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    VTuberとして活動するには、どんな機材が必要なのでしょうか? 例えばPCを使ってVTuberとしての活動を始める場合、PCはもちろんWEBカメラやマイクなどさまざまな機材が必要となります。本記事では、VTuberとして活動するために必要な機材をご紹介します。
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VTuberに必要な機材とおすすめ機器15選~必要スペック・機能紹介

  • DATE
    2021.12.30
  • WRITTEN BY
    椎名蘭

VTuberとして活動したいと考えている人は多いでしょう。3DCGによって任意のビジュアルを作り、独特な世界観に基づいて活動できることは魅力的です。一方で高度な技術や、専用機材が必要とされることから「ハードルが高そう」と感じる方もいるでしょう。
本記事では「VTuberに必要な機材は何か。おすすめの型番は何か」といった疑問にお答えします。
行きあたりばったりで活動し始めると、必要な機材が足りなかったり、必要ではない機材を購入してしまったりする可能性もあります。この記事を読めば、何が必要か把握できるはずです。

VTuberに必要な機材と費用の目安

VTuberになるためには、何よりもまずはPCが必要となります。一口にPCといっても、様々な価格帯のモデルが存在しますが、ある程度スペックを要する作業が多いので25万~30万円程度のものを用意するといいでしょう。

つぎにマイクが必要になってきます。マイクには「単一指向性」のものと「全指向性」のものがあります。ひとりで収録するのであれば「単一指向性」、複数人で収録するのであれば「全指向性」のものを選びましょう。費用はおおよそ1万~1万5千円程度のものを選ぶといいです。

つづいてWEBカメラです。カメラは顔や腕の動きをトラッキングするために使用します。トラッキングだけならそこまで高価なカメラは必要ありません。3千円以上のものを選べば、間違いないでしょう。

そしてモーションキャプチャーデバイスです。これは体の動きをモデルに反映させるために使用します。非常に高価な製品も存在しますが、だいたい5万~10万円程度のものを用意するといいでしょう。

VTuber向けPC

動画投稿サイトに動画をアップする場合、PCかスマートフォンで動画を撮影することになります。スマートフォンの場合は、専用のアプリを使えば、簡単に動画を作成して投稿できますが、アプリによって使えるアバターが決まっているなど、自由度は低めです。

PCであれば、自分で作った3Dや2Dのキャラクターモデルや配布されているアバターが使えるだけでなく、VR機器を活用すれば全身の動きをトレースできたりと、表現の幅は一気に広がります。

3Dや2Dのキャラクターモデルをアパターとして動かすためには、高スペックなPCが必要になります。以下に、VTuber 向けのPCをピックアップしました。これらのPCを選べば、VTuberとして安心して活動することができるでしょう。

ドスパラ raytrek ZF 11900K搭載モデル

引用元:ドスパラ

高速データ処理を行えるSSDとDDR4メモリを搭載したこちらのPCでは、電源を入れてからの立ち上がり、アプリケーションの起動が軽快に行えます。そのため、動画処理、生放送などもストレスなく没頭できます。グラフィックスにGeForce RTX 3070 8GBを採用しているため、重たい動作も気にすることなくできる最高クラスのスペックとなっています。

CPU Core i9-11900K
メモリ 32GB DDR4 SDRAM
ストレージ容量 1TB Gen4 NVMe SSD
OS Windows 10 Home 64ビット
グラフィックス GeForce RTX 3070 8GB
参考価格 329,980 円

ツクモ クリエイターPC WA9J-F213/ZT

引用元:ツクモ

第12世代Intel Core i9プロセッサーを搭載しているため、8Kレベルで映像を編集することができます。また、高精細なCG・アバター制作、VRを活用したゲーム配信までこなすことができるので、VTuberを始めるにあたって、幅広い範囲をカバーしてくれることでしょう。

CPU Core i9-12900K
メモリ 32GB (16GBx2枚) DDR4-3200
ストレージ容量 1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
OS Windows 10 Pro
グラフィックス UHD グラフィックス 770
参考価格 209,800円

パソコン工房 SENSE-M056-117-RBX

引用元:パソコン工房

第11世代Intel Core i7搭載だからできるコストパフォーマンスに優れたPCがこちら。グラフィックスにRTX 3060を採用しているため、映像に強いモデルとなっています。

ミニタワーモデルになっているため、比較的省スペースに収まるのも強み。スペックはある程度ほしい、だけどコストは抑えたい、最高スペックにこだわらない、といった方ならこちらでVTuberを始めてみてはいかがでしょうか。

CPU Core i7-11700
メモリ DDR4-2933 DIMM (PC4-23400) 16GB
ストレージ容量 500GB NVMe対応 M.2 SSD
OS Windows 10 Home 64ビット
グラフィックス GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
参考価格 178,880 円

高性能PCを自作する

ストレスなくVTuberとして活動していくために必要なPCのスペックは、ハイスペックになりがちです。あれもこれもと欲張ると50万ものコストがかかることも。

ある程度の知識を必要としますが、「パソコンの自作」を検討するのもおすすめです。自分に必要な機能だけを取捨選択していけば、予算に応じたパソコンを組むことも可能です。

最安のパーツを探せば、比較的リーズナブルにPCを手に入れることができるので、気になる方は挑戦してみましょう。

VTuber向けWEBカメラ

VTuberを始めるためには、キャラクターの動きをトラッキングするためにWEBカメラも必要となってきます。しかし安価すぎると視野角が狭かったり、トラッキングの精度に問題が出てきてしまうので、なるべく新しい機種、且つ3,000円以上のものを選ぶようにしましょう。

EMeet eMeet C960

引用元:Amazon

c手軽に安く済ませたいならこちらのWEBカメラがおすすめです。プラグ&プレイでドライバーやソフトウェアをインストールする必要がありません。USBを接続してすぐに使えるのが魅力。

集音性の高い2つのマイクも搭載しているため、マイクを別途用意する必要もなく、安価に抑えられます。

重量 151 g
サイズ 12.4 x 6.73 x 5.19 cm
最大解像度 1,920 x 1,080
最大フレームレート 30 fps
対応OS Windows XP、Windows Vista、およびWindows7/8 / 8.1 / 10、Mac OS10.4及びMac OS10.4以降などのOSに対応可能。Zoom、Skype、Facebook、Twitter

ロジクール C920n

引用元:Amazon

VTuber用以外にも多目的利用で使えるWEBカメラです。5エレメントのガラスレンズとプレミアムオートフォーカスによる明瞭な映像とディテールが特徴。

2人目の人物を入れるのに十分な視野角と、室内など微光環境下でも、シャープな映像を映し出すように調整できるHD光調整機能を搭載。生配信でも強い印象を与えることができます。

重量 162 g
サイズ 7.1 x 9.4 x 4.33 cm
最大解像度 1,920 x 1,080
最大フレームレート 30 fps
対応OS Windows® 7 以降、macOS 10.10 以降、Chrome OS™

CISCO SYSTEMS – ENTERPRISE Cisco ウェブカメラ Webex Desk Camera 4K UHD対応

引用元:Amazon

細部までクッキリと映し出せる4K Ultra HDの高画質WEBカメラ。10倍ズームでクリアに表現できるのが最大の特徴。VTuberのトラッキング用に使うにはオーバースペックですが、活躍シーンが幅広く、これ1台があれば、撮影シーンで困ることはないでしょう。

高級感があるマットブラック加工なので、お部屋のインテリアにも馴染むシンプルさも魅力。スライドシャッターが付いているため、配信ミスのトラブルも安心。

重量 153 g
サイズ 41 x 91 x 19 mm
最大解像度 4K
最大フレームレート 4K 30FPS / 1080p 60FPS
対応OS Windows および Mac OS、Microsoft Teams、Skype for Business、Zoom、Google Meet、Google Hanguts、BlueJeans、Slack、FaceTime など

VTuber向けマイク

マイクには大別して2種類あります。電源不要、丈夫で扱いやすい「ダイナミックマイク」と高感度で幅広い周波数の音を拾える「コンデンサーマイク」です。

また撮影する動画によっては、正面からの集音に特化している「単一指向性」と周囲の音を均等に拾う「全指向性」などを選ぶ必要もあります。

ZealSoundコンデンサー マイク

引用元:Amazon

モニター機能を搭載しているため、感度・集音性が高く、応答が早いという特徴を持ったマイクです。ダイナミックレンジが広いため、声の強弱もしっかりと表すことができます。

低価格帯にしては頑張っている方で、コストパフォーマンスがよく、初心者におすすめできるマイクなので、まずはこちらから始めて見るのはいかがでしょうか。

重量 204 g
形状 マイク
指向性 全指向性
マイク形式 コンデンサー
コネクタ 3.5mmオーディオジャック
電源 電源コード式
接続方式 AUX, USB

FIFINE FIFINE T669

引用元:Amazon

こちらのマイクはサウンドカードが内蔵されており、高感度・高集音力を実現しています。アーム式と三脚式のマイクスタンドが付属しているため、環境に合わせて自在に設置でき、卓上を有効活用できます。

単一指向性タイプなので、環境音を抑えながらクリアに録音可能。付属のポップブロッカーとマイクスポンジで、ポップノイズにも効果があります。

重量 1180g
形状 マイク
指向性 単一指向性
マイク形式 コンデンサー
コネクタ Usb_type_a
電源 電源コード式
接続方式 USB

ロジクール Blue Microphones Yeti BM400S

引用元:Amazon

世界中のプロミュージシャンやストリーマーたちが使用しているというマイクがこちら。単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオという4つの指向特性を切り替えられるため、通常複数のマイクが必要になる状況でも、これ1台で対応できます。

遅延なしのモニタリングができるため、快適なストリーミングが可能です。

重量 1550g
形状 マイク
指向性 単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオ
マイク形式 コンデンサー
コネクタ 3.5mm端子, USB端子
電源 電源コード式
接続方式 USB

VTuber向けVRヘッドセット

3Dモデルのアバターを自分自身の動作に合わせて動かしたい場合、VRヘッドセットが必要になってきます。また、機種によりますが、専用のコントローラーと合わせて使用することで、全身の動きを完全にトレースすることができます。

Oculus Quest 2

引用元:Amazon

Oculus Oculus Questの後継機種がこちらです。進化したコントローラーや、手を出しやすい価格が特徴。6GB RAMとQualcomm Snapdragon SD865により、処理能力が従来の2倍まで向上しています。さらに1.5倍に向上したディスプレイが、今まで以上の没入感を生み出すことでしょう。

重量 224g
対応OS Windows 10
推奨CPU Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
推奨GPU 公式ページ参照
推奨メモリ 8GB以上のRAM
ビデオ出力

HTC HTC VIVE Cosmos

引用元:Amazon

6つのカメラセンサーにより、正確なトラッキングが可能です。2880 x 1700ピクセルによる高解像度ディスプレイなので、従来のVIVEよりも88%向上した解像度を楽しむことができるモデルとなっています。

重量 651g
対応OS Windows © 10
推奨CPU Intel ® Core™ i5-4590 または AMD FX™ 8350 の同等品以上
推奨GPU NVIDIA ® GeForce ® GTX 970 4GBまたはAMD Radeon™ R9 290 4GBの同等品以上
推奨メモリ 4 GB RAM以上
ビデオ出力 DisplayPort 1.2またはそれ以降

HTC HTC VIVE PRO

引用元:Amazon

リアルな映像とハイレゾ音質で現実のようなVRを楽しめるVIVE PROのセット。最大2880×1600ピクセルで生み出される世界はまさに圧巻。最大5m x 5mのルームスケールにより、座り、立ちなど自由なスタイルでプレイできます。

重量 665g
対応OS Windows® 7 SP1、Windows® 8.1 以降、Windows® 10
推奨CPU Intel® Core™ i5-4590/AMD FX™ 8350同等品以上
推奨GPU NVIDIA® GeForce® GTX 1060もしくはAMD Radeon™ RX 480 の同等品以上
推奨メモリ 4 GB 以上
ビデオ出力 DisplayPort 1.2 以降

VTuber向けスマホ

REALITYなどのアプリを使えば、スマートフォンだけでもVTuberを始めることができます。初心者の方は、まずこちらから試してみるのもいいかもしれません。

Apple iPhone 13 128GB

引用元:Apple

iPhone 13の特徴は先進的なデュアルカメラシステムと超高速のA15バイオニックチップ、そしてなにより超高速の5Gです。これらと豊富なアプリをSuper RetinaXDRディスプレイで楽しむことができるので、安心して使い続けられるという最大のメリットがあります。

重量 173 g
ディスプレイ 6.1インチ
ストレージ容量 128GB
参考価格 98,800円

SHARP SHARP SIMフリースマホ AQUOS sense4

引用元:Amazon

本製品の最大の特徴はAQUOS史上最大容量の4,570mAhバッテリーを採用したことです。さらに省エネに優れたIGZOディスプレイを搭載したことにより、充電を忘れていても通常使用で1週間使えるほど長持ち。さらに充電をコントロールするインテリジェントチャージにより、バッテリーの劣化も軽減されています。

重量 177g
ディスプレイ 5.8インチ
ストレージ容量 64 GB
参考価格 33,000円

Xiaomi Xiaomi Mi 11 Lite

引用元:Amazon

映像を撮りたい方にはこちらのスマホをおすすめ。メインカメラは6400万画素、超広角カメラは800万画素、テレマクロカメラは500万画素と、状況に応じて十分に使い分けることができます。159gという軽量に加えて、6.81mmという超スリムなボディにより、グリップ感も申し分なし。

重量 158g
ディスプレイ 6.55インチ
ストレージ容量 64 GB
参考価格 128GB

VTuberになるために機材以外に必要なものは?

VTuberになるためには、機材以外にもソフトが必要になってきます。どのようなソフトがあるのか見てみましょう。

Live2D

引用元:Live2D 公式サイト

こちらは絵そのものを立体的に動かすことができるソフトです。原画さえあれば動かすことができるので、手軽にキャラクターを作成することができます。

単月プラン単月プラン¥2,288、年間プラン¥15,708、3年間プラン¥40,392と有料ですが、42日間は無料で利用可能なトライアル版があるので、まずはそちらを試してみましょう。

FaceRig

引用元:Steam FaceRig

FaceRigはWEBカメラを使用して、自分の表情と3Dキャラクターの表情を同期することができるソフトです。上記のLive2Dにも対応。Live2Dで作成したキャラクターをFaceRigで動かすといった芸当も可能です。FaceRigはSteamで1,480円で購入できます。

AviUtl

引用元:AviUtlのお部屋

AviUtlは無料で扱える動画編集ソフトです。軽い動作と高い拡張性が特徴のソフトで、大抵のことは可能。反面、編集・操作が難しく、初心者には厳しいという面もあります。ですが、紹介ページがネット上でたくさん公開されているため、それらを確認しながら1つ1つ覚えていってみましょう。

まとめ

VTuberになるために必要な機材・機器を紹介してきました。高スペックのPCなど、初期投資が厳しいという方には、手軽に始められるスマートフォンで活動を初めて見るのもいいでしょう。VTuberは、機材の操作ミスによる配信トラブルなども考えられるため、まずはスマートフォンを使って配信に慣れていくことをおすすめします。


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