 Superがおすすめです。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』を遊ぶのにおすすめのゲーミングPC
デッドバイデイライトを快適にプレイするためのゲーミングPCとして、下記3モデルが特におすすめです。本章では、各モデルの特徴やスペックを紹介します。
- ドスパラ GALLERIA ZA7C-R38
- ツクモ G-GEAR GA5J-F220/ZB
- パソコン工房 LEVEL-M066-124-RJX
ドスパラ GALLERIA ZA7C-R38
引用元:ドスパラ
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | インテル Core i7-12700K (3.60GHz-4.70GHz/12コア/20スレッド) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル) |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3080 12GB GDDR6X (HDMI x1,DisplayPort x3) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
電源ユニット | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
参考価格(税込) | 329,980円 |
販売サイト | https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=11343&sn=0 |
引用元:ドスパラ
「GALLERIA ZA7C-R38」はハイスペックなゲーミングPCです。CPUは最新のCore i7-12700K、グラボはGeForce RTX 3080を搭載しています。CPUのマルチスレッド性能が非常に高く、グラボのVRAMは12GBと充実しているため、デッドバイデイライトを4K最高画質で快適にプレイできます。映像美を追求したい人におすすめのモデルです。
ツクモ G-GEAR GA5J-F220/ZB
引用元:ツクモ
OS | Windows 11 Home 64bit版(ディスク付属) |
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CPU | Intel Core i5-12400 (P6コア / 12スレッド / P2.5GHz、Boost時最大4.4GHz) |
メモリ | 16GB (8GB x2枚) DDR4-3200 メジャーチップ採用 |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB / LHR (HDMI 、DisplayPort x3) |
ストレージ | [高速M.2 Gen3] 1TB WD BLUE SN570 (読込最大 3500MB/s, 書込最大 3000MB/s, NVMe) |
電源ユニット | 【80PLUS GOLD認証】 CWT製 GPS750S-T (定格750W) |
参考価格(税込) | 199,800円 |
販売サイト | https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/2022/GA5J-F220ZB.html |
引用元:ツクモ
「G-GEAR GA5J-F220/ZB」は、ミドルエンドのゲーミングPC。CPUはCore i5-12400、グラボにはGeForce RTX 3060を採用しており、デッドバイデイライトをWQHDでプレイするのに十分なスペックがあります。さらに、本モデルはゲーミング用マザーボードを使用するなど、各パーツの品質にこだわっていることも魅力です。
パソコン工房 LEVEL-M066-124-RJX
引用元:パソコン工房
OS | Windows 11 Home [DSP版] |
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CPU | Core i5-12400 6コア/12スレッド (最大クロック数4.40GHz) |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
グラボ | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源ユニット | 500W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
参考価格(税込) | 139,980円 |
販売サイト | https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=878415 |
引用元:パソコン工房
「LEVEL-M066-124-RJX」は、コストパフォーマンスに定評があるゲーミングPCです。CPUはCore i5-12400、グラボはGeForce GTX 1660 SUPERを搭載しており、デッドバイデイライトをフルHDで快適にプレイできます。フルHDモニターでプレイする場合や、ゲーミングPCを初めて購入する人におすすめです。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』向けグラフィックボード選びについてよくある質問
デッドバイデイライトのGPU・グラボ選びでよくある質問をまとめたので、ゲーミングPCを選ぶときの参考にしてみましょう。
- CPUの選び方は?
- デッドバイデイライトと同等スペックで快適に遊べる他のおすすめゲームは?
CPUの選び方は?
CPUは「推奨動作環境」を満たしていればOK。現行のゲーミングPCなら、どれを選んでも余裕で満たせる水準です。ただしWQHDの解像度など高画質でプレイする場合は、グラボの性能を引き出すためにCPUスペックも重要になります。Core i5-11400やRyzen 5 3600くらいのCPUを選べば、高画質設定でも十分なパフォーマンスを発揮できるでしょう。
PC版『デッドバイデイライト(DbD)』と同等スペックで快適に遊べる他のおすすめゲームは?
デッドバイデイライトを快適にプレイできるゲーミングPCなら、「Apex Ledends」や「フォートナイト」なども高フレームレートで楽しめます。いずれも大人気のバトルロイヤルゲームなのでフレームレートが重要です。今回紹介したゲーミングPCなら、滑らかな画面で有利に戦えるでしょう。
まとめ
「デッドバイデイライト」は古めのゲームなので、推奨スペックは控えめな水準です。しかし、画質やフレームレートを追求したい場合は、スペックに余裕があるゲーミングPCが必要になります。
フルHD解像度でプレイする場合はGTX 1660 SUPER、WQHDならRTX 3060、4KならRTX 3080以上のグラボを選ぶのがおすすめです。今回紹介した3つのゲーミングPCを参考にして、デッドバイデイライトを快適に遊べるゲーミング環境を構築してみてください。