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    eSportsにおける「IGL(In Game Leader)」とは、チーム戦でリーダーとして、戦況を把握して、味方に的確な指示を出し、味方を束ねて、チーム戦を有利に進め、勝利に導く重要な役割です。今回は「IGL」の役割を、Apex Legendsの例を挙げたりしながら、掘り下げて詳しく解説します。
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【2023】eSportsにおける「IGL(In Game Leader)」の役割をApexを題材に解説

  • DATE
    2023.02.15
  • WRITTEN BY
    coffee88


eSportsにおける「IGL(In Game Leader)」とは、チーム戦でリーダーとして、戦況を把握して、味方に的確な指示を出し、味方を束ねて、チーム戦を有利に進め、勝利に導く重要な役割です。

「IGL(In Game Leader)」の役割が特に重要なゲームには、たとえば、チーム戦の戦略が鍵を握るApex Legendsなどが挙げられます。

IGL(司令塔)は、eSportsではランクをやる場合やカスタムマッチに参加する場合に重要です。
たとえば、eSportsの主要タイトルであるLoL(League of Legends)では、「タンク/ブルーザー」「サポート」などプレイヤーのロールが細かく分かれており、それぞれを得意な選手がメインでプレイします。


▲League of Legendsのロールの例

こうした「ロール決め」の重要性が、LoLだけでなくApex Legendsなど他のゲームにも広がってきているのが「IGL」というロールに注目が集まる理由です。

今回は「IGL」の役割を、Apex Legendsの例を挙げたりしながら、掘り下げて詳しく解説します。

IGL(In Game Leader)とは?チームの司令塔

IGLとは「In Game Leader(インゲームリーダー)」の略で、チーム内の司令官を意味します。FPSでは、以前は「オーダー」や「コーラー」と呼ばれていたのが、現在では、「IGL」と呼ばれるようになりました。

チーム戦でIGLを担当する有名なプロゲーマーには、ImperialHal選手が挙げられます。ImperialHal選手は、プロチーム「TSM(Team Solo Mid)」に所属しているAPEX部門の選手で1999年生まれ、「世界最強のIGL」と言われています。

【Apex Legendsの場合】主なチーム内のロールの例

下記はApex Legendsの場合の主なチーム内のロールの例です。

  • 戦況を把握し、作戦を立案~指示して意思決定を行う「IGL」
  • 近接戦闘を得意とする「ダメージディーラー」
  • 拠点制圧などを担当する「タンク・サポート」

また「IGL」の意思決定が重要になる場面は、下記のような場合があります。

  • 「戦況が複雑で、メンバーが何をすれば良いかわからなくなった時」
  • 「チーム内の意見が割れた時」
  • 「相手の動きから、戦況を分析して次の一手を予測する時」

1つのミスが命とりとなるようなハイレベルな試合では、IGLに敵のディフェンスが手薄なところを見極める能力があるかや、意思決定力で勝敗が分かれることもあります。

IGLに求められるプレイングやコミュニケーション | 「指示役」であることを理解する

ここからはIGLに求められる「役割」や「プレイング」を解説します。
まずIGLは、合議的にチームの仲間の声を取り入れるタイプと、全ての意思決定を行うタイプに二分されます。そのため、混乱しないように、あらかじめどちらのIGLのタイプで意思決定を行うのか決めておく必要があります。

IGLはショットコーラーとも呼ばれ、移動ルートの判断や作戦の指示を出す重要な役割です。最適なルート選択、戦闘を仕掛けるたりアビリティを使用するタイミングなど、チーム全体の戦略に関わる判断を一手に引き受けて、戦況を判断し、取るべき行動を指示する役割です。よってその指示が「伝わりやすい」「メンバーが納得しやすい」環境を作っておくことも大切です。
ちなみにImperialHal選手は「良いIGLなら仲間に自分の考えを話してる暇なんてない」という立場で、後者に該当します。

「他の意見があると俺の思考スピードが落ちるし自分の判断に自信が持てなくなる。1人の意見に従って失敗したらそいつのせいにする方が簡単なんだ。そっちの方が学びやすい。」というスタンスでIGLを担当しています。

IGLに求められるプレイングやコミュニケーション | マップをよくチェックする

IGLは、一般的なプレーヤーより、マップからの情報収集に時間をかけています。敵から発せられる音を聞き漏らさないように注意し、マップでチームの戦況を確認しながら、敵の位置や戦略も確認します。
その情報をもとに、チームのメンバーに対して適切な指示を送り、勝利に導きます。

IGLに求められるプレイングやコミュニケーション | スタッツは低くてもOK

IGLの仕事は、味方や敵の状況を把握し、リアルタイムで必要な情報をメンバーと共有しつつ、戦略を立て、意思決定を行いながら、チーム全体をサポートすることです。そのため、司令塔として、できるかぎり長く生き残ってサポートを続ける必要があります。

チーム全体を有利に導く重要な役割なので、早々にキルされることは回避する必要はあるものの、個人技でキルを多く取る必要はありません。チームワークを重視するため、IGL個人のキル数やスタッツが低くても問題ありません。

Apex Legendsで「IGL以外」のプレイヤーが行うべきこと

「IGL」以外のプレイヤーは、「IGL」が意思決定などの高次な判断をスムーズに行えるように、なるべく余計な負担を増やさないように、IGLからの指示がなくても、状況に応じて臨機応変に対応できることが必要になります。

たとえば、味方が1人が回復中に敵に狙われた場合などに、指示を待たずとも、カバーに入って回復中の仲間を援護するなどの対応を行います。

まとめ

IGLには、高いキル数やスタッツは必ずしも必要ではありません。チーム全体を俯瞰して、戦況に応じて適切な意思決定を下す能力、その意思決定をメンバーと共有できるコミュニケーション能力が必要なポジションだとわかりました。

チーム戦を有利に進め、勝利に導くための司令塔として、重要な役割を果たす「IGL」は誰しもが憧れるポジションですね。

「IGLをやってみたい」、「自分はIGLに向いている」と思う方は、この記事を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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