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    誰でも戦場のエースになれると人気のフライトシューティングゲーム「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」。ナンバリングタイトルとしては始めてマルチプラットフォームに対応し、Windows PCではより高性能にプレイすることができます。また、Steam版では最大4Kの映像体験が可能。一方で正しいスペックを理解しないと、いくら投資しても意味がありません。この記事では「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」の映像美を楽しむための推奨スペックやおすすめのグラボ、CPU、ゲーミングPCをご紹介します。
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エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの推奨スペックとおすすめグラボ・CPU・ゲーミングPCまとめ

  • DATE
    2021.05.03
  • WRITTEN BY
    amarunba

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの推奨スペックとおすすめグラボ・CPU・ゲーミングPCまとめ

エースコンバットは旧ナムコ=現バンダイナムコゲームスからリリースされている、フライトシューティングゲーム。あくまでもシューティングゲームであり、シミュレーターではないので、旋回Gに対する制限や弾薬数には余裕が持たせてあります。言い換えれば「誰でも戦場のエース」となることが出来るシステムとなっており、エースコンバット2のCMのキャッチコピーを借りれば「超本格的飛行機ごっこ」です。

その中で「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」は前作の6から、実に12年の歳月の後にリリースされたナンバリングタイトルであり、ナンバリングタイトルとしては始めてマルチプラットフォームに対応したゲームタイトルでもあります。既存の家庭用ゲーム機だけでなくWindows PCでも遊ぶこともできます。

PCはより高性能なゲーム機としての役割が期待できるので、Steam版では最大4Kの綺麗な画質で滑らかな映像体験が可能。一方で正しくスペック表を理解しなければ、いくら投資しても意味がありません。この点がPCゲームとした時のハードルの高さだと思います。

では、どんなPCを用意すればよいのか?今回は「エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの映像を楽しむ為のゲーミングPC」を紹介いたします。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンを遊ぶための推奨スペック

引用元:https://ace7.acecombat.jp/

エースコンバット7に限った話ではないのですが、家庭用ゲーム機版とSteamなどで配信されるPC版は、それぞれ異なったゲームだと思ってください。

家庭用ゲーム機は、同じゲーム機を買えば性能が統一されています。その統一された性能に合わせる形でゲーム内の処理やデザインが決まっていきます。(ちなみにVR体験ができるのはPS4とPlaystation VRの組み合わせのみ。残念ながらPCでのVRには対応していません。)

当記事では、日々進化しているVR(仮想現実)の始め方や、スマホ型からPC接続型までのVRゴーグルの種類・スペック知識・メリットとデメリット…

PCの性能は所有するユーザー次第です。同じWindows PCを持っていても、CPUの性能が違うし、メモリー容量も違う。デスクトップだったり、ノートPCだったりと様々。

その中でも決定的に違うのがグラフィック性能の差。つまり搭載されているGPUやグラボの差です。より高性能なグラボを搭載し、ゲームをプレイするのに向いている物を「ゲーミングPC」と呼んでいるということなのです。そしてこのゲーミングPCにも松竹梅みたいな感じで、グレードもしくはランクと言う物が存在します。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの必要動作環境・スペック

最低限起動させるのに必要なスペックと言うのが必要動作環境です。こちらはSteam版ダウンロードページ、およびNVIDIAのニュース記事としても取り上げられていました。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの必要動作環境

OS Windows7/8.1/10 (64bit)
CPU Intel Core i3-7100
RAM(メモリ) 4GB RAM
ストレージ 20GB以上の空き容量
GPU(グラボ) NVIDIA GeForce GTX 1050
NVIDIA GeForce GTX 750Ti(2GB)
DirectX Version 11
ストレージ 50 GB
サウンドカード DirectX 11 sound card

引用元:https://store.steampowered.com/app/502500/ACE_COMBAT_7_SKIES_UNKNOWN/

気を付けるべき点はCPUとGPU=グラボでしょうか。メモリーはその気になれば簡単に増やせます。ストレージも同様です。

CPUは第7世代Intelの2コア4スレッドCPUですが、2021年4月初旬には第11世代IntelCPUが発売されています。8世代以降よりコア数およびスレッド数が大幅に伸びているので、あえて第7世代を買う意味は無いです。

グラボもRTX3000シリーズから数えると、2世代以上前の物。補助電源不要、ロープロファイル対応のGTX1650を搭載すれば、グラボに関しては必要動作環境はクリア可能です。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの推奨動作環境・スペック

続いて推奨動作環境ですが、こちらはより高画質設定でのプレイを前提としており、PCゲームならではの高品質な映像体験を前提とした設定です。より現実的な水準となっており、必要動作環境より上の設定です。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンの推奨動作環境

OS Windows7/8.1/10 (64bit)
CPU Intel Core i5-7500
RAM(メモリ) 8GB RAM
GPU(グラボ) NVIDIA GeForce GTX 1060(3GB)
DirectX Version 11
ストレージ 50 GB
サウンドカード DirectX 11 sound card

引用元:https://store.steampowered.com/app/502500/ACE_COMBAT_7_SKIES_UNKNOWN/

CPUがCore i5-7500、4コア4スレッドCPUとなっています。第10世代Core i3-10100なら4コア8スレッドなので、スレッド数的には上回っています。もう少し余裕をもってCore i5-10400や第11世代Core i5-11400なら6コア12スレッドとなります。これからゲーミングPCを揃えるという方は、この辺りから候補にしていけばいいかと思います。

グラボはGTX1060の3GBとなっています。ちなみにGTX1060にはビデオメモリーが6GBモデルと3GBモデルの2種類があり、性能が高くて人気だったのが6GBの方です。

ちなみにこの推奨動作環境では「1920×1080 の最大設定で 100 FPS で動作」という事がNVIDIAから言及されており、GTX1060が社内テストでクリアしているとのこと。とはいえ、このGTX1060は既に新品では出回っていません。

2021年4月初旬時点において後継機種として「GTX1660」「GTX1660 Super」「GTX1660Ti」がありますので、これからエースコンバット7をプレイするためのPCを用意するのであれば、これら以上のグラボを用意すれば良いでしょう。

エースコンバット7 スカイズ・アンノウンのベンチマーク数値

家庭用ゲーム機では映し出せる画質とフレームレートには限界があるのですが、PC版においてはその制限がありません。つまりPCスペックが許す限り高いフレームレートの維持、あるいはWQHDや4Kでの高画質設定でのプレイが可能です。

PCゲームにおいて重要なのはCPUとグラボの組み合わせです。その組み合わせは非常に膨大な数となりますので、ここでは説明できません。ただネット上では一定のCPUとグラボの組み合わせにおいて、PCゲームにおける平均フレームレートなどを記録した情報が簡単に取得できます。

60fps(家庭用ゲーム機相当)

多くの家庭用ゲーム機が出力できる映像は60fpsまでです。2020年に発売となったPS5で120fpsです。

そもそもfpsってなんだ?っていう事なのですが、これはグラボが出力しているフレームレートの事で、動画のコマ数です。動画の原理はパラパラ漫画であり、1秒間に何コマ出してるかで動きの滑らかさが変わってきます。一般的なテレビですと30fps、youtube動画は60fpsですので、実は60fpsぐらいまでの映像は多くの方が体験済みです。

また60fps以上のフレームレートを表示するには、モニター側もそのコマ数を表示できなければなりません。これがモニター側のリフレッシュレート、垂直同期周波数と呼ばれます。こちらはHzという単位が使われます。
いくらグラボのフレームレートが100fps、200fpsとなっていても、モニターのリフレッシュレートが60Hzなら、1秒間60コマの映像としか認識できなくなります。

PCゲームに乗り換えたものの「言われるほどには、滑らかに感じないな」「確かに綺麗にはなったけど、動きはモッサリした感じするなぁ」と思った方は、原因はゲームタイトルではなく自身のグラボかモニターにあるかもしれません。

あとフレームレートが60fps、リフレッシュレートが60Hzという事は、どんなに頑張っても60分の1秒以上の遅延が発生するという事でもあります。目に入ってくる情報もそうですし、それに合わせて機銃を発射しても60分の1秒で生じるズレを修正しなければなりません。この遅延を小さくする事は、対戦型FPS・TPSゲームタイトルでは非常に重視される要素です。

以上の事を踏まえ、ここで「gamegpu.com」がまとめた1920×1080最高画質、CPUにi9-9900Kと組み合わせた上でのデータを見ると、次のように必要動作環境にも記載されているGTX750Tiで30fpsという事なので、ここが必要動作環境水準と言えそうです。

最高設定でのフレームレート グラボ
必要動作環境(平均30fps)水準 GeForce GTX750Ti
Radeon RX460
家庭用ゲーム機(平均60fps)水準 GeForce GTX960
Radeon R9 290

引用元:https://gamegpu.com/racing-simulators-/-%D0%B3%D0%BE%D0%BD%D0%BA%D0%B8/ace-combat-7-skies-unknown-test-gpu-cpu

家庭用ゲーム機で実現可能な60fpsは、GTX960などで到達するということです。2021年4月初旬で出回っているグラボであれば、GTX1650が2~4割程良い数値を出してくれるかと思います。

100fps

では144Hzのような高リフレッシュレートモニターを活かせるのは、どの辺りのグラボなのか?これも先ほどの「gamegpu.com」で掲載されたデータを参考にします。こちらも1920×1080最高画質、Core i9-9900Kとの組み合わせです。

グラボ フレームレート(fps)
NVIDIA GeForce GTX1060 6GB 105
NVIDIA GeForce GTX980 4GB 103
AMD Radeon RX580 8GB 73
NVIDIA GeForce GTX1070 8GB 144
AMD Radeon RX Vega 64 8GB 151

引用元:https://gamegpu.com/racing-simulators-/-%D0%B3%D0%BE%D0%BD%D0%BA%D0%B8/ace-combat-7-skies-unknown-test-gpu-cpu

まずGTX1060はNVIDIAが社内テストでも100fps超えていたというアナウンスがありましたので、ここは難なくクリア。GTX980はビデオメモリーが4GBと少な目ですが、これもあまりフレームレートに影響が出ていない様です。

一方でAMD社製のグラボ、RX580はGTX1060と同等の処理能力があるのですが、イマイチ数値が伸びてきません。実はPCゲームにおいてメジャーなのはNVIDIA社製グラボなので、開発会社側もNVIDIA製グラボを搭載した環境を念頭に置いた最適化することも多いです。またNVIDIA自身も積極的にゲーム開発に協力する事もあるので、そういう所で数値に差となって表れています。

高リフレッシュレートモニターと言える、144Hzぐらいの物を無駄なく活かせるのはGTX1070やRX Vega 64ぐらいからです。

200fps

更に高い200fpsともなると、かなりハイエンドなグラボが必要となってきます。それと同時に秒間200コマ以上の表示ができるモニターが必要です。モニターの例としては「IODATA GigaCrysta EX-LDGC251UTB(TNパネル)」「BenQ ZOWIE XL2546K(TNパネル)」「Acer Predator XB273GXbmiiprzx(IPSパネル)」などのが1920×1080 240Hzモニターとしてあります。

では肝心のグラボは具体的にはどのような物が必要なのでしょうか?1920×1080最高画質、Core i9-9900Kとの組み合わせです。「gamegpu.com」では以下の通りです。

グラボ フレームレート(fps)
NVIDIA GeForce RTX2070 8GB 186
NVIDIA GeForce GTX1080Ti 11GB 228
NVIDIA GeForce RTX2080 8GB 236
NVIDIA GeForce RTX2080Ti 11GB 248

引用元:https://gamegpu.com/racing-simulators-/-%D0%B3%D0%BE%D0%BD%D0%BA%D0%B8/ace-combat-7-skies-unknown-test-gpu-cpu

RTX2070は200fpsに届かず。GTX1080Tiが228fpsとなっているので、改良版のRTX2070 Superなら200fpsに届くかもしれません。

RTX2080および2080Tiは余裕といったところ。この結果から、RTX3000シリーズならRTX3060Ti以上であれば、240fpsに近い数値を出してくれるのではないかと考えられます。

エースコンバット7を実際にプレイしているユーザーのグラボ・構成とベンチマークスコア

これからエースコンバット7をプレイするためのゲーミングPCを組む方であれば、ここまで紹介したCPUやグラボを参考にして組んでもらえば良いかと思います。
問題は今PCが手元にある方。「数年前に買ったデスクトップPCにどのグラボを追加すれば良いの?」「品番は辛うじて分かったけど、性能がどのくらいか分からない」など、手持ちのPCが現状どのくらい性能があるのか分かりにくいという悩みがあるでしょう。

そういう方に試して欲しいのがベンチマークです。これは一定条件の負荷がかかる動画などを再生する事で、フレームレートなどの変動を測定し、その結果を数値化するものです。

youtubeで実際にグラボを交換しつつ、そのグラボによるフレームレートの変動を記録した様子を収めた動画が公開されています。この動画を元に、各グラボについて解説いたします。なお基本となる画質設定は1080Pで、グラボによって細かい処理を変えています。CPUはCore i3-8100で統一されています。

【73fps】Core i3 8100×GTX 1050 ti

GTX1050TiはGTX1050の強化版という位置づけで、GTX1060よりワンランク下。必要動作環境以上、推奨動作環境未満となります。

設定としては全て高設定。時折雲が無い場面では100fpsを超えるところもありますが、雲の中であったり、撃破後の敵機から出る爆発や煙などでフレームレートが下がっています。なのでゲーム全体で見れば70fpsぐらいに落ち着いているといった印象です。

【105fps】Core i3 8100×GTX 1060 3GB

GTX1060に交換してのプレイ動画になります。
全体を通して100fps以上キープしているといった印象。この点はNVIDIAのアナウンス通りといったところでしょう。CPU使用率には若干の余裕があり、グラボの使用率も99%に張り付いているので、PC構成としてもバランスが良いと思います。

【60fps】Core i3 8100×GTX 750 ti

GTX750Tiに交換してのプレイが始まります。
ここでは必要動作環境ギリギリなので、影やエフェクトの設定を中設定に下げています。その後もう一度設定を下げていますが、それが功を奏したのか1080Pでは60fps前後に落ち着いているようです。

その後画質を900P、720Pと落とすことでフレームレートは向上していますが、明らかに画質の劣化が見て取れます。

【78fps】Core i3 8100×RX 570

AMD製グラボに切り替わります。
RX570はGTX1050Ti以上でGTX1060にやや近いぐらいの性能です。ですがエースコンバット7ではGTX1050Tiより若干よい数字を出しているといった印象。ただ設定を少し下げつつも1440Pで60fpsをキープ出来ています。

【86fps】Core i3 8100×RX580

RX580です。RX480の高クロック版で性能としてはRX570より少し上、GTX1060と同等とされています。

ほんの一瞬100fpsを超える事もありますが、GTX1060程のフレームレートは出ません。大体80fps以上といった感じ。やはり全体的にRadeon系は伸びないという印象が強いです。

エースコンバット7のベンチマークを自分のPCで行うには?

残念ながら、エースコンバット7に特化したベンチマークソフトは2021年3月現在公開されていません。
そのため、他のベンチマークソフトを流用して測定を行うこととなります。
ベンチマークソフトはPCmarkや3Dmarkといったものが有名ですが、ゲームでの環境をベースにしたものもあります。その一つが「FF14 ベンチマーク」です。

引用元:https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/

こちらは以前に筆者のPCでFF14ベンチマークを行った結果です。左側にはCPUやグラボの情報が記載されます。レポート出力で確認したところ、ベンチマーク実行中の平均フレームレートは70fps程度でした。

ではFF14ベンチマークで測定したとして、どのくらいのスコアが出ればエースコンバット7で遊べるゲーミングPCと言えるのでしょうか?
おおよそですが、目安となるスコアは10000~15000前後です。ちなみに筆者の使っているグラボはRadeon RX480です。GeForce GTX1060と同等の処理能力があるとされていますが、FF14ではあまりスコアが伸びません。理由は先に述べたNVIDIA製グラボへの最適化の問題。仮にGTX1060を搭載したとすれば15000近くまでスコアは伸びます。

このスコアの傾向も含め、おおむねFF14ベンチマークの結果とエースコンバット7のフレームレートは比例しています。

エースコンバット7を遊ぶためのおすすめグラボ

エースコンバット7をPCでプレイする上で必要となるGPU(グラボ)に関して、いくつかの品番・型番を例に出し、データを見てきました。
ここまでに紹介してきた指標以外にも、GPU(グラボ)選びには様々な基準があります。

たとえばAMD Radeon系のグラボは、対応するAMD製CPUとマザーボード、Radeon RX 6000シリーズを使う事で「Smart Access Memory」という機能が有効になり、ゲームのパフォーマンス向上が期待できます。これが有効に働くゲームタイトルであれば、積極的に購入を検討するべきでしょう。

グラボに関しては2021年初頭からの、世界的半導体不足に端を発した供給不足という問題もあります。執筆している2021年4月初旬時点においても、どこも品薄で価格も高騰傾向にあります。

以上の状況を考慮しつつ、「販売価格も考慮したコスパ重視グラボ」と「入手しやすさも考慮した品質重視グラボ」の2つを紹介します。今回執筆にあたり筆者が実店舗での価格を確認してきました。とはいえ居住する県内にあるPCショップのみでの確認なので、日本全国規模で通用する情報でない事はご理解ください。

ぜひ自作PC制作やBTOパソコンの購入時のGPU(グラボ)選びに、今回紹介するGPUの情報をお役立てください!

なおおすすめのGPU(グラボ)については、こちらの記事でもより詳しくまとめています。

GPUは、PCからディスプレイに映像を表示させるために必要なパーツです。このGPUの性能によって、映像の解像度やなめらかさといった…

CPUについてもセットで知りたい方はこちら

「PCの頭脳」ともいわれるCPUは、PCの性能そのものを大きく左右する非常に重要なパーツです。現在では、Intel、AMDの2大メーカーから、…

【コスパ重視】GTX1650

エースコンバット7をプレイするのにコスパが良いと言えるグラボとなると、GTX1650は外せません。

まず性能がGTX1050Tiの30~40%増しぐらいなので、組み合わせるCPUとゲーム内設定次第では100fps前後になります。

更に補助電源無し、ロープロファイル対応モデル有りという事で、ケースや電源による制約も回避しやすいです。つまり「電源容量や補助電源ケーブルが足りないので電源交換」「ケースが干渉するので大きなケースに移植」という、無駄な手間や出費に悩むリスクが少ないという事です。

使用するモニターもリフレッシュレート60Hzの物でも構いませんし、100fpsという比較的高いフレームレート下でプレイされるのであれば、リフレッシュレートが144Hzのゲーミングモニターを導入する意味もあります。

価格

気になる価格ですが、2021年4月10日時点で確認が出来たGTX1650の価格は22,500~33,000円です。再販されたGTX1050Tiが21,800円となっていました。安価な物に巡り合えれば、GTX1050Tiとほぼ同額で購入可能なので、GTX1050Tiをあえて買う理由は無いでしょう。

値段の差としては同じGTX1650でも1万円程の差があるのですが、これは冷却機構の品質の差だと考えてもらって良いと思います。大きなヒートシンクがあって、ファンが複数付いている方が高くなります。

一方でロープロファイルモデルは特殊で、若干割高な価格設定。ロープロファイルモデルは、PCケースに固定する金属ブラケットを交換する事で、タワー型、スリム(SFF)型、サイズの異なる両方の拡張スロットに対応可能。これを利用して主に企業にリースで貸し出されたスリム型ケースのPCに搭載することで、手軽なゲーミングPCにできます。こういった事情もあり、GTX1650のロープロファイルモデルは意外と人気だったりします。

【品質重視】RTX3060

ハイクオリティ、ハイパフォーマンスを求める品質重視の方は、自然とハイエンドやフラッグシップのゲーミングPCを選ぶこととなります。使用するモニターも4Kや高リフレッシュレートのゲーミングモニターで決まりです。

とはいえハイエンドやフラッグシップのグラボはそれ単体で15万円~30万円します。その領域にいきなり踏み込める人は少数。しかも半導体不足による値上がりや争奪戦もあります。もう少し現実的な価格帯で、かつ入手し易いグラボに限定すると2021年4月10日時点では、RTX3060辺りからになるのではないでしょうか。

リアルタイムレイトレーシングに対応

RTXを選ぶことのメリットとしてはリアルタイムレイトレーシングに対応しているという事。レイトレーシング対応ゲームなら、光と影、反射が再現された、より綺麗で高品質な映像を楽しむことが出来ます。ただ同時に高い処理能力も求められ、レイトレーシングをオンにした環境でゲームを楽しむにはRTX2060やRTX3060では性能が不足しています。

フレームレートを気にしなくて済むスクリーンショットなどでの使用が主な使い道となるでしょう。なおレイトレーシング自体はRadeon RX6000シリーズでも可能ですが、エースコンバット7においてはフレームレートの伸びがあまりよろしくない傾向があり、コスパも悪くなるのでオススメからは除外します。

価格

本当であればもう1ランク下のGTX1660シリーズからと言いたい所。少なくともエースコンバット7においては100fps以上は安定してくれます。ですが無印、Super、Ti、とある3種のうち、唯一確認できたGTX1660Tiの価格が47,300円。世界的な半導体不足の影響で、低コストのGPUも価格が高騰傾向にあります。

すると「GTX1660Tiに47,000円も出すなら、もう5,000~10,000円ぐらい出せば、再販されたRTX2060やRTX3060が見えてくるのではないか?」という疑問が湧きます。
今回の店頭調査ではRTX3060は69,000円という強気の値段設定になっている物だけが残された状態でした。とはいえネット上での調査では少なくともRTX3060は販売開始直後60,000円程で購入できていたようですし、上位モデルのRTX3060Tiなら60,000円でお釣りが出ました。
よってRTX3060は、品質とコストのバランスが比較的良好なGPUと言えるでしょう。

実際はどこまでの品質追求と妥協ができるか否かが、決め手になってくると思います。

まとめ

エースコンバット7はWindowsPC以外にも、PS4等でもプレイできるゲームタイトル。
Windows PCでのプレイを考えておられる方は、他のPCゲームタイトルと同様に、用意すべきゲーミングPCの性能を見極めておくことが重要です。

第10世代Intel Core i3以上の性能を持つCPU搭載のPCがあれば、あとは組み合わせるグラボの予算次第。GTX1650以上を搭載すれば100fpsの快適な動作が期待できます。

幸いエースコンバット7をプレイできるゲーミングPCのハードルは、そこまで高くはありません。初めての自作PC制作や、オーダーメイドによるBTOパソコンの購入にも用途として適しています。安価なパーツで組んだ自作PCなどでも、ある程度快適に動作する可能性が高いです。

ぜひ今回紹介したベンチマーク数値や各種GPUの情報を参考に、「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」のプレイを目的とする自作PC制作やBTOパソコンの購入をご検討ください。


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