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    今回は、4/15(日)14時からグランドオープンとなるeSports施設「LFS」をいち早く体験させて頂くことができた。施設の概要やコンセプトや仕様、実際の席でのゲーム体験など踏まえて様々な角度からレポートをしていこうと思う。
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池袋に完成!気軽にeSportsが楽しめる「LFS」を体験レポート

  • DATE
    2018.04.25
  • WRITTEN BY
    湊 あおい

>> 関連記事 : e-sportsで活躍するプロゲーマーになる方法を調べてみた!

そもそも「eSports」って何?

eSportsは「Electronic Sports」を略した言葉で、いわゆるビデオゲームを用いて、一定ルールに基づいて行われるゲーム競技の名称である。様々なゲームカテゴリで競われるもので、世界的に見れば競技人口は1億人以上、優勝賞金10億円以上の大規模な大会が開かれるなど世界規模の市場である。

日本は法律の関係上で賞金の制限や賭博にあたる可能性など、どうしても後進的になりがちであったが、今年2月には「日本eスポーツ連合」が設立され、プロゲーマーとして認定する為のライセンス発行を行ったり、その他にも吉本興業がeSportsに参入し、Jリーグは大会開催を発表するなど日本のeSportsを盛り上げるべく大きな一歩を踏み出している。

 

 

 

そんな「eSport」が手軽に楽しめる施設が池袋に完成!

先日、4/15(月)に「LFS 池袋 esports Arena」がグランドオープンとなった。ここは株式会社サードウェーブのグループ会社である株式会社E5 esports Worksが運営するeSport施設である。将来を見据えた設計、最新のハイスペックPC、快適なゲーミング環境など特筆すべきところはたくさんある。では、いくつか説明していこう。

 

 

 

運営の責任者である長縄氏にインタビュー!LFS解説の秘話、その経歴とは?

株式会社E5 esports Worksの取締役社長である長縄氏は元プロゲーマー。韓国の企業が開催したeSportsの大会WCG(World Cyber Games)に出場しランカーとなった経歴を持っている。

ある日を境に主催側に回ることを決意し、eSportsを盛り上げるべくLANパーティーを開催、後にeSportsのイベント運用等を行う会社を設立している。ちなみにLANパーティーとは、自身のゲーミングデバイスを持ち寄りLAN環境で繋ぎあってゲームを楽しむというもの。これに一定のルールを付加して競技としたものがeSportsだと思って頂ければ良い。

そして、今回紹介している当施設のグランドオープンを目的として株式会社E5 esports Worksを設立、そしてLFS 池袋 esports Arenaが誕生した。筆者が話を聞いて感じたのは、社長自身が元プロゲーマー(プレーヤー)であり、eSportsを愛する社長自らが運営することで、プレーヤー視点で設計された素晴らしい施設であるということ。

共感することが多々あり、私もPCゲーム業界、延いてはeSports業界の発展に貢献したいと思った。

 

 

 

LFSでeSportsを楽しむ為にこだわった環境を聞いてみた!

まず圧巻なのはプレーヤーのコックピットである座席。ハイスペックPCと長時間のプレイでも疲労を軽減してくれるゲーミングチェアがたくさん並んでいる。筆者が確認した時のレイアウトで64席だったが、最高で100席の設置が可能だということだ。

レイアウト変更も可能なので、どんなイベントにも柔軟に対応できる。そして、床のいたるところに設置された電源&LAN端子の接続場所がある。1か所につき電源×2、LANケーブル×2を接続可能だが、驚いたのはその1か所(1回路)毎に別々の電源容量を持っているということ。これなら様々なレイアウトにも柔軟に対応できる。

会場の中央正面にはステージがあり、その背面には140インチの巨大モニターが堂々と構えている。カラーLEDやムービングライトなども設置されており、試しに点灯してもらったが非常に魅力的であった。また、雰囲気を出すという意味では音響にも拘りがあり、通常のスピーカーに加えて大型のウーハーが2つ設置してある。大会やイベント時には盛り上がること間違いない。

次に座席の種類だが、大きく分けて2つあり、一般席に加えて防音構造になったボックス席というものがある。ここは大会が開催される際に使用され、防音構造になっているのは、プレーヤーにとって有利、もしくは不利になるような情報が耳から入らないようにするため。

eSportsをより最適な環境で楽しむ為に工夫された会場となっている。また、このボックス席は大会参加者、つまり実力を持ったプレーヤーのみが使用できる場所であり、一般席でプレイする方に目指してほしい場所であると長縄氏は語った。

続いてオペレーション席だが、大会やイベント時にはここで音響や照明を操作する形となる。用意している機材はイベント運営に必要な最低限のもが揃っている。なぜ機材を充実させないのか?実はそこには理由がある。

イベントを開催する場合には使い慣れた機材を持ち込む場合も多く、機材の競合で狭くなったり設置しにくかったりという事があるからだそうだ。さらに、写真には写っていないが手前側には実況席が設けられており、パーティションにより区切ることが出来る。ここで選手のプレイ状況を見ながら実況や解説をすることが出来るようになっている。

 

 

 

ハイスペックPCを使ってゲームを体験してみた!

折角なので、実際にゲームをプレイさせてもらった。今回体験したのはエピックゲームズがサービスを提供するフォートナイト。100人同時でプレイ可能で建築要素を取り込んだサバイバル(生き残りを掛けた)PvPのTPSゲームで、海外では現在大ブレーク中とのこと。

ちなみに、オンラインゲームではIDやパスワードを入力する必要があり、情報の流出などが心配になることもある。基本的にプレイを終了して席を立つ際には再起動を行い、変更した設定を初期化するという仕組みが取られているので、IDやパスワードが残った状態になるということも無いので安心して頂きたい。

今回注目したいのはプレイ環境。親会社が大手PCメーカーであるだけあって最新のゲーミングPCの要素をふんだんに盛り込んだ構成となっている。PCはBTOブランドである「GALLERIA」シリーズのハイスペックPC、モニターは株式会社ベンキュージャパンのハイクラスブランドである「ZOWIE」シリーズを採用。周辺機器についても妥協はなくLogicoolのゲーミング推奨デバイスを採用している。

また、マウスやキーボードなどの周辺機器については、自身が使いなれたデバイスを持ち込むことも可能となっている。PCとモニターについては下にスペックの詳細を記載するが、専門用語や機能については別の機会に説明しようと思う。もっと詳しく知りたい方はLFS 池袋 esports ArenaのWebページに詳細が記載されているので是非ともアクセスしてみて頂きたい。

筆者が一番感動したのはモニターの表示性能だ。このモニターは240Hzまでの表示に対応しており、非常になめらかに描画することが出来るハイスペックモニターとなっている。普通のモニター(一般的には60Hzが多い)では、視点を動かした際に表示しきれないフレーム(画像)が間引きされカクカクとした動きになるが、このモニターは細かい動きまでしっかりと表示してくれる。

VRなどでもそうだが、カクカクすると脳が錯覚を起こし三半規管が刺激され画面酔いに繋がってしまう。このモニターであれば酔いにくくなることは間違いない。

 

[PCスペック]
-GALLERIA GAMEMASTER-

CPU Intel Core i7-8700
メモリ 16GB(8GB×2)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX1080Ti
SSD 250GB
OS Windows 10

 

 

[モニター]
-BenQ XL-2546-

画面サイズ:24.5インチ 画面サイズ:24.5インチ
応答速度:1ms(GtoG) 応答速度:1ms(GtoG)
ダイナミックアーキュレシー搭載 ダイナミックアーキュレシー搭載
ブラックイコライザー搭載 ブラックイコライザー搭載

 

>> 関連記事 : プロゲーマーが戦う「e-sports」とは?世界と日本の環境

 

 

 

まとめ

新たに始まったeSportsを手軽に楽しめる施設「LFS 池袋 esports Arena」を理解して頂けただろうか?この施設がいかにゲーマーのニーズを取り入れた快適空間を提供しているかを理解して頂けたと思う。日本は世界規模で見ればまだまだeSports市場は小さいが、確実に広がってきているもの事実。

これをさらに加速させる為にも、気軽にPCゲーム、そしてeSportsを楽しめる施設ができることは大きな前進であると感じている。ゲームにはあまり詳しくないという方も、是非PCゲームに興味を持って頂き、延いてはeSportsというものを知る切っ掛けとして頂きたい。

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