Amazonの返品は「開封済み」でも可能?返品条件と開封済み商品の返品手順
LEDライトで光るキーボードやマウスを購入して、開封してみたはいいものの「発色が気にくわない」「思っていたサイズ感と違う」など返品したい方もいるでしょう。この場合、購入先がAmazonならば、未開封商品は100%返金を受けられます。なおかつ実は「開封済みの商品」も返品できます。
Amazonでは開封を行った後でも上図の方法で返品することが可能で、半額の代金が返金されます。この記事では返品手順について詳しく解説します。
Amazonは開封済み商品の返品が可能
開封済み商品の返品は、Amazonでは「個人的な都合による返品」に該当します。そのため商品代金の半分しか返金されず、送料は購入者が負担します。
「個人的な都合による返品」とは、具体的には下記のようなケースです。
- 予想していたサイズと異なっていた
- 商品を間違えて購入してしまった
- 商品のイメージが違った
- 必要なくなった
いずれの場合も商品代金の半分しか返ってこないのですが、「返品できること」自体が良心的です。
商品が開封済みとみなされるケース
下記のようなケースでは「商品が開封された」とみなされます。総じてAmazonが商品を梱包した段ボールは開けても「開封」扱いにはなりませんが、メーカーの梱包を開けると「開封済み」になります。
- メーカー既成の梱包を開封してある、または破損している
- 再梱包されている
- 商品タグが外されている
- 商品のビニール包装が開封されている
- 商品自体に使用された形跡がある
たとえば「間違えて購入した」「予想のサイズと違った」場合、商品自体は一度も使用しないまま返品するでしょう。しかし「商品の梱包を開けた」時点で開封済みとなるため、半額の返金となります。Amazonの段ボールを開ける時点で、その商品が「間違いなく自分が買ったものか」「正しい商品か」見極めることも大切です。
Amazonへの開封済み商品の返品手順
開封してしまった商品のAmazonへの返品手順を、工程ごとに詳しく解説します。
1. アマゾンの公式Webサイトで返品手続きを行う
アマゾンの注文履歴を開き、「商品の返品」をクリックします。
返品する商品に✅を入れて、「返品の理由」も選択して、「次に進む」をクリックします。
返品の具体的な理由を記入して、「次に進む」をクリックします。
必要な手続きを選んでから、「次に進む」をクリックします。
返送方法を選んでから、「返送手続きを開始」をクリックします。
専用ラベルを印刷する場合 or プリンターを使用しない場合
アマゾンのWebサイトで手続きが済んだら専用ラベルや、必要な情報を用意します。
- 専用ラベルを印刷する場合
- 返品専用の返品受付IDを印刷します。
- プリンターを使用しない場合
- 返品に必要な「バーコード」「返品受付IDのメモ」などの情報を用意します。用意が必要なもののリストはAmazon公式サイトをご確認ください。
返品の商品を梱包
返品商品が返送中に破損などしないように緩衝材などで丁寧に梱包してください。
4. 返品する商品を発送します
返品手続きで選択した返送オプションにて、返品する商品を発送します。「個人的な都合による返品」のため、送料は自身で負担する必要があります。
Amazonへの開封済み商品の返品についてよくある質問
最後に開封済み商品の返品について、よくある質問を紹介します。
初期不良など「自己都合ではない開封済み商品の返品」はいくら返金される?
初期不良の場合は「自己都合ではない開封済み商品の返品」のため、全額返金してもらえます。このときの返品手順は、前述の手順と同じです。返品理由の記載欄には、初期不良の詳細を細かく書いておきましょう。
マーケットプレイスで購入した開封済み商品の返品も可能?
マーケットプレイス保証を申請すれば可能です。マーケットプレイスの出品者の中には「不良品以外の返品は受け付けない」とプロフィールに記載しているケースがありますが、マーケットプレイス保証を使うとAmazon側のルールが確実に適用されます。
Amazonマーケットプレイス保証を受ける際は、注文履歴に表示されている「注文に関する問題」ボタンから申請します。
返品自体を受け付けていない商品もある?
返品できない商品は下記の通りです。
- 受注生産品
- 特注製作品
- 刻字入り商品
- サイズお直し品
- メーカー既成の外装で配達した商品を返送する時に外装がない場合と外装に損傷がある場合
- 商品詳細ページに返品や交換ができないと記載がある商品
- 使用済みまたは開封済みの消耗品
- メーカーが初期不良と認定していない物
- 拡張機器の増設や、パーツの取り替え、商品自体を改造、調整した商品
- 車用タイヤやホイールセット
- Apple製品
- ソニー (SONY)・ASUS・シャオミ (Xiaomi) のスマートフォン製品
- Panasonic、carrozzeria/Pioneer、KENWOOD、ECLIPSEのカーナビ・カーエレクトロニクスの一部商品
- シーゲイト(SEAGATE)・日本サムスンのストレージ製品
原則、受注生産や特注生産、使用済みや開封済みの消耗品などは返品できません。
まとめ
Amazonの商品は「未開封の場合、返品できる」と勘違いしている方が多いですが、記事内で解説した通り開封済みの場合でも返品可能です。
Amazonが販売する製品はもちろん、マーケットプレイスの商品も開封済みでも返品可能。自己都合の返品に該当するため、半額の返金には留まりますが「実際に利用してみたがイメージと異なる製品」の返品が簡単な手順でできるのは安心です。