VTuberにおすすめのWEBカメラ10選～選ぶときのポイントを押さえよう

VTuber用WEBカメラの選び方

WEBカメラは、顔や腕の動きをトレースするために使用します。トレースだけであればハイスペックなカメラは必要ありませんが、商品の紹介動画で商品を撮影したりすることも考慮するなら、それなりのスペックのWEBカメラを購入しておくと用途の幅が広がります。

WEBカメラを選ぶ際のポイントは、次の3つです。

• 解像度
• フレームレート
• 画角

解像度

解像度とは、画像の縦横の画素数を表したものです。画素とは画像を構成する最小の単位で、ピクセルとも呼ばれます。同じ16:9の比率で表現された映像でも、多くの画素で構成された映像ほど映し出される密度が濃く、色の表現も豊になります。

たとえば、4Kの解像度とフルHDの解像度を比べると以下のようになり、4Kの方がより多くの画素で構成されていることがわります。

• 4K：4,096×2,160 （3,840×2,160）
• フルHD：1,980×1,080

なお、VTuberとして顔や手の動きをトレースするだけなら、4KやフルHDの解像度は必要ありません。1,280×720のHD画質の映像で十分です。

フレームレート

フレームレートとは、1秒間の映像を何枚の静止画で表現しているかを表す数字です。

フレームレートは、fps（frames per second）で表され、たとえば30fpsなら1秒間の映像を30枚の静止画で表現していることになります。フレームレートが大きくなるほど、なめらかな映像になりますが、その分、動画のファイルサイズが大きくなります。

最近は60fpsのWEBカメラも増えてきましたが、VTuberとしての活動に使うだけなら、一般的な30fpsの動画が撮影できれば十分です。

画角

画角とは、カメラで撮影できる範囲を角度で表した数値です。動画として撮影できる範囲をカメラのレンズがある位置から見た角度で、数字が大きくなればなるほど広い範囲を撮影できることになります。

一般的には、画角の広いカメラで撮影すると、映像が歪む傾向にあります。自分の顔や手の動きをトレースするためにWEBカメラを使うだけなら、広い画角は必要ありませんが、コラボなど複数人で撮影する場合は、90°以上の広い画角を撮影できる広角レンズを搭載したモデルを選ぶとよいでしょう。

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VTuber用WEBカメラおすすめ10選

VTuberにおすすめのWEBカメラを10機種紹介します。

• B525 FOLDABLE BUSINESS WEBCAM
• UCAM-C520FEBK
• BSW500MBK
• CMS-V37BK
• ROG Eye
• UCAM-C750FBBK
• Pro Stream Webcam C922n
• BSWHD06MBK
• CMS-V48BK
• BRIO ULTRA HD PRO WEBCAM

ロジクール/B525 FOLDABLE BUSINESS WEBCAM

ロジクールのスタンダードなWEBカメラで、コンパクトなサイズに折りたたむことができるのが特徴です。内蔵のオートフォーカスにより、10cmまで近づいても映像がシャープなままなので、トラッキング以外にも、商品紹介などを行う際の手持ちカメラとしても使えます。

エレコム/UCAM-C520FEBK

エレコムがリリースしているエントリーモデルのWEBカメラです。安価でありながら高画質での撮影ができるのが魅力です。また、イヤホンマイクも付属しているのも嬉しいポイント。

バッファロー/BSW500MBK

バッファローからリリースされているWEBカメラです。最大の特徴は、その広い視野角度で、なんと120°もの角度を撮影することができます。大きく手を動かすなど、広い範囲で動く動画を撮影するには最適なWEBカメラです。

サンワサプライ/CMS-V37BK

5枚のガラスレンズを採用することで被写体に近い色を表示できる、色味が美しいWEBカメラです。解像度も申し分なく、コストパフォーマンスに優れた機種といえます。フレームレートは15fpsと若干低めですが、トーク中心の動画を撮影するだけなら十分なスペックでしょう。

ASUS/ROG Eye

逆光状態でも露出オーバーを防ぎ、人物をクリアに映し出してくれる高性能なモデルです。ライブ配信に悪影響を与える赤い光を赤外線フィルタリング機能で低減してくれるなど、オンライン配信に適したカメラといえるでしょう。また、ノイズフィルタリング機能を備えたデュアルマイクも搭載されているので、マイクを購入しなくても高い音質で動画を撮影することができます。

エレコム/ UCAM-C750FBBK

最大2,592×1,944の鮮明な動画を撮影できる、高性能なWEBカメラです。これだけの高性能でありながら、各社がリリースしているハイスペックモデルと比べて安価なのが魅力。無料でダウンロードできる「WebCamアシスタント」というアプリをインストールすることで、YouTubeへの投稿機能や、動画の簡易編集機能などが利用できるようになります。

ロジクール/Pro Stream Webcam C922n

1,280×720のHD画質に設定すれば60fpsの動画をとれるだけでなく、ロジクールのウェブカメラ用ソフトウェア「Logicool Capture」を使うことで、ゲーム画面にカメラの映像をワイプとし重ねて撮影することも可能です。三脚が同梱されているのも魅力のひとつ。

バッファロー/BSWHD06MBK

性能はそれほど高くはありませんが、安価に購入できる実用的なWEBカメラです。とにかく低予算でWEBカメラを購入したいという方におすすめです。

サンワサプライ/CMS-V48BK

CMS-V48BKはWEB会議用に作られたモデルだけあって、80°の広い視野角を有し、エコーキャンセル機能と、ノイズリダクション機能を備えた高性能なマイクも搭載しています。カメラの後ろにUSB2.0ハブを2ポート搭載しているのも嬉しいポイントです。

ロジクール/BRIO ULTRA HD PRO WEBCAM

ロジクールが誇る最高スペックのWEBカメラです。4K Ultra HD画質に対応し、5倍ズームも可能。もちろんオートフォーカス機能も搭載しています。YouTuberにも注目されている機種で、この機種とマイクだけで動画を撮影しているYouTuberもいます。

モーションキャプチャーを使ってVTuberになる

モーションキャプチャーとは、自分自身の動作にあわせて3Dモデルのアバターを動かす技術のことです。WEBカメラと専用のアプリを使った頭や手の簡単なトレースとは異なり、全身の動きをトレースできることが大きな特徴となります。

モーションキャプチャーをしたい場合はVRヘッドセットの導入が必要になります。ただし、VRヘッドセットと追加のコントローラーなどを合わせると20万円近い予算が必要となるため、初心者には中々手が出しづらい価格となってしまいます。

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まとめ

WEBカメラは解像度やフレームレート、画角ごとにさまざまな機種がリリースされています。フリートークメインのVTuberとして活動する場合、安価なものでも問題はありませんが、商品紹介の動画を撮影する場合なども考慮する場合は、ある程度高性能なものを購入する方がよいでしょう。

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