【2023】ゲーミングPCのサブスクやレンタルはお得?分割払いとの比較 | 期間や審査内容も

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ゲーミングPCへの関心と需要の高まり、そしてサブスクサービスが当たり前となったことで「ゲーミングPCのサブスク」も登場し始めています。代表的なサービスにはレノボが運営する「スグゲー」がありますが、ドスパラなどが実施する「分割手数料無料キャンペーン」を利用すれば金利なしで「月々の支払」でゲーミングPCが購入可能です。
そこで今回はゲーミングPCを一括購入するのではなく、月額利用料を払って利用、もしくは購入する場合「サブスクと分割払い、どちらがお得か」を比較していきます。
ゲーミングPCのサブスクとは? | 定額制でのレンタルが可能
ゲーミングPCのサブスクとは、月額定額制でのPCのレンタルサービスです。
パソコンを「月々の使用料」で使うサービスは、従来はリース契約が一般的でした。しかし法人やビジネス用途を対象としていることがほとんどで、ゲームに対応できるパソコンとなるとほぼ事例がありません。
つまり、ゲーミングPCのサブスクとは非常に歴史が浅いサービス。個人利用も可能なゲーミングPCのサブスクを2つ紹介します。
代表的なサブスクサービス | スグゲー
引用元:https://legion-sugu-game.com/
レノボ(Lenovo)が運営するゲーミングPCサブスクサービスです。
PC本体はもちろんのこと、高リフレッシュレートのゲーミングモニターなどの周辺機器、Xbox Game Pass Ultimate、サポートサービス込みの価格。なので、サービス開始と同時に必要となるゲーミング環境が揃う事になります。
パソコンもデスクトップとノートの2種類が用意されており、ニーズに合わせて選択可能。契約年数は1年と2年から選べます。
- 運営会社:レノボ(Lenovo)
- 料金(最安値):6,100円~
- PCの構成例:AMD Ryzen5 5600H × NVIDIA GeForce RTX3060 laptop
- 途中解約の可否:不可
- 期間満了後の買取:別料金
代表的なサブスクサービス | BREAJON
携帯ショップ テルルを運営している、株式会社ガッジェスによるゲーミングPCサブスクサービス。サブスク以外にもゲーミングPCの販売やオーダーメイドも行っています。
サブスクで用意されているのはデスクトップPCのエントリーからミドルクラスの2種、本体のみが貸し出され、契約期間は3年となっています。
特徴的なのが「3年後にPC本体プレゼントor新品最大40%割引での購入権」の特典。つまり3年間使用した際の残価設定がゼロなのです。
- 運営会社:株式会社ガッジェス
- 料金(最安値):4,950円~(店頭受付)
- PCの構成例:Core i5 10400F× NVIDIA GeForce GTX1650~
- 途中解約の可否:可
- 期間満了後の買取:無償で手に入るor新品PC最大40%割引での購入権
ゲーミングPCのサブスクの注意点 | 期間満了後の買取が別料金のケースがある
ゲーミングPCのサブスクの注意点は、期間満了後の買取が別料金のケースがあることです。お試し感覚で使い始め、その性能に満足であれば買取を検討したいというケースもあるでしょう。たとえばスグゲーは残価設定があり、別料金を支払う事で買取可としています。逆に言えば、残価を払わない場合、どんなに端末を気に入っていたとしても、契約を更新しない場合は返品するしかありません。
最終的に所有権を持つ=自分のものにしたいならば、はじめから分割払いでの購入を検討したほうが良いでしょう。
ゲーミングPCのサブスクと分割払いの比較 | スグゲーの場合
ここからは「サブスク」と「分割払い」、どちらがよりお得なのか、実際の支払総額を比較していきます。
まずはスグゲーのデスクトップのプレミアムパッケージプランの2年契約を例に、同等程度のスペックの「パソコン工房の端末」を購入した際の料金を比較してみましょう。なおスグゲーの残価設定は、公式ページ「ご契約と注意事項」内の「ご利用金額一覧はこちら」より確認可能です。
- スグゲープレミアムパッケージプラン:12,300円(税込)×24カ月+残価160,000円=総額455,200円
- パソコン工房 LEVEL-R769-127-TA1X:259,800円(税込)+送料
スグゲーの場合、周辺機器が5万円程度としても、PC本体価格が40万円相当となります。パソコン工房の場合なら同等品が26万円程度から購入可能で、分割手数料もかかりません。個人所有なら間違いなく一括購入がお得です。
支払総額に大きな差が生まれる理由は、スグゲーのサービス設計にあります。実はスグゲーは本体代金の一部を分割する残価設定クレジットサービス。つまりローン返済なのです。そのため金利が発生し、総支払額としては割高です。
ただ法人や個人事業主の方であれば、「割高」でもサービスを利用する価値があるでしょう。理由はスグゲーの費用を「資産」ではなく「経費」として計上することが可能で、税務処理などがスムーズになること。
また契約満了と同時に手放して新規契約を結べば、常に最新スペックへと更新されるというメリットもあります。
ゲーミングPCのサブスクと分割払いの比較 | BREAJONの場合
次にBREAJONの場合ですが、こちらも「買ったほうが安い」です。BREAJONのSTプランを3年間利用し、本体プレゼントを受けた場合の支払総額は以下の通り。
BREAJON STプラン:8,910円×36カ月=320,760円
同社が販売しているハイエンドモデルのゲーミングPCは、いずれも30万円以下。サブスクと購入のどちらが得かは、金額面では「比べるまでもない」のが事実です。
とはいえBREAJONのサブスクも、スグゲーと同様に「経費に計上できる」のは大きなメリット。加えてBREAJONの場合は、3か月以上利用料を支払えば解約金がゼロというのも特徴的。料金を経費に計上しつつ、短期間のお試し利用が気軽にできます。
分割払いでお得にゲーミングPCを購入可能なBTOメーカーの例
最終的に所有する事を考えるのであれば、ローンを組んで購入するのが良いでしょう。その場合、金利手数料によって割高になるのが難点。
しかし、中には金利手数料がゼロとなるキャンペーンを展開しているPCショップもあります。お得に分割払いサービスを利用できるBTOメーカーを紹介します。
なお分割手数料の無料キャンペーンは早期終了する場合もあるため、最新のキャンペーン状況は常にメーカーのサイトをご確認ください。
ドスパラ
引用元:ドスパラ
サードウェーブが運営するPCショップ。ゲーミングPCブランドであるGALLERIAなどは、多くのゲーマーから愛用されています。
ドスパラでは最大60回までの分割手数料が無料となっており、クレジットカード不要で申し込み可能で、分割払いの審査も最短5分で完了します。なお、キャンペーンの対象者は以下の通りです。
- 18歳以上の個人(高校生不可)
- 30,000円以上の商品購入
- 支払方法をジャックスの分割払いを選択
条件に合致する方で、ゲーミングPCの購入を検討しているならば申し込む価値があるでしょう。
ゲーミングPCのサブスクなどについてよくある質問
最後にゲーミングPCのサブスクや、分割手数料無料キャンペーンなどについてよくある質問をまとめました。
ゲーミングPCのサブスクの審査に落ちる原因は?
ゲーミングPCのサブスクの代表格である「スグゲー」の場合、実質的に契約内容が分割ローンやキャッシングと同等であることが最大の要因です。契約開始から契約満了に至るまで、滞りなく円滑に支払いがされるという返済能力と信用度が申込時に審査されます。
よって返済能力に疑問がある場合は、契約できない=サービスを利用できないケースが生じるのです。
サブスク期間中に増設やカスタマイズは可能?
増設やカスタマイズをした時点でサポート対象外になり、買取義務が発生します。内部パーツの抜き取り防止などの意味合いもあり、サイドパネルなどには封印シールが施され、ケースを開封したことが分かるようになっています。
サブスク期間中に途中解約することは可能?
スグゲーは契約満了までは解約負荷という縛りがあります。一方、BREAJONは申し込み後3か月以降であれば途中解約が可能。なお3か月以内に解約する場合は「3か月分の利用料金」の支払いが発生します。
サブスク期間中に端末が故障した場合はどうしたらいい?
スグゲーの場合は引き取り修理サービスを行っており、修理費の有無はその故障状況次第。
一方でBREAJONは自然故障に対しては無償対応しており、それ以外は有償での修理を受け付けしています。なお、月1,320円の安心パック加入で過失や災害による故障にも対応可能とされています。
ドスパラ以外の「分割手数料の無料キャンペーン」を行っているBTOメーカーは?
2022年12月現在、筆者が確認した限りでは「パソコン工房」がドスパラと同等の条件でキャンペーンを実施しています。ただし「2023年1月9日」でキャンペーンが終了予定となっています。
2023年1月9日以降にパソコン工房のBTOパソコンを分割手数料無料で購入したい場合は、キャンペーンの再開予定を直接ショップに問い合わせてみましょう。
まとめ
近年のゲーミングPCの認知度と需要の高まりによって、ハイスペックPCの貸出=サブスクサービスが少しずつ広まりだしています。ただし貸し出す物品が高価な精密機器に該当する上、故障などのリスクも考えると「低価格でのサービス提供にはまだまだ時間がかかりそう」というのが2022年12月時点の現状です。
分割払いと比べ、支払総額が非常に高くなる点は特に「個人で気軽にサブスクに申し込む」にはネックと言えるでしょう。
現状では「仕事道具の一つとして経費にしたい」場合には、サブスクは選択肢に入れても良いでしょう。それ以外の場合は、基本的にはドスパラなどBTOメーカーの分割手数料無料キャンペーンを利用した購入をおすすめします。
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