Switch Liteは本当に不評?Switchとの違いや「Nintendo Switch Liteに不向きなゲーム」の例
Nintendo Switch Liteは、コントローラとディスプレイを一体化させて、小さく軽くし携帯性を向上させた「Nintendo Switch」。従来モデルよりも30%も軽量化され、価格も1万円ほど安く設定されています。
引用元:Amazon公式サイト
名前の通り、ライトゲーマーをターゲットにされているため従来モデルに比べて機能が制限されている点が多々あります。
もちろん「Apex Legends」や「Fortnite」などの人気ゲームをプレイすることも可能です。一方でライト層向けに設計されているため、十分にプレイできるとは言いがたく、ゲーマーからは不評の声も。
特に最大の欠点はテレビ接続が行えず、できる操作などが限られてしまう点です。
今回は、Nintendo Switch Liteの性能面などに着目し「不評」と言われる理由をご説明します。また、Nintendo Switch Liteでプレイするのに不向きなタイトルについてご紹介。
なおNintendo SwitchとNintendo Switch Liteの、スペックの比較表は以下の通りです。
引用元:任天堂公式サイト
製品名 | Nintendo Switch従来モデル | Nintendo Switch Lite |
---|---|---|
定価価格 | 32,978円 | 21,978円 |
ディスプレイサイズ | 液晶 | 液晶 |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.5インチ |
本体サイズ | 102mmx239mmx13.9mm | 91.1mmx208mmx13.9mm |
本体重量 | 約398g | 約275g |
内臓メモリ | 32GB | 32GB |
プレイモード | TVモード テーブルモード 携帯モード |
携帯モード |
Joy-Con | 〇 | × |
背面スタンド | 〇:固定スタンド | × |
バッテリー持続時間 | 4.5~9時間 | 3~7時間 |
HD振動 | 〇 | × |
モーションIRカメラ | 〇 | × |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
カラー | ネオンブルー ネオンレッド グレー |
イエロー グレー ターコイズ コーラル ブルー |
従来モデルより1万円安いNintendo Switch Liteは「本当に不評」?
まずは、Nintendo Switch Liteが「不評」と言われる理由についてご説明していきます。
コンパクトさや軽さは好評
Nintendo Switch Liteは、コントローラーとディスプレイを一体化させて軽く、持ち運びやすさを追及したモデル。従来モデルから約120g軽量化されており、長時間プレイしていても負担がなく快適に遊ぶことができます。
TVモードやテーブルモードに非対応
引用元:任天堂公式サイト
Nintendo Switch Liteの最大の欠点は「TVモードやテーブルモードに非対応」。ジョイコンを外してをシェアするおすそ分けプレーは不可。このほか、フィットネス系ゲームのような特殊な操作が必要なゲームにも向きません。
Joy-Conが必要なゲームを遊べない
引用元:任天堂公式サイト
スプラトゥーンなどに代表される、FPSゲームなどはジャイロ操作が非常に重要になります。
そのため、Joy-Conが無いNintendo Switch Liteでプレイするには不向き。また、「マリオゴルフ」なども同様にジャイロ機能付きのJoy-Conが必要となるため、不便さを感じてしまうでしょう。
画面が小さい
ディスプレイが小さいため細かい操作が必要なアクションゲームなどにはあまり向きません。テレビに移すこともできないため、持ち運び専用のゲーム機であると言えます。
有線接続に別途スタンドが必要
Nintendo Switch Liteを有線接続するには、別途USBハブなどのスタンドを購入する必要があります。コンマ1秒が重要になるApexなどのFPSゲームをプレイする場合、無線接続(Wi-Fi)ではラグが大きいため、有線接続は必須でしょう。
Nintendo Switch Liteに向くゲーム | 高いフレームレートが求められないタイトル
総じて「高いフレームレートが求められないタイトル」は、Nintendo Switch Liteに向きます。たとえば「どうぶつの森」「ポケットモンスター」や、各種ビジュアルノベル関係のタイトルは携帯性が高いSwitch Liteでのプレイに適しています。
Nintendo Switch Liteに向かないゲーム | 「Apex」などeSports向けタイトル
Apex LegendsをはじめとするeSports向けタイトルは、Switch Liteでのプレイにはあまり向きません。
一番の理由は「無線接続でのプレイになってしまう」点です。コンマ1秒が勝敗を左右するゲームであるため、無線接続はおすすめできません。前述した通り有線接続を行うにしてもUSBハブなどを別途購入する必要があります。
加えてNintendo Switch Liteのスティックは、eSportsで用いられる「プロコン」などとは別物。Apexなどの激しい動きや俊敏な操作を求められるゲームでの利用には、必ずしも適切では無いです。
Nintendo Switch Liteに関するよくある質問
最後に、Nintendo Switch Liteを購入検討する際によくある質問をまとめました。
Nintendo Switch Liteで遊べない/制限があるソフトの例は?
「マリオゴルフ」などはJoy-Con利用が前提としたゲームは向きません。また「スプラトゥーン」などはプレイすること自体は可能ですが、Joy-Conの方が圧倒的に操作しやすくNintendo Switch Liteはやや不便でしょう。
「Nintendo Switch Liteで十分な人」はどんな人?
マインクラフトやどうぶつの森など、高いフレームレートを必要としないゲームであれば問題無くプレイできます。
Nintendo Switch Liteで足りない人が次に買うべきゲーム機、もしくは端末は?
Nintendo Switch Liteでは「不十分」「もっと高画質にゲームプレイしたい」と思う方は、Steam DeckやPS5など安価なゲーム機やゲーミングPCという選択肢もあります。
より高性能なゲーム機やゲーミングPCでのプレイを楽しみたい方は、買い替えを検討して模様でしょう。
まとめ
Nintendo Switch Liteは「低価格」「コンパクト性」などが魅力の持ち運び性を重視したゲーム機。一方、テレビに繋げない点や有線接続できない点はデメリット。どうぶつの森やマインクラフトといったゲームではさほどFPSを求められない分、十二分に楽しめるでしょう。
逆に手軽に遊べる携帯性よりもグラフィックスの迫力やゲームの没入性を重視する場合はNintendo Switch Liteは不便に感じるでしょう。