AMD Ryzen 5 2400Gの性能レビュー&ベンチマークをDDIYerが検証!ゲーミング性能・平均FPSを実機計測
内蔵グラフィックスが搭載された初めてのRyzenシリーズとして、2018年2月13日に発売されたAPUの「AMD Ryzen 5 2400G」。自作PCマニアの間では今でも人気の高い機種です。CPU自体の性能も十分に優れているので、高いパフォーマンスを発揮できます。
現在ではすでに第5世代のRyzen 5000シリーズが登場しているため、さすがに性能面で最新機種と比べると見劣りする点もあります。しかし、GPUなしでもゲームができるのは大きな魅力です。
今回はそんなAMD Ryzen 5 2400Gについて、どのような特徴があり、ベンチマークではどのような性能を発揮しているのか。DDIYerのユーザーによる実機計測も交え、詳しく比較検証していきます。DDIYerが集まるDigital DIYerはこちら!
AMD Ryzen 5 2400Gとは
AMD Ryzen 5 2400Gは、AMDが2018年に発売したAPUです。第2世代Ryzenというだけではなく、CPUとGPUを一体化させた「APU」として登場しました。そのため大きな注目を集め、現在でも人気の高い機種です。
CPUとGPUが一体化しているので、Ryzen 5 2400Gがあればグラフィックボードなしでもゲームプレイが可能です。つまり、自作PCのコストを削減できるということ。もちろんスペック面では専用GPUより控えめですが、コスト重視派には大きな魅力ですよね!
そんなAMD Ryzen 5 2400Gの基本的なスペックや注目点について、まずは詳しく見ていきましょう。なお、スペックの参照元はこちらになります。
仕様
AMD Ryzen 5 2400Gのコア数やスレッド数、クロック数など基本的な仕様は次のとおりです。
AMD Ryzen 5 2400Gの基本スペック | |
---|---|
コア数 | 4コア |
コア数 | スレッド数 |
コア数 | スレッド数 |
GPUコア数 | 11コア |
基本クロック数 | 3.6GHz |
最大クロック数 | 3.9GHz |
L1キャッシュ合計 | 384KB |
L2キャッシュ合計 | 2MB |
L3キャッシュ合計 | 4MB |
オーバークロック | ○ |
製造プロセスサイズ | 14nm |
PCI Expressバージョン | PCIe® 3.0 x8 |
TDP | 65W |
最大温度 | 95°C |
Ryzen 5 2400Gのスペックは、先代のRyzen 5 1400と比べると順当に向上しました。製造プロセスは14nmと共通ですが、トランジスタ数は48億から49.5億へ、基本クロック数も3.2GHzから3.6GHzへと15%ほどアップしたことが特徴です。
何よりも前世代機と大きく異なるのは、内蔵グラフィックスチップ「Radeon RX Vega 11」を搭載していることです。グラフィックス性能については後述しますが、GPUコア数は11となっています。
メモリ
AMD Ryzen 5 2400Gのメモリに関するスペックは次のとおりです。
AMD Ryzen 5 2400Gのメモリスペック | |
---|---|
最大メモリ速度 | 2,933MHz |
メモリタイプ | DDR4 |
メモリチャネル数 | 2 |
DDR4-2933はスペック上はDDR4-2933までのメモリに対応しています。DDR4とDDR3には互換性がないので、必ずDDR4メモリを使用するようにしましょう。速度についても2,933MHzのメモリを選べば、安全性とスペックともに安心です。
ただし、DDR4-2933は供給量の少ないタイプのメモリなので、DDR4-3200を選ぶ方が良いでしょう。この場合でもBIOSの設定で定格クロックでの動作が可能です。オーバークロックさせる場合は、メーカーの保証対象外となるのでご注意ください。
グラフィックス仕様
AMD Ryzen 5 2400Gのグラフィックスに関するスペックは次のとおりです。
AMD Ryzen 5 2400Gのグラフィックスペック | |
---|---|
プロセッサー | Radeon™ RX Vega 11 Graphics |
クロック数 | 1,250MHz |
グラフィックス・コア数 | 11コア |
テクノロジーサポート | AMD SenseMIテクノロジー AMD VR Readyプロセッサー AMD Ryzen™ Masterユーティリティ AMD Ryzen™向けEnmotus FuzeDrive™ AMD Radeon™ Software AMD FreeSync™ テクノロジー |
接続端子 | Display Port HDMI™ |
AMD Ryzen 5 2400GにはRadeon™ RX Vega 11 Graphicsが搭載されており、グラフィックボードなしでゲームをプレイ可能。演算ユニットは11コアで、44個のテクスチャユニットと、704個のストリームプロセッサーも搭載されています。
ただし、Ryzen 5 2400Gのグラフィックス機能はあくまでCPU付属のものなので、スペック面では専用GPUに見劣りします。それなりの描画性能は確保されていますが、フルHDで高画質のゲームをプレイするのは難しいと考えておく方が良いでしょう。
AMD Ryzen 5 2400Gはグラボとの併用は可能?
AMD Ryzen 5 2400GはGPU(グラフィックボード)との併用が可能です。ただし、そのままではグラボが認識されないので、内蔵グラフィックス機能を無効化する必要があります。CPUのスレッド性能は高いので、高画質のゲームも快適にプレイできるでしょう。
ただし、最初からグラボありきでRyzen 5 2400Gを購入するのは得策ではありません。APUの強みは、グラボなしでそれなりのグラフィックス性能を低コストで確保できることにあります。グラボ搭載が前提なら、Intel製CPUを選ぶ方がコスパが良くなるかもしれません。
ちなみに、AMD Ryzen 5 2400Gは内蔵グラフィックスの有効・無効によって、CPUやメモリの性能が変わることはないようです。そのため、内蔵グラフィックスに満足できない場合だけ、GPUを追加するようにすると良いでしょう。
AMD Ryzen 5 2400GとAMD Ryzen 5 3400Gの違い・比較
AMD Ryzen 5 2400Gの後継機種はRyzen 5 3400Gで、同じく内蔵グラフィックス搭載モデルです。そこで、両者のスペックを比較してみましょう。
基本的には後継機種のRyzen 5 3400Gの方がハイスペックです。コア数は同じではありますが、クロック数については順当に進化していると言えるでしょう。製造プロセスも14nmから12nmへ縮小しており、集積化の技術も向上しているようです。
ただし、グラフィックス性能はほとんど変わりません。GPUのベースクロックは1.25GHzから1.40GHzに向上したとはいえ、その他のスペックは同じです。時代が進むにつれてグラフィックスの要求性能も高まるため、グラボの必要性は増すかもしれませんね。
CPU
Ryzen 5 2400G | Ryzen 5 3400G | 比較 | |
---|---|---|---|
ベースクロック周波数 | 3.60 GHz | 3.70 GHz | +0.10GHz |
最大クロック周波数(1コアのみ) | 3.90 GHz | 4.20 GHz | +0.30GHz |
最大クロック周波数(全てのコア) | 3.70 GHz | 4.00 GHz | +0.30GHz |
コア/スレッド数 | 4コア/8スレッド | 4コア/8スレッド | 同じ |
ハイパースレッディング | ○ | ○ | 同じ |
オーバークロック | ○ | ○ | 同じ |
コアアーキテクチャ | normal | normal | 同じ |
製造プロセス | 14 nm | 12 nm | -2nm |
参照:AMD Ryzen 5 2400G vs. AMD Ryzen 5 3400G
GPU
Ryzen 5 2400G | Ryzen 5 3400G | 比較 | |
---|---|---|---|
GPU | AMD Radeon Vega 11 Graphics | AMD Radeon Vega 11 Graphics | 同じ |
グラフィック クロック周波数 | 1.25 GHz | 1.40 GHz | +0.15GHz |
ターボ使用時のクロック周波数 | なし | ||
GPU Generation | 8 | 8 | 同じ |
製造プロセス | 14 nm | 14 nm | 同じ |
DirectX Version | 12 | 12 | 同じ |
最大画面数 | 3 | 3 | 同じ |
ユニット数 | 11 | 11 | 同じ |
Shader数 | 704 | 704 | 同じ |
最大メモリ容量 | 2 GB | 2 GB | 同じ |
参照:AMD Ryzen 5 2400G vs. AMD Ryzen 5 3400G
アーキテクチャ
Ryzen 5 2400G | Ryzen 5 3400G | 比較 | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Raven Ridge (Zen+) | Picasso (Zen+) | 世代更新 |
対応メモリ | DDR4-2933 | DDR4-2933 | 同じ |
メモリ チャンネル | 2 | 2 | 同じ |
最大メモリ容量 | 64 GB | 64 GB | 同じ |
ECC | ○ | ○ | 同じ |
L2 キャッシュ | 2MB | 2MB | 同じ |
L3 キャッシュ | 4.00 MB | 4.00 MB | 同じ |
PCIe バージョン | 3.0 | 3.0 | 同じ |
PCIe 配線 | 12 | 12 | 同じ |
参照:AMD Ryzen 5 2400G vs. AMD Ryzen 5 3400G
Ryzen5 2400Gのベンチマーク性能比較
ここまではRyzen 5 2400Gの基本的なスペックについて見てきました。今度は3つの機種「Ryzen 3 2200G」「Ryzen 5 3400G」「Ryzen 5 PRO 4650G」と比較してみましょう。「ベンチマークスコア」「ベンチマーク順位」「価格」「コストパフォーマンス」の4つの要素で比較します。
Ryzen 5 2400G | Ryzen 3 2200G | Ryzen 5 3400G | Ryzen 5 PRO 4650G | |
---|---|---|---|---|
ベンチマークスコア | 8,731 | 6,762 | 9,372 | 16,556 |
ベンチマーク順位 | 535 | 732 | 494 | 236 |
価格(※1) | 44,114円 | 25,654円 | 30,332円 | 52,250円 |
コストパフォーマンス(※2) | 21.77 | 28.99 | 33.99 | 34.86 |
参照:PassMark
(※1)価格は海外の参考価格で、1ドル=110円の為替レートで換算したものです。国内の最新価格とは異なる可能性があります。
(※2)コストパフォーマンスの数値は「ベンチマークスコア÷価格」で算出しており、数値の高い方が良好な結果を示します。
ここで注目したい点はコストパフォーマンスの数値です。Ryzen 5 2400Gは4機種の中で数値が最も低く、コスパが良くないことが分かります。Ryzen APUの黎明期ということもあり、価格設定も少し高めでコスパが悪くなったのかもしれませんね。
後継機種のRyzen 5 3400Gはやはりベンチマークのスコアも上がり、コスパも大幅に改善されています。特筆すべきは第4世代のRyzen 5 PRO 4650Gでしょう。同じくGPU搭載モデルで、スコアとコスパともに他の機種を圧倒しています。
【実機検証編】 Ryzen5 2400G のCPU性能・ゲーミング性能
ここまではAMD Ryzen5 2400Gの基本スペックやベンチマークのデータを元に検証を行ってきました。しかし、気になるのは実際に発揮できる性能ですよね。そこで、ここでは実際に寄せられたユーザーの声やペンチマークの比較などを用いて、スペックの評価を行っていきましょう。
AMD Ryzen5 2400G with Radeon Vega Graphics 3.60GHz × GeForce GTX1660super
「AMD Ryzen5 2400G with Radeon Vega Graphics 3.60GHz × GeForce GTX1660super」の構成については、Digital DIYerユーザーの「kazkiRazer」さんご提供のデータを元に検証していきます。
まずはPCの構成内容から見ていきましょう。
CPU | AMD Ryzen5 2400G with Radeon Vega Graphics 3.60GHz |
---|---|
GPU | GeForce GTX1660super |
CPUクーラー | CRYORIG H5 universal |
マザーボード | ASRok B450MSteelLegend |
メモリ | A-DATA DDR4 2666 4G×2枚 |
ケースファン | inwin sirius roop×2 NZXT RGB120mm |
電源 | Corsair CX550M |
ケース | Thermaltake H18 |
「kazkiRazer」さんのコメントは次のとおりです。
快適に動く処理はゲーム、YouTubeの高画質再生など。一方で性能不足を感じる処理は動画のエンコード、3Dなどです。
この構成ではAMD Ryzen 5 2400GにGPUを増設済み。GTX1660 SuperはCUDAコア数を1,408基搭載しており、ベースクロック1,530MHzで駆動します。Ryzen5 2400Gの内蔵グラフィックスより大幅にハイスペックなので、ゲームプレイが快適なのも納得ですよね。
一方で、動画のエンコードや3D処理などでは、スペック不足を感じてしまうようです。これらの作業ではCPU性能が特に要求されます。しかし、Ryzen5 2400Gはすでに旧世代機なので、どうしてもスペック不足な場面も時には出てくるのかもしれません。
Cinebench
CCinebench R15でのスコアは、フレームレートは約82fps、CPUスコアは760という結果になりました。
引用:https://www.maxon.net/ja/downloads/
最新の機種と比較すると少し見劣りする数値ではありますが、基本的なゲームプレイには十分な性能だと言えるのではないでしょうか。マルチスレッドに特化したタイトルでは、CPUの性能を十分に発揮できそうです。
FF15 ベンチマーク
FF15のベンチマークでは、解像度フルHD(1080p)のフルスクリーン、標準画質設定にてスコアを計測しました。その結果、スコアは6,305で「快適」になりました。
引用:http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/
最新機種の構成では高画質設定で10,000を大きく上回ることを考えると、少し控えめなスコアだと言えるかもしれません。しかし、評価は「快適」となっているので、ゲームプレイに支障が出ることは少ないでしょう。
引用:http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/
フレームレートの計測結果は、上記の画像の右上に表示されているとおり74という水準です。ゲームプレイは60fpsを確保すればヌルヌルと快適に動くので、必要十分な性能を満たしていると言えるでしょう。
FF14 ベンチマーク
最後にご紹介するFF14のベンチマークです。こちらはフルHDの高品質設定で計測し、その結果はスコアが7,482で、評価は非常に快適となりました。
引用:https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/
さらに、FF14のベンチマークは結果の詳細をテキストファイルで確認できます。特に重要な部分は下記のとおりです。
- 計測日時: 2021/4/7 0:12:35
- SCORE: 7842
- 平均フレームレート: 65.0026
- 最低フレームレート: 21
- 評価: 非常に快適
- -非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
ゲーミングで特に重要なのはフレームレートなので、そこに注目してみましょう。ベンチマーク結果では、平均フレームレートが65となっています。60fpsあれば十分なので、基本的には必要なスペックを満たしていると言えるでしょう。
しかし気になるのが、最低フレームレートが21という点です、最低フレームレートは、一時的に負荷が掛かったときに、どれだけfpsが落ちるかを示します。一瞬のこととはいえ、20~30台まで落ちると気になることが多いです。
また、平均フレームレートが65なので、そもそもあまり余裕のない状態です。負荷の高い状態が続く状況下では、快適なプレイは難しいかもしれません。しかし、このベンチマーク結果は高画質設定のものなので、画質を落とせばフレームレートは安定するでしょう。
Ryzen5 2400Gの特徴・性能評価
Ryzen5 2400Gの基本やベンチマーク、実機検証結果を確認したところで、最後にその性能について詳しく検証し、まとめていきましょう。Ryzen5 2400Gの特徴やメリット、デメリットは次のとおりです。
- グラフィックボードなしでゲームをプレイできる
- CPUのスレッド性能が高いためゲームプレイに有利
- 内蔵グラフィックスでは十分な性能が出ないことも
上記3つの点について、重要なポイントを詳しく掘り下げていきましょう。
グラフィックボードなしでゲームをプレイできる
AMD Ryzen5 2400Gには、AMD Radeon Vega 11 Graphicsという内蔵グラフィックスチップが搭載されています。CPUとGPUが一体となったAPUなので、AMD Ryzen5 2400GをPCに積めば、GPU(グラフィックボード)を付ける必要はありません。
自作PCを構成するときに気になるのがコストですよね。それなりのCPUとGPUを選べば、それだけで10万円以上の費用が掛かることも。AMD Ryzen5 2400Gなら3万~4万くらいで、CPUとGPUの機能が一度に手に入ります。
後述するように内蔵グラフィックスの性能は限られていますが、HD環境で画質設定を控えめにすれば、ほとんどのゲームはそれなりに楽しむことができます。スペック面ではIntelのオンボードグラフィックスよりも優れているようです。
CPUのスレッド性能が高いためゲームプレイに有利
AMD Ryzen5 2400Gは内蔵グラフィックス搭載のAPUとして有名ですが、単純にCPUとして見ても魅力的です。3年近く前の製品なので、最新の第5世代などと比べると見劣りしますが、それでも4コア8スレッドのマルチスレッド性能は今でも通用します。
初代Ryzenシリーズとの違いは、製造プロセスの縮小やCCXデザインの変更にあります。これまで2つに分かれていたCCXを1つに統合することで、メモリやキャッシュのアクセス速度が向上し、小型化により内蔵グラフィックスも搭載可能となったのです。
スレッド性能の高いCPUと内蔵グラフィックスのコンビネーションで、グラボなしでもそれなりにゲームをプレイできる環境が整っています。ゲームができるPCを低コストで組みたい人には、Ryzen5 2400GはおすすめできるAPUだと言えるでしょう。
内蔵グラフィックスでは十分な性能が出ないことも
AMD Ryzen5 2400Gの魅力は内蔵グラフィックスにあります。しかし、それが弱みになってしまうことも。内蔵グラフィックスはゲームプレイに必要な情報を提供してくれますが、専用GPUに対抗できるほどのスペックではありません。
Ryzen5 2400Gが発売された2018年当時であれば、AAAタイトルのゲームもそれなりにプレイできたかもしれません。しかし、現在のゲームは要求スペックがさらに上がっているため、グラボなしではキツいことも増えてくるでしょう。
もちろん、画質設定を低めにすればフルHDでもプレイしやすくなります。前述したように必要に応じてGPUを増設することも可能です。ただし、最初からグラボありきでPCを組むのであれば、Ryzen5 2400Gよりもコスパの良い選択肢はたくさんあります。
まとめ
今回はAMDのAPU、Ryzen 5 2400Gについてご紹介しました。
2021年4月現在から考えると、Ryzen 5 2400Gは、スペック面で見劣りする点もあります。しかし、内蔵グラフィックスを搭載していること、グラボなしでゲームができるというコスパの良さは魅力的です。
発売からすでに3年近く経っていることから、中古市場での価格帯が安価であることも魅力。自作PC制作時に「一定程度のグラフィックス性能があるPCを安く組みたい」という際に魅力的な選択肢になるでしょう。
一方、BTOパソコンの購入の場合はRyzen 5 2400Gの後継となるAPUも既に登場しています。安価に抑えたい場合は「Ryzen 5 2400Gの中古やセール品を購入し自作PCを組む」。予算に余裕がある場合は「現行世代のAPUを搭載したBTOパソコンを購入する」といった検討を行うこともおすすめします。
Ryzen 5 2400GはCPUとGPUどちらも必要なスペックを備えていて、画質設定によってはAAAタイトルも比較的快適にプレイできます。通常のCPUと同じくGPUの増設も可能なため、コスパと拡張性を両立させたい人におすすめです。