PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー！2022 あなたのこだわり語っちゃってください！（PeN さん）

今回はTwitterでPCデスク周りを公開され、かつご承諾いただいた”PeN”（@pen_owl00）さんにお話を伺いました。

白を基調としたPCデスク周りを、ナノリーフなどのLED照明を使ってその時々で雰囲気を変える事ができる、まさに「魅せることに特化したPCデスク」です。ツイッターでも様々な角度から撮影された写真が数多く投稿されています。またPCデスクを囲むように配置されたオブジェなどにも美的センスが感じ取れます。

このようなデスクはどのようにして作られて日々のツイートに繋がっているのか？伺ってみたいと思います。

ーPCやデバイス関連のツイートを始めたきっかけなどはありますか？

少し悲しげで幻想的な世界がとても好きで美術館によく足を運んでいて、部屋にそんな雰囲気を創れたら良いなぁ、と思い地味だったデスクに装飾を少しづつ付け足して行ったら”白”が好きな事に気づきどんどん増えていきました。

ツイートを始めたきっかけはデスク周りと言う界隈がある事をYouTubeで知り、取り柄のない僕でも変わる事が少しでも出来ればと思いSNSに投稿を初めました。

始めは僕自身のデスクとイメージがこの界隈で受け入れられるのか凄く不安もあったのですが、色々な方からお声がけ頂き反応を貰えたのが凄く嬉しかったです。感情をあまり感じなくなっていた僕に色が付け足されたような気がして、反応してくれた方々にはとても感謝しています。なのでフォロワーさんにも楽しんで頂けるよう投稿を続けています。

ー美術的な感性によるPC環境の構築ですか…パソコンのような工業製品と結びつけるのは難しそうですね。白を基調としつつ色々な小物などを置かれていますが、これらの選び方のコツみたいなものはあるのですか？

美術館に置いてありそうな物を主体に、景観を壊さない様な物を選んでいます。
色などは白＋シルバーや白＋ゴールド、がとても合いやすく高級感も出るのでそういったところは意識しています。

でもそれだけだとやはりpcやモニターなどもあるので、中和させる為にファンタジーやsfに出てきそうな小物や照明と掛け合わせています。

ー中和ですか、なかなか難しそうですね。その日の気分に合わせて写真を投稿されているようですが、「モニターの壁紙」と「照明」だと、どちらから先に調整されるのですか？

まず照明からですね。似たような色にはなってしまうんですが、フォロワーさん達の事も考えて１つ小さくても変化を加えて撮ります。物の配置も少し変えた後、空間に合った壁紙を探しています。

ーなるほど。インテリアとして機能しているパソコンはゲームや動画編集でも活躍しているようですが、どのようなゲームタイトルをプレイされていますか？

Apex Legendsやmmoが好きですね。ff14などもたまにやったりしてます。
NieRシリーズやキングダムハーツなども世界に浸りたい時などやったりします。

ーゲーム中の照明はどのような感じにされていますか？

例えばApexを気合入れてやりたいときは真っ赤にしたり、NieRの世界に溶け込みたかったら白にしたりとゲームに合わせて変えたりしています。
ゆっくりやりたい時は基本的に暖色のオレンジっぽい色ですね。

ー照明機材の詳細を伺いたいのですが、ナノリーフ以外でどのような物を使っていますか？

知り合いに作って頂いた縦長の照明がモニターの脇に配置されています。
左側にはニトリの白い間接照明を置いています。

以上がPeNさんとのインタビューになります。
筆者から付け加えとして2点。

なかなかマネできるものではない、個性が光る環境

個性をPCデスクに反映させることは難しくありません。何かしらのコンセプトを考え、それを主軸にすれば、自分好みのPCデスクの姿が出来上がります。

ただPeNさんのように模様替えをせずに雰囲気を変化させることを楽しむというのは、なかなかできるものではありません。ましてや個人だけで楽しむのではなく、ツイッター上でフォロワーの方々にも「変化する様子を楽しませる」というのはセンスが問われるものです。
実際に写真の撮り方や使い方が上手く、楽しみにされているフォロワーの方も多いです。

白とフルカラーLEDが肝心？

取材申し込み前に「#お前らのPCデスク回り晒していけ」のハッシュタグで、ツイートされている方の写真を一通り拝見するのですが、その中でPeNさんの深海をイメージした5/8のツイートで今回の取材申し込みを決めました。

残念ながら筆者にはその辺のセンスが無く、ただただPeNさんの過去のツイートをみながら「これええやん…すげぇ…」と語彙力が低くなるばかり。唯一分かったのはやはり光を柔らかく拡散させる白の配色、そして白を染めるフルカラーLEDを使用したパーツの使い方がカギの様な気がします。あと、ところどころに黒の小物があり、それによってメリハリがついている印象も受けました。

そんなわけで「凄いとは感じつつも理解が追い付かない」という筆者ですが、どこか吸い込まれるような魅力のあるPCデスクに仕上がっていると思います。

デスクトップパソコンがLEDで光り始めたのは、暗い会場で行うLANパーティーで自分のパソコンを見つける為だったと言われています。その文化がゲーミング界隈にも波及し、今日の魅せるパソコン、魅せるPCデスクに繋がっています。

見ていて楽しい、心地よいと感じるものに囲まれる環境は良いものです。PCデスクもただの作業場ではなく、如何に快適に心地よく過ごせるかが重要視される時代になったのだと思います。

PeNさん、ありがとうございました！
※PCのスペックやデスクの写真などは、取材時点のものになります。