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    テレビの画質を表す指標としておなじみの「フルHD」や「4K」といった解像度ですが、PC用ディスプレイでは「WQHD」という解像度の商品も人気です。この記事では、WQHDの規格について解説したうえで、おすすめのWQHDディスプレイを紹介します。
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WQHDとは~4KやQHDとの違いは?おすすめディスプレイ7選

  • DATE
    2021.02.04
  • WRITTEN BY
    DIGITAL DIY編集部

WQHDとは~4KやQHDとの違いは?おすすめディスプレイ7選

WQHDとは

WQHDとは

テレビやディスプレイの性能を表す指標に「解像度」があります。解像度とは画像の密度のことで、例えば同じ24インチのディスプレイでも、解像度が高いとそれだけ画像の密度が濃くなるため、細部までくっきりとした映像を映し出すことができます。

一般的なフルHDという解像度が、横1,920x縦1,080の画像で映像を構成しているのに対し、WQHDは横2,560×縦1,440の画像で映像を構成しているため、より美しい映像を楽しむことができます。

4Kとの違い

一部のBS放送などで採用され、話題を集めている規格が4Kです。YouTubeも4Kに対応しており、ディスプレイが4Kに対応していれば、フルHDやWQHDよりもさらに高画質の映像を楽しむことができます。

4Kは、横3,840×縦2,160の画像で構成されており、WQHDと比較しても詳細な情報を表示できることになります。よりくっきりとした画像や映像を楽しみたいなら4Kディスプレイの購入も検討してみましょう。

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QHDとの違い

QHDとは、Quad High Definitionの略です。Quadとは英語の4を表す単語で、QHDの場合、HD(1280×720)の4倍の画質という意味で使われています。つまり、横1280×縦720で構成されたHDを横と縦ともに2倍にした横2,560×縦1,440の映像がQHDとなります。

WQHDも横2,560×縦1,440の映像だったことからもわかるように、実はQHDとWQHDは同じ解像度を指す言葉です。かつての4:3の映像に対し、16:9のワイド画面が主流になったことを強調するために、QHDにWidescreenのWをつけてWQHDと呼ばれるようになったという経緯があります。

WQHDのメリット

WQHDのメリットはフルHDよりもくっきりとした映像が表示できることです。写真を拡大して、細かな補正を行う場合や、動画配信サイトで高解像度の映像を楽しむには、フルHDよりもWQHDのディスプレイが向いているでしょう。

また、複数のウィンドウを小さなサイズで開いても文字や画像が鮮明に表示されるので、マルチタスクの作業にも向いています。例えば、ゲームをプレイしながら、配信用のアプリを立ち上げて、YouTubeでゲーム実況動画を配信するなど、動画配信を行いたい人にもおすすめです。

なお、解像度だけなら4Kに対応したディスプレイの方が、より鮮明な映像を映し出すことができますが、一般的な24インチから32インチ程度のディスプレイの場合、4Kだと多くの情報が表示できる分、文字が小さくなりすぎて逆に作業がしづらくなるといったデメリットがあります。

WordやExcelといったソフトを使って作業するなら、WQHDはちょうどよい解像度となるでしょう。

WQHDのデメリット

一方、WQHDのデメリットは、4Kと比べると解像度が低いことです。

ディスプレイのサイズが大きくなればなるほど、解像度の低さは目立つようになります。大きなディスプレイでYouTubeの4K動画やBlu-rayの映画を楽しむなら、WQHDのディスプレイよりも4Kのディスプレイが適しているでしょう。

おすすめWQHDディスプレイ7選

人気のWQHDディスプレイの中からおすすめのモデルを7つピックアップしましたので、WQHDディスプレイの購入の参考にしてみてください。

  • IODATA EX-LDQ241DB [23.8インチ ブラック]
  • ViewSonic VX3276-2K-MHD-7 [31.5インチ ブラック]
  • ASUS TUF Gaming VG27AQL1A [27インチ ブラック]
  • LGエレクトロニクス UltraGear 32GN600-B [31.5インチ]
  • EIZO ColorEdge CG2730-ZBK [27インチ]
  • MSI Optix MAG272CQR [27インチ]
  • Dell P2421DC [23.8インチ]

IODATA EX-LDQ241DB [23.8インチ ブラック]

<商品の特徴>

実売価格が2万円台前半と、コストパフォーマンスに優れたWQHDディスプレイ。178度の広視野角のADSパネルを採用しており、どこから見ても鮮やかな映像を見ることができるのも大きな特徴です。ディスプレイのベゼル(枠)が小さく、全体的にコンパクトなので、少ないスペースでも設置できます。

 

ViewSonic VX3276-2K-MHD-7 [31.5インチ ブラック]

ViewSonic「VX3276-2K-MHD-7 [31.5インチ ブラック]」

<商品の特徴>

31.5インチという比較的大きなサイズのWQHDディスプレイでありながら、2万円台中盤で購入できるお得なモデルです。「SuperClear画像補正技術」という特殊な技術を採用したIPSパネルを搭載しており、178度という視野角を達成しつつ、色鮮やかな映像を楽しめます。ゲームのプレイや映画の鑑賞など、使用するシチュエーションごとに映像を調整するプリセット機能が搭載されているのも大きな特徴です。

<購入サイト>

ASUS TUF Gaming VG27AQL1A [27インチ ブラック]

<商品の特徴>

一人称視点の対戦型シューティングゲーム(FPS)や、『Apex Legends』や『フォートナイト』といったバトルロイヤルゲームなど、eスポーツの種目にも採用されるような競技性の高いゲームをプレイすることを想定したWQHDディスプレイです。ゲームのプレイに支障が出ないよう、画像のブレやチラツキを除去して高フレームレートかつシャープなゲーム画面を表示できるのが特徴で、価格に見合ったクリアな映像でゲームを楽しめます。

 

LGエレクトロニクス UltraGear 32GN600-B [31.5インチ]

<商品の特徴>

2020年12月にリリースされたゲーミングディスプレイです。ゲームプレイに特化したWQHDディスプレイ。明るい部分の白とびを抑え、暗い部分をより深い黒で表現するHDR映像の技術に対応しているのが特徴で、鮮明な映像でより快適なゲームプレイ環境を提供してくれます。

<購入サイト>

EIZO ColorEdge CG2730-ZBK [27インチ]

EIZO「ColorEdge CG2730-ZBK [27インチ]」

<商品の特徴>

プロのカメラマンや映像クリエイターにも愛用されるハイエンドなWQHDディスプレイです。Photoshopやillustrator、Premiereなど画像や映像の編集に用いられるAdobe社の色彩領域(Adobe RGB)を99%カバーする広色域への対応が魅力で、印刷業界の標準色であるJMPAカラーやJapan Colorもカバーしているので、ディスプレイ上で印刷後の色味を確認することも可能です。

 

MSI Optix MAG272CQR [27インチ]

<商品の特徴>

没入感にこだわった独特な湾曲型のパネルを搭載したゲーミングディスプレイです。くっきりとした映像が楽しめるHDRに対応しているほか、ナイトビジョン機能により、ゲーム中の暗闇や夜のシーンでもしっかりとした視界を確保できるのが特徴です。湾曲型のディスプレイにより、横から画面を覗かれる心配も少ないので、ゲームだけでなく作業に集中したい人にもおすすめのディスプレイです。

 

Dell P2421DC [23.8インチ]

Dell「P2421DC [23.8インチ]」

<商品の特徴>

USB Type-Cポートを備え、ケーブル一本で映像の投影と給電が可能な最新のWQHDディスプレイです。普段使っているノートPCをUSB Type-Cのケーブルで接続するだけで、ノートPCのサブディスプレイに早変わり。給電もUSB Type-Cケーブルだけで行えるので、オフィスや自室にこのディスプレイを設置しておき、必要な時だけ気軽にノートPCを接続して使用できます。

 

まとめ

一般的な24インチから32インチ程度のディスプレイを購入するなら、映像を楽しむ場合も、WordやExcelで作業する場合も、WQHDは最適な解像度となります。新しいディスプレイの購入を検討されている方は、ご自身の目的と照らし合わせたうえで、WQHDディスプレイも選択肢に含めて考えてみてください。

PC用のディスプレイを購入する際に知っておきたいのは、採用されている液晶パネルの種類です。現在、主流となっているTFT液晶パネルは3種類に分類され…

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