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    YouTuberとして活動を続けていくのであれば当然、撮影のためのカメラを選ぶ必要がありますが、ひとくちにカメラといっても多種多様です。動画を撮影するためのカメラにはどんな種類があって、何を選べば良いのか。スマートフォンに付属しているカメラと手持ちカメラは何が違うのか。そんな疑問を紐解いていきます。
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YouTuberの動画撮影におすすめ&人気のカメラ10選!最適なカメラを探そう

  • DATE
    2020.05.21
  • WRITTEN BY
    DIGITAL DIY編集部

YouTuberの動画撮影におすすめ&人気のカメラ10選!最適なカメラを探そう

You Tuber向け!動画撮影用カメラの選び方

You Tuber向け!動画撮影用カメラの選び方
YouTube向けの動画撮影機材に考えられるのは、手軽さがウリの「スマートフォン」、高画質でカスタマイズが利く「一眼カメラ」、映像に特化した「ビデオカメラ」、取り回しとクオリティのバランスが良い「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」、激しい動きに強い「アクションカメラ」の5種類です。
各カメラの特徴とメリットを見ていきましょう。

  • 手軽なiPhoneなどのスマホカメラ
  • 高画質の撮影なら一眼カメラ
  • 初心者でも使いやすいビデオカメラ
  • 持ち運びもしやすいコンデジ
  • 動きのある撮影に最適なアクションカメラ

手軽なiPhoneなどのスマホカメラ

昨今のスマートフォンに搭載されているカメラは非常に高性能で、最新の機種であればYouTube向けの動画を撮影するのに十分な機能を備えています。撮影した映像をパソコンに転送したり、映像を編集したり、YouTubeにアップロードしたりと、撮影後の処理まで済ませられる手軽さもスマホカメラの強みといえるでしょう。

また、現在は「スマートフォンを持ってカメラを回す、動画撮影をする」という行為自体が一般に浸透してきているため、屋外での撮影時も周囲の目を気にすることが少なくなるのも利点のひとつです。仰々しい機材を持っていると注目を集めてしまうので、高価な機材を持っていても、あえてスマホカメラを使う場面もあるかもしれません。

ただし、専用の機材と比較すると画質は落ちますし、電池や記憶容量にもやや不安が残ります。また、画面の比率が機種によって変わるため、映像編集を行うソフトウェアにも制限がかかる点には注意が必要です。

  • 小さく取り回しがよく、手軽に撮影できる
  • 撮影後の編集、アップロードまでまとめて作業できる
  • 撮影行為自体が不自然に感じられにくい

以上の理由から、スマホカメラは手持ちの機材で動画を作ってみたい人や、手早く撮影して動画の投稿ペースを維持したい人におすすめです。

高画質の撮影なら一眼カメラ

一眼カメラはレンズを交換できる高品質なカメラ機材です。一般的には写真を撮影するための機材と考えられていますが、昨今では持ち前の高い画質と光感度の高さを活かして動画撮影にも使用されています。

レンズを交換することで画角や被写界深度(ピントが合う距離)を調整できるため、画作りに必要な機能を後付けできるのが最大の強みです。一眼カメラの本業である写真を映像に加えれば、動画の品質がワンランクアップすることでしょう。また、撮影に特化した機材だけあって搭載されているセンサーの品質が高く、高品質な映像を撮影できる点も大きな魅力です。
ただし、記憶容量が少ない場合もあり、電池の消費速度も早い機器も多いため、長回しの映像の撮影には向きません。撮影時間に制限がかかっている機器もあるので、どんな映像を撮影したいかを事前に決めておきましょう。

なお、一眼カメラには「一眼レフ」「ミラーレス一眼」の2種類が存在します。それぞれの違いはカメラ内部にある反射板の有無で、前者は反射板を通してカメラが撮影する映像を直接視認することができ、後者は液晶画面にこれを表示する格好になります。一般に一眼レフは高価格・高品質のものが多く、反射板を用いないミラーレス一眼は低価格かつコンパクトで取り回しの良いもの、とされています。

  • 一眼レフ:ラグのない実像を直接目で捉えられる&高品質
  • ミラーレス一眼:一眼の特徴を維持しつつコンパクトで取り回しが良い

一眼レフは写真を含めて完璧を目指したい人向け、ミラーレス一眼はこれから一眼カメラに初めて触れるという人におすすめです。

初心者でも使いやすいビデオカメラ

映像を撮影する機材として最も一般的な選択、それがビデオカメラです。ここでは手持ちでの使用、三脚にセットして使用するタイプについて解説します。

単純な稼働時間や画質だけでなく、手ブレ補正の性能や映像の出力形式などのソフトウェア面、長時間持っていても疲れない形状など、あらゆる機能が映像の撮影に特化していることがビデオカメラの特徴です。もともとハンディカムはファミリー向けの需要に応えてきた歴史があるため、基本的な取り扱い方やインターフェイスも端的で分かりやすいものが多く、初めて映像を撮影する人も安心して扱うことができます。

  • 映像撮影に特化したソフトウェア
  • 扱いやすい形状とインターフェイス
  • 他の手段に比べて長い稼働時間

これから初めて映像撮影をする人はもちろん、長回しの映像を撮影したい人には特にビデオカメラがおすすめです。三脚などの補助器具と一緒に使えば、気軽に高品質な映像を撮影できます。

持ち運びもしやすいコンデジ

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は、レンズが交換できない代わりに携帯性を高めたカメラを指します。

よく勘違いされますが、コンデジはあくまでレンズ交換ができないだけで、カメラとして画質等の性能が大きく劣っているわけではありません。コンデジにも一眼カメラと同様、動画撮影の機能が付いているものが主流になってきたため、こちらで映像を撮影することも可能です。

コンデジの定義はカメラ交換ができるか否かだけなので、性能はピンからキリまでさまざま。取り回しの良さがウリの機器もあれば、大型センサーを搭載した高画質撮影が可能な機器もあり、自分に合った用途のものを選択できます。

  • 比較的安価で、一眼カメラに比べると小さい
  • ラインナップが豊富で必要な機能を持ったカメラを選べる
  • スマートフォンのカメラより一段上の画質とズーム性能

スマートフォンのカメラより少し高品質な撮影を楽しみたい人や、手持ちのスマートフォンのカメラの性能がやや低めな人にオススメできます。料理やガジェットなどの写真撮影にも当然使えますので、動画にそういった要素を組み込みたい人が買うのもいいでしょう。

動きのある撮影に最適なアクションカメラ

アクションカメラ(まはたウェアラブルカメラ)とは、ビデオカメラの中でもハンズフリーで撮影可能な小型カメラのことをいいます。

細かなズームやピント調整などは行なえませんが、非常に小型かつ安価で、さらに防水性と耐久性に優れ、広角で迫力ある映像を撮影できます。その特性を活かして、サイクリングや山登りといったアウトドアの収録によく用いられています。

  • 比較的安価
  • 小型で防水性、耐久性に優れる機器が多い
  • 自転車や体に固定することで両手が自由になる

非常に便利なアクションカメラですが、設定が固定されているものが多い関係で、一部の動画ジャンル(車載系動画やアウトドア系動画)以外の用途には合わない場合があります。メインとして通常のビデオカメラやスマホカメラを用意しつつ、必要な場面でのサブカメラとして用いるのがおすすめです。

おすすめのYouTube撮影用カメラ

おすすめのYouTube撮影用カメラ

YouTube向け動画を撮影するためのカメラを種類ごとに紹介していきます。それぞれの特徴や値段、利点などから、自分の用途に合ったカメラを探してみてください。

一眼カメラ

一眼カメラは高価ですが、それだけ高精細な映像を撮影可能です。昨今は動画撮影のための機能が多数組み込まれているモデルも存在し、それらを活用すれば映像専門のカメラに引けを取らない活躍をしてくれます。

当然ながら写真撮影機材としても一流ですので、静止画を映像に組み込みたい人にとっては一石二鳥の機材になってくれるでしょう。

EOS Kiss X10

EOS Kiss X10
引用元:Amazon

一眼レフとしては比較的安い6~7万円前後の価格帯ながら4K画質での動画撮影が可能、かつ軽量・コンパクトなカメラです。撮影時に自動で被写体にピントを合わせ続けてくれる「動画サーボAF(オートフォーカス)」や、さまざまなフィルターを適用できる「動画クリエイティブフィルター」など、動画撮影をサポートする機能もそろっているため、一眼レフで初めて動画を撮影する人にピッタリです。

また、撮影した写真をBluetooth通信でスマートフォンに自動送信する機能もあり、スマホカメラで映像を撮影して、こちらで写真を撮影する場合にも便利です。

名称 EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット
価格 70160円
メーカー CANON
大きさ 122.4×92.6×69.8 mm
重さ 402 g
特記事項 4K動画対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0001147818/spec/?lid=spec_anchorlink_details#tab

Nicon D5600

Nicon D5600
引用元:価格コム

こちらも実売価格で7万円を切る価格帯ながら、フルHDでの動画撮影に対応したモデルです。軽量で扱いやすく、可動式の背面モニタはタッチ操作にも対応しており、スマートフォンと同じ感覚で操作できることが魅力です。

スマホとカメラを繋ぐアプリ「SnapBridge」に対応していて、撮影した動画をスムーズに出力できるほか、Nikonが力を入れているタイムプラス動画の撮影に対応していることも見どころのひとつです。

名称 D5600 18-55 VR レンズキット
価格 63299円
メーカー Nicon
大きさ 124x97x70 mm
重さ 415g
特記事項 フルHD対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0000922071/?lid=pc_ksearch_kakakuitem

SONY α6000

SONY α6000
引用元:価格コム

動画撮影向きの一眼カメラの中では特に安く購入できる機器です。いわゆるミラーレス一眼で、SONY独自の被写体検出システム「ファストハイブリッドAF(オートフォーカス)」など、写真撮影向けに使われてきた機能が動画撮影時にも作動するため、手軽にくっきりとした映像を撮影できるのが特徴です。

色合いやピクチャーエフェクトなどを調整できる「マイフォトスタイル」も動画撮影時に使用可能で、表情豊かな映像を撮影できます。

名称 α6000 ILCE-6000L パワーズームレンズキット
価格 59514円
メーカー SONY
大きさ 120×66.9×45.1 mm
重さ 285g
特記事項 フルHD 60fps対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0000623254/?lid=pc_ksearch_kakakuitem

ビデオカメラ

映像専門の機材だけあって、機能が豊富でコストパフォーマンスが高い機器が多いのがビデオカメラです。

稼働時間の長さや撮影補助機能、ズーム性能、防水機能など、製品ごとに長所が大きく異なるのもビデオカメラの特徴で、どんな撮影に使いたいかをよく考えて選ぶ必要があります。

SONY Handycam HDR-CX470

SONY Handycam HDR-CX470
引用元:Amazon

極めて軽く、長時間の撮影や持ち運びに便利なビデオカメラです。光学手ブレ補正による映像の安定化や、「Exmor R CMOSセンサー」を活用したノイズリダクションといった基本的な機能もしっかり搭載しています。

さらに最大60倍の高品質なデジタルズーム「全画素超解像ズーム」機能を搭載しており、遠くのものでも綺麗に撮影することが可能です。

名称 HDR-CX470
価格 28380円
メーカー Sony
大きさ 54×59.5×128 mm
重さ 190g
特記事項 フルHD対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0000958456/?lid=pc_ksearch_kakakuitem

JVC GZ-RX680

JVC GZ-RX680

引用元:Amazon

「防水」「防塵」「耐衝撃」「対低温」の”QUAD PROOF”に加えて、連続約4.5時間の連続稼働が可能な大容量内蔵バッテリーを搭載。場所や天候を問わず使用できるうえ、まるごと水洗いすら可能なタフさがウリの製品です。

モバイルバッテリーからの外部電力供給や、カメラ側の電池からスマートフォンへの給電も可能なので、長期の旅を撮影したい場合などにもピッタリ。Wifiでスマホやタブレットと連携することも可能で、本体内で簡単なカット編集ができるなど、ビデオカメラとしての機能も十二分に詰まっています。

名称 Everio R GZ-RX680
価格 35125円
メーカー JVC
大きさ 60×59.5×128 mm
重さ 306g
特記事項 フルHD対応
購入URL https://kakaku.com/item/J0000026614/

パナソニック HC-V480MS

パナソニック HC-V480MS
引用元:Amazon

カメラ本体の傾きを検知して撮影中の映像を自動で水平にする「傾き補正」に加えて、軸方向の手ブレを自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載し、暗い場所などでの長時間収録でもブレが少ない映像を撮影できる機種です。

また、被写体の特徴を見分けて解像度を向上する「超解像技術」を駆使してハイビジョン画質のまま映像を拡大する「iAズーム」が最大90倍まで適用できるなど、高品質なズーム機能も保持しています。

名称 HC-V480MS
価格 28800円
メーカー パナソニック
大きさ 53x59x121 mm
重さ 213g
特記事項 フルHD対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0000900161/?lid=pc_ksearch_kakakuitem

コンデジ

「手持ちのスマートフォンカメラでは満足できないけど、そんなに大きな機材は使いたくない」といった人にピッタリなのがコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)です。

撮影継続時間には少々難がありますが、その取り回しの良さはなによりも大きな魅力。大荷物で移動して、要所で動画を撮影したい場合などに便利なカメラです。

SONY サイバーショット DSC-RX100M6

SONY サイバーショット DSC-RX100M6

引用元:Amazon

いわゆる高級コンパクトデジタルカメラの中でも高価格帯ではありますが、それだけの品質を備えた機器です。

先に紹介したSONYの被写体検出システム「ファストハイブリッドAF(オートフォーカス)」が搭載されているほか、機器同士を直接wifiで繋ぐWifi Directにも対応。背面モニタを回転させて撮影する”自撮り”機能なども、コンデジならではの小さく軽い機体のおかげで扱いやすくなっています。

名称 サイバーショット DSC-RX100M6
価格 106999円
メーカー SONY
大きさ 101.6×58.1×42.8 mm
重さ 本体:274g
総重量:301g
特記事項 4K対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0001060329/spec/?lid=spec_anchorlink_details#tab

CANON PowerShot G9 X Mark II

CANON PowerShot G9 X Mark II
引用元:Amazon

手のひらにすっぽり収まってしまうほど小さなコンパクトデジタルカメラながら、フルHDでの映像撮影に対応したモデルです。
手ブレ補正や、Bluetoothを活用したデータ転送システムなどの基本要素はしっかりと抑えつつ、タイムプラス動画の撮影など独自機能もしっかりと搭載。長距離を移動したり、荷物が多くなりがちな人におすすめのカメラです。

名称 PowerShot G9 X Mark II
価格 47000円
メーカー CANON
大きさ 98×57.9×31.3 mm
重さ 本体:182g
総重量:206g
特記事項 フルHD対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0000944141/?lid=pc_ksearch_kakakuitem

アクションカメラ

ビデオカメラの機能を縮小し、より目的に向けて先鋭化させたのがアクションカメラです。稼働時間はビデオカメラに及ばないものの、そのコンパクトさと取り回しの良さでは他の追随を許しません。

自転車やバイクに備え付けて撮影する車載系動画や、アウトドアで必要な場面を撮影したい場合は、このアクションカメラが活躍してくれることでしょう。

DJI OSMO POCKET

DJI OSMO POCKET

引用元:Amazon

3軸スタビライザーを採用することで非常に高品質な手ブレ補正を実現した、超小型のアクションカメラです。分類上はアクションカメラですが通常のビデオカメラとしての運用も可能で、タッチパネルで被写体をタップすればカメラが自動で被写体を追従する「アクティブトラック」や、ユーザーの目線に合わせたカメラワークを再現する「FPVモード」など、価格に見合わないほどの多機能さがウリです。

録画可能な時間はやや短めですが、3万円台のアクションカメラとしては十分な性能といえるでしょう。

名称 OSMO POCKET
価格 35800円
メーカー DJI
大きさ 36.9×121.9×28.6 mm
重さ 116g
特記事項 4K対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0001111323/

GoPro HERO8 BLACK CHDHX-801-FW

GoPro HERO8 BLACK CHDHX-801-FW

引用元:価格コム

4つのレンズから好きな視野角を選べる柔軟性の高さと、自転車や体に取り付けても重さを感じないほどの軽量化を両立したアクションカメラです。映像のブレを補正する機能「HyperSmooth 2.0」と、撮影した動きやシーンに合わせて自動的に映像の速度を調整する「TimeWarp 2.0」を搭載し、極めてダイナミックな映像を抽出することができます。

激しい運動の一人称視点映像を撮影したい人には特におすすめです。

名称 HERO8 BLACK CHDHX-801-FW
価格 45500円
メーカー GoPro
大きさ 66.3×48.6×28.4 mm
重さ 126g
特記事項 4K対応
購入URL https://kakaku.com/item/K0001196624/

まとめ

まとめ

カメラは多種多様で「なんでもこれ1つで解決」といえる商品はなかなかありません。製品を選ぶ際には、あらかじめ用途をハッキリと決めておきましょう。

また、値段に比例して素直に性能が上がるのがカメラという機材の特徴ですので、1万円中頃より下のカメラは最新のスマートフォンに性能で劣る可能性が出てきます。まずは手持ちのスマホカメラで映像を撮ってみて、満足できなかったらカメラの購入を考えてみましょう。

日々公開される動画を観て、自分もYouTuberになってみたいと夢見たことはありませんか?…


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