• TOP
  • CATEGORY
    初めての自作
  • TITLE
    自作PCには費用を安くできたり、PCの構造を学べたりといった楽しみのほかに、オーバークロックというメリットがあります。CPUの定格周波数を上げることにより、高い性能を引き出すことができるのです。自作PCならではの裏技ですので、自作する前にぜひともオーバークロックについて知っておいてください。
CATEGORY
初めての自作

自作でオーバークロックに挑戦しよう!CPUの性能を上げる裏技

  • DATE
    2019.09.19
  • WRITTEN BY
    Tmax

arkhive GC-I5G36M AG-IC6B66MGA6I-A31

183,800円(税込)

編集部が選ぶおすすめのBTO PC!
サイドパネルに強化ガラスを採用したゲーミングPC!フルHD高リフレッシュレートのゲームプレイに最適!

arkhive(アークハイブ)はコダワリを形に出来る圧倒的なカスタマイズメニューをご用意!BTO専門スタッフが国内にて組立、検査を行い「自分だけのコダワリの一台」をお届けします。24時間365日の標準サポートに加え、3年保証オプションも整えており、ご購入後も安心!

今も昔も変わらず、PCパーツの中心は「CPU」です。市販のPCを選んだり自作PCを組んだりするうえで、すべての処理の速度に直結する…


  • arkhive

    GC-I5G36M AG-IC6B66MGA6I-A31


    ・サイドパネルに強化ガラスを採用したビジュアルが目を引くゲーミングPC!フルHDハイリフレッシュレートでのゲームプレイに最適!

  • パソコン工房 LEVEL∞

    LEVEL-R769-LC127-TAX


    ・RPGからFPSまで優れたパフォーマンスを発揮!カスタマイズ性抜群!熱狂のレベルを新しい次元へ

  • STORM

    PG-PDR412


    ・コスパ重視の3080モデル登場!

  • ZEFT

    G24CT


    ゲーム用途に最適な6コア12スレッドのIntel Core i5に、ミドルレンジグラボのRTX3060を搭載しました。

  • サイコム

    Lepton Motion Pro Mini B660/D4


    ・高速なレンダリング性能を誇る映像編集に特化

自作するなら知っておきたいオーバークロックとは?

  • PCの性能はCPUで決まる

自作PCの性能はCPUの選び方で決まります。CPUはPCの頭脳とも言われ、性能が高くなると複数のプログラムを同時にかつスピーディーに処理できるのです。

  • CPUには定格(決まった性能)がある

CPUの性能は周波数(クロック)で決まります。周波数はGHzという数値で表されており、この数値が高いほど高性能なCPUです。

  • オーバークロックで定格以上の性能を引き出せる

例えば「Core i7 8700 BOX」というintel製のCPUがありますが、定格周波数は3.20GHzです。これをオーバークロックすることによって周波数を3.8GHzや4GHzに上げることができます。

つまり、ランクの低い「Core i7 8700 BOX」でもオーバークロックすることによってランクの高いCPUと同等の性能を引き出せる、というわけです。

オーバークロックする2つの方法

  • BIOS(バイオス)の設定を利用してオーバークロックする

オーバークロックする方法の1つが、BIOSの設定です。BIOSというのはPCに接続された周辺機器を制御するもので、マザーボードの中にセットされています。

マザーボードのメーカーによってBIOSの起動方法は異なりますが、一般的にはPCの電源を入れてすぐに「Delete」か「F2」キーを押すと起動できます。

BIOS画面には色々な基本情報が設定されていますが、この中のCPUの倍率を変えることでオーバークロックが可能です。この時に気をつけることは倍率を×1倍ずつ上げること。安定動作を確認しながら倍率を上げていってください。なお、CPU電圧をあげることでさらに高性能にできますが、パーツへの負荷が掛かるだけでなく、熱対策が必要となります。

なお、最近のマザーボードではBIOSに代わって「UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)」が搭載されています。

  • ソフトを使ってオーバークロックする

BIOS設定のやり方はひと昔前の方法で、今では主にマザーボードメーカーが配布しているソフトでオーバークロックするのが一般的です。大手マザーボードメーカーとして「ASUS」と「GIGABYTE」がありますが、それぞれに「Turbo V EVO」「Easy Tune」というソフトが用意されています。

ソフトを使えば画面に従って設定変更ができるので、初心者でも簡単にオーバークロックができます。

オーバークロックするメリットとは?

  • CPUの性能がアップして処理速度が向上する

オーバークロックするとCPUの性能を上げることができます。処理能力が向上して処理スピードが速くなるのです。

例えば今の性能では快適にゲームができなくなった場合でも、CPUをオーバークロックすることで快適さをアップすることができます。一般的にオーバークロックによってアップする性能は5%~10%です。

  • 低スペックでも上位のCPUと同等の性能になる

快適にゲームができなくなったら、より性能の高いCPUを搭載したPCに買い換えるのが普通です。しかし自作の場合は低スペックでも、オーバークロックによってワンランク以上も上のCPUと同等の性能を手にできます。これは自作PCのメリットの1つです。

  • お金をかけずに性能アップができる

値段の安い低スペックのCPUでもオーバークロックによって高性能にできるので、お金をかけずに性能アップが可能です。CPUは高性能になるにつれて値段も高くなっています。例えば最新のCPUではなく少し前のCPUなら安く手に入るので、それをオーバークロックすれば費用を抑えながら高い性能のPCにできる、というわけです。

オーバークロックするデメリットとは?

  • 故障するリスクがある

オーバークロックは良いことばかりではありません。CPUには定格周波数があり、それを変更するのですから当然リスクも抱えることとなります。具体的なリスクは故障です。一般的にオーバークロックしたCPUは寿命が短くなるといわれており、不具合が発生する原因もなりやすいのです。無理なオーバークロックをするとCPUだけでなく、マザーボードやメモリまで故障する場合も。

対策としては、無理なオーバークロックをしないで最小限の性能向上を求めることでしょう。ただそれでも、CPUに負荷がかかるリスクは覚悟する必要があります。

  • 壊れた時の保証がない

もしもオーバークロックが原因で故障した場合、パーツメーカーやショップでは保証してくれません。壊れた時の保証がないというのもオーバークロックのリスクです。

  • 通常より発熱する(熱対策が必要)

オーバークロックすると発熱が大きくなります。CPUファンは定格周波数に対応できる能力しか備わっていないので、オーバークロックすると熱処理が追いつかず故障の原因になることも。

対策としてはCPUの標準ファンではなく、別売りの高機能ファンを取り付けること。熱暴走すると強制終了が頻繁に発生するので、優れたファンを使う必要があります。このような熱対策もオーバークロックのリスクといえるでしょう。

  • パーツの寿命が縮む

発熱が大きくなると、PCの各パーツの寿命も短くなる恐れがあります。CPUはもちろんですが、他のパーツもオーバークロックによる故障は保証されません。各パーツの寿命を保つためにも、冷却効果の高いCPUファン対策が必要です。

ベテランの自作BTOユーザーにとって、PC内部のパーツ名を調べるのは朝飯前。でも初心者はそうはいきませんよね。…

自作するなら1度は挑戦したいCPUのオーバークロック!

初めて自作PCに挑戦する人のために、オーバークロックについて説明しました。今はBIOSよりもソフトで簡単にオーバークロックできます。ただし、リスクについては充分な覚悟を持つ必要ありです。またCPUやマザーボードによってオーバークロックできない製品もあるので、事前に充分にチェックをしてからトライしてくださいね。

今回のこの、「こんなPCみたことない!? カリスマDIYerがカスタムPCを自作してみた」企画…

今おすすめのBTOパソコン

これまでの比較・検証を踏まえて、BTOおすすめ人気ランキングを発表します。なお、それぞれの検証項目に重み付けをしてランキングを作成しました。

※11月30日時点の価格
商品
価格 CPU GPU メモリー SSD HDD 電源
arkhive

GC-I5G36M

Core i5-12400 RTX 3060 Ti 16GB 1TB 650W BRONZE
パソコン工房 LEVEL∞

LEVEL-R769-LC127-TAX

Core i7-12700 RTX 3070 8GB GDDR6 DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) 16GB(8GB×2) 1TB NVMe対応 M.2 SSD 700W 80PLUS BRONZ
STORM

PG-PDR412

Core i7-12700 RTX3080 16GB 1TB 850W GOLD
ZEFT

G24CT

Corei5-12400F RTX 3060 16GB (8GBx2枚) 500GB (M.2) 750W GOLD
サイコム

Lepton Motion Pro Mini B660/D4

Core i7 13700K RTX3060 32GB 1GB 750W GOLD

BACK TO LIST

見た目良し!スペック良し!なサイコムのBTOパソコンを、女性自作erでもあるストリーマー・つつまるがレビュー!【PR】

自作erも納得の性能!eスポーツキャスター・平岩康佑がGALLERIA(ガレリア)のBTOパソコンをレビュー【PR】

FPSプロゲーマー・GorouがツクモのゲーミングPC「G-GEAR Aim」をレビュー!Apexでの無双プレイもお任せ【PR】

FPS界屈指の実力派・GreedZzも納得!arkのゲーミングPC「arkhive」の性能をApexで体験【PR】

FPS初心者にこそおすすめ!プロゲーマー・keptがパソコン工房のゲーミングPC「LEVEL∞」の実力をApexで試してみた 【PR】

Apexプレデター・Lightも大満足!FRONTIERのBTOパソコンの実力を検証してみた【PR】

【エルデンリング】推奨Ping値・重いときにラグを減らす方法まとめ

【FF14】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【原神】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【フォートナイト】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【Apex Legends】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

原神に必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

フォートナイトに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

ELDEN RING(エルデンリング)の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボまとめ

FF15の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボ・CPU・ゲーミングPCまとめ