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    CGクリエイターやエンジニアなど、近年「クリエイター系の職業」が注目されることが多くなりました。ただクリエイターは最近になって登場した新しい職業というわけではなく、以前から存在する工芸師や作曲家などもクリエイター職の一つで、現代においても必要とされる職業です。そこで今回は改めて「クリエイター」とはどのような仕事なのか。代表的な職種や定義などを1つ1つ紹介します。
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クリエイター系の仕事には何がある? 定義や分野別の代表的な職種まとめ

  • DATE
    2021.12.01
  • WRITTEN BY
    amarunba

CGクリエイターやエンジニアなど、近年「クリエイター系の職業」が注目されることが多くなりました。ただクリエイターは最近になって登場した新しい職業というわけではなく、以前から存在する工芸師や作曲家などもクリエイター職の一つで、現代においても必要とされる職業です。

今回は改めて「クリエイター」とはどのような仕事なのか。代表的な職種や定義などを1つ1つ紹介します。

クリエイターの定義とは

クリエイターとは「広義の創作」を仕事としている人のこと。たとえば新しい製品を作り出す産業分野や、作曲家や小説家のような芸術分野で活躍しています。

創作と言うと「クリエイターひとりでモノづくりをする」というイメージが強いかもしれません。実はクリエイターには2種類あり、自分で手を動かして創作をするクリエイタータイプと、クリエイターに指示を出すなどして全体を統括してひとつのものを仕上げるプロデューサータイプがあります。

それぞれのタイプについて、もう少し詳細に見ていきましょう。

自分でモノづくりをするタイプのクリエイタータイプ

何もないところから新しいモノを作り出す方向に才能を発揮する人は、クリエイタータイプと呼ばれます。画家や作家、アプリ開発者などはクリエイタータイプです。

全体を見渡し進むべき方向へまとめるプロデューサータイプ

すでにあるものを組み合わせ、全体を見渡して進むべき方向を見い出し、統括する方面に才能を発揮する人はプロデューサータイプと呼ばれます。映画監督やテレビ番組のプロデューサー、出版社の編集者などはこちらのタイプです。

個人でモノを生み出すのではなく多くの人と協力し、コラボレーションしていくことで新たな価値を想像していく仕事は、広い意味でクリエイターと言えます。

「クリエイターのハローワーク」によるクリエイターの職種分類

ここからはより具体的な「クリエイターの職種分類」を紹介します。マール社から出版されている「クリエイターのハローワーク」では、クリエイター職種は大きく分けて8通りに分類されています。

分類 主な職種
マスコミ系クリエイター グラフィックデザイナー、イラストレーター、編集者など
エンターテイメント系クリエイター CMディレクター、アニメーター、ゲームデザイナーなど
建築・工業系デザイナー プロダクトデザイナー、インテリアデザイナー、CGクリエイター(建築・設計系)など
服飾・インテリア系クリエイター 服飾デザイナー、ジュエリーデザイナー、家具職人など
美術・芸術家 画家(写実画家)、彫刻家、版画家など
美術の教育や普及、芸術家支援 中学美術教諭、陶芸教室教師、幼児造形講師など
伝統工芸の仕事 染色家(草木染・浸染)、友禅染職人、漆芸家(沈金師)など
その他のクリエイター フィギュア原型師、フラワーアーティスト、ペーパークラフト作家など

特にマスコミ系、エンターテイメント系のクリエイティブ職は就職・転職でも人気が高い傾向にあります。また建築・工業系のデザイン職はVR技術の応用によるイノベーションが続いており、今後のさらなる発展が予測されます。ここからは次の3職種について、より詳細な仕事内容やポジションを解説します。

  • マスコミ系クリエイター
  • エンターテイメント系クリエイター
  • 建築・工業系デザイナー

マスコミ系クリエイターの代表的な職種まとめ

マスコミとは新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・映画などマスメディアを通じて、不特定多数の人々に対して情報を届ける事を意味しています。

一口に「マスコミ」「マスメディア」といっても、多岐にわたるクリエイターが集まっています。

デザイナー

あらゆる分野でのデザインを担当するクリエイター職です。プロダクト、グラフィック、テキスタイル、キャラクターなど、専門によって細かく分類されます。

イラストレーター

絵を描くことで報酬を得るクリエイター職。雑誌の表紙、パッケージ、広告、ポスターなどを対象に、ブランディングなどを目的とした絵を描きます。イラストレーターにはクライアント=依頼主の意向に合わせた絵を描くことが求められます。

漫画家

絵だけではなく、ストーリーやキャラクターデザインも考える総合的な芸術である漫画を描く仕事です。編集担当と相談しながら、独自の世界観を構築します。

フォトグラファー

写真を撮影することで報酬を得ているクリエイター職。芸術的な作品として個展を開く人、報道写真メインの人、商業写真メインの人など、活躍する分野はさまざまです。

自己の表現方法として写真を用いる人と、クライアントの意向を汲んだ写真を撮影する人の、2種類に分けることもできます。

アートディレクター

美術表現、芸術表現の総合演出を手がけるプロデューサータイプのクリエイター。広告や宣伝などの視覚的表現手段を監督するポジションです。

編集者

書籍や雑誌の制作作業をする仕事。小説や漫画を手掛ける出版社でのイメージが強いですが、近年ではWeb上のニュースサイトやオウンドメディアにおいても活躍しています。ライターやイラストレーターなど「作り手」と読者の間に立ち、双方が納得する良いコンテンツへと仕上げるまとめ役になります。

エンターテイメント系クリエイターの代表的な職種まとめ

エンターテイメント=人を楽しませる娯楽を提供するために活躍するクリエイターも存在します。たとえばアニメやゲームの製作スタッフなどがこれに該当します。

ちなみに「エンターテイメント系クリエイター」は「マスコミ系クリエイター」と繋がりが深く、両者を兼ねた動きをする人も中にはいます。

CMディレクター

テレビコマーシャルの制作・演出を行うクリエイター職。15秒~30秒程度の短い映像作品にどれだけのメッセージを込められるか問われます。なお近年はYouTubeやSNS向けのCMも増えており、尺はより短く5秒程度のものも登場しています。ちなみに専業のCMディレクターとして活躍する人がいる一方で、映画監督が起用されることもあります。

アニメーター

監督の指示に従い、コマ割りされたアニメの原画を描くクリエイター職です。昔はすべて手描きでしたが、2021年現在ではコンピューターを使っての描画が大半です。

ゲームシナリオライター

ゲーム全体の脚本を書くクリエイター。全体の構成とストーリーを考える点は脚本家と同じですが、ゲームの特性に応じたシナリオを練っていく必要があります。

キャラクターデザイナー

ゲームの登場人物の性格を定義するとともに、その性格に合わせたデザインを考えるクリエイター。ゲーム業界に限らず、ゆるキャラやVTuberのデザインなど、活躍の幅は広がっています。

3Dデザイナー

3Dデザイナーは、ゲームの空間をデザインします。フィールドの形状によってゲームの難易度を調整するなど、ゲームのベースとなる部分を作り出す仕事です。

作曲家、サウンドクリエイター

作曲家は、あらゆる曲を作り出す仕事。サウンドクリエイターはその中でもゲーム音楽のサウンド全般を製作します。サウンドクリエイターは、作曲家の中の一部の仕事を専門的に受け持っている、という位置づけです。

建築・工業系デザイナーの代表的な職種まとめ

建築・工業系デザイナーは建築物やその内外にある空間などをデザインするクリエイター職になります。

美術的なセンスが求められる一方で、それを作る素材の性質を理解し実用に耐えられるかといった計算能力も求められることがあります。

建築士

建造物一般を設計するクリエイター。安全性など高度な専門知識が必要なため、仕事とするには国家資格を取得しなければなりません。

インテリアデザイナー、空間デザイナー

主に室内のインテリアをデザインするのがインテリアデザイナー。それに対して、空間デザイナーは室内外を問わず空間全体をプロデュースします。

ディスプレイコーディネーター

デパートのショーウィンドウなど、ディスプレイデザインをして広告効果を高める仕事です。

CGクリエイター(建築・設計系)

設計図を元にしてコンピューター上で建築物のシミュレーション等を行います。具体的には完成予想図や、CG上での内部見学のイメージ映像の作成等を行います。

その他の分野におけるクリエイター系の代表的な職種

ここまで紹介したクリエイターはほんの一例にすぎません。その他の代表的なクリエイター職としてはITや文筆等の分野があります。特にIT分野のクリエイターは「クリエイティブ職全体」としては歴史の浅い分野ですが、2030年には最大79万人のIT人材が不足するとも言われおり、継続的な需要が見込まれます。

IT分野におけるクリエイティブ職

歴史が浅いものの確実な需要があるクリエイター職としてIT分野があげられます。特に「Webサイト」「Webアプリケーション」には様々な形で関わるクリエイターが多いです。

主なクリエイター職には以下のものがあります。

職種 仕事内容
プログラマー コンピューターを動かすためのプログラミング言語を使用して、システムやアプリケーションを作る
Webデザイナー 企業や個人からの依頼によってWebサイトのデザインを担当し制作する
フロントエンドエンジニア HTMLやCSS、JavaScript等を使い、Webサイトやアプリ上でユーザーが閲覧できる部分を担うエンジニア。
組み込み系エンジニア 家電やカーナビなど様々な機器に搭載される内蔵アプリなどのシステム開発
DTPデザイナー 主に紙媒体の印刷物の見栄えを良くするためにレイアウトや画像処理を行う

プログラマー、組み込み系エンジニアは、パソコン上で各種言語によるコードを書いていく事が多いです。Webデザイナーとフロントエンドエンジニアは、ある程度領域が重なる部分があります。

またIT系クリエイターを統括して指揮するプロデューサーとしては、以下の職業があります。

Webプロデューサー Webサイトの立案にともなう事業計画からサイトの設計を行う
Webディレクター Webサイトの制作や更新など指揮、運用中のサイトのアクセス解析なども行う
コンテンツディレクター コンテンツ制作に携わる人の総称。コンテンツ制作前の情報収集や品質管理などを行う。
プロジェクトマネージャー プロジェクト全体での意思決定する責任者

Web以外のIT分野としてはゲーム系エンジニアも含まれます。特にソーシャルゲーム市場の拡大により、ゲーム系エンジニアの採用は活発化しています。

文筆分野におけるクリエイティブ職

コピーライターや小説家など「文筆」もクリエイティブ職です。主な文筆関連のクリエイター職には以下のものがあります。

小説家・詩人 短編もしくは長編の小説や詩を書くことで、物語などを作る
作詞家 楽曲における詞を作る
脚本家(シナリオライター) 映画や舞台などの演劇におけるストーリーを作る
放送作家 番組の企画・構成を考えて台本を書く
コピーライター 広告におけるキャッチコピーを作る
各種ライター 雑誌やWebコンテンツの記事を作成するために、取材や文章を書く

こうした文筆されたものを統括して指揮するプロデューサーは編集者となります。

編集者 クリエイターの作品を公開するにあたり、適切な形にまとめる

編集者はクリエイターと消費者の間に立ち、よりよい形で提供できる状態を保つのが仕事と言えます。

さまざまな分野で活躍するクリエイター

ひと口に「クリエイター」と言っても、かなり広い分野の職業が該当します。今回取り上げたのはほんの一部にすぎません。クリエイター職に興味がある方は、自分の適性や得意分野を知り、自分に向いているクリエイター職をみつけてください。

現在、多くの分野でパソコンを必要としており、中には非常に高いスペックのパソコンが必要となるケースもあります。目指す分野によっては自作による高スペックなパソコンを作ってみてはいかがでしょうか。


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