• TOP
  • CATEGORY
    初めての自作
  • TITLE
    SSDはデータの保存に使用される記憶装置(ストレージ)の一種であり、HDDに比べて読み書きが高速であることが特徴です。最近では価格もこなれてきており、大容量のSSDにも手が出しやすくなってきている状況にありますが、多くのメーカーからさまざまな規格の製品が発売されているため、製品の選び方が難しいパーツでもあります。

    こちらでは、SSDを購入する際に注目すべき点と、おすすめの製品をご紹介します。
CATEGORY
初めての自作

SSDおすすめ製品20選:選び方の比較ポイント【2021年更新】

  • DATE
    2021.04.28
  • WRITTEN BY
    DIGITAL DIY編集部

SSDおすすめ製品20選:選び方の比較ポイント【2021年更新】

SSDとは

Solid State Drive、通称SSDはPCのデータを保存するための記憶装置の一種です。内蔵する半導体メモリでデータの読み書きを行っており、高速な読み書きや静音性の高さ、消費電力の低さが特徴です。

多くの製品が販売されていますが、現在は2.5インチサイズのSATA接続タイプとM.2接続タイプが主流となっています。

HDDとの違いと使い分け

SSDは、同じ記憶装置のHDDと比較して読み書き速度が非常に速く、物理的なディスクを持たないため作動音もありません。さらに消費電力もHDDに比べて低いなど、SSDを採用するメリットは多々あります。

しかし、すべてにおいてSSDが勝っているというわけではなく、容量単価としての価格はHDDに軍配が上がります。

大容量のSSDも以前に比べると手が出しやすい価格になってきていますが、現在はOSなどのシステム用途やゲーム、写真編集や動画編集など頻繁に読み書きを行うファイルの保存場所としてSSDを採用し、その他のデータ保存にHDDを採用する併用スタイルが主流となっています。

自作初心者がパーツを購入する際に、迷ってしまいがちなのが電源ユニットの容量です。ここでは、どのパーツを使用したら、…

メーカー純正製品がおすすめ

先述の通り、SSDはHDDに比べて容量単価が高額です。そのため、SSDの購入では価格の安さが注目されがちですが、安すぎる製品には注意が必要です。

特に、多くの製品が販売されている通販サイトでは、怪しいメーカーから格安の製品が販売されていることがあります。これらの製品の中には品質の悪い部品を使用した製品も多く、壊れやすい可能性は否めません。故障を避けたい場合は以下のような大手メーカーが販売する製品を購入するといいでしょう。

Samsung 最大手ともいえるSSDメーカーです。販売する製品の部品を自社工場で製造しています。
Western Digital HDDでもお馴染みのSSDメーカーです。Kioxiaと共同で開発・製造もおこなっており、現在はフラッシュメモリ製品で知られるSanDiskの親会社でもあります。
Micron 日本でも定番のブランドCrucialを展開するSSDメーカーです。比較的安価な大容量の製品が販売されています。
Kioxia 元東芝メモリ、Western Digitalと共同で開発・製造を行っています。製品の数は多くないものの、安定感のある製品を販売しています。

SSDの選び方・比較ポイント

SSDは、製品によって容量や接続方法、読み書き速度が異なります。以下のポイントに注目し、自身の使用目的や環境に合わせた製品を選択しましょう。

  • 用途と予算に合わせた容量
  • 接続方法・規格
  • 読み書きの速度

用途と予算に合わせた容量

SSDを購入するうえで多くの方が気にするのは容量ですが、この容量に応じて製品価格は大きく変動します。1TBの製品の場合、HDDであれば4,000円程度で購入できますが、SSDの場合では9,000円を超える製品がほとんどです。

OSなどのシステム用途で使用する場合は妥協なく最適な容量を選ぶべきですが、ゲームや編集データの保存目的であれば、予算に合わせて容量を選択するのも良いでしょう。

  • 一般的な事務用途の場合:250GB以上

OSのインストールやオフィスソフトでの作業だけであれば、容量は250GBから500GB程度で十分でしょう。ただし、保存データは日々蓄積されていくものです。長期使用を想定し、予算に余裕があるのであれば1TBのSSDを搭載してもいいでしょう。

  • 画像・動画編集に使用する場合:500GB以上

画像や動画の編集に使用する場合500GB以上、可能であれば1TB以上の製品を搭載すると、余裕をもって編集前のデータや作業用のデータを保存できます。

  • 最新ゲームをプレイする場合:1TB以上

最新のゲームをインストールするSSDを導入するのであれば、1TB以上の製品を選択しましょう。最近では200GBを超える容量のゲームも少なくないため、複数のゲームをインストールしたい場合はOS用とゲーム用に分け、2台のSSDを搭載するのもおすすめです。

【POINT】
ゲーム用や編集用のSSDを検討する際に予算の余裕がない場合、ゲーム用であればプレイしたいタイトルの要求スペック+100GB程度の製品を。編集用では作業データのみをSSDに保存し、作業の終わったデータはHDD移動させることを前提に250GB程度の製品を購入してもいいでしょう。

接続方法・規格

SSDは販売されている製品によって接続方法などが異なります。最もポピュラーなSATA接続の2.5インチサイズSSDは多くのPCに接続できますが、一部規格のSSDを接続するにはマザーボード側が対応している必要があります。

【POINT】
接続方法によって取り付け難易度が多少変わるため、SSDの取り付けが心配な場合はSATA接続の2.5インチSSDを購入するのがおすすめです。

基本的なSSDの接続方法と規格は以下の通りです。

2.5インチ

現在最もポピュラーなSSDの規格です。PCケースの2.5インチベイに格納し、マザーボードとSATA接続を行います。取り付け方法も簡単であるため、自作初心者であれば、こちらを購入するといいでしょう。

1.8インチ

前述の2.5インチサイズのSSDよりも小型なSSDです。かつてはノートPCに搭載されていましたが、2.5インチサイズもしくはM.2タイプのSSDが主流となり、現在はほとんど使用されていません。

M.2

ここ数年で一気に普及したSSDです。マザーボードのM.2スロットに接続する非常に小型の規格であり、SATA接続タイプとPCIE接続タイプが存在します。

なお、M.2タイプの製品は、製品の通信方式にマザーボード側が対応している必要があるほか、2.5インチタイプと異なり直接マザーボードに設置するため、初心者には難易度が少々高めかもしれません。

SATA

シリアルATA、通称SATAと呼ばれるSSDの基本的な接続方式で、現在は3世代目となる「SATA3」という規格が多くのSSDで採用されています。2.5インチタイプのSSDのほか、M.2タイプのSSDでもSATAが採用されています。

PCI Express3.0×NVMe

フラッシュメモリ向けに最適化された、最新の通信プロトコルです。主にM.2タイプのSSDで採用されており、NVMeに対応した製品を使用すればSATA3の数倍もの高速通信が可能です。なお、NVMe接続のM.2タイプを使用するためにはマザーボード側も対応している必要がある点に注意してください。

外付けUSB

データの持ち運びなどに使用されるUSB接続のSSDです。外付けHDDよりも高額ですが、転送速度はその分速いため、頻繁にデータを持ち運ぶ方におすすめです。

読み書きの速度

SSDはHDDに比べて転送速度が速いことが特徴ですが、そのスピードはSSDの製品ごとに異なります。快適な環境を求めるならば、最新世代のSATAやNVMeなどの転送速度の速い製品を選ぶのがいいでしょう。

【POINT】
NVMeのM.2 SSDなどは転送速度に優れ、SATA3に対して数倍もの高速通信が可能ですが、現状では体感できるほどの劇的な変化はありません。

おすすめSSD20選~2021年版

SSDの選び方について解説したところで、2021年3月時点で購入できる定番製品から最新モデルまで、おすすめの20製品をご紹介します。

  • MX500 CT1000MX500SSD1/JP ~ 2.5インチで容量1TBのコスパ最強SSD
  • BX500 CT240BX500SSD1 ~容量240GBで4000円以下のお手軽価格SSD
  • 870 EVO MZ-77E1T0B/IT ~第6世代V-NANDを採用した2.5インチSSD
  • SSD PLUS SDSSDA-2T00-J26 ~2TBで容量単位のコスパが高い2.5インチSSD
  • ウルトラ 3D SSD SDSSDH3-500G-J25 ~ 3D NAND技術を採用したハイエンド向け2.5インチSSD
  • WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0A ~低消費電力が特徴の2.5インチSSD
  • AS340 AP120GAS340G-1 ~ 2000円前半で気軽に買える2.5インチSSD
  • Ace A55 SP256GBSS3A55S25 ~高耐久とコスパがウリの2.5インチSSD
  • WD Blue SN550 NVMe WDS100T2B0C ~転送速度と容量のバランスが良いPCIex用SSD
  • WD_Black SN850 NVMe WDS100T1X0E-00AFY0 ~読込速度7000 MB/sの超高速PCIex(Gen4)用SSD
  • P5 CT500P5SSD8JP ~ 5年間保証で長期運用にオススメのPCIex用SSD
  • 110S TS128GMTE110S ~ 3000円以下の激安低用量PCIex用SSD
  • EG1VNE CSSD-M2M5GEG1VNE ~安価なQLC採用型のエントリーモデルPCIex用SSD
  • PG3VND CSSD-M2B1TPG3VND ~最大4950 MB/sの高速読込が可能なPCIex(Gen4)用SSD
  • XPG SX8100 ASX8100NP-512GT-C ~高い転送速度とコスパがウリのPCIex用SSD
  • FireCuda 520 SSD ZP1000GM3A002 ~ 5000 MB/sの高速動作がウリのPCIex(Gen4)用SSD
  • AORUS GP-ASACNE6800TTTDA ~ 15000 MB/sを実現した超ハイエンドPCIex(Gen4)用SSD
  • XPG GAMMIX S50 Lite AGAMMIXS50L-2T-C ~ GB単位あたりのコスパが良好なPCIex(Gen4)用SSD
  • エクストリーム SDSSDE60-1T00-J25 ~最大550MB/sの読込速度と耐衝撃性を持つUSB接続SSD
  • SSD-PG1.0U3-B/NL~安価かつ軽量で取り回しが良いUSB接続SSD

MX500 CT1000MX500SSD1/JP ~ 2.5インチで容量1TBのコスパ最強SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:10,980円
メーカー crucial
容量 1000 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 560 MB/s
書込速度 510 MB/s

2.5インチタイプSSDの定番商品として多くのPCユーザーから愛されてきたおなじみのSSDです。2017年から販売されているSSDということで尖った性能はありませんが、最新モデルに比べて大容量モデルが安価で手に入るため、ゲーム用や編集データ用のSSDとしておすすめです。

メリット

  • 1TB以上の大容量モデルが比較的安価
  • 5年保証

デメリット

  • 最新モデルに比べると性能は低め

こんな人におすすめ

  • 安価に大容量のSSDを採用したい人
  • M.2スロットが埋まっておりSATA接続のSSDが必要な人

購入サイト

BX500 CT240BX500SSD1 ~容量240GBで4000円以下のお手軽価格SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:3,979円
メーカー crucial
容量 240 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 540 MB/s
書込速度 500 MB/s
備考 耐久性80 TBW

Crucialの比較的安価な2.5インチタイプのSSDです。とにかく安価であることが魅力ですが、大容量のデータ転送には少々難あり。少し古めのPCのドライブ交換などにおすすめです。

メリット

  • 240GBで4,000円を切るコストパフォーマンス
  • 10GB程度の転送であればスムーズに転送可能

デメリット

  • DRAMキャッシュを省いているため大容量のファイルの転送に難あり
  • スペック上の耐久性も少々短め

こんな人におすすめ

  • 長く使用しているPCを快適にしたい人
  • とにかく安くSSDを手に入れたい人

購入サイト

870 EVO MZ-77E1T0B/IT ~第6世代V-NANDを採用した2.5インチSSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:12,280円
メーカー サムスン
容量 1000 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 560 MB/s
書込速度 530 MB/s
備考 耐久性600 TBW

サムスンの定番SSDである860EVOの後継SSDです。前世代と比べて大きな変化はありませんが、SATA接続のSSDとしては高い性能を誇ります。耐久性も優れているためメインSSDとして使用したい方におすすめです。

メリット

  • SATA SSDとしては最高レベルの性能
  • 高い耐久性
  • 5年保証

デメリット

  • SATA SSDの中では少々高めの価格

こんな人におすすめ

  • 新造PCで2.5インチタイプのSSDを採用したい人

購入サイト

SSD PLUS SDSSDA-2T00-J26 ~2TBで容量単位のコスパが高い2.5インチSSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:19,800円
メーカー SanDisk
容量 2000 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 545 MB/s
書込速度 450 MB/s

SanDiskから販売されているエントリーモデルのSSDです。大容量モデルのSSDとしては比較的安価であり、十分な転送速度を持った製品です。大容量データを保存するためのデータSSDとしておすすめです。

メリット

  • 2TBの大容量SSD
  • 比較的安価

デメリット

  • 発熱しやすいため、ケースのエアフローに注意が必要

こんな人におすすめ

  • 大容量のデータをSSDに保存したい人
  • ゲーム用、編集用などのサブSSDが欲しい人

購入サイト

ウルトラ 3D SSD SDSSDH3-500G-J25 ~ 3D NAND技術を採用したハイエンド向け2.5インチSSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:7,040円
メーカー SanDisk
容量 500 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 560 MB/s
書込速度 530 MB/s

大容量のデータ転送でも安定した動作が魅力の2.5インチタイプのSSDです。250GBから4TBまでのラインナップがあり、安定感もバツグン。ゲーム用や大きなデータの保存用におすすめです。

メリット

  • 大容量のデータ転送でも安定した動作
  • 豊富な容量ラインナップ

デメリット

  • 容量単価が少々高額

こんな人におすすめ

  • 大容量のデータ転送を頻繫に行う人
  • SSDを長期使用したい人

購入サイト

WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0A ~低消費電力が特徴の2.5インチSSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:6,980円
メーカー WESTERN DIGITAL
容量 500 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 560 MB/s
書込速度 530 MB/s
備考 耐久性600 TBW

WESTERN DIGITALから販売されているスタンダードなSSDです。耐久性も高く安定した動作が期待できるため、あらゆる用途に使えるのが特徴。複数のSSDを搭載したい場合におすすめです。

メリット

  • 比較的安価で安定した動作
  • 高耐久

デメリット

  • 発熱しやすいため、ケースのエアフローに注意が必要

こんな人におすすめ

  • 普通のSSDを安価に使用したい人
  • SDを使ったNASを構築したい人

購入サイト

AS340 AP120GAS340G-1 ~ 2000円前半で気軽に買える2.5インチSSD

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:2,310円
メーカー Apacer
容量 120GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 550 MB/s
書込速度 500 MB/s
備考 耐久性70 TBW

120GBで約2,000円、240GBでも約3,000円と、とにかく安価であることが特徴の格安SSD。ただしスペック上の耐久性はそれほど高くないため、SSDを試してみたい方や重要でないデータをやり取りするサブSSDとしての使用がおすすめです。

メリット

  • とにかく安価
  • スペック上の性能はスタンダード

デメリット

  • 耐久性が少々心もとない

こんな人におすすめ

  • SSDの性能を試してみたい人
  • 古いパソコンを延命したい人

購入サイト

Ace A55 SP256GBSS3A55S25 ~高耐久とコスパがウリの2.5インチSSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:3,990円
メーカー Silicon Power
容量 256 GB
規格 2.5インチ
接続方法 Serial ATA 6Gb/s
読込速度 550 MB/s
書込速度 450 MB/s
備考 耐久性150万時間

高耐久が魅力の比較的安価なSSDですが、大容量のデータ転送には少々難あり。軽めのデータをやり取りするためのサブSSDとしておすすめです。安価であるため古いPCのリノベーションにもいいでしょう。

メリット

  • 安価で手が出しやすい
  • スペック上の耐久性が高め

デメリット

  • 大容量のデータ転送に難あり。
  • 発熱しやすいため、ケースのエアフローに注意が必要

こんな人におすすめ

  • 安くSSDを使用したい人
  • 古いPCを延命したい人

購入サイト

WD Blue SN550 NVMe WDS100T2B0C ~転送速度と容量のバランスが良いPCIex用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:12,056円
メーカー WESTERN DIGITAL
容量 1000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen3
読込速度 2400 MB/s
書込速度 1950 MB/s
備考 耐久性600 TBW

PCI-Express Gen3に対応したM.2タイプのSSDです。NVMe SSDの定番として多くのユーザーに利用されています。SATA SSDに比べて4倍を超える転送速度を誇り、システム用途などメインSSDからゲーム用などのサブSSDまであらゆる用途で使用できます。

メリット

  • SATA SSDと変わらない価格帯
  • SATA SSDに比べて最大4.6倍の転送速度

デメリット

  • マザーボードが対応している必要がある

こんな人におすすめ

  • PCを新造する人
  • ゲーム用、編集用に大容量SSDを採用したい人

購入サイト

WD_Black SN850 NVMe WDS100T1X0E-00AFY0 ~読込速度7000 MB/sの超高速PCIex(Gen4)用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:24,981円
メーカー WESTERN DIGITAL
容量 1000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen4
読込速度 7000 MB/s
書込速度 5300 MB/s
備考 耐久性600 TBW

PCI-Express Gen4対応のSSD。SATA SSDやPCI-Express Gen3に対応したM.2 SSDに比べると比較的高価ですが、圧倒的な書き込み速度を誇ります。なお、転送速度の優秀さから発熱しやすいため、運用にはケース内のエアフローやM.2 SSD向けのヒートシンクが重要になります。

メリット

  • 圧倒的に優秀な転送速度
  • 性能に対してのコスパは良し
  • 高い耐久性

デメリット

  • 発熱しやすく、ケース内エアフローやヒートシンクの設置などに注意が必要
  • SATA SSDやPCI-Express Gen3対応のM.2 SSDに比べて高価

こんな人におすすめ

  • とにかく性能の良いSSDを採用したい人

購入サイト

P5 CT500P5SSD8JP~5年間保証で長期運用にオススメのPCIex用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:7,672円
メーカー crucial
容量 500GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen3
読込速度 3400 MB/s
書込速度 3000 MB/s
備考 耐久性300 TBW

同価格帯のPCI-Express Gen3向けSSDとしては読込速度、書込速度がともに高速、かつ価格も落ち着いているコストパフォーマンスに優れた製品です。専用のSSDクローンソフトも付属しているので、ノートPCに搭載されているSSDの交換先としても適しています。

メリット

  • 価格に対して高いスペック
  • 5年保証で長期運用に適している

デメリット

  • やや発熱は強め

こんな人におすすめ

  • コスパを重視する人
  • ノートPCの差し替え用SSDを探している人
  • 初めてPCI-Express用のSSDを導入する人

購入サイト

110S TS128GMTE110S~3000円以下の激安低用量PCIex用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:2,990円
メーカー トランセンド
容量 128GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen3
読込速度 1700 MB/s
書込速度 1500 MB/s

3000円前後で購入できてしまう、激安のPCI-Express Gen3向けSSD。そのぶん容量は128GBと少なめで、データ転送速度も他の同規格製品と比較すれば遅くなってしまいますが、それでもSATAで接続する通常のSSDとは比較になりません。OSの起動用ストレージとしては十二分の性能を発揮してくれるでしょう。

メリット

  • とにかく安く導入できる
  • 同価格帯としては十分な性能
  • SSD Scopeソフトウェアで状態を確認できる

デメリット

  • PCI-Express Gen3向けSSDの中では低性能
  • 通常のストレージとしては使いにくい

こんな人におすすめ

  • SSDで手軽にOSの起動を素早くしたい人
  • PCI-Express用のSSDを手軽に体験してみたい人

購入サイト

EG1VNE CSSD-M2M5GEG1VNE~安価なQLC採用型のエントリーモデルPCIex用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:6,618円
メーカー CFD
容量 500 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen3
読込速度 2000 MB/s
書込速度 1000 MB/s
備考 耐久性45 TBW

CFDが発売するエントリーモデルのPCI-Express Gen3向けSSD。現状では珍しく3D NAND QLCを採用しており、容量比率の価格が安く抑えられている点が特徴です。ただしTBWで見た耐久性は少し厳し目の評価となっており、頻繁にアクセスするストレージではなく、データ倉庫的な使い方が適しています。

メリット

  • 3D NAND QLC採用で容量比の価格が安い
  • QLCながら2000MB/sの高速データ転送が可能
  • 大容量を活かしたデータ保管庫として優秀

デメリット

  • TBWで見た耐久性は低め
  • データのやり取りが頻繁に起こるOS向けの運用は苦手

こんな人におすすめ

  • 高速でデータを記録できる大容量ストレージが必要な人
  • 安価に大きなデータ倉庫を用意したい人

購入サイト

PG3VND CSSD-M2B1TPG3VND~最大4950 MB/sの高速読込が可能なPCIex(Gen4)用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:17,028円
メーカー CFD
容量 1000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen4
読込速度 4950 MB/s
書込速度 4400 MB/s
備考 耐久性1800 TBW

CFDによるPCI-Express Gen4向けハイエンドSSD。4950MB/sの高速読込が可能で、価格も2万円未満と現実的なラインに納まっている点が特徴です。キャッシュにDDR4メモリ1GBを搭載し、自動でパフォーマンスを調整してくれるSmart data processingにも対応しており、TLCながら安定性にも優れているのも注目点です。

メリット

  • PCI-Express Gen4らしい高速データ転送能力
  • ハイエンド向けながら2万円を切る低価格
  • TLCながら安定した動作が可能

デメリット

  • 環境次第ではオーバースペックになる
  • 単に容量比の値段を求めるならやや高額

こんな人におすすめ

  • メインストレージを高速化したい人
  • PCI-Express Gen4向けハイエンドSSDを初めて導入する人
  • パフォーマンス重視の構成を試したい人

購入サイト

XPG SX8100 ASX8100NP-512GT-C~高い転送速度とコスパがウリのPCIex用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:6,980円
メーカー ADATA
容量 512 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen3
読込速度 3500 MB/s
書込速度 2400 MB/s
備考 耐久性320 TBW

大まかな性能は先に紹介したP5 CT500P5SSD8JPに近い製品ですが、TCL NANDを採用したこちらは価格が少し抑えられており、カタログスペック上の読込速度で少しだけ勝っています。ただし、書き込み速度ではややこちらが劣るため、目的に合わせて使い分けましょう。

メリット

  • 性能に対して極めて良好なコスパ
  • 同価格帯ではかなり高速の読込速度
  • バリエーションモデルに最大4TBの製品もあり

デメリット

  • 細かな機能はあまり用意されていない
  • 発熱は比較的強め

こんな人におすすめ

  • コスパを重視する人
  • PCI-Expressで安く高速ストレージを導入したい人

購入サイト

FireCuda 520 SSD ZP1000GM3A002~5000 MB/sの高速動作がウリのPCIex(Gen4)用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:18,678円
メーカー SEAGATE
容量 1000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen4
読込速度 5000 MB/s
書込速度 4400 MB/s
備考 耐久性1800 TBW

SEAGATEのPCI-Express Gen4向けハイエンドSSDです。先に紹介したPG3VND CSSD-M2B1TPG3VNDと比較すると少々値段は上がりますが、そのぶん機能は全体的に向上しています。X570やRyzenとの併用を公式で推奨しているので、それらを採用している場合は選んでみるのも良いかもしれません。

メリット

  • 5000MB/sの高速読込
  • 2万円以下の低価格
  • X570やRyzenと好相性

デメリット

  • 別製品と比べると価格に対する性能の上がり幅が抑えめ

こんな人におすすめ

  • 高速動作するストレージを安価で導入したい人
  • X570やRyzenを使ったPCを組んでいる人

購入サイト

AORUS GP-ASACNE6800TTTDA~15000 MB/sを実現した超ハイエンドPCIex(Gen4)用SSD

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:217,800円
メーカー ADATA
容量 2000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen4
読込速度 3900 MB/s
書込速度 3200 MB/s
備考 耐久性1480 TBW

2TBのSSDを4つ内蔵した製品で、内部でRAIDを構成することで15000MB/sという異次元レベルの超高速動作を実現しています。価格は約22万円と非常に高額ですが、価格比の容量や性能を考慮すれば適正な値段といえるでしょう。冷却面を本体備え付けのクーラーで対応してくれているため、設置するだけで使えることも大きな魅力です。

メリット

  • 同規格帯のSSDの3倍前後の高速動作
  • ハイエンドSSDを複数導入するならお得
  • 備え付けクーラーで発熱の不安なし

デメリット

  • なかなか手を出しづらい高価格
  • 通常運用であればオーバースペック
  • スロットの専有幅が広い

こんな人におすすめ

  • 値段は問わずハイエンド構成を組みたい人
  • ロード時間の概念をこの世から消し去りたい人
  • サーバー機を組んでみたい人
  • 放熱のことを考えたくない人

購入サイト

XPG GAMMIX S50 Lite AGAMMIXS50L-2T-C~GB単位あたりのコスパが良好なPCIex(Gen4)用SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:27,980円
メーカー ADATA
容量 2000 GB
規格 M.2 (Type2280)
接続方法 PCI-Express Gen4
読込速度 3900 MB/s
書込速度 3200 MB/s
備考 耐久性1480 TBW

ADATAのPCI-Express Gen4向けSSD。高性能ながら容量比の価格は抑えめで、優れたコストパフォーマンスが特徴の製品です。同規格の他製品と比較するとややデータ転送速度に難がありますが、PCI-Express Gen3の製品と比較すれば十分な性能を発揮してくれます。

メリット

  • 容量比のコスパが極めて良好
  • 5年保証で長期利用も安心

デメリット

  • 突出した機能は少ない
  • 他の同規格製品と比較すると性能面でやや劣る

こんな人におすすめ

  • 手軽に最新規格を導入したい人
  • 大容量でも速度を手放したくない人

購入サイト

エクストリーム SDSSDE60-1T00-J25~最大550MB/sの読込速度と耐衝撃性を持つUSB接続SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:16,200円
メーカー SanDisk
容量 1000 GB
規格 USB
接続方法 USB 3.1
読込速度 550 MB/s

SanDiskの外付けポータブルSSD。“エクストリーム”の名称からも分かる通り、非常に頑丈なつくりが特徴です。防水・防塵保護規格ではIP55にあたる評価を受けており、粉塵や水の付着ではびくともしません。野外で撮影した動画データの保存先など、ノートPCの外部ストレージとしての運用がおすすめです。

メリット

  • 小型で極めて頑丈
  • 最大2TBのバリエーションモデルあり
  • 複数規格のUSBに対応

デメリット

  • 容量比の価格は若干高め
  • 内蔵SSDと比較するとデータ転送速度は低め

こんな人におすすめ

  • 屋外で撮影した動画の保存先を用意したい人
  • 重要かつ大容量なデータを移動させたい人

購入サイト

SSD-PG1.0U3-B/NL~安価かつ軽量で取り回しが良いUSB接続SSD

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:10,177円
メーカー バッファロー
容量 1000 GB
規格 USB
接続方法 USB 3.1(Gen 1)

バッファローの外付けポータブルSSD。容量比の価格が同タイプの他製品と比較して抑えめで、大容量かつ高速のポータブルストレージを求めている人におすすめです。余談ですが、本製品はPS4向け外部ストレージとしての運用を公式で推奨しているのも特徴です。PS4向け接続マニュアルも用意されているので、そうした運用を目的に使うのも悪くないかもしれません。

メリット

  • 容量比のコスパが良好
  • 接続ケーブルが長く、本体が小さいため取り回しが良い
  • 国内メーカーのためマニュアルが親切

デメリット

  • 内蔵SSDと比較するとデータ転送速度は低め

こんな人におすすめ

  • 軽量で持ち運びやすい外部ストレージを探している人
  • 接続する場所を気にせず設置したい人
  • PS4用の外部ストレージを探している人

購入サイト

SSDは自作PCでこだわりたい重要なパーツ

想定している用途に応じて理想のスペックのマシンを構築できることが、自作PCのなによりの魅力です。データの高速な読み書きを実現してくれるSSDは、自作PCの中でも重要な役割を担うパーツとなるので、妥協することなく選択してください。

容量や読み書き速度のほか、接続方法や規格など、SSDの選び方にはさまざまな注目点があります。紹介したおすすめ製品の中から、用途に合わせて比較検討し、ぜひベストのSSDを見つけてください!


見た目良し!スペック良し!なサイコムのBTOパソコンを、女性自作erでもあるストリーマー・つつまるがレビュー!【PR】

自作erも納得の性能!eスポーツキャスター・平岩康佑がGALLERIA(ガレリア)のBTOパソコンをレビュー【PR】

FPSプロゲーマー・GorouがツクモのゲーミングPC「G-GEAR Aim」をレビュー!Apexでの無双プレイもお任せ【PR】

FPS界屈指の実力派・GreedZzも納得!arkのゲーミングPC「arkhive」の性能をApexで体験【PR】

FPS初心者にこそおすすめ!プロゲーマー・keptがパソコン工房のゲーミングPC「LEVEL∞」の実力をApexで試してみた 【PR】

Apexプレデター・Lightも大満足!FRONTIERのBTOパソコンの実力を検証してみた【PR】

【エルデンリング】推奨Ping値・重いときにラグを減らす方法まとめ

【FF14】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【原神】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【フォートナイト】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【Apex Legends】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

原神に必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

フォートナイトに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

ELDEN RING(エルデンリング)の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボまとめ

FF15の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボ・CPU・ゲーミングPCまとめ