DIGITAL DIY

  • TOP
  • CATEGORY
    初めての自作
  • TITLE
    PC単体ではTVを視聴できません。TVアンテナから送られてきた放送データを、PCで視聴できるよう変換する「TVチューナー」の選び方こそが、快適にPCでTVを視聴する上でもっとも重要です。この記事ではTVチューナーのスペックやおすすめの選び方、2019年の最新TVチューナーを紹介していきます。
CATEGORY
初めての自作

PC単体ではTVを視聴できません。TVアンテナから送られてきた放送データを、PCで視聴できるよう変換する「TVチューナー」の選び方こそが、快適にPCでTVを視聴する上でもっとも重要です。この記事ではTVチューナーのスペックやおすすめの選び方、2019年の最新TVチューナーを紹介していきます。

>> 関連記事 : 【PCでTV視聴】TV専用機はもういらない?いつも使っているPCで地デジやBSを視聴しよう! PCでTVを視聴するメリットとデメリットとは?

■ PCでTVを視聴するために必須なTVチューナーの種類とは?

PCでTVを視聴するには「TVチューナー」が必要です。TVチューナーとは、TV放送のアンテナから受信したデータを映像として視聴できるように変換する小型の回路で、価格は1000円〜1万5000円ほどがメインとなっています。始めからTVチューナーが内蔵されているPCはほとんどないため、自分でTVチューナーを購入してPCに取り付けましょう。

 

  • PCとの接続の仕方で「内蔵型」と「外付け型」に分けられる

PCへの接続方法は主に2種類存在します。

 

・外付型…USB端子を通して接続

現在主流となっているのは外付型のTVチューナーです。以前の外付型は画質面で内蔵型に大きく水をあけられていましたが、現在は遜色ないレベルまで向上しています。取り付けの手軽さやノートPCでも利用可能なのもうれしいポイント。

また機種によってはiPhoneなどのスマホに接続してTVを視聴できるものもあります。自宅にいるときはPCで、外出中はスマホでTVを視聴するといった具合で使い分けたい人にオススメです。

 

・内蔵型…マザーボードのPCI-Expressスロットを通して接続

内蔵型はマザーボード上のPCI-Expressスロットに差し込んで使うタイプのTVチューナーです。ある程度の自作PC知識が必要ですが、外付型よりも画質が良好で、録画時も安定します。

 

  • 電波の種類で「フルセグ型」と「ワンセグ型」に分けられる

TV放送を受信するための電波には「フルセグ型」と「ワンセグ型」の2種類があります。

 

・フルセグ型…一般的な地デジ。大画面でも綺麗な画質で視聴できる

・ワンセグ型…主に携帯端末向けのTV放送電波で、画質や安定度はフルセグに大きく劣る

 

PCで視聴するならフルセグ型一択です。ワンセグ型のTVチューナーの中には1000円を下回る非常に安価なものもありますが、ワンセグ自体が自宅のPCでTV視聴をするのに向いていません。

 

■ TVチューナーの性能を決める重要スペックをチェックしよう

  • 内蔵チューナー数=同時録画数なので最低でも2以上を

内蔵チューナー数が1のTVチューナーは、録画しながら他の番組を視聴できません。あるドラマ番組を録画しながら、別のチャンネルに切り替えてニュース番組を視聴するといったことをしたいのなら、内蔵チューナー数2以上のものを選びましょう。

ただ、内蔵チューナー数が2だからといって、2番組を同時に録画できるとは限りません。1つは視聴専用、もう1つは録画専用というTVチューナーもあるからです。2番組を同時に録画したいのなら、カタログスペックで「2番組同時録画」などと書かれている製品を選ぶと良いでしょう。また、TVチューナーによっては同じ機種を増設することで、同時録画番組数を増やせるものも。例えばXIT-BRK100Wは2つ同時に使うことで、最大4番組を同時に録画できます。このような柔軟性はPCでTVを録画する大きなメリットの1つです。

 

  • BS/CSに対応しているか

自宅にBS/CSアンテナがあるなら必ずBS/CS対応のTVチューナーを選びましょう。なお、ワンセグ型のTVチューナーではBS/CS番組の視聴は不可能です。

 

  • SeeQVault対応だとPC以外でも視聴しやすい

コンテンツ保護技術の「SeeQVault」が搭載されているTVチューナーであれば、録画したTV番組を外部のHDDやSDカードなどにエクスポートできます。録画したPC以外でもTV番組を視聴したいなら、SeeQVaultに対応したTVチューナーを選びましょう。

 

  • ハードウェアエンコーダーがあるとPCに負担がかからない

一般的なTVチューナーは、アンテナから受信したデータを処理する時にPC側のCPUの処理能力を使用します。そのため、CPUの性能が低いとTV視聴時や録画時に他のアプリケーションの動作が不安定になる恐れが。ハードウェアエンコーダーが搭載されているTVチューナーであれば、なるべくPC側のCPUを使わずにデータを処理することが可能です。バックグラウンドでTV録画をしながら他の作業を頻繁に行う、という方はハードウェアエンコーダーが搭載されているTVチューナーを選びましょう。

 

  • その他の細かいスペック

・Mac対応かどうか

内蔵型のTVチューナーはWindowsにしか対応していない場合が多いので、Macユーザーは気を付けてください。

 

・ロッドアンテナ

USB外付けタイプのTVチューナーの中には、ロッドアンテナ(小型のアンテナ)が内蔵されているものも。ロッドアンテナがあれば自宅に設置された外部アンテナと有線のアンテナケーブルで接続しなくても、TVチューナー単体でTVを視聴することができます。自宅では有線アンテナケーブルに接続して高画質でTVを視聴し、外出中はノートPCに接続してロッドアンテナでTVを視聴するといった使い方が可能です。ただし、画質は外部アンテナに比べると大幅に劣ります。

 

・録画形式

受信したTV番組を録画するときのデータ形式のことです。現在はH.264が主流となっています。H.264はMPEG4などに比べて高画質ながら、データ保存量を減らせる高圧縮アルゴリズムを採用した規格です。大量のTV番組を録画したいのであれば、できるだけH.264を採用したTVチューナーを選んでおきましょう。

 

■【2019年最新版】PC向けTVチューナーのおすすめ機種

  • 内蔵型のTVチューナー:高性能の代名詞

ピクセラ「Xit Board XIT-BRD100W」

14000円前後で購入可能な、高性能内蔵型TVチューナーです。

・内蔵チューナー数:2(2番組同時録画)

・フルセグ(地デジ)、BS/CS

・PCI Express接続

・外部アンテナ入力:1

・SeeQVault対応:あり

ハードウェアAVCトランスコーダーが搭載されており、CPUに負担をかけずに2番組同時録画できます。また録画時の圧縮率も高いためHDD容量の節約も可能。PC以外での視聴を支援する機能も豊富です。外付けHDDやSDカードへの書き出しを容易にするSeeQVaultに加え、DVDディスクに対してブルーレイに匹敵する画質で保存するAVCRECにも対応しています。

録画支援機能もハイエンド機種だけに充実。指定のキーワード(例:サッカー)に合致する番組を自動的に予約したり、TV番組の視聴者数をリアルタイムで表示して人気番組を見逃さないようにしたりする機能が搭載されています。ハード面だけでなく、録画支援や編集機能などのソフト面も充実している定番のTVチューナーです。

 

SKNET「MonsterTV PCIE3 SK-MTVPCIE3」

・内蔵チューナー数:3(3番組同時録画)

・フルセグ(地デジ)、BS/CS

・PCI Express接続

・外部アンテナ入力:1

・HDCP対応モニターのみ使用可能

3番組を同時に録画できる点が魅力のSKNET「MonsterTV PCIE3 SK-MTVPCIE3」。ただ難点として、コンテンツ保護技術のHDCPに対応しているモニターでなければ使用できません。もし対応していない場合は、モニターごと買い換える必要があるので、TVチューナー購入前に確認しておいてください。

 

 

  • 外付け型のTVチューナー:現在の主流

ピクセラ「Xit Brick XIT-BRK100W」

・Windows/Macの両対応

・内蔵チューナー数:3(2番組同時録画)

・フルセグ(地デジ)、BS/CS

・USB接続

・外部アンテナ入力:1

・SeeQVault対応:あり

3つのチューナーを搭載した定番USB接続型TVチューナー。WindowsだけでなくMacにも対応しており、コンテンツ保護技術のSeeQVaultも利用可能なのでスマホなどでも視聴しやすいです。TVチューナー製品大手のピクセラだけあって、タイマー録画などのソフト面も高機能。スマホ用のアプリ「Xit wireless」を使えば「Xit Brick XIT-BRK100W」で録画したTV番組を、同じWi-Fiネットワークにあるスマホやタブレットでも視聴可能です。

 

IODATA「GV-MVP/AZ」

・内蔵チューナー数:1

・フルセグ(地デジ)、BS/CS

・USB接続

・外部アンテナ入力:1

チューナーが1つしかないシンプルなTVチューナーです。シングルチューナーだとTV録画中に他の番組をチェックすることができないため、使い勝手はあまりよくありません。価格的には3つのチューナーを搭載したピクセラの「Xit Brick XIT-BRK100W」とほとんど変わりませんので、できればピクセラ機種を選ぶと良いでしょう。

 

〇 ピクセラ「Xit AirBox XIT-AIR100W」

・Windows/Mac/Android/iOSに対応

・内蔵チューナー数:2(2番組同時録画は不可)

・フルセグ(地デジ)、BS/CS

・ネットワーク接続

・外部アンテナ入力:1

こちらは外付け型というよりは、ネットワークTVチューナーというべき製品です。TVチューナーをLANで接続すると、自宅内のネットワーク全ての端末からTV番組が視聴できるだけでなく、外出中にスマホから「Xit AirBox XIT-AIR100W」にアクセスして視聴することもできます。

 

  • ワンセグ型のTVチューナー:1000円以下でも購入可能

Red Spice「LT-DT306BK」

500〜700円で購入可能な超格安のワンセグTVチューナーです。

・USB外付け

・ワンセグのみ視聴可能(フルセグ/BS/CSは不可)

・ノイズ対策が甘いためか受信感度・画質があまり良くない

・スマホでも使用可能

PC用というよりは、ワンセグが搭載されていないスマホで視聴する用と割りきったほうが良いでしょう。

>> 関連記事 :【PCでTV視聴】地デジチューナー増設でテレビを見る環境構築手順

■PCでTVを快適に視聴するにはチューナーこそがもっとも大事!

TVチューナーの選び方、重要なスペック、そして2019年現在のおすすめTVチューナーについて解説してきました。 

いくらPCのスペックが高くても、TVチューナーの使い勝手が悪ければ、PCでTVは快適に視聴できません。TVチューナーの予算はあまり削りすぎずに、最低でも10000円以上は確保してください。最大手のピクセラのTVチューナーであれば、よほどのことがなければ失敗することはないでしょう。

次の記事では、PCでTVを視聴する上で最難関となる「録画」について掘り下げていきます!


BACK TO LIST