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    PC本体のデザインというと、味気ない四角い箱をイメージしてしまう方は多いのではないでしょうか。典型的なPC本体デザインも会社などで事務に使うならピッタリですが、クリエイターやゲーマーが使うには少々物足りなさを感じるかもしれません。この記事ではそんな方たちに向けて、ユニークなPCケースをご紹介します。
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自作PC派必見!クリエイターやゲームマニアにおすすめしたいユニークPCケース前編

  • DATE
    2020.03.11
  • WRITTEN BY
    こうべみせ

>> 関連記事 :サビ塗装で市販のPCケースをDIY!自作PCがアンティークな雰囲気に【PR】

ガンダムに登場しそうなカッコよさ!

知らない人に見せたら「ガンダムにこんな兵器登場したっけ?」と言われそうなフォルムが最強にかっこいいDeepCoolのPCケース「TRISTELLAR」。アニメに兵器として登場したら間違いなく最強クラスの火力を持つであろうデザインです。

放射状に3つのフレームを集合させたデザインが生み出す冷却性能は優秀。それぞれのフレームにマザーボード、グラフィックカード、電源といった熱源パーツを分散して搭載する設計になっています。一箇所に熱が集中しないうえ、ケース前面と後面に採用されたメッシュパーツが効果的なエアフロー効果を生み出します。

TRISTELLARの基本スペック

 メーカー  DeepCool
 サイズ  幅435×高さ388×奥行395mm
 重量  16kg
 対応マザーボード  MINI-ITX
 5.25インチベイ数  −
 2.5インチベイ数  3
 3.5インチベイ数  2
 対応電源  ATX
 USB3.0  2
 USB2.0  −
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  スリムタイプの光学ドライブを搭載可能。120mmサイズの水冷ラジエーターを搭載可能。

 

 

 

これってSFに登場する物体?

「最近のSF映画にこういうデザインの物体よく登場するな」と感じてしまう外見をしているのがBitFenixのPCケース「Portal Window White」。平面と曲面を組み合わせたカプセル型の白いボディには、それを分割するかのように黒い直線パーツがところどころに入れられ、全体のアクセントとなっています。

トップパネルは透明の窓となっており、そこからグラフィックカードが動作する様子を確認することができます。また内部アクセスは後方へフレームごと引き出すことで行います。マンガ「GANTZ」をご存じの方なら、球体から武器が出てくるシーンをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

 

一見シンプルでおしゃれな雰囲気を持ちつつ、細かい部分でマニア心を刺激させる魅力的なケースです。

Portal Window Whiteの基本スペック

 メーカー  BitFenix
 サイズ  幅247×高さ395×奥行411mm
 重量  5.81kg
 対応マザーボード  MINI-ITX
 5.25インチベイ数  −
 2.5インチベイ数  1
 3.5インチベイ数  2(2.5インチ利用可)
 対応電源  SFX
 USB3.0  2
 USB2.0  −
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  120mmサイズの水冷ラジエーターを搭載可能。

 

 

 

まるでアニメのロボット!

COUGARのPCケース「CONQUER」は、フレームの両サイドを強化ガラスのパネルで挟み込んだデザインがとてもクール。フレームはフロントからトップにかけて三角形の骨組みによるトラス構造を採用したアルミ製で、アクセントのオレンジ色パーツと相まってアニメのロボットを連想してしまいます。

デザインの良さだけでなく拡張性にも優れています。トップに360mm、全面に240mmの水冷式ラジエーターを設置可能。ツイン水冷システムを構築できるのでオーバークロック環境でも安定した動作をさせやすく、ゲーミング用途にピッタリなケースだといえます。

CONQUERの基本スペック

 メーカー  COUGAR
 サイズ  幅255×高さ580×奥行685mm
 重量  9.8kg
 対応マザーボード  Mini-ITX、MicroATX、ATX
 5.25インチベイ数  −
 2.5インチシャドウベイ数  4
 3.5インチシャドウベイ数  3
 USB3.0  2
 USB2.0  −
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  240mmサイズと360mmの水冷ラジエーターを2基搭載可能。

 

 

 

ショーケースのようなルックスがクール!

Thermaltakeの「TT Premium The Tower 900」は、サイドとフロントの3面がガラス張りになっているインパクトのあるスタイルをしています。内部のパーツが丸見えで、イルミネーションパーツを多用すればPCパーツショップの店頭でデモンストレーションしているマシンのようになります。

かなり印象的な見た目ですが、フレームなど内部構造についてもかなりユニークな作りとなっているケースです。一般的なPCケースはマザーボードのインターフェースを背面に置いていますが、TT Premium The Tower 900では倒立レイアウトを採用することで上面に集めています。

またモジュラーデザインとなっているので、ユーザーが構築したい環境に合わせてシャーシやドライブベイを自由にレイアウトできます。高い拡張性はパワーユーザーにとって見逃せないポイントだといえるでしょう。

TT Premium The Tower 900の基本スペック

 メーカー  Thermaltake
 サイズ  幅423×高さ752×奥行483mm
 重量  24.5kg
 対応マザーボード  Mini-ITX、MicroATX、ATX、E-ATX
 5.25インチベイ数  1
 2.5インチベイ数  2
 3.5インチベイ数  6(2.5インチ利用可)
 対応電源  ATX
 USB3.0  4
 USB2.0  −
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  560mmサイズの水冷ラジエーターを搭載可能。

 

 

 

ソリッドなボディはまるでインテリアアイテム!

余計な飾りは一切なし。SilverStoneの「SST-FT03S」は、まるで金属の塊が置いてあるように見えるといってもいいくらい、ソリッドでクールなデザインをしています。

ソリッドなデザインは実に徹底されたもので、通常なら各種インターフェースがレイアウトされている背面もツルツル。前後左右すべての面がフラットになっているのがとてもユニークです。MacのようにおしゃれなWindowsマシンを使いたいという方は注目してみてはいかがでしょうか。

SST-FT03Sの基本スペック

 メーカー  SilverStone
 サイズ  幅235×高さ487×奥行284mm
 重量  6.7kg
 対応マザーボード  Mini-ITX、Mini-DTX、Micro-ATX
 5.25インチベイ数  −
 2.5インチベイ数  1
 3.5インチベイ数  3
 対応電源  ATX
 USB3.0  2
 USB2.0  −
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  光学ドライブはスロットローディング方式のスリムタイプ。

 

 

>> 関連記事 :PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!あなたのこだわり語っちゃってください!第26弾!

いかにもマシンといったデザインが男心をくすぐる!

エンジンのようなメカニカルな外見をしたThermaltakeの「Level 10 GTケース」は、機械大好きな人なら必ずや気になるであろうPCケースです。まるでさまざまなパーツを集合させたような黒いルックスは、カッコいいという表現しかできない存在感にあふれています。

豊富に備わったドライブベイや、E-ATXマザーボードにも対応するなど、自作派にとってかなり自由度の高いシステムを構築できるスペックも大きな魅力。簡単に開閉できるサイドドアも備わっているので、自作PCを趣味にしている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

Level 10 GTの基本スペック

 メーカー  Thermaltake
 サイズ  幅282×高さ584×奥行590mm
 重量  12.7kg
 対応マザーボード  MicroATX、ATX、E-ATX
 5.25インチベイ数  4
 2.5インチベイ数  5(3.5インチとホットスワップ)
 3.5インチベイ数  1(外部ベイ)
 対応電源  ATX
 USB3.0  2
 USB2.0  4
 オーディオ端子  ○
 マイク端子  ○
 備考  −

 

 

 

びっくりするPCケースはまだまだある!

ユニークなPCケースを紹介する前編記事となる今回は、カッコよさやおしゃれさに注目して製品をご紹介しました。メーカー製の既製PCにもクールな外見をしたものは存在しますが、やはり単体パーツとして販売されているPCケースのほうが魅力にあふれる自由な製品が多いと感じていただけたのではないでしょうか。後編ではさらに驚くデザインのPCケースをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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