PCゲームをやるなら自作PCがお勧めの理由 : 「速い」シビアな対戦ゲームでも反応速度が速い
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自作PCでコンソール機のゲームを遊べる理由
自作PCでもコンソール機のゲームを遊べる理由は、パソコンのスペックが向上しているためです。パソコンは年々進化を続けており、新しいパソコンはコンソール機と同じくらいまたはそれ以上のスペックを誇るようになりました。
強力なスペックを誇っているパソコンを使うと、コンソール機で多く遊ばれているFPSゲームなどもパソコンでより快適に遊べるようになります。これまでパソコンでは遊べないとされていたFPSゲームも、これからはパソコンを利用していつでも遊べる時代へと変わっていったのです。
しかし、FPSゲームでただ遊べるだけではいけません。遊ぶからには勝たなければなりません。勝つためには自分がゲームの技量を高める必要もありますが、それ以上に重要なのはパソコンのスペックです。パソコンのスペック不足が露呈すると、必要ところで動作が行われず、相手より不利な状況を生み出してしまうからです。
では、どのようなフレームレートと解像度をパソコンには求めるといいのか、具体的な部分を次の項目で説明します。
フレームレートや解像度とは
フレームレートは、fpsで表記され、動きに関連している項目です。1フレームにどれだけのコマを入れるのかを数字で表しています。FPSゲームの場合は、当然60fpsで遊びます。30にすると一部の適が見えないなどの問題が生じ、15まで落とすと相手の動きが見えなくなってしまいます。
また、解像度も重要なポイントです。解像度が低いと、画面全体の把握ができないのです。この数字は1920×1080ドットのようなフルHD画質が望ましいものの、1280×720ドットで処理スピードを上昇させる方法もあります。
これだけのスペックを動かすためには、どのような構成がパソコンに必要なのでしょうか。次の項目で具体的に説明します。
FPSゲーム等に必要なパソコンのスペック
FPSゲームのように、かなり高いスペックを求めるゲームの場合、必要とされている要素は4つあります。その4つはCPUとメモリ、グラフィックボード、そしてマザーボードです。CPUは、パソコンの処理能力を決めるポイントです。このスペックはIntel Core i7 4770以降に登場したCPUが欲しいところです。CPUが弱いと、ラグが生じやすくなりFPSゲームの動作が遅れ、不利になってしまいます。
次にメモリですが、こちらは8MB以上が必要です。より快適に遊びたいなら32MBのメモリを使ってください。メモリを増築させればさせるほど、ゲーム中に処理できる情報が多くなります。グラフィックボードは、ゲームの動作を快適にさせる要素です。GeForce GTX 980などのグラフィックボードを搭載していれば、FPSゲームも快適に動きます。
最後にマザーボードですが、Fatal1ty H87 Performanceなどのかなり高いスペックを誇っているマザーボードを使ってください。マザーボードが弱いとラグが生じやすくなってしまいます。マザーボード選びも慎重に考えましょう。
高いスペックで動かすために自作PCの検討を
自作PCでは、高性能なスペックを自分で模索できる方法です。既製品のパソコンでは達成できないハイスペックなパソコンも、自作PCであれば部品を集め、自分で組み立てる方法で実現できます。
高性能な自作PCであれば、FPSゲームの処理落ち、もしくは読み込む不足などによって負ける原因を作りづらいのです。これはゲームに必要なスペックを確保して、確実に動作と処理が行える状況を作っているからです。従って既製品を考えるよりも、自作PCの方が圧倒的に有利なのです。
しかも自作PCであれば、規制品よりも安い価格でハイスペックなパソコンを求められます。部品の調達費用などを抑えつつ、どのようなFPSゲームにも対応する安いパソコンを得られる可能性もあるのです。
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自作PCでFPSゲームに勝利しよう
安いパソコンや既製品の高額なパソコンでも、FPSゲームで勝つのはかなり難しいのです。自作PCで自分が求めているスペック、そして負ける原因を減らしながら、FPSゲームの技量を上げていくといいでしょう。
ほんの数コマ遅れてしまうだけで負けてしまうのがFPSゲームです。処理能力に劣っているパソコンよりも、自分で作成した処理能力の速いパソコンでFPSゲームの勝利をつかんでください。