FF14のワールド一覧&国内サーバー例!初心者は「優遇ワールド」から始めよう
FF14にはMMORPGにおけるサーバーである「ワールド」が存在し、各ワールドは「データセンター」と呼ばれるグループに別れています。
そこで今回は初心者には少し分かりにくい、FF14のデータセンターとワールドの概要と、データセンターごとの特色などについて分かりやすく解説します。また筆者が実際にFF14の無料体験版で、ゲームを開始するまでの手順も紹介するので、ぜひご参考ください。
FF14の「データセンター」と「ワールド」とは
「ワールド」とは一般的なMMORPGにおける「サーバー」であり、自身が所属するワールドを「ホームワールド」と呼びます。ワールドはどれを選んでも、ゲームの基本的な要素に変わりはありませんが、ワールドによってプレイヤー層や人口に多少の違いがあります。
また、各ワールドは「データセンター」と呼ばれる大きなグループに分かれており、どれを選ぶかによって選べるワールドも変わります。FF14特有の「データセンター」や「ワールド」という用語は、初心者の方には分かりづらいかもしれません。
下記の図では「データセンター」と「ワールド」の概念を表しています。
冒頭でお伝えしたように、「ワールド」は一般的なMMORPGの「サーバー」に相当するものです。さらに、そのワールドを複数まとめて大きなグループとしてまとめたものが、「データセンター」だということです。上記の例では、「ワールド01」は「データセンターA」に属しますが、「ワールドE」は「データセンターB」に属しています。
ちなみに、各ワールドの名称はFFシリーズの召喚獣や伝説の武具などに由来します。ゲームプレイ時は同じデータセンター内でのマッチングとなることが多く、「同じワールドのプレイヤー同士限定」の要素は現在ではほとんどありません。つまり、ワールドやデータセンターは、基本的には「好きなものを選べば良い」ということです。
日本国内のデータセンター/ワールド一覧
FF14で選ぶことができる日本国内のデータセンターは4種類、ワールドは全部で32種類あります。詳細は下記のとおりです。
2022年7月に公開された「パッチ6.18」では、4つ目のデータセンター「Meteor(メテオ)」が追加されました。また、それまで他のデータセンターに所属していたワールドの一部が、新しいMeteorデータセンターに移動しています。例えば、「RAMUHワールド」は以前はElemental所属でしたが、現在はMeteorの所属となっています。
日本国内のデータセンターごとの特徴
FF14では、どのデータセンターを選んでも基本的なゲーム内容に違いはないため、どれを選んでも構いません。一方でデータセンターによって、プレーヤー層が異なる傾向があります。例えば「Mana」は最も人口が多く、「Elemental」は外国人プレイヤーが多いなど。
FF14はMMORPGなので、他のプレイヤーとパーティーを組んで冒険したり、コミュニティに参加したりするのが楽しみでもあります。そのため、ゲームの内容自体は同じでも、「どんなプレイヤーが近くにいるか」でゲーム性や楽しさなども変わります。
幸いなことに現在では、データセンター間を自由に移動できるので、データセンターを変えるためにキャラを作り直す必要はありません。そのため、後述する方法で複数のデータセンターを渡り歩いてみるなど、いろいろ試してみるといいでしょう。
2022年から「データセンタートラベル」で他のデータセンターへの移動が可能に
2022年7月に更新された「パッチ6.18」では、新しいMeteorデータセンターに加えて、「データセンタートラベル」の機能が追加されました。これは、キャラクターを異なるデータセンターへ移動できるようになる、という画期的なシステムです。データセンタートラベルの手順は下記のとおりで、筆者が試したところ無料体験版でもOKでした。
ログイン後のキャラクター選択画面で、キャラクター名にカーソルを合わせて、サブコマンドを開きます。サブコマンドはキーボードでプレイする場合、テンキーの「*」で開きます。それから「他のデータセンターへ遊びに行く」をクリックすると、データセンターとワールドを選べます。「実行」を押すと、数分後にデータセンタートラベルが完了します。
FF14のデータセンター/サーバーの選び方
FF14のデータセンターは、「Mana」は最も人口が多く、「Elemental」は外国人プレイヤーが多いなどプレイヤー層に違いがあります。前述したように、基本的なゲーム内容は同じで、現在ではデータセンタートラベルも可能なので、どれを選んでも問題ありません。
とはいえ「人気のワールド」はあるので、人が多い場所で賑やかに楽しみたい場合は、下記3つのワールドを選ぶといいでしょう。ただし、下記3つのワールドは「人気ワールド」ではあるものの「優遇ワールド」ではないので、初心者が有利になるわけではありません。
Chocoboサーバー | プレイヤー人口最多の「大都会」
「Chocoboサーバー」は最もプレイヤー人口が多いワールドだといわれています。古参プレイヤーが多く、わりと「面倒見の良いプレイヤー」も多い印象です。
Gungnirサーバー | 初心者が多い賑やかなワールド
「Gungnirサーバー」は、初心者が多く賑やかで楽しみやすいワールドだといわれています。「GLAY」のヴォーカル「TERU」さんがプレイしていたことでも有名です。
Bahamutサーバー | GAIAで最も人口が多いワールド
「Bahamutサーバー」が、GAIAデータセンターで最も人口が多いワールドです。上記2つのワールドよりハードコア層の割合が高いようなので、少し敷居が高いかもしれません。
初心者の場合は「優遇ワールド」からゲームを始めると有利!
全32種類のワールドのうち、一部は「優遇ワールド」という特別なカテゴリーに属しています。優遇ワールドでは、取得経験値が2倍になる「バフ効果」や、装備品と交換できる「シルバーチョコボの羽根10枚ゲット」など、嬉しい優遇処置が得られます。
2022年7月現在では、「Atomos」「Garuda」「Kujata」「Pandaemonium」「Belias」「Yojimbo」の6つが「優遇ワールド」となっているので、初心者プレイヤーの方はぜひこれらのワールドでゲームを始めることをおすすめします!
引用元:ワールド稼働状況
そもそも「ワールド間人口の平均化優遇施策(優遇ワールド)」は、特定のワールドばかりにプレイヤーが偏るという、人口過密の問題を解決するために導入されました。いわゆる「過疎鯖(過疎サーバー・過疎ワールド)」への移住を、さまざまな優遇制度を設けることによって促し、各ワールドの人口を均一化するというシステムです。
特に「経験値2倍」のメリットは絶大で、単純計算でプレイヤーの成長速度が2倍以上になります。ボスを倒したときはもちろん、ザコ敵の討伐やクエストクリアのときに得られる経験値も2倍になります。こうした優遇処置により、メインクエストを最後まで進めるだけで、レベル70以上に成長できるほどのメリットが得られるのです!
優遇ワールドでゲームを開始する方法 | フリートライアル版の場合
これまでご紹介してきた情報を踏まえて、実際に「優遇ワールド」でFF14をプレイ開始する方法を解説します。まずは「スクウェア・エニックス アカウント管理システム」にアクセスし、必要事項を入力して「スクウェア・エニックス アカウント」を作成しましょう。
登録したメールアドレスに「認証コード」が届くので、次の画面で入力してください。以上の手順で「スクウェア・エニックス アカウント」の作成が完了するので、次は「ファイナルファンタジーXIV フリートライアル」にアクセスし、無料体験版をダウンロードします。
「無料で体験版をプレイする」→「スクウェア・エニックス アカウントでログイン」と進み、プラットフォームに「Windows PC」を選択します。あとは画面の表示どおりにWindows PC版のインストーラーをダウンロードしましょう。すぐにダウンロードが完了するので、インストーラーを起動してください。
画面の表示どおりに進めると、「FINAL FANTASY XIV ONLINE」本体のインストールが行われます。こちらもすぐに完了し、デスクトップ上に「FINAL FANTASY XIV ONLINE」のアイコンが表示されるので起動しましょう。なお筆者の場合は、「管理者権限」で実行しないと起動しませんでした。
「すでにスクウェア・エニックス アカウントをお持ちの方」をクリックし、IDとパスワードを入力します。なお、「ワンタイムパスワード」の項目も表示されますが、入力する必要なありません。やがてFF14本体のインストールが始まります。筆者は2時間ほど掛かったので、その間は別のことをして過ごしました。
ちなみに、筆者は初回のインストール時に「パッチファイルのアップデートに失敗しました」というエラーが表示されました。セキュリティ対策ソフト(筆者の場合は「Avira Security」)を一時的に停止し、再度インストーラーを起動すると成功しました。
さっそく「プレイ」をクリックして、FF14のプレイを開始しましょう!
ゲームが起動したら、まず「DATA CENTER」をクリックして、「Elemental」を選択しておきましょう。それからタイトル画面に戻り、「GAME START」をクリックします。
キャラクターの作成画面が表示されるので、まず「ワールド選択」をクリックし、先ほどご紹介した「優遇サーバー」を選択します。Elementalの中では「Atomos」「Garuda」「Kujata」の3つが優遇ワールド。筆者は今回「Atomos」を選択しました。
あとは種族を選んで好みのキャラクターを選択しましょう。筆者は猫耳と尻尾に目がないので「ミコッテ(Miqo’te)」という種族でキャラクターを作成しました。以上でFF14をインストールし、優遇ワールドでゲームを始める手順の完了です!
まとめ
FF14のデータセンターとサーバー(ワールド)の関連性や、それぞれの種類について解説しました。どのデータセンターを選んでもゲームの内容自体は変わりませんが、「Mana」は最も人口が多く、「Elemental」は外国人プレイヤーが多いなどプレイヤー層が変わることがポイントです。
また現在では、6つのワールドが「優遇ワールド」に指定されており、経験値が2倍になるという圧倒的なメリットが得られます。そのため、今からFF14を始めよう・もしくは新しいキャラで再プレイしようと考えている方は、ぜひ「Atomos」や「Garuda」などの優遇ワールドで始めることをおすすめします。
なお、FF14とFF15には公式の「ベンチマークソフト」が用意されています。2タイトルとも相当のPCスペックが要求されるので、「PCスペックが心配」「ゲーミングPCを新調したい」とお考えの方は、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。