【Steam/Epic Games】PC版オートチェスはどれを遊べばいい?始め方と必要動作環境
オートチェスはDota 2内のMODで楽しまれていたミニゲームであり、遊ぶにはSteamからDota2をダウンロードして、MODをインストールする必要がありました。
ただゲームとしての完成度が高かったことから、オートチェス単体でEpic Gamesからアプリがリリースされました。これにより新規で参加しやすい環境が整ってきました。ですがオートチェスには大きく分けて「Dota2版」と「EpicGames(Dragonnest)版」の2つがあり、推奨スペック要件も異なっていて、どちらを選べば良いのか迷ってしまいます。
そこで今回はDota2内の元祖オートチェス、EpicGames(Dragonnest)版のオートチェス、それぞれのプレイに至るまでの流れと選び方を解説します。
オートチェスとはどんなゲーム? | 麻雀のような戦略性が特徴
「AUTO CHESS(以下オートチェス)」は手持ちの駒を集めて、盤面上で自動戦闘させるゲームです。ターン毎に資金を獲得し、駒の購入、シナジー、合成などをして手持ちの戦力を増やし、最終的に自分を含めた8人のプレイヤーの中でお互いの体力値を減らし合う総当たり戦をしていき、最後まで勝ち残ったプレイヤーが勝者となります。
シナジーは同じ種族やジョブが同じでありながら、種類としては異なる駒を3つ揃えることで発動する麻雀やポーカーにおける役のようなものです。合成は同じ駒が3つでレア度が上がり、戦力が強化されるものとなります。
とはいえ、最初はルールを覚えるのも大変なので、パスワード付きのカスタムロビーを作り、対戦相手をAIにして練習するのがおすすめです。
【Steam】Dota 2版オートチェスの始め方と必要動作環境
引用元:https://store.steampowered.com/app/570/Dota_2/
SteamではDota2をダウンロードし、オートチェスMODを入れて起動という流れになりますので、まずはDota2をインストールします。
Dota2を起動した直後の画面がこれ。ここから上部のアーケードのタブをクリックします。
すると様々なゲームが並び、この中にオートチェスも含まれています。右上に検索バーがありますので「AUTO CHESS」と入力すると、リスト内から探し出すことができます。
オートチェスMODのインストール画面がこちら。ここまできたらインストールをクリックすれば、Dota2内でオートチェスがプレイ可能となります。
なおオートチェスはDota2内のミニゲーム的な位置付けになるため、推奨スペックなどはDota2に依存することになります。Dota2そのものは2013年にリリースされたMOBAに属するゲームなので、それほど高いスペックは要求されていません。
Dota2 システム要件
CPU | IntelまたはAMDの2.8 GHzデュアルコア |
---|---|
メモリ | 4GB |
GPU | NVIDIA GeForce 8600/9600GT ATI/AMD Radeon HD2600/3600 |
OS | Windows 7以降 |
引用元:https://store.steampowered.com/app/570/Dota_2/
【筆者の場合】Ryzen 7 5800X3D×RTX3090で120FPS固定
筆者のパソコンで実際に起動した画面をスクショしました。フレームレートが120fpsで止まっていたので、ゲーム自体が120fps上限となっているのでしょう。もっともオートチェスを遊ぶなら、60fpsでも十分だと思います。
【Epic Games】オートチェス(Dragonest版)の始め方と必要動作環境
引用元:https://store.epicgames.com/ja/
次にオートチェス単体で遊べるアプリ「dragonnest版」の遊び方です。こちらはEpicGamesより配信されているので、EpicGamesにアクセスし、ストア内検索にて「AUTO CHESS」と検索します。
なお、実際にゲームをプレイするにはアカウントの他にランチャーのダウンロードも必要となりますので、Steam同様にランチャーを導入しておきましょう。
引用元:https://store.epicgames.com/ja/p/auto-chess
こちらがEpicGames内でのオートチェス。デザインなども一新されており、その分要求スペックも上がっています。
またゲーム内でも別でアカウントを求められます。フェイスブックやグーグルのアカウントがあれば、そちらで紐づけすることができます。またこの画面の左下から言語設定も可能です。
EpicGames(dragonnest)版 オートチェス 推奨要件
CPU | Intel i5-7500 3.8Ghz |
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メモリ | 16GB |
GPU | GeForce GTX 1060 |
OS | Windows 7,10 X64 DX9c |
引用元:https://store.epicgames.com/ja/p/auto-chess
気になる要求スペックですが、こちらで言及されているPCスペックも旧式モデルでの紹介となっていますので、2022年9月時点で流通しているパーツであれば、容易に推奨スペック以上の物を揃えられます。
【筆者の場合】Ryzen 7 5800X3D×RTX3090で 400FPS以上
EpicGames版でのオートチェスは400fps以上を出していました。もっともゲーム性から考えれば60fpsあれば十分なはず。
また400fpsを表示できるだけのゲーミングモニターも無いので、あくまでもゲーム内での動作性の軽快さをあらわす指標であると思ってください。
【結論】オートチェスはエントリークラスのスペックのPCで快適に遊べます
2つのオートチェスを起動させてみましたが、どちらも筆者のパソコンではオーバースペックになりました。
要求スペックが高いDragonnest版なのですが、それでもゲーミングPCとしての要求スペックはそこまで高くありません。具体的にはCPUは「Core i3-12100」や「Core i5-12400」程度、GPUは「GTX1660シリーズ」「RTX3050」を組み合わせれば良いでしょう。
これは「VALORANT」や「FF14」がプレイできる程度の、エントリークラスゲーミングPCに相当します。
VALORANTやFF14のおすすめゲーミングPCに関しては、過去の記事にてまとめられているので、そちらも参考にしてみてください。
「Dota 2版」と「Dragonest版」はどちらがおすすめ?
個人的にはオートチェス単体で遊ぶのであれば、Dragonest版がおすすめです。言語設定で日本語が選べるので初心者でもルールなどを把握しやすいです。
Dota2版はDota2がメインゲームなので、両方をやりたいという方におすすめとなります。
まとめ
オートチェスはDota2のMODを起源とし、その後単体でもゲーム化された経緯があります。筆者としては購入できる駒にも運要素が絡む点なども、ポーカーや麻雀に通じるようなゲームだと感じました。
いわゆる思考ゲーや考えることを楽しむタイプのゲームで、1ターンごとの時間制限はありますが、ゲームスピードとしては比較的ゆっくりです。表示や応答速度が勝敗を左右するゲームではなく、PCスペック的にもそこまで高い物は要求されないので、気軽にダウンロードしてプレイしてみてください。