買うならここ!ライター的おすすめのゲーミングPCメーカー5選
■ゲーミングPCの選び方
一言にゲーミングPCといっても、そのスペックの差はピンキリです。10万円台で購入できるものから20万、30万円という高額なものまでさまざま。そこで重要になってくるのが「どんなゲームをしたいのか」ということです。きれいなグラフィックのRPGがやりたいのか、FPSゲームがやりたいのかなど、ジャンルとゲームタイトルによって求められるPCのスペックは変わってきます。
とくにやりたいことが決まっていないのであれば、予算ギリギリの高スペックPCを選ぶのがよいでしょう。なぜかというと、可能な限りハイスペックなPCを買っておけば、やりたいゲームが出てきたときにある程度カバーできるためです。とくに、グラフィックボード(ビデオカード)とCPUはゲーミングPCでは生命線になります。また、これらは高額なため買い替えのハードルが高くなりがちです。なお、メモリは簡単に増設できるので気楽に考えても問題ありませんが、現在のトレンドは8~16GBあたりになっています。
部品の名前で混乱してしまう人もいるかもしれませんが、心配いりません。今は自作で組まなくてもBTOメーカーがたくさんあるので、自分好みのスペックを出しているメーカーを選べば簡単にゲーミングPCが購入できます。では、これらを踏まえたうえでおすすめのPCメーカーを見ていきましょう。
■おすすめのゲーミングPCメーカー
ここからはおすすめのゲーミングPCメーカーをご紹介していきます。それぞれメーカーごとに特色があるので、自分の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
マウスコンピューター
まずは、CMでもおなじみのマウスコンピューターです。国産PCを売りにしていて、品質と価格のバランスがよいのが人気です。デザイン性も高く、ゲーミングPCシリーズの「G-Tune」は多くのゲーマーから支持されています。また、サポートも評判がよく24時間364日電話対応しているので、初心者ゲーマーの方でも安心して利用できるPCメーカーといえるでしょう。
マウスを利用するなら「安心サービスパック」は入っておきたい保証サービスです。通常であれば修理対応は1週間程度かかるものですが、「安心サービスパック」に入っていれば最短で当日中に修理返却してくれます。これは少しでも早くゲームをやりたいゲーマーにはとてもありがたいサービスですね。ほかにも初期不良は修理ではなく新品交換してくれる、PC知識の豊富なスタッフによる専用ダイヤルなど手厚いサービスが用意されています。
ドスパラ
ドスパラもとても人気の高いゲーミングPCメーカーとして有名です。ゲーミングPCシリーズの「GALLERIA(ガレリア)」はライトゲーマーからヘビーゲーマーまでさまざまな層に合わせたラインナップを揃えているので、用途に合わせて購入しやすいでしょう。また、費用感としても値段的に割安に感じるような構成になっているので満足度という点でもおすすめできます。
ドスパラは組み立てから出荷までがとても早いのが特徴です。ほかのPCメーカーだと納品まで1~2週間というのが当たり前ですが、ドスパラの場合は早ければ即日または翌日には発送されます。つまり、注文した翌日、翌々日にはゲームをプレイしているということになります。サポートに関しては標準で1年、3年まで延長が可能です。また、別途月額制の「セーフティサービス」という保証もあります。
Dell(デル)
DellのデスクトップPCはとにかくオシャレ!デザインにこだわるのであればDellのサイバー感のある筐体は気に入るでしょう。DellのゲーミングPCシリーズの「ALIENWARE」は、もともとゲーミングPC専門メーカーのALIENWARE社をDell社が買収して登場したもの。そのため、スペック的にも他メーカーと遜色はありません。見た目とスペックの両立を目指したい人にはおすすめのメーカーといえます。
サポートに関しては、一般サポートは中国人が対応しますが、ほとんどのスタッフが日本語を話すためコミュニケーションに問題はありません。どうしてもサポートは日本人の方が安心だという場合は「Premium Support」に加入しましょう。日本人によるサポートが24時間365日受けられます。ただ、よほど頻繁にサポートを受けたい人じゃない限りは割高に感じるかもしれません。
ツクモ
ツクモ電気は秋葉原を拠点に展開するパソコンパーツショップでしたが、ヤマダ電機に事業譲渡してからはヤマダ電機の一部門として営業しています。昔からの根強いファンが多く、もともとがパーツショップだったということもありBTOにしては珍しくパーツの型番まで公開しているメーカーです。購入後も自分でパーツを交換して長く使いたいという人にとって、パーツの型番がわかるのは心強いでしょう。
ゲーミングPCシリーズは「G-GEAR」。コンパクトタワーからミドルタワーまで充実のラインナップで、ハイエンド構成でも15万円前後から購入できるのも嬉しいポイントです。「eX.computer延長保証」という3年保証サービスも行っているので、長く使っていて不調になったときも安心ですよ。
サイコム
パーツにこだわりたいという人ならサイコムがおすすめです。とにかくパーツの選択肢が圧倒的に多く、それぞれの型番まで公開されています。そのため、自分で改造しながら長く使いたいというユーザーに人気のPCメーカーです。ゲーミングPCの「G-Master」シリーズはシンプルで美しいデザインと内部のエアフロー設計のバランスがよく、万人受けしやすいPCといえるでしょう。
アフターサービスも充実しており、BTO知識の豊富なサポートが対応。無償保証期間を過ぎてもメールや電話で対応してくれるというのはありがたいですね。また、保証は通常1年、延長で3年まで受けられますので安心です。
レノボ
レノボというとビジネス向けのPC作りが有名ですが、ゲーミングPCにも力を入れてきています。ゲーミングPCの「Legion」シリーズは低価格ながらデザイン性が高いのが特徴です。カスタマイズの選択肢は広いとはいえませんが、その代わりニーズに構成がハマれば買っておいて損はないコスパの高さが魅力でしょう。
延長は通常1年、延長3年で落下や水漏れにも対応してくれるサービスも用意されている、初心者ゲーマーにも安心のPCメーカーです。
ここまでBTOパソコンを中心にご紹介してきましたが、もっと安くゲーミングPCが欲しい!という人には別の方法あります。
■価格を抑えたいなら自作もアリ
BTOは手軽に完成されたPCが手に入る優れたサービスですが、それでもメーカーから購入する分価格は高くなります。価格を抑えたい場合はすべて自作するのも選択肢の1つです。自作PCというとハードルが高いように感じるかもしれませんが、今では自作PC用の情報はネットでもたくさん入手できます。構成にもよりますが、おおよそBTOの7割、8割くらいには費用を抑えることができますし、なにより自分で組み上げたPCは愛着も倍増です。価格以外のメリットもあるので、ぜひ自作PCも検討してみてくださいね。
■見た目もお気に入りの一台を
ここで紹介したPCメーカーはどこもしっかりしたPCを作るのはもちろん、サポートも確かなので気に入ったところがあれば購入して損はありません。とはいえ、やはり長く付き合うPCですので「見た目」も大事です。まずは一通り見て気に入ったデザインがあればそこから検討してみるのもおすすめですよ。