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    以前はゲーム性能がイマイチだと言われていたAMD「Ryzen」シリーズのCPU(APU)ですが、近年はゲーミングPCにも採用され、優れたパフォーマンスを誇りながら手頃な価格で手に入ります。ところが非常に種類が多いため、目的別でどのモデルが最適か分かりづらいことがあります。そこで今回は、RyzenのCPU(APU)を選ぶ基準や価格帯ごとのおすすめモデルをご紹介します。
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コスパ・目的で選ぶAMD RyzenのおすすめCPU(APU)まとめ【2022年最新版】

  • DATE
    2021.07.29
  • WRITTEN BY
    ApolloMetal

AMD「Ryzen」シリーズのCPU(APU)は、優れたパフォーマンスを誇りながらも手頃な価格で手に入ります。その理由はAMDの企業努力と効率的な経営方針です。以前はゲーム性能がイマイチだと言われていたRyzenは、今やゲーミングPCにも採用されています。

しかしRyzenのCPU(APU)は非常に種類が多いため、目的別でどのモデルが最適か分かりづらいことがあります。本記事ではRyzenのCPU(APU)を選ぶ基準や、価格帯ごとのおすすめモデルをご紹介します。

Ryzenシリーズは「安くてハイエンド」!安い理由は?

引用元:AMD

AMDのRyzenシリーズは高性能かつ手頃な価格で手に入ります。つまりRyzenは「安くてハイエンド」ということ。しかし以前は安くてそれなりという評判もありましたが、昨今評価が高くなった背景としては、AMDが次の3つの点で企業努力を重ねてきたことが挙げられます。

  • 電力設計
  • コア構造
  • 生産体制

電力設計

Ryzenシリーズの最も大きな特徴は「プロセスサイズ」です。CPUのサイズを大きくすると歩留まりの悪化、すなわち不良品の増加を招きやすい傾向があります。そのため、トランジスタなどCPUの部品を小型化する「プロセスサイズの縮小化」が重要です。

しかしプロセスサイズの縮小化は高度かつ高コストな技術。そこでRyzenはプロセス技術の大半は、台湾の「TSMC」にアウトソーシングしています。高コストの技術開発を外部委託することでコストを削減し、その縮小技術を生かしてハイスペックなCPUを開発しているのです。

コア構造

二つ目の特徴は複数のチップを結合させる方法で、マルチコアCPUを構成していること。RyzenではCPUを複数個まとめた単位を「CCX(Core Complex)」と呼びます。CPUすべてを1つのチップにまとめるのではなく、CCXを連結することにより「歩留まり」が良くなり、不良品を減らすことができます。

第3世代のZen2アーキテクチャまでは、CCXひとつあたりのコア数は4個で、これらを複数組み合わせて8コアや16コアを実現していました。そして最新の第4世代Zen3アーキテクチャでは、CCXひとつあたり8コアとなり、さらにコア数を増やせるようになったのです。

生産体制

AMDは自社の製造工場を持っていません。製造工場の運営には莫大な初期投資や維持費がかかります。しかもCPUの技術革新は常に進んでいるため、新たな設備投資にも相当の費用が必要です。そこでAMDは外部に製造を委ね、自身は設計に専念してきました。

こうした合理的な経営方針により、AMDのRyzenはスペックの向上とコストの削減を両立させることができました。

【コスパ・目的別】おすすめのAMD RyzenのCPU(APU)の選び方

引用元:AMD

CPU(APU)を選ぶときは、使用目的に応じて検討することが大切です。たとえば、テレワークや動画視聴が主な用途の場合にハイエンドCPUを選ぶと、余分なコストがかかります。CPU(APU)には下記3つのクラスがあるので、用途に合うものを選びましょう。

  • エントリークラス
  • ミドルクラス
  • ハイエンド

エントリークラスがおすすめの人

エントリークラスのモデルは、主に事務作業を行う人におすすめです。たとえば、自宅でOfficeソフトを使用して事務作業を行ったり、ZOOMやSkypeなどのビデオチャットアプリでオンライン会議などを行ったりする場合です。

またYouTubeやVOD動画配信サービスなどで動画を視聴する場合も、エントリークラスのCPU(APU)で十分です。これらの用途ではCPUのスペックをそれほど要求されないため、2~3万円未満のモデルを選べば低コストで十分なスペックのCPUが手に入るでしょう。

ミドルクラスがおすすめの人

ミドルクラスのモデルは、ゲームをプレイする人におすすめです。ゲームにはハイエンドのCPUが必要な気がするかもしれませんが、実際にハイエンドCPUが必要なケースはレア。大抵の場合はミドルからハイクラス(ハイエンドの下位)で問題ありません。

最近のゲームはCPUよりGPUのスペックが求められる傾向があるため、CPUよりGPUに投資するほうが高いゲーミング性能を得やすくなるでしょう。価格的には3万円から6万円くらいのものを選べば、多くのゲームに対応できるCPU(APU)を購入できます。

ハイエンドがおすすめの人

ハイエンドクラスのCPU(APU)は、高画質の動画編集や3Dグラフィックスを制作する人におすすめです。グラフィックス関連の作業をするときは、複数のソフトを同時に使用したり、高負荷のエンコードを行ったりすることがあります。

CPUのスペックが低いと、作業に長い時間がかかったり画面がカクついたりして、ストレスを感じてしまうことがあります。マルチスレッド性能に優れたRyzenのハイエンドモデルを選べば、グラフィックス関連の作業も快適に行いやすくなるでしょう。

ハイエンドCPUは6万円以上のものが大半を占めています。新しいモデルほどマルチスレッド性能が高い傾向があるので、最新の第4世代(Ryzen 5000シリーズ)を選ぶほうがよいでしょう。また16コア/32スレッドという驚異的なモデルもあります。

CPU(APU)の性能を評価するための3つのポイント

CPU(APU)の性能を評価するときは、「コア数/スレッド数」「クロック周波数」「キャッシュ容量」の3つの要素で判断することが大切です。

コア数/スレッド数 同時に複数の処理を行うマルチスレッド性能に影響。コアが多いほど複数のソフトをスムーズに利用可能
クロック周波数 1秒間にどれだけ駆動できるかを示す数値。単位は「GHz(ギガヘルツ)」。たとえば3GHzのCPUは1秒間に30億回の動作を行える
キャッシュ容量 CPU(APU)のアクセス速度に影響。メモリの容量が大きいほうが、CPUが頻繁に利用するデータを一時的に保管しておけるので速度面で有利

記事の後半でおすすめのCPUを紹介する際は、上記の数値もあわせて確認してみてください。

【価格別】おすすめのRyzenのCPU(APU)

RyzenシリーズのCPUやAPUにはさまざまなモデルがあります。次の3つの価格帯に分けて、Ryzenのスペックを比較していきましょう。なお価格は2022年3月現在での最安値が目安となります。

  • 4万円未満
  • 4万円~6万円
  • 6万円以上

【4万円未満】Ryzen 5 3600

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 5 3600」は2019年7月に発売された第3世代CPUです。6コア12スレッドでベースクロック数が3.6GHzで、マルチスレッド性能に定評があります。PassMarkスコアは18,000前後なので、それなりのパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。コストパフォーマンスが高いモデルなので、ゲームができるPCを低コストで構成したい人におすすめです。

型番 Ryzen 5 3600
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-5-3600
PassMarkスコア 17,826
コア/スレッド 6/12
ベースクロック/ブーストクロック 3.6GHz/4.2GHz
TDP 65W
新品参考価格 26,570円

【4万円未満】Ryzen 5 5600G

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 5 5600G」は2021年8月に発売された第4世代APUです。3万円以下で購入できる安価なモデルでありながら、6コア12スレッド・ベースクロック3.9GHzを実現。内蔵グラフィックスを搭載したAPUなので、低負荷のゲームであればグラボなしでプレイできます。CPU自体の性能が高いので、あとからグラボを搭載するのもおすすめです。

型番 Ryzen 5 5600G
公式サイトURL https://www.amd.com/en/products/apu/amd-ryzen-5-5600g
PassMarkスコア 19,859
コア/スレッド 6/12
ベースクロック/ブーストクロック 3.9GHz/4.4GHz
TDP 65W
新品参考価格 28,980円

【4万円未満】Ryzen 5 5600X

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 5 5600X」は2020年11月に発売された第4世代CPUです。35,000円前後で購入可能なこのモデルは、6コア12スレッドで3.7GHzのスペックを誇ります。ブーストクロックが4.6GHzとかなり高く、PassMarkスコアは22,000以上です。比較的安価でありながらパフォーマンスが高いので、コストを抑えてゲーミングPCを制作したい人に向いています。

型番 Ryzen 5 5600X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-5-5600x
PassMarkスコア 22,126
コア/スレッド 6/12
ベースクロック/ブーストクロック 3.7GHz/4.6GHz
TDP 65W
新品参考価格 34,980円

【4万円未満】Ryzen 7 5700G

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 7 5700G」は2021年8月に発売された第4世代APUです。8コア16スレッドでブーストクロック4.6GHz、さらにグラフィックス機能を搭載したAPUが4万円以下で買えるというところに、Ryzenのコスパの素晴らしさが表れています。PassMarkスコアは24,000を超えていてCPU性能が高いため、ハイクラスのグラボと組み合わせるのもおすすめです。

型番 Ryzen 7 5700G
公式サイトURL https://www.amd.com/en/products/apu/amd-ryzen-7-5700g
PassMarkスコア 24,577
コア/スレッド 8/16
ベースクロック/ブーストクロック 3.8GHz/4.6GHz
TDP 65W
新品参考価格 38,580円

【4万円~6万円】Ryzen 7 5800X

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 7 5800X」は2020年11月に発売された第4世代CPUです。最新世代のハイクラスモデルということもあり、PassMarkスコアは28,000を超えます。8コア16スレッドでブーストクロック4.7GHzのCPUが、5万円前後で手に入るのがRyzenの魅力です。Ryzen 7 5800Xはコスパに定評があるモデルなので、ゲーミングPC制作時はぜひ検討してみましょう。

型番 Ryzen 7 5800X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-7-5800x
PassMarkスコア 28,399
コア/スレッド 8/16
ベースクロック/ブーストクロック 3.8GHz/4.7GHz
TDP 105W
新品参考価格 45,980円

【4万円~6万円】Ryzen 9 5900X

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 9 5900X」は2020年11月に発売された第4世代CPUです。12コア24スレッドという構成を活かし、PassMarkはなんと40,000に迫ります。現行の最高峰クラスのCPUなので、高負荷のゲームはもちろん動画編集や3Dグラフィックス制作にも最適です。ハイエンドのグラボと組み合わせれば、どんな用途にも対応できるPCを制作できるでしょう。

型番 Ryzen 9 5900X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-9-5900x
PassMarkスコア 39,487
コア/スレッド 12/24
ベースクロック/ブーストクロック 3.7GHz/4.8GHz
TDP 105W
新品参考価格 59,480円

【6万円以上】Ryzen 9 5950X

引用元:価格.com
商品ページ:Amazonドスパラツクモパソコン工房

「Ryzen 9 5950X」は2020年11月に発売された第4世代CPUです。価格は最安でも8万円台と圧倒的ですが、PassMarkスコアも46,000以上と驚異的。16コア32スレッドの構成でブーストクロックはおよそ5GHzに迫ります。ハイエンドグラボと組み合わせれば、4Kゲーミングも快適に楽しめるでしょう。最高峰のゲーミングPCを構成したい人におすすめです。

型番 Ryzen 9 5950X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-9-5950x
PassMarkスコア 46,194
コア/スレッド 16/32
ベースクロック/ブーストクロック 3.4GHz/4.9GHz
TDP 105W
新品参考価格 86,580円

コスパ・目的で選ぶAMD RyzenのおすすめCPU(APU)比較表

Ryzen CPUシリーズのおすすめCPUを比較表にまとめました。一覧でおすすめCPUをチェックしたい人は、ぜひ下記の表も活用してみてください。

CPU(APU) コア/スレッド ベースクロック/ブーストクロック TDP PassMarkスコア 内蔵グラフィックス 参考価格(税込)
Ryzen 5 3600 6/12 3.6GHz/4.2GHz 65W 17,826 × 26,570円
Ryzen 5 5600G 6/12 3.9GHz/4.4GHz 65W 19,859 28,980円
Ryzen 5 5600X 6/12 3.7GHz/4.6GHz 65W 22,126 × 34,980円
Ryzen 7 5700G 8/16 3.8GHz/4.6GHz 65W 24,577 38,580円
Ryzen 7 5800X 8/16 3.8GHz/4.7GHz 105W 28,399 × 45,980円
Ryzen 9 5900X 12/24 3.7GHz/4.8GHz 105W 39,487 × 59,480円
Ryzen 9 5950X 16/32 3.4GHz/4.9GHz 105W 46,194 × 86,580円

価格が4万円を超えるモデルに関しては、PassMarkスコアが30,000を超えるものが多く、圧倒的なハイスペックCPUだということが分かりますね。とくに第4世代の「Ryzen 7 5800X」はコスパが抜群で、最安価格が4万5,000万円台でありながら性能はハイエンドレベルです。

【型落ち・中古編】おすすめのRyzenのCPU(APU)

これまで新規で購入するRyzenシリーズをご紹介しました。一方でRyzenは発売から年月が経過した「型落ち品」も魅力的です。本章ではユーザーからの人気とコスパがとくに高い、下記3つの型落ち品を紹介します。

  • Ryzen 3 3300X
  • Ryzen 5 3600X
  • Ryzen 7 3800X

Ryzen 3 3300X

引用元:価格.com

「Ryzen 3 3300X」は2020年5月に発売された第3世代CPUです。4コア8スレッド、ベースクロック3.8GHzと十分な性能を備えています。PassMarkスコアは13,000近くあるので、低負荷のゲームや動画視聴には十分な性能を発揮できます。型落ち品ではありますがAmazonではまだ購入可能で、メルカリ市場での参考価格は15,000円前後です。

型番 Ryzen 3 3300X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-3-3300x
PassMarkスコア 12,758
コア/スレッド 4/8
ベースクロック/ブーストクロック 3.8GHz/4.3GHz
TDP 65W
参考新品価格(税込) 18,980円(Amazon
メルカリ市場価格(税込) 15,000円前後

Ryzen 5 3600X

引用元:価格.com

「Ryzen 5 3600X」は2019年7月に発売された第3世代CPUです。6コア12スレッドでクロック数が3.8GHzと高く、マルチスレッド性能に定評があります。PassMarkスコアは18,000前後と高いので、ゲーミング用途でもそれなりのパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。Amazonではもう購入できませんが、メルカリでの参考価格は20,000円前後です。

型番 Ryzen 5 3600X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-5-3600x
PassMarkスコア 18,293
コア/スレッド 6/12
ベースクロック/ブーストクロック 3.8GHz/4.4GHz
TDP 95W
参考新品価格(税込) 32,120円
メルカリ市場価格(税込) 20,000円前後

Ryzen 7 3800X

引用元:価格.com

「Ryzen 7 3800X」は2019年7月に発売された第3世代CPUです。8コア16スレッドでベースクロック3.9GHz、PassMarkスコア23,000以上とハイクラスモデル並みの性能があります。ゲーミング用途でも十分なパフォーマンスを発揮できるので、コスパ重視のゲーミングPCを構成したい人におすすめ。Amazonとメルカリいずれも40,000円前後で購入できます。

型番 Ryzen 7 3800X
公式サイトURL https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-7-3800x
PassMarkスコア 23,283
コア/スレッド 8/16
ベースクロック/ブーストクロック 3.9GHz/4.5GHz
TDP 105W
参考新品価格(税込) 42,980円(Amazon
メルカリ市場価格(税込) 40,000円前後

AMD RyzenのCPU(APU)選びに迷った時のコツ・対処法

引用元:AMD

AMD RyzenのCPUやAPUを選ぶときは、使用する目的や予算に応じて検討することが重要です。しかし似たようなスペックや価格のモデルも多いため、どう選ぶべきか分かりづらいこともあります。そんなときは下記の3つの方法でモデルを絞り込んでいきましょう。

コア・スレッドの数値を比較する ゲーミングや動画編集などが主な使用目的である場合は、最低でも6コア12スレッド、予算が許せば8コア16スレッドがおすすめ
コア・スレッドの数値が同等の場合はクロック数で比較する 2つのCPUのコア数/スレッド数が双方とも同じ場合はクロック周波数がより大きいものを選ぶ
各種動画サイトのベンチマーク動画も参考にする YouTubeなどの動画サイトのベンチマーク動画は、ゲームのカクツキなども確認できる

RyzenのCPUはコア数やスレッド数が多いため、コア・スレッドの数値だけではCPU(APU)の絞り込みが難しいことがあります。そこで「クロック周波数」も考慮に入れるのがおすすめです。クロック数は1秒間にCPUが稼働できる回数なので、この数値が高いほど処理速度に有利です。

たとえば、2つのCPUのコア数/スレッド数が双方とも6コア12スレッドだった場合は、クロック周波数に着目します。「Ryzen 5 3600」と「Ryzen 5 5600X」はいずれも6コア12スレッドです。しかし、クロック周波数は前者が3.6GHzで後者が3.7GHzなので、Ryzen 5 5600Xのほうがスペック面で上回ります。

もしクロック周波数も同じであれば、「ブーストクロック」に着目してみましょう。ブーストクロックはオーバークロック時の最大周波数を示し、この数値が高いと高負荷時の処理が有利になります。

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CPU(APU)を安く買うには?

引用元:AMD

RyzenのCPUはコストパフォーマンスが優れていますが、それでもある程度のスペックのものは数万円を超えます。できるだけ安く購入したい場合は、新製品は避けて先ほど紹介したような「型落ち品」を狙ってみるのもひとつの手です。

たとえば「Ryzen 9 5900X」は発売時の価格は65,000円前後でしたが、発売から1年以上経過した現在では60,000円前後に価格が下がっています。7月や12月などボーナスの時期が来ると、各店舗で割引セールが組まれることもあります。定期的にAmazon・ドスパラ・ツクモ・パソコン工房などのショップをチェックしてみるといいでしょう。

まとめ

RyzenのCPU(APU)を選ぶときは、使用する目的に応じて選ぶことが大切です。事務作業主体のテレワークや動画視聴の場合は、「Ryzen 5 3600」や「Ryzen 5 5600G」など低価格帯モデルを選ぶとコストを削減できます。

ゲーミング主体なら「Ryzen 5 5600X」や「Ryzen 7 5800X」など、ミドルからハイクラスのCPUがおすすめです。グラフィックス系の作業がメインなら、「Ryzen 9 5900X」のようなハイエンドモデルを選びましょう。

CPU(APU)のスペックを比較するときは、コア数・スレッド数・クロック周波数の数値からトータルで検討することが大切。今回紹介した7モデルはいずれもコスパに定評があるので、ぜひ参考にして理想の自作ゲーミングPCを構成してみてください。


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    2021.07.29
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    CPU
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