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    PCで3Dゲームを楽しみたい時は、基本的に必須となるグラフィックボード(GPU)。このパーツは、描画の演算処理を行うパーツですが、高性能なものは非常に高価なうえ、搭載するにはスペースが必要になります。そこで活躍するのが、「オンザボードグラフィック(内蔵GPU)」です。GPUの代わりを務めてくれる内臓GPUですが、果たして、どこまで期待できるのか? 内蔵GPUのメリット・デメリットや、特徴を解説しながら紐解いていきましょう。
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初めての自作

オンボードグラフィック(内蔵GPU)の性能とは?ゲームもできる?

  • DATE
    2020.02.21
  • WRITTEN BY
    百舌 健一

arkhive GC-I5G36M AG-IC6B66MGA6I-A31

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  • arkhive

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オンボードグラフィック(内蔵GPU)とは?

本来、GPUは単体のパーツとしてPCに搭載されていますが、PCの中枢となるCPUなど、特定のパーツにグラフィック機能を組み込んだ内蔵型のパーツが存在します。これが、「オンザボードグラフィック(内蔵GPU)」と呼ばれるパーツです。内蔵GPUには、下記のメリットとデメリットが存在します。

 

 

内蔵GPUのメリット

内蔵GPUを使う最大のメリットは、コストを抑えられることです。GPUはPCのパーツの中でも非常に高価で、高性能なものだと20万円近くします。さらに、GPUは搭載するのにスペースを確保する必要があるうえ、消費電力や発熱も多くなってしまうのに対して、内蔵GPUはスペースと消費電力、発熱を抑えることができます。

 

 

内蔵GPUのデメリット

内蔵GPUのデメリットは、単体のGPUと比べて圧倒的に性能が劣ることです。詳細は、以下の“単体GPUとの性能差”で解説しますが、内蔵GPUは特に性能が優れたものでも、ミドルレンジのGPUとすら勝負になりません。Webの閲覧やメール、Word、Excelなどを使う分には、内蔵GPUでも問題ありませんが、3Dのゲームをちゃんと遊びたいなら単体のGPUを搭載したほうがいいでしょう。

 

 

単体GPUとの性能差

GPUの性能を比較する際には、実際に負荷をかけてデータが出力される速度をチェッするベンチマークソフトを利用して計測を行います。性能を比較したい時には、3Dグラフィック機能をチェックする際の定番ベンチマークソフト『3DMark』を使ってスコアをはかるのが手っ取り早いでしょう。

先の項目で述べた通り、単体のGPUと比較すると内蔵GPUの性能は劣っています。数値を計測してみるとその差は一目瞭然で、現行で最も高品質な内蔵型GPUであっても、2~3年前のミドルエンドGPUに4倍近い大差がついています。逆にいえば、1万円ほど出せば十分にゲームを楽しめるようになるという意味でもあるので、高品質なゲームを遊びたい人は素直にグラフィックボードを買うことをおすすめします。

 

 

 

内蔵GPUの特徴と性能比較

2019年現在において、CPUを選ぶ場合はIntel製かAMD製のいずれかを選ぶことになり、それぞれ方向性は多少異なるものの、いずれも内蔵GPU搭載型をリリースしています。この項目では、それぞれの特徴と性能比較を紹介します。

 

 

Intel HDシリーズの特徴

Intelが手掛ける内蔵GPUで、Intel製のCPUには、「Intel HD Graphics」と呼ばれる製品が搭載されています。現在の主流は、「Intel UHD Graphics 620」(Intel第8世代CPUのノートPCに搭載)や「Intel UHD Graphics 630」(Intel第8、9世代CPUのデスクトップPCに搭載)、「Intel HD Graphics 630」(Intel第7世代CPUのデスクトップPCに搭載)などです。

 

AMD Radeon VEGAシリーズの特徴

初期の頃、AMD製のRayzenシリーズには内蔵GPUは存在しませんでした。しかし、2018年にリリースされた第2世代以降のRayzenシリーズにはGPU「Radeon VEGA」という内蔵GPU搭載のモデルが存在します。

現行製品である第3世代では、型番の末尾にGを持つ「Ryzen 5 3400G」および「Ryzen 3 3200G」に内蔵GPUが搭載されています。また、低価格路線の「Athlon 240GE」や「Athlon 220GE」にも搭載されていますので、価格を抑えてPCを自作したいという方におすすめです。

 

Radeonシリーズを展開し、グラフィックボードの分野で一定の基盤を築いているAMDだけあってRadeon VEGAの性能は高く、内蔵GPUを持つCPUの中でも特に人気の高い製品です。

 

 

内蔵GPUの性能比較

では、Intel HDシリーズと、Radeon VEGAシリーズではどちらが高性能なのか、気になる疑問にこたえていきましょう。

先程も紹介しましたが、内蔵であろうと単体であろうと、GPUの性能を最も客観的に測る方法はベンチマークです。最新世代のIntel製内蔵GPU「Intel UHD Graphics 630」と、対抗馬となるAMDの「Radeon RX Vega 11」を比較してみると、2.7倍ほどの差をつけて「Radeon RX Vega 11」が上回る形となりました。

 

ただし、性能差に比例して価格も異なります。「Radeon RX Vega 11」は「Ryzen 5 3400G」といったミドルエンド(2万円前後)以降の製品にしか搭載されておりません。対する「Intel UHD Graphics 630」は「Core i3 9100」など、低価格帯のCPUにも搭載されている点が魅力です。

その対抗馬としては「Radeon Vega 8 Graphics」を搭載する「Ryzen 3 3200G」が挙げられますが、そちらはCPU自体のコストパフォマンスの面で「Core i3 9100」が上回っています。

 

低価格・同規格の内蔵GPU搭載型CPUは付け替え需要(後から高品質なグラフィックボードやCPUを購入する)も満たせるので、今後の計画も含めて導入する製品を決定すると良いでしょう。

 

 

 

ゲームで使える?内蔵GPU

内蔵GPUのPCで、どんなゲームが楽しめるのか。結論からいうと、3Dのゲームでも軽いタイトルならプレイできます。

代表的なタイトルは、『ドラゴンクエストX』や『リーグ・オブ・レジェンド』などです。グラフィックの設定や解像度を低く設定することで、重たい3Dのゲームが動く可能性はありますが、おすすめはできません。タイトルごとに、推奨スペックがまとめられているので、内蔵GPUのPCでも動くかどうか、事前に確認するようにしてください。

 

 

まとめ

内蔵GPUと単体GPUには、それぞれ一長一短があります。特徴を活かすなら、持ち運ぶノートPCには内蔵GPUを選択し、単体GPUぶん本体重量を軽くする。デスクトップPCは単体GPUを選択し、3Dのゲームもガッツリプレイするといった使い方がおすすめです。PCを2台購入できない人は、ノートPCとデスクトップPCのどちらを選ぶのか考えたうえで、用途に応じてGPUが内蔵でいいのか、単体で必要なのか決めるといいでしょう。

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