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    ゲーミング用途などPCの自作は、実際に組んでみると想像していた以上に難しいところがあります。コスパを重視した結果、用途にそぐわないパーツを選んでしまう。不具合やトラブルを解決できずに自作PCの組み上げに失敗してしまう。そうした失敗談も少なくありません。こうした失敗は、組み上げの方法を正しく理解しておくことで防げるようになります。自作PCで失敗しないために、よくある失敗例とその対処法を把握しておきましょう。
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自作PC初心者にありがちな失敗例11選…失敗談から学ぶ組み立て時の注意点

  • DATE
    2019.11.26
  • WRITTEN BY
    椎名蘭

自作PC初心者によくある失敗例

どんなにPC自作に慣れている人であっても、誰もが最初は初心者です。
PCが起動しない、部品の買い直しを余儀なくされるといったケースは珍しくなく、さまざまな失敗を経験しています。こうした失敗の中でも、初心者にありがちな代表例には以下のケースが挙げられます。

マザーボードに合わないCPUなど用途に合わないパーツを買ってしまう

引用元:Intel

マザーボードは、CPUやストレージ、グラフィックボードなど、すべての部品をつなぐ重要なパーツです。ただし、個別のマザーボードに対応しているCPUしか設置はできません。

例えば、IntelのCoreシリーズと、AMDのRyzenシリーズはピンの形状が異なります。Coreシリーズ用のマザーボードには、Ryzenシリーズは設置できないのです。また、ゲーミングなど明確な用途があるにもかかわらず、それに合わない・スペックに過不足があるパーツを購入してしまうことも考えられます。こうした間違い、認識漏れは自作PC初心者にはよくあるものです。もちろん、そのままでは設置できないため、どちらかを買い直すことになってしまいます。

BIOSのバージョンが対応していない

ソケットの形状が合致していたとしても、CPU自体がマザーボードに対応していないケースがあります。

例えば、古いマザーボードの場合、最新のCPUにOSや接続機器を制御するプログラムであるBIOSが対応していないことがあります。このケースではマザーボードがCPUを認識できず、起動すらできなくなってしまうのです。最新のCPUの場合は、マザーボードも最新のものを選べば、問題はほぼ起きません。ただし、古いマザーボードでも、BIOSアップデートを行えば利用できます。ショップでBIOSアップデートを行ってくれるかどうか、確認しておくとよいでしょう。

設置の際に部品を損傷させてしまう

パーツをうまく設置できないからといって、無理に挿入することは控えましょう。マザーボードをはじめ、部品の損傷を招いてしまう危険があります。

電子部品とは、極めてデリケートなものです。無茶な力で取り付けようとすると、高確率で損傷します。パーツ同士が干渉して設置を妨げている箇所を探るなど、設置できない原因の解明を行いましょう。

CPUクーラーの保護フィルムを剥がしてない

CPUクーラーのベース面には、保護フィルムが貼られています。初心者にありがちなのが、この保護フィルムを剥がし忘れる失敗です。結果として熱伝導率がダウンし、CPUの冷却が十分に働かなくなることがあります。

また、はがし忘れてもまったくCPUが冷えないというものでもないため、発見が遅れがちな失敗といえます。

ファンの設置ミス

引用元:Amazon

ファン設置時の失敗としてありがちなのが、向きを逆にして取り付けてしまうことです。本来、外に出るはずの熱が中にこもり、冷却どころではなくなってしまいます。ほとんどの場合、ファンに矢印などで排気方向を表す表示がありますので、しっかり確認しましょう。

また、ファンの設置では、ケーブルを巻き込んでいないかどうかの確認も必要です。結束バンドで束ねるなど、注意を払ってください。

CPUのソケットのピンを曲げてしまう

インテル製のCPUならばマザーボード側、AMD製のCPUならばCPU側にピンがあります。このピンでCPUをマザーボードに設置しますが、そこで問題になるのは、ピンが折れ曲がりやすいことです。ピンが折れ曲がってしまったら、自力で直すことはほぼ不可能です。インテル製ならマザーボードを、AMD製ならCPUを交換するしかなくなります。

特に、手袋をしたままCPUの取り付けを行うと、ピンに被害が出やすいため注意してください。手袋の糸に引っかかるなどして折れることが考えられるので、素手での作業がおすすめです。

手を怪我する

引用元:Amazon

自作PC を組み上げるパーツの中には、鋭利なものや硬いものなどが多々あります。そのため、製作中に金属製のケースなどで手を切ってしまうことが想定されます。

怪我をするだけでなく、出血によってケースや部品を汚してしまうこともあるので、作業には十分に注意しましょう。CPU設置などのケースを除けば、あらかじめ手袋をしておくことでケガを回避できます。

静電気対策が不十分

引用元:Amazon

自作PCの組み立ての際、静電気対策も重要です。対策を行わずに組み立てすることで、パーツが壊れてしまうこともあるためです。具体的な対策としては、静電気防止リストバンドを利用するという手があります。

リストストラップとも呼ばれ、これを使用することで静電気を逃がすことができます。大体2~3千円程度のものを用意するといいでしょう。

パーツのサイズが合わない

パーツのサイズ選びの失敗例として一番ありがちなのが、ケースに入らないマザーボードを選んでしまうこと。選んだケースとマザーボードのサイズをしっかり比較しておきましょう。また、冷却性を重視して大きなCPUクーラーを買った場合も問題となります。薄型のケースの場合、背が高すぎて収納できない可能性があるためです。

小さいケースの場合、大きいサイズのCPUクーラーを設置できても、ほかのパーツに干渉する場合がありますので、こちらも注意が必要です。

初期不良に注意!故障していないパーツを交換してしまう

PCの自作をしていると、部品が購入時から壊れている初期不良に当たることもあります。初期不良自体は誰もが遭遇する可能性がありますが、初心者の場合は、どの部品が故障しているのかを間違えることがあります。

ショップの助けを借りるなどして、どの部品に問題があるかを確かめてみるとよいでしょう。

アクセスランプなどの配線ミス

ストレージにアクセスしているのにアクセスランプがつかないというトラブルもあります。この場合、アクセスランプへの配線ミスをしている可能性が考えられます。

初心者にとっては、アクセスランプへの配線は難易度がやや高いものです。また、配線を行う際、ショートで火花が散ることもありますので注意してください。

電源の端子が足りなくなってしまう

電源ユニットには、ストレージや光学ドライブなどに電源を送るための電源端子がたくさん付いています。複数のSSDやHDDを設置する場合、その分電源端子が必要となります。

あらかじめ、電源ユニットにどれだけの端子が接続できるか確認し、つなぐストレージや光学ドライブ、その他のパーツをすべて接続できるか確認しておきましょう。

OSのインストール先のドライブ指定を間違ってしまう

OSはインストールするドライブを選ぶことができます。通常、トラブル対策や利便性を考慮してOS用ドライブとデータ用ドライブは分けて利用するのが望ましいと考えられます。こうすることで、再インストールする際、保存しているデータへ影響を及ぼさずにOSを再インストールすることができるためです。

しかし、誤ってデータ用ドライブにOSをインストールしてしまうことも少なくありません。もっとも簡単で確実な対策としては、OSをインストールする際、OS用ドライブ以外を接続せずに行う方法です。
この場合、OSのインストール先ドライブに、OS用のドライブしか表示されないため、ドライブを間違ってインストールするのを防ぐことができます。


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自作PC組み立て時の失敗を未然に防ぐには

初心者にとって、自作PCの難易度は低くありません。ここではPCを自作する際の失敗を未然に防ぐ方法をご紹介します。

静電気対策や汗への対応を行う

自作PCを組み立てる際、静電気対策が重要なのは前述したとおりですが、夏場などは特に汗にも注意が必要です。汗がマザーボードなどのパーツに落ちることにより、パーツが故障したり、不具合を起こしてしまったりするためです。

額にタオルを巻いたり、こまめに汗を拭いたり、暑い場所での作業を避けたりなど工夫しましょう。

パソコン自作キットを購入する

パソコン自作キットとは、PCショップなどが選んだパソコンパーツのセット販売商品のことを指します。相性や初期不良に対する保証が付いているキットなので、初心者でも手軽に自作PCを楽しむことができます。

仕事や趣味を充実させるため、「必要な機能が搭載されたパソコンが欲しい」と考える人は少なくないでしょう。市販PCでは満足のいくものがなくても、自作PCであれば自分の望む機能を自由に付けられます。…

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Amphis KIT MD222は10万程度で購入できるパソコン自作キットです。PCケースのサイドがクリアパネルになっていて、インテリアの一部としても満足のいく商品。750Wの電源ユニットが選ばれているので、拡張性も申し分ありません。なおパソコンの自作キットについては下記記事で詳しく紹介しています。

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BTOパソコンを購入する

いきなり自作PCに手を出すことに不安を覚えている方は、BTOパソコンを購入し、その後自分の手でカスタマイズしていくことでパーツのことを勉強する、という手法があります。
ここではドスパラ、ツクモ、パソコン工房のおすすめBTOパソコンをご紹介します。

ドスパラ【Monarch GE 第12世代Core搭載】

引用元:ドスパラ

こちらのパソコンはオープンベイ5基、シャドウベイ4基の計9基のドライブベイを備えています。また、フルサイズの高性能グラフィックボードが搭載できる拡張スロットも装備しているため、拡張性に優れた商品となっているのが特徴です。

OS Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属)
CPU インテル Core i7-12700 (2.10GHz-4.80GHz/12コア/20スレッド)
グラフィック機能 インテル UHDグラフィックス750 (CPU内蔵)
電源 550W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
SSD 500GB NVMe SSD
価格 142,980円(税込)

ツクモ【G-GEAR mini GI5J-B211/T】

引用元:ツクモ

ミニPCながら適応性の高いパフォーマンスを誇るPCです。小さめのケースなので、そこまで拡張性は高くありませんが、サイズに対して性能は申し分なし。ビデオ編集や3Dオンラインゲームまで幅広く対応できます。

OS Windows 10 Home (64ビット版)
CPU インテル® Core™ i5-10400 プロセッサー(6コア | HT対応 | 2.9GHz、TB2.0時最大4.3GHz | 12MB キャッシュ)
グラフィック機能 NVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB (GDDR6)
メモリ 16GB ( 8GBx2枚) DDR4-3200
SSD 500GB (M.2規格 / NVMe接続)
電源 500W 80PLUS SILVER対応
価格 117,800円(税込)

パソコン工房【STYLE-M05M-114-RFX】

引用元:パソコン工房

こちらもコンパクトなミニPCです。シンプルな外観と構造が特徴の製品で、内部マージンにも余裕があるため、様々な拡張に対応できるのが特徴。基本構成のままでもコストパフォーマンスに優れるPCのため、安心して手を出せる一台です。

OS Windows 10 Home 64ビット [DSP版]
CPU インテルCore i5-11400 6コア12スレッド 2.60GHz~4.40GHz
グラフィック機能 GeForce GTX 1650 4GB GDDR6
メモリ DDR4-2933 DIMM (PC4-23400) 16GB(8GB×2)
SSD 500GB NVMe対応 M.2 SSD
電源 500W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
価格 106,980円~

まとめ

自作PC初心者にありがちな失敗例をご紹介してきました。ここでご紹介してきた例以外にも、必要な工具やケーブルが足りなかったなど軽微なものも含めると無数にあります。

こういった不備や失敗は自作を重ねていくと慣れていくものですが、ここで紹介した重篤な失敗は、予め抑えておいて失敗しないようにしたいところです。

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