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    VRという言葉は既に認知されていますが、実際に自宅で体験できる環境が整っている方は少ないのではないでしょうか。VRの楽しさは圧倒的な没入感で、どんなワイド湾曲モニターを使っても超えられないものです。ところが4Kゲーミングモニターといった機器が格安に手に入る今、VRゲームは今後より身近になっていくといわれています。この記事では、VRを快適に楽しむためのゲーミングPCの推奨環境やCPU・GPUといったパーツをご紹介します。
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VRを快適に楽しむために必要なPCスペックの推奨環境は?GPU・CPUなどまとめ

  • DATE
    2021.05.02
  • WRITTEN BY
    amarunba

VRを快適に楽しむために必要なPCスペックの推奨環境は?GPU・CPUなどまとめ

VRという言葉は既に認知されているのですが、実際に体験できる環境と言うのはあまり整っていません。まずVRゲームを快適にプレイするためのゲーミングPCが高価。そして世代が進むことでゲーミングPCの性能が底上げすると、開発者がそれに合わせてアップデートをし、VRゲームの要求スペックが上がり、またしても快適にプレイするためのゲーミングPCが高価に…。

しかし4Kゲーミングが可能となった今なら、VRゲームはより身近なものになっているはず。
今回はそんな「VRを快適に楽しむ為に必要なゲーミングPC」について紹介いたします。

VRを快適に楽しむためのPCの必要動作環境・推奨動作環境

VRを体験する為には専用のHMDも必要なのですが、それと併せてゲーミングPCも必要です。実際に用意するゲーミングPCの性能は、プレイするゲームタイトルにも左右されるので一概には言えません。

「VR元年」といわれた2016年からはや4年。VRヘッドセットは、従来の有線接続タイプはもちろん、ワイヤレスやスタンドアロンも登場し…

ただVRという通常とは異なる環境故に、使用するHMD側でも要求される動作環境という物が存在します。

必要動作環境

OS CPU GPU メモリ ビデオ出力 USB
HTC VIVE Cosmos Windows 10 Intel core i5-4590
AMD FX 8350
NVIDIA GeForce GTX 970
AMD Radeon R9 290
4GB RAM以上 DisplayPort 1.2以降 USB 3.0以降(1つ)
Oculus Rift S Windows 10 Intel core i3-6100
AMD Ryzen 3 1200
AMD FX 4350
NVIDIA GeForce GTX 1050Ti
AMD Radeon RX 470
8GB RAM以上 mini DisplayPort 互換ビデオ出力 USB 3.0(1つ)
Valve Index Windows 10
SteamOS
Linux
ハイパースレッディング搭載、またはそれ以上の機能搭載。デュアルコア以上 NVIDIA GeForce GTX 970
AMD Radeon RX 480
8GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB2.0(1つ)
HTC VIVE Pro Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows 10
Intel core i5-4590
AMD FX8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
4GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB3.0以降(1つ)

Valve IndexのCPU要件が「ハイパースレッディング搭載、またはそれ以上の機能搭載。デュアルコア以上」となっています。第7世代以前のcore i3シリーズが2コア4スレッドなので、おそらくこれが記載されている条件を満たすCPUだと考えられます。

推奨動作環境

OS CPU GPU メモリ ビデオ出力 USB
HTC VIVE Cosmos Windows 10 Intel core i5-4590
AMD FX 8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
8GB RAM以上 DisplayPort 1.2以降 USB 3.0以降(1つ)
Oculus Rift S Windows 10 Intel i5-4590
AMD Ryzen 5 1500X以上
NVIDIA GTX 1060
AMD Radeon RX 480以上
8GB RAM以上 DisplayPort互換ビデオ出力 USB 3.0(1つ)
Valve Index Windows 10
SteamOS
Linux
クアッド・コア以上のCPU NVIDIA GeForce GTX 1070以上 8GB RAM 以上 DisplayPort1.2以降 3.0以上(1つ)
HTC VIVE Pro Windows 8.1
Windows 10
Intel core i5-4590
AMD FX8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
4GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB3.0以降(1つ)

「HTC VIVE」シリーズの2つのモデルの必要動作環境は商品紹介の個別のページに記載されているもの、推奨動作環境はこちらを参照しています。cosmosのグラボ推奨動作環境の要求が一世代分性能が上がっています。

Valve Indexは「クアッド・コア以上のCPU」という事なので、7世代以前のcore i5シリーズ、もしくは8世代以上のcore i3シリーズがこの条件に該当。CPUグラボ共に1ランクもしくは1世代分性能が上がっています。

自分のPCがVRに対応しているか調べる方法

引用元:https://store.steampowered.com/app/323910/SteamVR_Performance_Test/?l=japanese

VR環境を確かめるためのベンチマークソフトとして「SteamVR Performance Test」と言う物があります。これはVR用HMDが無くてもパソコンさえあれば実行できる物。VR用HMDを買う前に、手持ちのパソコンがVR環境に対応できるかをテストする目的で使用されます。

引用元:https://store.steampowered.com/app/323910/SteamVR_Performance_Test/?l=japanese

steamで販売されているゲームを起動するには、steamのアプリが必要となりますので、事前にダウンロードしておく事をおすすめします。

引用元:https://store.steampowered.com/app/323910/SteamVR_Performance_Test/?l=japanese

無事ダウンロードが完了し、ベンチマークを起動するとこの様な映像が映し出されます。動画としては約3分程度の短い物です。HMDを使って立体視で見る事を想定しているので、平面のモニターだとやや歪んだ映像にも見えます。

引用元:https://store.steampowered.com/app/323910/SteamVR_Performance_Test/?l=japanese

筆者のパソコンで実施したベンチマークの結果がこちらです。

使用しているグラボはRadeon RX 480。VR用HMDの推奨動作環境にも記載されることの多いグラボ。無事VRレディの判定を受けました。「MSI AFTER BURNER」を起動してベンチマーク中のフレームレートも測定しましたが、おおむね100以上を維持している感じでした。

ちなみにRX 480は2016年に発売されたもの。当時のGPUでもVRレディの判定を受けることは可能なため古いグラボをお持ちの方は一度、ベンチマークソフトを使用して性能を確認してみると良いでしょう

VR向けPCの各パーツについて

VRというとVR用HMDと同時に、通常とは異なる特別なゲーミングPCが必要になるイメージがあるかと思います。

しかし実際に用意する事となるパソコンは、ごく一般的に流通しているパーツで構成されるゲーミングPCとしてはありふれたものになります。以下ではVRに必要となるゲーミングPCの構成を、パーツ毎に紹介いたします。

OS

Steam自体はWindows、MacOS共にサービスを展開しています。しかし2020年5月にSteam運営会社であるValveが、SteamVRではMacOSをサポートしない事を発表しました。

理由としては「多くのユーザーが使用するMac book proでさえ、VR推奨スペックを満たしていない」「Steamユーザーの中でもMacOSユーザーは4%。VRユーザーはその少ない中のほんの一握りだった」ということのようです。

一方でWindows側では、2017年10月に行われたWindows 10大型アップデート「Fall Creators Update」にて、「Windows Mixed Reality(MR)」が追加され、PCメーカー各社から対応したHMDも販売されています。

今までのVR用HMDでは正面となるデスクや壁などにカメラやモーションセンサーを取り付け、そのセンサー範囲内でないとユーザーを認識できませんでした。またこの方式ですとユーザーの正面に障害物があっても、VR空間にいるユーザーはそれを認識する事が難しいです。

一方でWindows MRはHMDの前面に2つのセンサーカメラを搭載し、このセンサーカメラでリアルタイムにユーザーの目の前にある物体の位置情報をVR空間に反映させることも可能としています。またはカメラの映像をそのままモニターに表示した上で、各種情報や3DCGモデルを反映するという、ポケモンGOの様なAR体験も可能です。

以上の事からVRゲームを楽しみたいのであれば、OSはWindowsを選ぶのが良いでしょう。

またこちらの記事では人気お笑い芸人・すゑひろがりずが、Windows 10を用いたゲーミングPCの自作に挑戦しています。使用しているのはパッケージ版よりもコストパフォーマンスに優れるDSP版Windows 10。ぜひ自作ゲーミングPCの構成の参考にしてください。

狂言を取り入れた独自の世界観の漫才が人気のお笑い芸人・すゑひろがりず。YouTubeチャンネル「すゑひろがりず局番」のゲーム実況動画も…
今のゲームでは没入感に欠ける、とお思いの方。そんな方におすすめなのがSteam VR。Steam VRはSteamが提供するVRゲームで、ネット環境とVRゴーグルを持って…

GPU

VR用HMDは言い換えると「頭部に装着するモニター」なので、映し出されるVRゲームの描画処理はパソコンのグラボの性能にかかっています。ここでVR用HMDとして広く知られている「Oculus Rift S」と「HTC VIVE Pro」の2種類の推奨動作環境を再確認します。

Oculus Rift SWindows 10Intel i5-4590
AMD Ryzen 5 1500X以上NVIDIA GTX 1060
AMD Radeon RX 480以上8GB RAM以上DisplayPort互換ビデオ出力USB 3.0(1つ)

OS CPU GPU メモリ ビデオ出力 USB
HTC VIVE Pro Windows 8.1
Windows 10
Intel core i5-4590
AMD FX8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
4GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB3.0以降(1つ)

両者ともに「NVIDIA GeForce GTX 1060もしくはAMD Radeon RX 480」となっています。RX480は筆者のパソコンにも搭載されているグラボで、先のSteamVR Performance TestでもVRレディの判定を受けています。

2021年3月時点では、この2つのグラボは新品では流通していません。同等以上の性能を持つ後継機種としては「NVIDIA GeForce GTX1660(SUPER、Ti)」「AMD Radeon RX5500XT」がありますので、それらを基準に選べばよいでしょう。

ただVRは高いフレームレートを維持できないと、使用しているユーザーが乗り物酔いに似た症状を引き起こす事があります。いわゆるVR酔いという現象です。このVR酔いを起こさないラインが、SteamVR Performance Testにもあった「90fps以下のフレーム」とされており、これを下回る頻度が多いほど酔いやすい傾向にあるとのことです。

そう考えるとGTX1060やRX480ではギリギリの水準。もちろんVRゲームタイトルによっても要求されるグラボの性能は変わりますが、出来る限り高性能なグラボを用意したほうが良いです。4Kゲーミングが可能とされているNVIDIAのGeForce「RTX2080Ti」「RTX3090」「RTX3080」やAMD Radeon「RX6900XT」「RX6800XT」なら、VRでもスムーズな映像処理が可能です。

GPUは、PCからディスプレイに映像を表示させるために必要なパーツです。このGPUの性能によって、映像の解像度やなめらかさといった…

CPU

Oculus Rift SWindows 10Intel i5-4590
AMD Ryzen 5 1500X以上NVIDIA GTX 1060
AMD Radeon RX 480以上8GB RAM以上DisplayPort互換ビデオ出力USB 3.0(1つ)

OS CPU GPU メモリ ビデオ出力 USB
HTC VIVE Pro Windows 8.1
Windows 10
Intel core i5-4590
AMD FX8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
4GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB3.0以降(1つ)

次にCPUに関してですが、これもやや古い世代のCPUの記載になっています。おおよそ4コア4スレッド以上という印象。

Intelは第8世代以降、AMDはRyzen 3000(ZEN2)シリーズ以降から大幅に性能が向上しています。

フレームレートを左右する要素の大体はグラボなんですが、CPUの性能が低いとボトルネックが発生してフレームレートが下がります。これはグラボの性能が上手く使い切れていないという意味にもなります。

以上の事から、できる限り最新世代のCPUを選びましょう。おおよそゲームにおける性能と価格は比例しています。Intel製CPUなら最低でもcore i5-10400以上の性能の物、「core i7-10700K」を選んでおくのが無難かと思います。AMD製のCPUなら「Ryzen 5 5600X」「Ryzen 7 5800X」がゲームでのパフォーマンスも高くて人気となっています。

メモリ

メモリはRAM(ランダムアクセスメモリ)とも言われる、データの一時的な置き場所。容量の大きさは作業台の大きさとして例えられることが多いパーツです。広い作業台の方が色々と広げて置き易いので作業効率が上がりますが、広すぎても持て余すだけになります。

Oculus Rift SWindows 10Intel i5-4590
AMD Ryzen 5 1500X以上NVIDIA GTX 1060
AMD Radeon RX 480以上8GB RAM以上DisplayPort互換ビデオ出力USB 3.0(1つ)

OS CPU GPU メモリ ビデオ出力 USB
HTC VIVE Pro Windows 8.1
Windows 10
Intel core i5-4590
AMD FX8350
NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 480
4GB RAM以上 DisplayPort1.2以降 USB3.0以降(1つ)

必要とされるメモリ容量はプレイするゲームタイトルによっても異なります。ただ現在多くのゲームタイトルでは8GB以上は当たり前。なのでOculus Rift Sが推奨動作環境と指定している、8GB RAM以上というのが最低ラインと考えられます。

例えばVRChatはSteamにて必要動作環境を確認すると、4GB RAMとなっています。ただ実際に利用している方々の意見をまとめると、「多人数が集まるような場面では16GB以上は欲しくなる」とのこと。つまりキャラクターの処理にメモリを使うので、参加人数が多いほどメモリ容量は増えていくのです。

VRゲームに限らず、最近のゲームタイトルでは16GB RAM以上を推奨環境にしているケースも増えています。中には16GBでも足りないという場面も。加えてユーザーがゲームと並行してライブ配信やDiscordなどを利用する事も考えれば、16GB以上での構成がおすすめです。

HDD/SSD

長期的なデータの保存先となるのがストレージですが、現在主流となっているのがHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)です。HDDは中にCDやDVDの様な円盤=ディスクが入っており、そのディスクを回転させながらデータの読み書きを行っています。SSDはUSBフラッシュメモリやSDカードを大容量化した物と考えてもらって構いません。

HDDの特徴としては、回転するディスクがある事によるデメリットです。回転数によってデータの読み書き速度に影響を受けますし、動作音もします。また動作中に衝撃が加わると、ディスクが傷つきデータを消失する事にも繋がります。メリットとしては安価で大容量化しやすい事です。

SSDの特徴は小型化がし易い事、またHDDとは違い物理的に動作させる部品が無いので、読み書き速度も速くて静か。最近はM.2スロットを使った物がより高速なSSDとして普及し、2.5インチサイズのSATA接続タイプも並行して販売されています。デメリットとしてはHDDに比べると容量単価が高い事です。

それぞれの特徴を踏まえゲーミングPCでは「OSが入り、アクセス頻度も高い物はCドライブにM.2のSSD」「アクセス頻度は低いが、動画や音楽など大容量データの保存先となるDドライブにHDD」という使い分けをする、デュアルストレージ構成とすることが多くなりました。

ではゲームのデータはどう扱うか?という事ですが、実はゲームは頻繁にデータの読み書きが行われる「アクセス頻度の高いデータ」に該当します。なのでSSDへゲームを保存するのがおすすめとなります。

ただしOSが入るCドライブは、Windows updateなどの事を考えると、容量に余裕を持たせて運用するのが良いです。その際Cドライブに使うSSDは256~512GBあれば十分。ちなみに筆者はCドライブに512GBのM.2 SSD、Dドライブに960GBの2.5インチSATA接続SSDというSSD2台構成にしており、ゲームなどはDドライブに保存しています。

パソコン内に搭載する場所さえあればストレージは増設する事が可能なので、とりあえず最初にパソコンを組む際は小容量で構わないのでCドライブにSSDを。容量が欲しくなってきたらDドライブ以降により大きな容量を持ったHDDやSSDを、用途に応じて足していけば良いと思います。

主要なVRタイトルごとの推奨環境・スペック

VRという性質上、実際のゲーム化に至るまでには従来のゲームタイトルとは異なった発想が必要。製品として世に出ているタイトル本数はまだそれほど多くはありません。とはいえ、既に多くのユーザーに受け入れられている著名タイトルもあります。

ここからはVRタイトルの中から3つを紹介しつつ、プレイするのに必要なゲーミングPCのスペックを見てきたいと思います。

Beat Saberの推奨環境・スペック

Beat Saberは音ゲーもしくはリズムゲーに分類されるゲームタイトル。VR空間内で前方から飛んでくるブロックを切る、もしくは障害物をよけ、全身でリズムを刻むゲームです。以下、必要動作環境と推奨動作環境です。

OSWindows 7/8.1/10 (64bit)Windows 7/8.1/10 (64bit)

必要動作環境 推奨動作環境
CPU Intel Core i5 Sandy Bridge or equivalent Intel Core i7 Skylake or equivalent
メモリ 4 GB RAM 8 GB RAM
グラフィック Nvidia GTX 960 or equivalent Nvidia GTX 1060 or equivalent
DirectX Version 11 Version 12
ストレージ 200 MB 利用可能 200 MB 利用可能

CPUが「Intel core i5 Sandy Bridgeと同等」「Intel Core i7 Skylakeと同等」という内容の記載があります。i5 Sandy Bridgeは第2世代=2000シリーズの事なのでi5-2500などが該当し、i7 Skylakeは第6世代=6000シリーズの事なのでi7-6700などが該当します。

2021年3月時点で流通しているCPUであれば、corei3-10100が推奨動作環境に相当するCPUになります。グラボはGTX1060の後継機種であるGTX1660、GTX1660 SUPER、GTX1660Ti以上を選べば良いという事になります。

VRカノジョの推奨環境・スペック

VRカノジョはバーチャルリアリティカノジョ体験というジャンルで発売されているタイトル。女の子とのコミュニケーションを体験できます(※18歳以上向けコンテンツのため、18歳未満の方は購入・利用はお控えください)。

OSWindows 7/8.1/10 (64bit)

動作環境
CPU Intel Core i5 4590以上
メモリ 実装8 GB 以上
グラフィック NVIDIA GTX 970 or GTX 1060以上 / AMD R9 290 以上
DirectX Version 11
ストレージ 4GB 以上

必要、推奨といった区別はなく、動作環境という形で公開されています。また体験版にはベンチマークもあり、そのベンチマークの結果も併せて公開されています。(こちらはVR用HMDがなければ正しく起動できません)

公式ページには参考値として「簡易設定:ハイクオリティ」「Render Scale:100%」の設定、「core i7-6700×GTX1080×RAM 32GB」の組み合わせでは、スコア500896 fps:89と記載されています。

フレームレート上限に関しては確認できませんでしたが、「HTC Vive」は「SteamVR」が初期設定の場合、89fps未満の場合は最大45fpsに固定されるという記述もありました。この点は注意が必要です。

以上のスコアを参照するのであれば、CPUはi3-10100以上、グラボはRTX2060 SUPER以上あればフレームレート89fps以上に達すると考えられます。

VRChatの推奨環境・スペック

VRChatはVR空間内にアバターで参加し、多人数でコミュニケーションできるアプリです。ボイスチャットツールではあるのですが、自分自身のボディーランゲージなども反映されるので、実際に同じ空間で対面しているかのような感覚を覚えます。

OSWindows 8.1/10Windows10

必要動作環境 推奨動作環境
CPU Intel Core i5-4950
AMD FX8350相当以上
Intel i5-6500
AMD Ryzen 51600相当以上
メモリ 4 GB RAM 8 GB RAM
グラフィック NVIDIAGeForce GTX970
AMD Radeon R9 290以上
Nvidia GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX580 相当以上
DirectX Version 11 Version 11
ストレージ 21.5GB 21.5GB

メモリの所でも述べていますが、このアプリは多人数でアクセスして集まる事が可能な物でして、集まった人数によって必要となる処理能力が大きく異なります。また参加者のアバターなどによっても処理が重たくなる可能性も考えられます。そういった細かい条件に関しての言及は無いので、推奨動作環境でも重たい場面が出ると考えたほうが良いです。

実際にVRChatを利用している方々の意見を見ても、CPU、グラボ、メモリどれが欠けてもフレームレートは落ちるという事で、具体的にコレと言ったパーツ構成は言い難いです。

ツィッターには「#VRChat民のマシンスペックが知りたい」というハッシュタグがあるのですが、そこには比較的普通のゲーミングPCに混じって、CPUがcorei9・Ryzen9、グラボがRTX3090・RTX2080Ti、RAMが32GB・64GBというフラッグシップクラスの書き込みも目立ちました。「現状で組める最高のパーツで組んでおけ」と言うのも、あながち間違いではなさそうです。

とはいえ「最高のパーツ」では、購入価格が青天井に。この様な場合における筆者のパソコン構成方法ですが、「CPU→グラボ→メモリ」の優先順位で決める事が多いです。

まずCPUですが、これはマザーボードのソケットやチップセットと対になって決まる物なので、後で交換しようと思うとマザーボードの交換も同時に必要になる可能性があり、そうなると非常に手間がかかります。Intel社製のCPUの場合は世代交代の頻度が高いですし、AMD社製のCPUに関しても次世代へのソケット変更の噂があります。なのでCPUはその時に用意できる、出来る限り高性能な物を選んでおくのが良いと言えます。あとOSはDSP版だと、マザーボード交換時にライセンス認証で面倒な事になるケースもあるので、少々割高でも製品版を選ぶことをオススメします。

グラボも世代交代の頻度は高いですが、取り外しも比較的容易なパーツで、PCショップなどでの買取も行われています。性能に不満が出たら古いグラボは売却し、新しいグラボに乗り換えるという事が出来ますので、CPUに比べれば交換作業は楽だと言えます。こちらも出来る限り高性能な物を選ぶことになります。

メモリは比較的安価なパーツで、交換も簡単です。とりあえず様子見という事で、16GBを目安に搭載しておけば大抵のゲームは満足に動きます。16GBでも不満を覚えるシーンが出てから32GB以上への増設を考えても遅くはありません。

VRを快適に楽しむためにおすすめのGPU(グラボ)2選

2021年3月時点でハイエンドグラボはもちろんの事、安価なエントリークラスまで品薄が続いています。最新世代のグラボを手にするのは難しいです。

しかしVRをプレイしたいなら、グラボは必須。そこで中古でも手に入りやすい一世代前のグラボを2つ、最新世代と比較しながらご紹介します。

なおおすすめのGPU(グラボ)については、こちらの記事でもより詳しくまとめています。

GPUは、PCからディスプレイに映像を表示させるために必要なパーツです。このGPUの性能によって、映像の解像度やなめらかさといった…

CPUについてもセットで知りたい方はこちら

「PCの頭脳」ともいわれるCPUは、PCの性能そのものを大きく左右する非常に重要なパーツです。現在では、Intel、AMDの2大メーカーから、…

自作PCは、好きなGPUやCPUを組み合わせて自分だけのオリジナルのPCを作り上げることが可能です。紹介されているおすすめパーツを参考に、PCの自作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

NVIDIA GeForce RTX2070

リアルタイムレイトレーシングに対応したRTX2000シリーズのハイクラスのグラボ。現行世代のRTX3000シリーズで言えば、RTX3060に近い性能です。

歴代において70番代はコスパも良く、高性能なグラボの入口とされているクラスです。性能を向上させた「RTX2070 SUPER」というモデルも存在しています。

NVIDIA GeForce RTX2080Ti

RTX2000シリーズのフラッグシップモデルです。現行世代のRTX3000シリーズで言えばRTX3080に近い性能を持っています。

世代交代を迎えたとはいえ、フラッグシップモデルなので今でもお値段は高め。もちろんそれに見合うだけの性能を持ち合わせています。4Kにも対応可能なので、VR環境においてもその性能を遺憾なく発揮してくれる事でしょう。

まとめ

VRは「言葉だけが浸透して、実際にVRを体験した事のある人口が中々増えない」という状態が長く続いていたジャンルです。理由としてはVR用HMDが色んなメーカーから発売されて、いずれも高価であるという事。併せてそれに対応できるだけのゲーミングPCが高価だったという事が考えられます。

とはいえ、VR以外でも「高価なハードウェア」は多く存在します。4K 144Hzモニターやウルトラワイドモニターの中には20万円以上する高価な代物もあります。それでも買う人は買います。そのモニターを買う事によって、従来のモニターでは味わえない体験を求めているのです。

同じくVRを体験するためのゲーミングPCも高価な事は否めません。しかしVRの良さは圧倒的な没入感です。これはどんなワイド湾曲モニターを使っても超えられない物。VRへの投資と言うのは「ゲームに対する価値観を変える」ものという意味が強いです。実施場所は少ないですが試遊体験できる施設等もありますので、その様な機会に巡り合えたら是非VRの世界を体験してみてください。

なおDigital DIYでは、ゲーミングPCや自作PC好きの方向けの投稿サイト「DIGITAL DIYer(デジタル ディーアイワイヤー)」も運営しています。DIGITAL DIYerは理想のPCデスク周りを追及するクリエイティブなアイデアが集まる写真投稿サービスです。もっと深く、ゲームライフを満喫したい方はこちらのサイトにもアクセスしてみてください。


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    amarunba
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