「これを買っておけば絶対に失敗しない」3DCGやVRを扱うプロにここまで言わせるSEVENのPCの魅力とは【PR】
コロナ禍によりテレワークが浸透したことで、パソコンに注目が集まっています。自宅にいる時間が長くなり、パソコンを仕事だけでなくこれまで以上に趣味に活かす人が急増。写真・動画編集をはじめ、ゲーム、イラスト、VR、3DCG、ゲーム制作、フォトグラメトリなどなどを本格的にはじめた人もたくさんいることでしょう。
趣味でパソコンを触る時間が増えると、より快適なパソコンを使いたくなるもの。この1年で買い替えやアップグレードの情報収集をした人も多いのではないでしょうか?
実際に調べてみると、写真・動画編集や、ゲームに適したパソコンやパーツの情報はたくさんありますが、3DCGやゲーム制作、VRに関する情報はあまり出てきません。
そこで今回、Digital DIY編集部では、プロに検証をお願いしました。
使用したのはパソコンショップSEVENのBTOパソコン。パソコンショップSEVENは、ご存じの方なら「ガチなところで検証したんだな」と思ってもらえるメーカーだと思います。というのも、一般的なBTOパソコンメーカーと違い、マザーボードやPCケースなどすべての構成パーツの、メーカー、型番を指定できるため。
カスタマイズ性が高く、かつ、性能を最大限引き出す組み合わせを選べるため、プロからの信頼も熱いメーカーです。
今回検証してもらったのは、CPUにインテル Core i7-11700K プロセッサー、メモリ 32GB、GPUにGeForce RTX3060を搭載したクリエイティブな作業に幅広く対応でき、ゲームも遊べるスペックのパソコン。このパソコンがプロの検証に耐えられれば、3DCGやVRをするためのパソコンとして力強くおすすめできる、というわけです。
検証をしてくれたのは、第一線で活躍するgo | haquxxさん、篠田 利隆さんのお二人。本記事では、実際に検証をしてくれたお二人に、話を伺いました。
■go | haquxxさん
Psychic VR Lab所属。2014年、人間の能力拡張をテーマにファウンダーの一人としてPsychic VR Labを立ち上げ、VRのコンテンツ制作を開始。programmingやCGを用いたリアルタイムな表現を中心に制作活動を行う。個人ではhaquxx名義でライブ演出やミュージックビデオの制作など、音楽を通した体験の拡張をテーマに活動。
閉店最終日の昨日撮影したウェアハウス川崎「電脳九龍城」の3Dデータ
他のお客さんの邪魔にならなければ撮影OKとのことだったので一眼で手短に撮影
スピード重視&枚数少なめ&ピント激甘だけど早朝に行った甲斐もあり人も少なく何とか成功
ここまで作りこまれた空間は滅多に無いから貴重なデータに感謝 pic.twitter.com/oAZ5Dssb0F— go | haquxx (@0505_lab) November 18, 2019
普段仕事で使っているパソコンのスペック
■インテル Core i9-10900K プロセッサー
■64GB
■1TB SSD + HDD 2TB
■DVDスーパーマルチドライブ
■GeForce RTX3080
■ブロードバンド対応 ギガビットLAN
■860W 電源ユニット
■篠田 利隆さん
Director / Planner
映像の演出を軸にイベントやライブの演出も手がける。
実写からアニメに3Dまで次元を超えた演出家。
宇多田ヒカル、でんぱ組、私立恵比寿中学、T.M.Revolution、
竹達彩奈、REOL、Yunomi、TORIENA、化物語、Fate/Grand Order、
初音ミク 、日清、さとう食品、SONYなど
オールラウンダーな性能でちょうど良い
ーー 今回検証をされた内容を教えてください。
フォトグラメトリの「3DF Zephyr」、3DCGの「Houdini」、ゲームエンジンの「Unity」の3つのソフトウェアで検証しました。
検証をするのに実際に宇宙をテーマにした作品をつくりました。
3DF ZephyrとHoudiniは、デザインデータとかアセットづくりに。Unityでレンダリングで使用しています。フォトグラメトリは自分の部屋を宇宙にしたら面白いなと思って、部屋を撮って背景にしました。Houdiniは、デブリ(宇宙のゴミ)、隕石みたいな石などをつくるのに使っています。
3DF Zephyr(スリーディーエフ ゼファー):
写真から3Dモデルを作成できるフォトグラメトリをするためのソフトウェア。最近ではVRやゲームなどに使用する小物を作成するのにフォトグラメトリを使用するケースも多い。
Houdini(フーディニ):
3DCGソフトウェア。TVCM、アニメ制作、ゲーム、映画、テレビ番組など、あらゆる分野のCG制作に使われている。
ーー 3DF Zephyrではどのような検証をされたのでしょうか?
▲3DF Zephyrの画面
部屋を背景として使うために349枚の写真を撮っているのですが、それをまず3DF Zephyrに読み込ませたときの挙動。それから特徴点検出という、どことどこが一緒の画かを判断して写真を繋いでいく作業をする形で検証しました。
こちらが3DF Zephyrを使っているときのタスクマネージャーの様子です。画像解析をするためにCPUが常にフル稼働していて、メモリもかなり使っています。この画像だけ見るとCPUに問題があるように見えてしまうかもしれませんが、私のメインマシンに積んでいるCore i9-10900Kでも同じような負荷がかかります。それだけ重たい作業なんです。
こういった作業を、メインマシンとSEVENさんのパソコンで行いました。全行程にかかった時間は、メインマシンが50分3秒。SEVENさんのパソコンが58分2秒です。個人的には、SEVENさんのパソコンがスペック以上に検討している気がして速さを感じました。
ーー Houdiniでは隕石などの小物をたくさんつくられたとのことでしたが、SEVENのパソコンの使用感はいかがでしたか。
▲Houdiniで作成したモデル
重たい作業もぬるぬる動いていました。Houdiniでデータをつくるような作業であれば、まず困ることはないと思います。
ーー Unityはどうでしょうか?
▲Unityの画面
ポリゴン数の多いデータで、あえてリアルタイムのレンダリングの負荷になるような重たい処理をかけて検証しました。
メインマシンに搭載しているGeForce RTX3080でもGPU使用率が100%になるような処理でどれくらいFPSが出るか数値をとったのですが、メインマシンが36~40FPS、SEVENさんのパソコンが17~19FPSでした。
リアルタイムで動くインスタレーションとかをつくりたいとなると、ポリゴン数を減らすとか工夫は必要だと思いますが、快適に使える範囲内だと思います。
ーー SEVENのパソコンを使われてみた感想を教えてください。
これを買っておけば絶対に失敗しないと思います。3DF Zephyrも、Houdiniも、Unityもできて、もちろんゲームもできるオールラウンダーなパソコンですね。映像クリエイターとかVR関係のクリエイターにはちょうど良いスペックだと思いました。このスペックがあれば数年は全然大丈夫だと思います。
ーー もしカスタマイズするとなるとどのパーツになりますか?
GPUですね。私は1カ月もやし生活になったとしてもその時のハイエンドを使いたいのでGeForce RTX3080に変更するかもしれません。ただ、GPUは電力消費が大きいので750ワットの電源では足りないかもしれないですね。
ーー SEVENのパソコンでほかに良かった点はありますか。
ファンが静かなのが良かったです。Unityでフルでブン回しても静かでした。ここは一人暮らしの映像クリエイターには重要なポイントだと思います。映像クリエイターって、レンダリングを夜通しやりっぱなしにするのですが、ファンの音がうるさいと寝られないので健康を破壊していくんですよ。
SEVENさんのパソコンは静かだからといって熱が変に籠もってもいなかったですし、良いなと思いました。あと、SEVENさんのパソコンであれば、パーツの型番指定や好きなケースを選べるので外れがないのも安心です。
GeForce RTX3060があればVRChatでクラブにいっても快適
ーー 今回はVRでの使い心地についてお話を伺えればと思うのですが、そもそもVRにはいつ頃ハマられたのでしょうか?
本格的にVRにハマったのは、VRChatというアプリでVR空間のクラブに遊びに行き始めたことがキッカケです。
VRChatのクラブに行くまでは、音楽が流れている空間に仲の良い人たちが集まってわいわいしゃべっているイメージだったんですね。でも、行ってみたら音楽は90年代のゴリゴリのテクノとかがかかっていて、集まっている人たちは無言で音楽を楽しんでいました。
VRChat:
ソーシャルVRアプリ。VR空間にアバターとなってログインして、同じ空間にいる人と交流する。メタバースに最も近いサービスとも言われています
▲篠田さんのアバター
私は90年代のクラブカルチャーにリアルタイムではまっていて、サイバーパンク小説が好きなんです。VRChatのクラブは、近未来の廃墟っぽいマンションの1室にクラブがあったりして、そこに新しさと懐かしさを感じて。気付いたら、ネジが外れたみたいにハマっていきました。
ーー 週にどれくらい通われているんですか。
週に2,3回です。
ーー VRでどんな検証をされたのでしょうか。
VRChatは、なるべく同時に多くの人が接続して会話できるようにつくられているので、基本的には軽いものなんですね。ただ、クラブは箱によっては、モニターから出ているVJ的な映像も綺麗ですし、そこに反射する光にもこだわっていたり、窓の外の景色や漏れている光なども演出されていたりして重たいんです。
加えて、VRChatはひとつのワールドに多くても40人くらいしか接続できないのですが、クラブは70人くらいが入って踊っていることもあって。人数がいればいるほど、激しく踊れば踊るほど処理は重たくなるので、VRChatのクラブでの使用感を検証しました。
VRの処理をするためにはGPUが大切です。私が元々持っていたGeForce GTX 1660Tiだと、見え方の画質を落とさないとぐにゃんぐにゃんしたり、落ちちゃったりしていました。それで今はGeForce GTX 1000番台の中で最上位のGeForce GTX 1080Tiを使っています。
今回お貸し出しいただいたスペックは、GPUがGeForce RTX3060だったので、GeForce GTX 1080Tiと比べた検証をしました。
ーー 実際に使われてみていかがでしたか。
思わず「欲しい」って思っちゃいました。GeForce GTX 1080Tiを搭載した私のマシンでは、VR上でカメラを出して自撮りなどの写真を撮ろうとするとラグくなるんです。VR空間上にさらに映像の処理を重ねるので重たくなると思うんですけど、 GeForce RTX3060を搭載したSEVENさんのパソコンだと問題なく動作しました。
また、VRChatはユーザーランクがあって、例えば「ランクの低い人を見えなくする」といった設定が行なえます。ほかにも、重たいアバターの人のシェーダーとかを剥がす設定なんかもあって、要は処理を軽くすることで快適にできるんです。
私のマシンではそういった設定をしないと快適な動作にならないことがありましたが、 SEVENさんのパソコンだと設定をとくにしなくても快適でした。
VR空間で思いっきりダンシングしたり、周りのアバターもめっちゃかわいく見えるようにしたかったりする人は、SEVENさんの今回の構成がベストなんじゃないかと思います。
まとめ
本記事では、第一線で活躍するgoさん、篠田 利隆さんのお二人に3DCGやVRをするためのパソコンの検証をしてもらいました。
検証に使用したのは、パソコンショップSEVENのBTOパソコンです。プロにお墨付きをもたった詳細なスペックは下記となります。
ZEFT G21Creator
https://pc-seven.co.jp/spc/13460.html
【価格】290,180円(税込)
■インテル Core i7-11700K プロセッサー
■ミドルタワー NZXT H710
■インテル Z590チップセット搭載 ASUS ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI
■32GB DDR4メモリ DDR4-3200
■500GB SSD m.2/NVMe対応 WD製
■2TB ハードディスク
■GeForce RTX3060
■750W 電源ユニット 80Plus Gold認証
■ハイエンド水冷クーラー 360mm
■無線LAN Wi-Fi 6内蔵 / Blutooth5.0対応
■Windows10 Pro プレインストール
BTOなので増設やパーツの変更も可能です。また、パーツの型番やPCケースなども指定できるので気になった方はリンク先から詳細を覗いてみてください。また、この機会にPCを一新して3DCGやVRに取り組まれてみてはいかがでしょうか。