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    近年「e-sports」という言葉を聞く機会が多くなりました。プロゲーマー同士が戦うe-sportsですが、具体的にはどんなスポーツや競技なのか分からない、という人も多いですよね。

    今回は、気になるe-sportsとは何かを、日本と世界で比較しながらご紹介します。
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近年「e-sports」という言葉を聞く機会が多くなりました。プロゲーマー同士が戦うe-sportsですが、具体的にはどんなスポーツや競技なのか分からない、という人も多いですよね。

今回は、気になるe-sportsとは何かを、日本と世界で比較しながらご紹介します。


>> 関連記事: ゲームの概念が変わる!? 『e-Sports』の発展がカギを握る!

■ e-sportsとはどんな競技か

普通のゲームの大会とe-sportsの区別がつかない、という人も多いですよね。まずはe-sportsがどんな競技かについて見てみましょう。 

  • 広義には「電子機器を使用して行うもの全般」

「e-sports」とは、「electronic-sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略です。広義では電子機器を使って行う競技、スポーツ全般、そして娯楽そのものを指す言葉となっています。

 

  • 一般的には「競技としてのゲームの対戦」を指す

現在はコンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦を「スポーツ競技」としてとらえる場合に「e-sports」と呼ばれるようになりました。通常のゲーム大会とは違い、e-sportsでは大会に賞金がかかっていることと、参加者のほとんどがゲームをすることで報酬を得ている、いわゆるプロゲーマーという特徴があります。

 

  • 欧米が先立ち、日本では2000年ごろから盛んに

日本がコンピューターゲームブームを迎えたのは1980年代、ファミコンを筆頭に家庭用ゲーム機の普及を受けてのことです。その後主にゲームメーカー主導の形で数多くのゲームの大会が催されるようになりました。一方1990年代に欧米ではPGL、CPLなどの「プロゲーマー」として認められる存在がすでに誕生、地位を確立し始めていました。

 

■ 日本のe-sportsの歴史を見てみよう


 家庭用ゲームの普及を受けて日本にゲーム文化が広がりました。次に、日本でe-sportsが認知されるようになった歴史を見てみましょう。

 

  • 日本では2000年ごろから普及

日本でゲーム大会が開かれるようになったころ、欧米ではすでにプロゲーマーが誕生していました。その後世界中でプロゲーマーが増殖、e-sportsが浸透していきます。一方日本ではインターネットの普及をきっかけに、2000年代になってようやく「e-sports」が認識されるようになりました。

 

  • 2007年に日本でもe-sports普及が進む

2006年、OCA主催第2回アジア室内競技大会でe-sportsが正式種目として採用されることが決定しました。これを受けて、日本でも2007年に日本eスポーツ協会設立準備委員会が発足。同年12月にはeスポーツ日韓戦を開催しました。さらにその後、2011年に第1回eスポーツJAPAN CUPも開催しています。

 

  • 2018年現在多くのe-sports団体が誕生

e-sport後進国の日本ですが、2010年代を迎え徐々にe-sportsが普及していきます。2015年10月には一般社団法人 日本eスポーツ協会(JeSPA)設立、その後にも一般社団法人e-sports促進機構の設立など徐々に関連団体が設立されていきました。現在、日本には4つのe-sports団体があります。

 

■ 今後の日本のe-sportsが抱える課題
ゲーム文化の浸透自体はそれほど遅くなかった日本ですが、海外諸国に比べるとe-sportsはまだまだ一般的ではありません。現在日本がe-sportsに関して抱えている課題と、今後の見通しを見てみましょう。

  • プロゲーマーが育つ土壌があまりない

日本では「ゲーム」というとどうしても遊びの範疇で、ともすれば目が悪くなるなどマイナスなイメージを持たれがちです。そのため、プロゲーマーも一般的な職業としては認知されていないのが現状です。

また、プロゲーマーになりたくてもなる方法が分からない、という人も多くなっています。ただしこの悩みに対するアンサーとして、近年プロゲーマーを育成するためのスクールが各地で発足しています。

 

  • 大会やイベントの開催実績が少ない

日本には「賭博法」による法規制があるため、多額の賞金を大会で提示することができません。またe-sportsの認知度が低いため、大会のスポンサーとなる企業もまだ少ないです。

そのため、どうしても大会やイベントの賞金が~100万円と小規模になってしまい、世界に比べてプロゲーマーが活躍できる場所が少ないのが現状です。今後はオンラインゲーム会社を含め、多くのスポンサーや企業が主導となって大会を開催していくことが期待されています。

 

  • まだ認知度が低い

日本でe-sportsの認知度自体がまだまだ低いため、ゲームの大会の観客はそのゲームのファンやプレイヤーに限られてしまいがちです。ただ、今後広くe-sportsが認知されていけば、より日本でもe-sportsが楽しまれるようになるでしょう。

>> 関連記事: e-sportsで活躍する「プロゲーマー」とは?収入源や活動内容

 

■ 日本のe-sportsとプロゲーマーはまだ始まったばかり

e-sportsについて日本と海外のこれまでを比較し、ご紹介しました。海外と比べてまだまだ日本のe-sportsは発展途上ですが、逆に言えばまだ始まったばかりのフロンティアとも言えます。今後、多くのプロゲーマーの誕生や大会の開催が期待されていますので、その進化に注目です。


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