『バイオハザード8 ヴィレッジ』推奨スペックとおすすめゲーミングPC/グラボまとめ
バイオハザード7 レジデント イービルの3年後の世界を描いたのが「バイオハザード8 ヴィレッジ」です。バイオハザードといえばリアリティ溢れる描画が特徴ですが、せっかくなら快適にプレイしたいものです。
そこで今回は本作の推奨スペックおよびベンチマーク結果から最適なグラボをご紹介します。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』を遊ぶための推奨スペック
まずは、バイオハザード8 ヴィレッジをプレイするためのスペックについて押えておきましょう。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』の必要動作環境・スペック
必要動作環境
OS | Windows 10 (64bit必須) |
---|---|
CPU | Intel Core i5-7500 AMD Ryzen 3 1200 |
メインメモリ | 8GB |
グラフィックカード | GeForce GTX 1050 Ti Radeon RX 560X |
ハードディスク/SSD空き容量 | 記載なし |
画面解像度 | 1080p/60fps |
インターネット | 記載なし |
通信ポート | 記載なし |
サウンドカード | 記載なし |
DirectX® | Version 12 |
引用元:https://store.steampowered.com/app/1196590/BIOHAZARD_VILLAGE/
必要動作環境とは、「起動する上での最低条件」のことを指します。そのため高画質・高解像度でのプレイは厳しく、設定を調整しても画面がカクつく場合があります。
できるだけコストを抑えてプレイしたい方は、これよりも少し上の性能を持ったパーツを揃えると良いでしょう。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』の推奨動作環境・スペック
推奨動作環境
OS | Windows 10 (64bit必須) |
---|---|
CPU | Intel Core i7 8700 AMD Ryzen 5 3600 |
メインメモリ | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1070 AMD Radeon RX 5700 |
ハードディスク/SSD空き容量 | 記載なし |
画面解像度 | 1080p/60fps |
インターネット | 記載なし |
通信ポート | 記載なし |
サウンドカード | 記載なし |
DirectX® | Version 12 |
引用元:https://store.steampowered.com/app/1196590/BIOHAZARD_VILLAGE/
推奨動作環境とは、「より快適にプレイすることができる条件」のことを指します。
グラボについてはGTX1070を推奨していることから、グラフィック性能が求められるゲームであると推測されます。そのため、グラボはRTX3060やRX6700XTを揃えていれば、「バイオハザード8 ヴィレッジ」はもちろん、他のゲームも問題なくプレイできるでしょう。
PC版『バイオハザード8 ヴィレッジ』をプレイしているユーザーのグラボ・構成とFPS値
実際に「バイオハザード8 ヴィレッジ」をプレイしているユーザーのCPUやグラボの構成はどのようになってるのでしょうか。CPUとグラボ、解像度や画質設定に注目しながらベンチマークスコアや筆者視点からの印象を解説します。
【65FPS】RTX 2070×Ryzen 9 3900X
こちらは1440p、最高画質設定でのベンチマーク結果です。レイトレーシングありの場合を見ていきましょう。描画距離が大きくなりがちな村でのシーンはFPSが少し下がる傾向にありましたが、建物に入ると10FPS程度向上していました。
グラボの稼働状況は常に99%となっており、グラボにはあまり余裕が無いようです。こちらの組み合わせだと快適にプレイできるものの、もう少しFPS高めを重視するのであればレイトレーシングをオフにしたり、画質設定を下げると良いでしょう。
【110FPS】RTX 3090×Ryzen 9 5950X
こちらは4K、最高画質設定でレイトレーシングありのベンチマーク結果です。
ムービーの時は100FPS程度でしたが、キャラが動かせるようになると130〜140FPSとかなり高めに。こちらも同様に描画距離の大きい村のシーンではFPSが下がる傾向ですが、建物の中は少し改善します。
4K、最高画質設定であることが要因とはいえ、RTX3090でもグラボ使用率は99%でした。筆者としては平均で110FPSは出ているため、4Kでプレイするのであれば、グラボはRTX3090にすることは必須だと言えます。
【筆者の場合】Core i7-11700 ×RTX3060 Tiで75FPS
バイオハザード8は体験版の配布も行われています。今回、実際に体験版をダウンロードそた上でFPSを計測してみました。
なお筆者の構成はCPUは「Core i7-11700」、グラボは「RTX3060 Ti」。そしてゲーム側の設定は2K、レイトレーシングありで検証してみました。
RTX3060 Tiを搭載しているためか、レイトレーシングありの状態でも特にカクつくことはなく、平均して75FPSを維持していました。参考までにレイトレーシングなしの状態だと110FPS程度を安定して出力していました。レイトレーシングにこだわらないのであればオフにして、解像度や画質を上げると良いでしょう。
グラフィックが非常に綺麗で、思わず見入ってしまいそうですが、その反面、敵と遭遇したときのリアルさに、思わず声を出して驚いてしまいます。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』を遊ぶためのおすすめグラボ
先ほどご紹介したベンチマーク結果を踏まえて、バイオハザード8 ヴィレッジを遊ぶためにおすすめなグラボを3つご紹介したいと思います。
RTX3090
引用元:Amazon
4Kでのプレイなど、グラフィック重視のユーザーにはRTX3090がおすすめです。先ほどのベンチマーク結果からレイトレーシングありの場合、FPSも重視するとなるとRTX3090一択になるでしょう。RTX3090を購入しておけば、他のゲームでも快適にプレイできることは間違いないです。
価格は251,073円(2022年6月8日時点)となっており、以前よりもグラボの価格が下がってきているため、グラフィック重視のユーザーはぜひ購入を検討してみてください。
RTX3060 Ti
引用元:Amazon
RTX3090が予算の都合上、購入が難しいという方はRTX3060 Tiがおすすめ。
RTX3090に性能面は劣るものの、コスパの高さが魅力的です。価格は75,737円(2022年6月8日時点)と10万円以下で購入可能です。初めてのゲーミングPCを自作する方でコスパ重視の方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
GTX1660 SUPER
引用元:Amazon
性能は抑えめでもいいから、とにかく安価にゲーミングPCを組みたい方にはGTX 1660 SUPERがおすすめ。価格は33,000円(2022年6月8日時点)と、非常にお買い求めやすい価格帯になっています。GTX 1660 SUPERを購入するメリットは価格だけではありません。グラボのサイズが小さいので、省スペースでゲーミングPCを組み上げたいユーザーは必見です。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』を遊ぶのにおすすめのゲーミングPC
自分でパーツを購入して組み上げることが自作PCの醍醐味ではありますが、中にはパソコンは欲しいけど自分でパーツを組み上げることに不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にはBTOパソコンの購入を検討してみると良いでしょう。
「バイオハザード8 ヴィレッジ」をプレイするにあたっておすすめのBTOゲーミングPCを3つご紹介します。
ドスパラ GALLERIA ZA9R-R39
引用元:ドスパラ
グラフィック性能も、PCのスタイリッシュさも妥協したくない方はドスパラのGALLERIA ZA9R-R39がおすすめ。グラボはRTX3090、CPUはRyzen 9 5900Xを搭載しており、どちらも十分な性能を有しています。
またメモリは8GB×2の16GBとゲームをプレイするにあたって十分なメモリ容量を確保することができ、SSDは1TBを搭載。バイオハザード8 ヴィレッジ以外のゲームも複数保存できます。価格は519,979円(税込)(2022年6月8日時点)と決して安くはないですが、ゲームを快適にプレイしたい気持ちが強いユーザーにとっては購入する価値ありです。
パソコン工房 LEVEL-R769-124-SAX
引用元:パソコン工房
グラフィック性能も価格面も、どちらもバランスの良いゲーミングPCをお探しでしたら、パソコン工房のLEVEL-R769-124-SAXがおすすめです。グラボはRTX3060 Tiを、CPUはCore i5-12400を搭載しており、設定次第で様々なゲームを幅広くプレイすることが可能です。メモリは8GB×2の16GBを搭載。SSDは500GBを搭載しています。
価格は219,980 円(税込)(2022年6月8日時点)と20万円代で購入できるため、初めてゲーミングPCを購入する方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ツクモ バイオハザード ヴィレッジ 推奨PC
引用元:ツクモ
ツクモより、バイオハザード ヴィレッジ推奨PC、G-GEARシリーズのご紹介です。
グラボはRTX3060 Tiに相当するRX 6700 XTを搭載。CPUはRyzen 7 5800Xが搭載されており、非常にバランスのとれた構成です。メモリは8GB×2の16GBを搭載し、SSDは1TBと大容量です。
価格は254,800円(税込、2022年6月8日時点)となっており、パソコン工房の構成と比較するとCPUが高性能である点や、SSDの容量が大きい点が購入の比較ポイントになります。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』向けグラフィックボード選びについてよくある質問
最後に「バイオハザード8 ヴィレッジ」のグラフィックボード選びについて、よくある質問を以下にまとめました。
CPUの選び方は?
Intelの場合は「Core i5-12400」、AMDの場合は「Ryzen 7 5800X」がおすすめです。
ベンチマーク結果の動画でも、CPUの使用率は10~15%ほどと、あまり稼働していませんでした。
あまり高価かつハイスペックなCPUを搭載しても、大きくプレイには影響しない場合があります。ある程度のスペックで押えた方が、グラボに予算を回せるのでおすすめです。
『バイオハザード8 ヴィレッジ』と同等スペックで快適に遊べる他のおすすめゲームは?
今回はTSUKUMOより、G-GEAR バイオハザード ヴィレッジ 推奨PCのスペックを参考に他のおすすめゲームをご紹介します。
RX 6700 XTを搭載しており、CPUはRyzen 7 5800Xと非常にバランスが良い構成でありながら、幅広いゲームをプレイすることができるスペックを持っています。
同じFPS視点のゲームである「Minecraft」はもちろん、「フォートナイト」、「Apex Legends」などもある程度画質を高めても快適にプレイすることが可能です。
対して「ウォッチドッグスレギオン」や「サイバーパンク2077」など、高いグラフィック性能が必要とされるゲームにおいては4K設定だとFPSが30~40程度になるため、少し厳しい印象。ですが、設定を下げれば快適にプレイすることも可能でしょう。
まとめ
今回は「バイオハザード8 ヴィレッジ」の推奨スペックやベンチマーク結果、それからおすすめのグラボ、BTOパソコンについてご紹介しました。
バイオハザードシリーズはグラフィックがリアルであることが特徴であることから、高画質・高解像度でプレイしたいユーザーも多いのではないでしょうか。
4Kかつレイトレーシングを有効にすると、かなり高性能なグラボを搭載する必要があります。一方で解像度を少し下げてみたり、レイトレーシングを無効にすると、RTX3060 Tiクラスのグラボでも十分快適にプレイすることが可能です。
「バイオハザード8 ヴィレッジ」をプレイしようと考えている方は、ゲーミングPCを購入する前に、どこまでのグラフィックを求めたいのかを決めてからパーツ構成を考えてみることをおすすめします!