Windows 搭載パソコンの「今」に注目 <デバイス編>
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デバイスの種類と使い方
現在、世の中には様々な情報端末が存在しています。代表的なモノとしては、パソコンやタブレットPC、スマートフォンなどがあります。皆さんは、これらの端末を使って何をしているでしょうか?ネット閲覧、電子書籍、ゲーム、勉強、仕事など様々な使い方がありますね。
近年では、スマートフォンとタブレットPCで出来ることが増え、しかも持ち運びに優れていることから「パソコンは不要」と言われる場面も多々ありました。確かにスマホやタブレットPCでも同じようなことはできます。しかし、注目して頂きたいのは「できるレベルではある」ことなのです。では、「パソコン」 vs 「スマホ&タブレットPC」できるレベルの違いを見てみましょう。
スマホ&タブレットPCが得意とすること
スマホとタブレットPCの大きなメリットは、やはり持ち運びがし易いということ。しかもスマホであれば電話機能と情報端末としての機能を兼ね備えているので、1台であらゆることが出来てしまう。しかし、本体の大きさや画面の大きさにより制限されていることも多々あります。
例えば、性能面。ネット閲覧や電子書籍、簡易的なゲームなどであれば性能的には十分であるものの、本格的な3Dゲームをプレイするのは厳しいです。また、画面の大きさもパソコンから比べれば小さい為、文字が細かくて見えづらかったり、一度に表示できる量が少ない為、頻繁に画面スクロールをしなくてはいけなかったりと不便なシーンもあります。
パソコンが得意とすること
では、パソコンはどうでしょうか?仮に持ち運べるノートパソコンだとしても、スマホやタブレットと比べてサイズや重量がある為、手軽さは劣ってしまいます。しかし、それを遥かに凌ぐ便利さがあります。例えば、画面サイズが大きいことによる表示領域の広さ。内容がぎっしり詰まったWebページでも、大きな画面サイズを活かして全体的にみることができます。その中で気になった場所をズームして、更に読みやすくすることも出来ます。
次に文字入力です。現在はスマホ感覚で操作できるタッチパネル搭載のパソコンが多いですが、文字入力を伴う使い方の場合は従来通りキーボードやマウスを使った方が快適です。時にはタッチ、時にはキーボードとメリハリのある使い方ができるのもパソコンの大きなメリットと言えます。
そして最後に性能面。端末が大きい分、処理を行う部品も大きくすることができますので、スマホやタブレットPCと比べて高性能なものが殆どです。この性能というのは、3Dゲームのような限定的な使い方に限らず、普段のちょっとした使い方にも影響してきます。インターネットのコンテンツも日々進化しており、動画が流れたりアニメーションがあったりと動きのあるWebページもたくさんありますが、こういったものをスムーズに閲覧したり、パソコンのOSであるWindowsを快適に動かすというところも重要なポイントとなります。
結局のところ、どっちがいいの?
では、本当に持つべき端末はどれなのでしょうか?筆者が出した答えは、両方持つことです。そもそもスマホやタブレットPCがなぜ世に出たのかということを考えれば自ずと答えは出てきます。パソコンは便利だけど、もっと気軽に持ち運んで、いつでもどこでもネットを見たい、そういったニーズだから手軽に持ち運べるスマホやタブレットPCが出てきました。
ですから、パソコンにはパソコンの得意とする使い方、スマホにはスマホの得意とする使い方といったように、同じようなことが出来たとしても得意分野が違うわけですね。筆者もパソコンとスマホを上手く使い分けて使っていますが、どちらが欠けたとして死活問題になるくらいに必要不可欠なものとなっています。
殆どの方はスマホを持っていますが、プライベートパソコンを持っていない方はまだまだ多いです。この機会に是非パソコンも併せて使ってみてください。できることが一気に増えて、きっと世界が変わりますよ。
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まとめ
今回は、最近のパソコン事情について触れてきました。もしも、スマホやタブレットPCさえあれば良いと思っている方がご覧になっていた際は、今一度パソコンについて考えてみて頂けたらと思っています。次回は「Windows」がどういったモノなのかを解説していきたいと思います。