自作でオーバークロックに挑戦しよう!CPUの性能を上げる裏技

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自作するなら知っておきたいオーバークロックとは?
- PCの性能はCPUで決まる
自作PCの性能はCPUの選び方で決まります。CPUはPCの頭脳とも言われ、性能が高くなると複数のプログラムを同時にかつスピーディーに処理できるのです。
- CPUには定格(決まった性能)がある
CPUの性能は周波数(クロック)で決まります。周波数はGHzという数値で表されており、この数値が高いほど高性能なCPUです。
- オーバークロックで定格以上の性能を引き出せる
例えば「Core i7 8700 BOX」というintel製のCPUがありますが、定格周波数は3.20GHzです。これをオーバークロックすることによって周波数を3.8GHzや4GHzに上げることができます。
つまり、ランクの低い「Core i7 8700 BOX」でもオーバークロックすることによってランクの高いCPUと同等の性能を引き出せる、というわけです。
オーバークロックする2つの方法
- BIOS(バイオス)の設定を利用してオーバークロックする
オーバークロックする方法の1つが、BIOSの設定です。BIOSというのはPCに接続された周辺機器を制御するもので、マザーボードの中にセットされています。
マザーボードのメーカーによってBIOSの起動方法は異なりますが、一般的にはPCの電源を入れてすぐに「Delete」か「F2」キーを押すと起動できます。
BIOS画面には色々な基本情報が設定されていますが、この中のCPUの倍率を変えることでオーバークロックが可能です。この時に気をつけることは倍率を×1倍ずつ上げること。安定動作を確認しながら倍率を上げていってください。なお、CPU電圧をあげることでさらに高性能にできますが、パーツへの負荷が掛かるだけでなく、熱対策が必要となります。
なお、最近のマザーボードではBIOSに代わって「UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)」が搭載されています。
- ソフトを使ってオーバークロックする
BIOS設定のやり方はひと昔前の方法で、今では主にマザーボードメーカーが配布しているソフトでオーバークロックするのが一般的です。大手マザーボードメーカーとして「ASUS」と「GIGABYTE」がありますが、それぞれに「Turbo V EVO」「Easy Tune」というソフトが用意されています。
ソフトを使えば画面に従って設定変更ができるので、初心者でも簡単にオーバークロックができます。
オーバークロックするメリットとは?
- CPUの性能がアップして処理速度が向上する
オーバークロックするとCPUの性能を上げることができます。処理能力が向上して処理スピードが速くなるのです。
例えば今の性能では快適にゲームができなくなった場合でも、CPUをオーバークロックすることで快適さをアップすることができます。一般的にオーバークロックによってアップする性能は5%~10%です。
- 低スペックでも上位のCPUと同等の性能になる
快適にゲームができなくなったら、より性能の高いCPUを搭載したPCに買い換えるのが普通です。しかし自作の場合は低スペックでも、オーバークロックによってワンランク以上も上のCPUと同等の性能を手にできます。これは自作PCのメリットの1つです。
- お金をかけずに性能アップができる
値段の安い低スペックのCPUでもオーバークロックによって高性能にできるので、お金をかけずに性能アップが可能です。CPUは高性能になるにつれて値段も高くなっています。例えば最新のCPUではなく少し前のCPUなら安く手に入るので、それをオーバークロックすれば費用を抑えながら高い性能のPCにできる、というわけです。
オーバークロックするデメリットとは?
- 故障するリスクがある
オーバークロックは良いことばかりではありません。CPUには定格周波数があり、それを変更するのですから当然リスクも抱えることとなります。具体的なリスクは故障です。一般的にオーバークロックしたCPUは寿命が短くなるといわれており、不具合が発生する原因もなりやすいのです。無理なオーバークロックをするとCPUだけでなく、マザーボードやメモリまで故障する場合も。
対策としては、無理なオーバークロックをしないで最小限の性能向上を求めることでしょう。ただそれでも、CPUに負荷がかかるリスクは覚悟する必要があります。
- 壊れた時の保証がない
もしもオーバークロックが原因で故障した場合、パーツメーカーやショップでは保証してくれません。壊れた時の保証がないというのもオーバークロックのリスクです。
- 通常より発熱する(熱対策が必要)
オーバークロックすると発熱が大きくなります。CPUファンは定格周波数に対応できる能力しか備わっていないので、オーバークロックすると熱処理が追いつかず故障の原因になることも。
対策としてはCPUの標準ファンではなく、別売りの高機能ファンを取り付けること。熱暴走すると強制終了が頻繁に発生するので、優れたファンを使う必要があります。このような熱対策もオーバークロックのリスクといえるでしょう。
- パーツの寿命が縮む
発熱が大きくなると、PCの各パーツの寿命も短くなる恐れがあります。CPUはもちろんですが、他のパーツもオーバークロックによる故障は保証されません。各パーツの寿命を保つためにも、冷却効果の高いCPUファン対策が必要です。
自作するなら1度は挑戦したいCPUのオーバークロック!
初めて自作PCに挑戦する人のために、オーバークロックについて説明しました。今はBIOSよりもソフトで簡単にオーバークロックできます。ただし、リスクについては充分な覚悟を持つ必要ありです。またCPUやマザーボードによってオーバークロックできない製品もあるので、事前に充分にチェックをしてからトライしてくださいね。
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