ノートパソコンは「Celeronで十分」?セカンドPCとしての実力・用途を解説

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Celeronはインテル製のCPUのなかで、コスパに優れ、価格が手頃なエントリー用のプロセッサーです。比較的軽めの用途に向いています。
▲インテルのCeleronプロセッサー(画像引用元:Amazon)
例えば、事務作業やネットサーフィン、動画鑑賞など軽い操作であれば、「Celeron」で十分です。在宅ワークや出先で、軽い作業を行う時に使う、ノートパソコンなどにもよく搭載されています。性能の高いCPUを搭載したメインのデスクトップ機のサブ機として最適です。
しかし、動画編集や3Dなどの最新のゲームを行うには性能不足です。
今回は、ノートパソコンとして、セカンドPCに最適なCeleronプロセッサーの性能や用途、おすすめの型番、セカンドPCのおすすめ構成などを詳しく解説します。
Celeronとは?CPU性能の目安
Celeronはエントリーモデルなので、上位のモデルに比べて性能こそ劣ります。一方でコスパが良く、廉価で、軽めの処理に最適なCPUです。
なお、Celeronの型番ごとのスペック比較表は以下の通りです。
Celeronの型番 | クロック周波数 | コア数 | CPU Mark |
6305 | 1.8GHz | 2コア | 2,071 |
7305 | 1.10GHz | 5コア | 2,189 |
N4120 | 1.1GHz | 4コア | 2,530 |
N5100 | 1.1GHz | 4コア | 3,340 |
N5095 | 2.00GHz | 4コア | 4,040 |
ミドルスペックのCPUとCPU Markを比較してみると性能差が分かります。たとえば第12世代 インテル Core i5 1235U/10コアのCPU Markは13,646です。
Celeronの中で性能に優れるN5095でも、CPU Markは4,040。やはりCeleronはあくまで軽い処理に特化したエントリーモデルということがお分かりいただけると思います。
CeleronはセカンドPCとしておすすめ?おすすめの用途
メインPCで重たい処理を行い、セカンドPCでは軽い処理しか行わないなど、しっかりと用途によって使い分けができる環境であれば、セカンドPCにCeleron搭載機をおすすめします。ExcelやWordなどのOffice製品の使用や、Web上での調べ物や動画鑑賞音楽の鑑賞、写真や動画の取り込みや保存など、出先でのちょっとした作業や在宅ワークなどにも最適でしょう。
Office製品はそれなりに快適に利用可能
(画像引用元:Microsoft公式 )
ExcelやWordなどのOffice製品の各ソフトの立ち上げ時や複数のアプリケーションを切り替えながらマルチタスクに使用する場合などは多少もっさりとした動作になる可能性はあります。
しかし、文字や数値を入力したり、画像やグラフを挿入したりなどの軽い作業は比較的ストレスなく快適に利用できます。
ネットサーフィンや動画視聴には十分
ネットサーフィンや軽めの動画の視聴程度なら、前述の「インテル製Celeronプロセッサーのスペック比較表」に記載しているCeleron搭載のノートパソコンならそれなりに動きます。
また、Celeronの中でも性能に優れる型番だと、ストレスなく動くでしょう。
3Dゲームのプレイなどは「メイン機」の利用がおすすめ
重要なことなので繰り返しますが、Celeronプロセッサー搭載のサブノートPCでは3Dゲームをまともにプレイできないので、そのような重い処理が必要な場合は「メイン機」の利用をおすすめします。
たとえば、Apex Legendsやフォートナイトといった3DゲームタイトルはCPUの性能だけでなく、画像処理専用のグラフィックボードが必要なので、Celeronではゲームの必須スペックも満たせません。
CeleronのおすすめCPU | Celeron N5095
比較的最近に発売されたCeleronのなかで、コストパフォーマンスが高く、おすすめなのが「Celeron N5095」。エントリーモデルに位置づけられるCeleronシリーズのなかでも、PassMarkで4040というスコアをたたき出し、頭一つ分抜け出ています。
▲PassMark(画像引用先:https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Celeron+N5095+%40+2.00GHz&id=4472)
その性能の高さからノートパソコンはもとより、ミニPCへも搭載されることが多く、2017年に発売された、Core i5-7360Uとほぼ同等の性能です。そのため、軽めの作業など普段使いならそこそこ使えます。
このように、Celeronの5000番台は性能に優れているCPUが多いので、搭載されたノートパソコンやミニPCはもとより、コスパを重視した廉価な自作パソコンにもおすすめです。
Celeron N5095搭載のノートパソコンの例
▲WVX ノートパソコン15.6型FHD薄型ノートPC(画像引用先:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B9XG91DY?tag=sixsshigedo6-22&linkCode=ogi&th=1)
廉価なCeleron N5095搭載のノートPCには、「WVX ノートパソコン15.6型FHD薄型ノートPC」が挙げられます。価格は41,800円。この値段でメモリ(12GB)、SSD(256GB)は破格の値段でしょう。メモリが12GBも搭載されているので、ボトルネックになることなく、CPUの「Celeron N5095」の性能が十分に活かせる点も見逃せません。
出先での軽い作業や、在宅ワークでの使用なら、CPUの性能はもとより、メモリ、SSDなどどれをとっても十分な性能です。
ノートパソコンはCeleronで十分?よくある質問
上で述べてきたように、軽い用途に特化するような使い方のノートパソコンであれば、Celeron搭載機で十分でしょう。
購入する前に、購入後の使い方を十分考慮した上で、選ぶようにしましょう。
ノートパソコンに搭載されているCeleronは何番台がおすすめ?
Celeronは5000番台がおすすめです。5000番台を選べば、軽い作業など日常使いのセカンドPCとしてコスパよく、ストレスが少なく、そこそこ快適な性能が見込めます。
Celeron搭載のノートパソコンを購入する際の他の構成はどうすべき?
ノートパソコンを購入するときは、CPUの性能だけではなく、メモリやSSDなどの構成とのバランスも重要になってきます。
たとえば、Windowsの必須スペックはメモリが4GB以上ですが、実際のところ4GBでは快適とは言えず、CPUよりメモリがボトルネックになってしまう可能性が高いことを考えると、メモリは8GB以上が理想でしょう。
HDDではなくSSD搭載なのはマストなので、必ずSSD搭載機にしてください。SSDの容量はOSやソフトのインストールで数十GBとられるので、最低でも128GB以上は必要です。
まとめ
「Celeronは使えない」など低い評価がある一方で、最近のCeleronは「5000番台」のように性能もそこそこ高く、一昔前のミドルスペックのCPU並の性能も出せる型番も存在しています。
「Celeron」は軽い作業に特化した用途のノートパソコンであれば、コスパに優れ、廉価に購入できるので、ぜひこの記事を参考にしてもらえれば幸いです。
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