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    PCを日常的に使っていると、大なり小なり「変だな」と感じる瞬間はありませんか。単発的に起ったことならともかく、断続的に起こるようになったらそれは立派なトラブルです。この記事ではPCトラブルについて、なるべく多くの人が解決できるように、原因と対処法について解説します。困った時の参考にしてみてください。
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自作PCが起動しない?PCトラブルはこれで解決!ケース別に原因をトラブルシューティング

PCを日常的に使っていると、大なり小なり「変だな」と感じる瞬間はありませんか。単発的に起ったことならともかく、断続的に起こるようになったらそれは立派なトラブルです。この記事ではPCトラブルについて、なるべく多くの人が解決できるように、原因と対処法について解説します。困った時の参考にしてみてください。

PCが変だとあわてる前に設定や周辺環境をチェック

いつものようにPCを使おうとしたら動かない、動作がおかしい、という経験をした人は多いと思います。PCの自作に慣れている人ならそれまでの経験から不調の原因をすぐに見つけて対処できますが、PCの仕組みをよく知らない人は途方に暮れることもあるでしょう。

PCトラブルはマザーボードにダメージを受けているような致命的なものもありますが、ほとんどは交換可能なパーツや、OS、デバイスドライバなどのソフトウェアが原因となる問題ばかりです。極端な例ではケーブルなどPC周辺の環境や設定をチェックすることで解決してしまうことも少なくありません。

PCが不調になった時は「どうしよう」とあわてずに、まずは環境設定の状態、ケーブル接続や配線の状態など、自分ができるところからチェックしてみましょう。

 

 

  • 電源や接続ケーブルが抜けているだけのこともある

PCに不慣れな人ほど単純な原因を見落としていることがあります。PCが起動しないのでメーカーのサポートに問い合わせて、結局原因は電源プラグがコンセントに挿さっていなかっただけ…という笑えない話は意外に多いようです。

電源だけでなく、ディスプレイモニターとの接続ケーブルが抜けていたので映像が映らない、PCケースの中でマザーボードから配線が外れていたので動かなかった…ということはよくあります。

そんな単純なことで新品パーツと交換したり、修理代を取られたりするのはもったいない話です。PCの不調を感じた時には、まずはケーブルや配線の「抜け」や「接触不良」を疑ってみてください。

 

  • 環境設定にある機能のオン・オフも意外と見落としがち

文字入力をしている時にキーを押し間違えて、機能のオン・オフを行うショートカットを入力していたというケースも。

使用しているキーボードによっては「Fn」と書かれているキーがあり、「F1」~「F12」まであるファンクションキーと組み合わせることで、環境設定画面を出さずに機能の切り替えができます。

モニターの輝度や音量の変更、Wi-FiやBluetoothのオン・オフ、マルチディスプレイへの切り替えなどを、気づかずに行っていたということはよくあることなのです。

「ハードウェアは正常なはずなのに、何で動作がおかしいんだろう?」という時は、知らない間に環境設定が変わっていた可能性があります。環境設定画面で変更された機能・動作がないかチェックしてみることも必要です。

 

 

 

きっかけになった出来事を思い出すと原因を特定しやすい

トラブルには何かきっかけがあるものです。問題が発生する直前に起きた出来事や操作など、心当たりを考えてみることで原因の特定に繋がりやすくなります。

PC本体内部から最近異音が聞こえるようになっていた、ディスプレイモニターの映像がよくちらついていた…などの現象があったならハードウェアの問題が濃厚です。

OSやデバイスドライバのアップデート、新しいアプリケーションをインストールした途端にトラブルが起き始めた…というのであればソフトウェアの問題かもしれません。

思い当たることがあれば、それに関係する部分に原因を絞りこんでいくだけです。トラブルが起きてもあわてずに、まずは冷静になって考えるようにしてみましょう。

 

 

 

起動時のBEEP音でトラブル箇所を判別する

特定のBIOSを搭載しているマザーボードでは、起動する時のBEEP音で不調箇所の判別ができます。PCの電源を入れたときに「ピ!」や「ピー!」という音を耳にすることはありませんか。これはBIOSが鳴らしているBEEP音で、PCが正常に動作しているときは先述した音が起動時に1回だけ発声します。

正常な時に単音と長音どちらのBEEP音が鳴るかはBIOSのメーカーによって異なりますが、いずれにしても通常時と異なるBEEP音が鳴った場合はPCを構成するハードウェアのどこかに異常が発生したと思って間違いありません。

BIOSはPCのハードウェアを管理しているシステムなので、何か問題が起きていたらユーザーに教えてくれるというわけです。

BIOSは何種類か存在し、最近ではUEFIと呼ばれる新しい管理システムをBIOSの代わりに採用しているマザーボードもあります。何を採用しているかによってBEEP音パターンが変わってきますので、自分が使っているPCにどのBIOS(UEFI)が使われているか把握しておきましょう。

BIOS(UEFI)の種類は起動時の画面でわかりますが、一瞬しか見えない場合や表示されない場合もあります。そのような時には、Windows 10ならスタートメニューの「Windows 管理ツール」にある「システム情報」で「BIOSバージョン/日付」を確認できます。

以下に代表的なBIOS(UEFI)が鳴らすBEEP音パターンをまとめましたので、普段と違うBEEP音が鳴った時の参考にしてください。

 

 

  • AMIのBIOSの場合
問題のある部分 BEEP音パターン
なし(正常時) ピー(長音1回)
CMOS設定 ピー・ピー(長音2回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音9回)
BIOS ピー・ピッ・ピッ(長音1回+短音2回)
メモリ ピー・ピッ・ピッ・ピッ(長音1回+短音3回)
ピッ(短音1回)
ピッ・ピッ(短音2回)
ピッ・ピッ・ピッ(短音3回)
グラフィックカード ピー・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(長音1回+短音8回)
ビデオアダプター ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音8回)
マザーボード ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音4回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音6回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音7回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音10回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音11回)
CPU ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音5回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音6回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音7回)
ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音11回)
ファン ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音5回)
キーボード ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(短音6回)

 

 

  • AWARD BIOSの場合
問題のある部分 BEEP音パターン
なし(正常時) ピッ(短音1回)
CMOS設定 ピッ・ピッ(短音2回)
BIOS ピー・ピッ(長音1回+短音1回)
ピー・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ(長音1回+短音9回)
ビデオアダプター ピー・ピッ・ピッ(長音1回+短音2回)
モニター接続ケーブル ピー・ピッ・ピッ(長音1回+短音2回)
グラフィックカード ピー・ピッ・ピッ・ピッ(長音1回+短音3回)
メモリ ピ~ピ~ピ~…(連続した長音)
電源供給部分 ピピピピピ…(連続した短音)
ファン ピ~~~~~(高音)
内部の温度 ピ~~~~~(高音)
CPU ピ~プ~ピ~プ~…(高音と低音の繰り返し)

 

 

  • UEFIの場合
問題のある部分 BEEP音パターン
なし(正常時) ピッ(短音1回)
メモリ ピッ・ピッ(短音2回)
グラフィックカード ピッ・ピッ・ピッ(短音3回)
ファン ピ~プ~ピ~プ~…(高音と低音の繰り返し)
内部の温度 ピ~プ~ピ~プ~…(高音と低音の繰り返し)

 

 

 

起動時のエラーメッセージでトラブル箇所を判別する

ハードウェアに何か問題があると、BIOSによっては起動画面でエラーメッセージを表示することがあります。起動時のBEEP音と同じく、エラーメッセージでもおおよその問題を把握することができるので、トラブルが起きたらチェックしてみてください。

ただしエラーメッセージは英語なので、「何て書かれているかわからない」という方もいらっしゃると思います。以下に代表的なBIOS(UEFI)が表示するエラーメッセージと、その意味についてまとめましたので、エラー発生時の参考にしてみてください。

 

 

  • AMIのBIOSの場合
エラーメッセージ メッセージの意味
HDD Controller Failure ブート用ストレージ(HDDやSSD)に異常がある。
Invalid Boot Diskette ブート用ストレージ(HDDやSSD)に異常がある。
FDD Controller Failure フロッピーディスクドライブに異常がある。
CMOS Battery State Low CMOSのバッテリーに問題がある(電池切れ)。
CMOS Checksum Invalid CMOS設定に問題がある。
Keyboard Error キーボードに問題がある。(未接続もしくは故障)
Keyboard Stuck Key Detected キーボードのキーが押されたままの状態になっている。

 

 

  • AWARD BIOSの場合
エラーメッセージ メッセージの意味
No boot device was found ブート用ストレージ(HDDやSSD)が接続されていない。
HARD DISK INSTALL FAILURE ストレージ(HDDやSSD)を初期化できない。
Hard disk(s) diagnosis fail ストレージ(HDDやSSD)に異常がある。
Primary master hard disk fail プライマリマスターに接続したストレージ(HDDやSSD)に問題がある。
Primary slave hard disk fail プライマリスレーブに接続したストレージ(HDDやSSD)に問題がある。
Secondary master hard disk fail セカンダリマスターに接続したストレージ(HDDやSSD)に問題がある。
Secondary slave hard disk fail セカンダリスレーブに接続したストレージ(HDDやSSD)に問題がある。
Floppy disk(s) fail フロッピーディスクドライブに異常がある。
BIOS ROM checksum error – System halted BIOS ROMに異常がある。
CMOS battery failed CMOSのバッテリーに問題がある(電池切れ)。
CMOS checksum error – Defaults loaded CMOS設定に問題がある。もしくはCMOSのバッテリーに問題がある(電池切れ)。
Memory test fail メモリに異常がある。
Keyboard error or no keyboard present キーボードに問題がある。(未接続もしくは故障)
Keyboard is locked out – Unlock the key キーボードのキーが押されたままの状態になっている。

 

 

  • UEFIの場合
エラーメッセージ メッセージの意味
No Boot Device Available ブート用ストレージ(HDDやSSD)が接続されていない。
CMOS Battery Low CMOSのバッテリーに問題がある(電池切れ)。
CMOS Checksum Bad CMOS設定に問題がある。
Memory Size Decreased メモリ容量が不足している。
A processor that was not meant to be used with this board has been detected. Using an unsupported processor can result in improper operation, damage to the desktop board or processor or reduced product life. System shuts down in 10 seconds. 非対応のCPUがマザーボードに搭載されている。

 

 

 

症状別トラブル解決法:電源が入らない

電源が入らないトラブルの多くは給電関連パーツが原因となって起こります。まれにマザーボードが壊れたために起こることもありますが、まずは電源ユニットや電源ケーブルに問題がないかチェックしてみましょう。

 

  • 電源ユニットの故障を疑う

デスクトップPCの電源スイッチを押して反応がなければ、電源ユニットの故障である可能性が濃厚です。同じ規格の新しい電源ユニットと交換してみましょう。

ノートPCの場合はACアダプターが電源ユニットの役割を果たしています。バッテリーに電気が残っている間はPCが起動するので気がつきにくいと思いますが、ACアダプターに問題があると給電されないのでバッテリー切れとともに電源が入らなくなるので注意しましょう。

ACアダプターを繋いでもバッテリー充電ランプが点灯しない症状が現れたら、新しいACアダプターに交換してみてください。(バッテリーが寿命でダメになっていたとしても、ACアダプターが正常なら繋いだ状態で使用できます。)

電源ユニット(ACアダプター)を交換しても解決しないのであれば、マザーボードが壊れてしまっている可能性も考えられます。その場合はどうにもならないので、メーカー修理に頼むかマザーボード交換しかありません。

 

  • 電源ケーブルが断線していることもある

表面上は問題なさそうに見えても、電源ケーブルの被覆内部で断線している場合があります。デスクトップPCの電源ケーブルは太くてしっかりしているのでこのようなケースは稀ですが、ノートPCの電源ケーブルは細いものが多いのでよくあるトラブルのひとつです。

新しい電源ケーブルに取り替えれば解決するので対処は非常に楽ですが、先述したように被覆内部で起こる問題なので原因として気がつきにくいこともままあります。同じ機種を使用している知人や、親しくしているPCショップがあれば、同型の電源ケーブルを使わせてもらってチェックをすると良いでしょう。

 

 

 

症状別トラブル解決法:PCが正常に起動しない

電源は入るものの、PCが正常に起動しない(OSが動作しない)ことがあります。いくつかの原因が考えられますが、ほとんどはストレージの不調で発声するトラブルです。対処は問題箇所のパーツを交換する場合がほとんど。OSを再インストールしなければならないことも多いので、日頃からデータのバックアップは定期的に行うようにしましょう。

 

  • HDDなど起動用ストレージが壊れている

OSがまったく起動しない、もしくは起動の途中で先に進まなくなってしまう場合は起動用ストレージが破損している可能性が。もし何度か起動を試してみて、運良くOSが起動してくれた場合は速やかにデータをバックアプすることをおすすめします。

解決方法は起動用ストレージを新しいものに交換し、OSを入れ直すことです。ストレージはPCを構成するパーツの中でも壊れやすいものの筆頭で、とくにHDDはちょっとした衝撃でも破損してしまうことがよくあります。また、衝撃に強いSSDを使用していてもデータアクセスの頻度が多いほど寿命は短くなってしまうものです。

ストレージは必ず壊れるものと考え、日頃からデータのバックアップを取るようにしましょう。

 

  • ブルースクリーンが表示される

ブルースクリーンとは、青い背景に白文字で表示されるエラーメッセージです。これが表示されるトラブルは致命的であることが多く、メーカーサポートか業者に修理を頼むようになる場合がほとんどです。ただ、ブルースクリーンが表示されるトラブルの中にはメモリやストレージが故障しているだけの時もあり、その場合は自分で交換すれば解決することもあります。

ブルースクリーンには「0x0000000」というようにエラーコードが出力されているので、そのエラーコードをネットで検索すれば詳しい情報が入手可能です。自分で対応できるトラブルか否かを判断するのに役立つでしょう。

 

  • OSのアップデートが原因となることもある

OSのアップデートに失敗して起動できなくなるということもあります。またレアケースですが、アップデートされるOSの内容に問題(バグ等)があったために起動しなくなることも。いずれにしても対処として一番早いのは再インストールです。アップデートの内容に問題がある場合は、修正版が配信されてからアップデートを行いましょう。

 

 

 

症状別トラブル解決法:使用中の動作が不安定

現象にもよりますが、ほとんどはメインメモリの容量不足かインストールしたアプリケーションが原因です。それ以外では、PCを構成しているハードウェアに問題が見つかる場合もあります。

 

 

  • 突然再起動してしまう

ハードウェアとインストール済みのアプリケーション両方に原因を求めることができます。もし新しいアプリケーションをインストールしてから再起動が頻発するようになったなら、そのアプリケーションを疑ってみましょう。

チェック方法としてはアンインストールするのが一番手っ取り早いです。もし再起動が収まるのなら、そのアプリケーションが原因だったということになります。

直近で新しいアプリケーションをインストールしていないのに、急に再起動が頻発するようになったならハードウェアの故障が原因かもしれません。マザーボードやストレージの故障が、PCの再起動を引き起こすことはよくあります。もしマザーボードやストレージに問題があれば新しいものに交換しましょう。

 

 

  • マウスやキーボードが反応しなくなる

キーボードやマウスが反応しなくなった場合、有線接続ならケーブルが抜けたり外れかかったりしていないかを確認します。無線接続でレシーバーをUSB端子に挿すタイプなら抜けていないか、Bluetooth接続なら正常にペアリングされているか確認しましょう。接続に問題がなければキーボード本体やマウス本体が壊れているかもしれません。その場合は新しいものと交換してください。

ただしノートPC本体に内蔵されているキーボードやトラックパッドが壊れた場合は自分で交換できません。その場合はメーカーサポートや業者に修理を頼みましょう。

 

 

  • 処理が重い、もしくはフリーズする

PCの処理が重くなったり、フリーズが多発したりするのは、ほとんどの場合がメインメモリの不足と考えて良いでしょう。マザーボードの仕様を調べ、現在の容量以上のRAMを搭載できるのであれば増設をおすすめします。

 

 

 

症状別トラブル解決法:PC本体の異変

音や熱などPC本体内部からはっきりと伝わる異変は、トラブルの中でもわかりやすい現象です。急に異音が鳴り始めたり、異常な発熱が起こり始めたりしたら大きな問題に発展する前兆かもしれないので早急に対策しましょう。

 

 

  • カリカリという音がする

カリカリ音のほとんどはHDDにアクセスする時に発する音です。新品のときから音の聞こえ方が変わらないのであれば、その個体特有の音であることがほとんどなので、とくに気にしなくても良いといえます。

新品の頃より音が大きくなったとか、明らかに違和感を覚える音に変化したのであれば、HDDに不調が起こり始めたのかもしれません。すぐに壊れるということは断言できませんが、なるべく早い時期に新しいものと交換することをおすすめします。ほかにはPCケース内部で配線が冷却ファンなどに干渉して音を立てていることも考えられます。異音が聞こえたらPCケース内部のチェックもしてみましょう。

 

 

  • ファンの音がうるさい

ファンの音がうるさい時は、PCケース内部のエアフローに問題がある場合と、冷却ファンに問題が起きている場合のいずれかが原因として考えられます。

エアフローとは空気の流れのことです。エアフローが悪いと発熱するパーツによってPCケース内部の温度が上昇してしまい、冷却ファンがフル稼働になるので騒音に繋がっていきます。

 

エアフロー改善には、空気の流れを妨げにくい内部構造のPCケースを選ぶことや、PCケース内部の空間に余裕ができるパーツ構成にすることが有効です。またホコリが溜まらないように、定期的にPCケース内部の清掃を行うこともしてみましょう。冷却ファン自体の音が新品の頃より大きくなってきたのであれば、経年劣化による冷却ファンの歪みが考えられます。その場合は新品の冷却ファンに交換してみましょう。

 

 

  • 異常な発熱がある・焦げ臭い

先述した「ファンの音がうるさい」時と同様に、エアフローや冷却ファンが問題となっていることがあります。その場合は「ファンの音がうるさい」を対処の参考にしてみてください。

またホコリが溜まってショートしているケースも考えられます。その場合は放置すると発火の危険性があるのでPCケース内部を清掃してください。もし焦げている箇所を見つけたら、そのパーツやケーブルを早急に新品へと交換しましょう。

 

 

 

症状別トラブル解決法:モニターの表示がおかしい

モニターの表示がおかしい場合は、グラフィックカード、映像ケーブル、モニター本体の故障が原因として考えられます。発生している現象によって問題の箇所はある程度特定できるので、パーツ交換などで対応してみましょう。

 

 

  • ちらつきやノイズが発生する

グラフィックカードかモニターの液晶パネルどちらかに問題が発生していると思われます。モニターの液晶パネルに異常があれば、PC以外の映像ソースを入力しても現象が発生するはずです。モニターが故障しているようであれば修理に出すしかありません。グラフィックカードが原因だった場合は新しいものに交換してみましょう。

 

  • 画面が暗い・表示されない

PC側のディスプレイ設定やモニターの輝度調整に問題がなければ、モニターの故障が原因として考えられます。その場合はモニター本体のインバーターか液晶パネルに問題が発生していることが多いので修理に出しましょう。

 

 

 

症状別トラブル解決法:USBの調子が悪い

USB接続はいまやすっかり主流となり、多くの機器をPCに接続する機会が増えています。だからこそUSBに関する不調が気になる人も多いのではないでしょうか。USB接続に不調が起こった際は、デバイスドライバと端子のどちらかに原因があると考えましょう。

 

  • USB接続が途切れる

しっかりと端子に挿しているのに、USB接続が断続的に途切れてしまうトラブルがあります。そのようなトラブルの原因のほとんどは接触不良によるものです。ショートしないように電源を落としてから、USB端子を接点復活剤などでケアしてあげましょう。またUSB端子そのものが摩耗などで接触不良になっていることがあります。その場合は残念ですがその端子での使用を諦めるしかありません。

 

  • USB機器を認識しない

USB機器を認識しない場合は、正常にデバイスドライバがインストールされていないことがほとんどです。ドライバの再インストールを試してみてください。またPCを再起動することで正常に戻ることもあります。

 

 

 

症状別トラブル解決法:音が鳴らない

音が鳴らない原因のほとんどは、音量や出力先の設定、音の出口であるスピーカー(ヘッドフォン)そのものの故障だと思ってかまいません。経験上、サウンドカードやサウンドチップが原因だったことはなく、そうだったとしてもレアケースなので、まずは以下で解説しているトラブルシューティングを試してみてください。

 

  • 音量ミキサーの状態を確認する

キーボード操作で知らない間に音量を小さくしていたり、ミュートにしていたりすることがあります。サウンド設定やタスクバーの音量ミキサーで状態を確認してみましょう。

 

  • アプリによっては出力スピーカーの指定がある場合も

PCのサウンド出力にアナログとデジタルの2系統が備わっている場合、音声出力をするアプリによってはどちらかを指定する仕様になっていることがあります。スピーカーやヘッドフォンなどが接続されている方の出力が指定されているかチェックしてみましょう。

 

  • 設定に問題なければスピーカー自体の故障を疑う

先述したチェックをしても問題ないようであれば、接続しているスピーカーやヘッドフォンが故障していないか調べてみましょう。

ここまで解説した方法で解決しないならば、サウンドカードやサウンドチップに問題が起きている可能性が出てきます。その場合は修理や交換で対処してみてください。

 

 

 

症状別トラブル解決法:ネット接続の問題

ネット接続に問題がある場合は、PCよりも外部に要因があることがほとんどです。ここではネットに接続できない現象が起きた時に、チェックする事柄を解説していきます。

 

 

  • PC本体が原因になることは少ない

まれにLANカードやオンボードLANが故障していたということもありますが、ネット接続で問題が起こる要因のほとんどはルーターやモデムです。ネットに接続できなくなった時は、まずルーターやモデムをチェックしてみましょう。

 

  • ルーターやモデムの問題を疑う

ルーターやモデムは、ほとんどの人が24時間起動したままにしていると思いますが、そのために時々不調になることがあります。「最近調子が良くないな」と感じ始めたら、ルーターやモデムの再起動を試してみてください。とくに途切れがちになった無線LANはこれで改善することがよくあります。

 

  • 特定のサイトだけ接続不能ならセキュリティー設定が原因かも

いつもは問題なくネットができるのに、特定のサイトへ繋げようとすると問題が起こる。そのようなケースはセキュリティー設定に原因があるかもしれません。

セキュリティー設定というと頭に浮かぶのが「有害サイトへのアクセス制限」ですが、JavaScriptやSSLの関係で普通のサイトにも接続できなくなることがあります。

ネット中に特定のサイトだけ接続できないようなことがあれば、セキュリティー設定の内容を確認してみるのがおすすめです。

 

  • 意外と見落としがちなネット接続業者側のトラブル

ネットに接続できない原因を探したものの解決できず、あとからネット接続業者(プロバイダ)側に原因があったとわかることがよくあります。

メンテナンス中や障害発生、アクセス制限など、原因は多岐にわたります。自宅のネット環境をいろいろ調べてみたにもかかわらず、接続できない時にはネット接続業者に問い合わせてみましょう。

 

 

自分の手に負えない場合はプロに任せよう

PCは昔の電化製品と違い、自分で解決できることには限界があります。グラフィックカードのようなパーツを交換するだけなら簡単ですが、基板上のチップ交換が必要になるような場合はさすがにベテランユーザーでも自分の手には負えなくなってきます。そのような場合はけっして無理をせず、プロの手に任せてしまいましょう。

 

  • 急ぎのときには持ち込み修理できる大手チェーンが頼れる

大きめのトラブルになるとメーカーサポートに頼るしかありません。しかしメーカーサポートは連絡を取りにくいことが多く、修理に出したとしても時間がかかってしまうことがよくあります。

 

そこでおすすめしたいのがPCの修理業者。とくに大手チェーン系は店舗が多く、家の近くにあれば持ち込みですぐに修理してもらえて便利です。

PCを仕事に使っている人にとって、しばらく使えなくなってしまうのは死活問題になることもあるでしょう。急ぎで対応してくれる業者はそんな時に頼れる存在です。いざという時のために、普段から最寄りにどんな修理業者があるかチェックしておくと良いでしょう。

 

  • 業者が対応してくれる主なトラブル

この記事で取り上げたトラブルのほとんどは対応可能ですが、業者によっては断られてしまうものもあります。実際に修理を依頼する時は、対応可能か否かをしっかりと確認するようにしましょう。

 

業者が対応しているトラブル例

・トラブル診断

・液晶パネルの割れや故障

・電源の故障

・マザーボードの故障

・Windowsの起動問題

・キーボード故障

・ストレージ(HDDやSSD)の換装

・ストレージ(HDDやSSD)からのデータ復旧

・異音対応

…など。

 

 

多くのトラブルは単純なことが原因!あわてずに対処しよう

PCトラブルについて、原因と解決方法についてご紹介しました。PCを詳しく知らない方にとって難しく感じた項目もあったかと思いますが、よく遭遇するトラブルは単純な原因で起きていることがほとんどです。大きな対処にしても、一般ユーザーにできることは新品パーツへの交換までで、難しいトラブルに対してはベテランユーザーでも修理に出すのが大半。トラブルが起きてもビギナーだからとあわてずに、この記事を参考にしながらできることにチャレンジしてみてください。


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