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    SNS上でこだわりのPCとその周辺環境をアップされている方に、amarunbaが、その「こだわり」に対して直撃インタビューする『PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!あなたのこだわり語っちゃってください!』
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PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!2022 あなたのこだわり語っちゃってください!(1891yuuki – コピー.exe さん)

  • DATE
    2022.11.15
  • WRITTEN BY
    amarunba

今回はTwitterでPCデスク周りを公開され、かつ取材にご承諾いただいた”1891yuuki – コピー.exe”(@1891yuuki_exe)さんにお話を伺いました。

デスク上にはメインモニター1台、その上部にモニターアームを介して3台のサブモニターが設置されており、両脇には大きなスピーカーも。そして右手にある大きなタワー型デスクトップPCは本格水冷仕様となっています。

CPU i9-9900X
CPUクーラー EKWB EK-FB ASUS ROG R6E RGB Monoblock – Nickel
マザーボード ASUS ROG X299 RAMPAGE VI EXTREME
GPU GTX1080Ti 2waySLI(4枚所持中の2枚使用)
RAM(メモリ) DDR4-3200 128GB
SSD Samsung 970 EVO Plus
Crucial MX500(ゲーム用)
HDD WD Blue
電源 Seasonic PRIME PX-1000
PCケース Thermaltake Core W100
Thermaltake Core P100 x2(スタッキングパーツ)

そしてマイクラサーバーと録画サーバーでそれぞれ2台のデスクトップパソコンがあります。

マイクラサーバー

CPU i7-6950X
マザーボード ASUS ROG RAMPAGE V EDITION 10
GPU GT710
RAM(メモリ) DDR4 2400MHz 16GBx2 32GB
SSD Intel DC S3510
Intel 730(サーバーデータ)
Intel 750(ワールドデータ)
電源 SUPERFLOWER LEADEX III GOLD 750W

録画サーバー

CPU i7-3930K
マザーボード ASUS ROG RAMPAGE IV EXTREME
GPU GTX760
RAM(メモリ) DDR3 1333MHz 8GBx4 32GB
SSD ADATA SP550
Seagate HDD WD Blue
電源 Corsair RM850x

ースペックを確認したところ、3世代ごとにPCを組まれているようですが、現在のPC3台体制になるまでの経緯はどういったものなのでしょうか?

世代ごとに組んだのではなくてメインPCはHaswellのi7-4770→Coffeelakeのi7-9700K→Skylake-Xのi9-9900Xと変更していて、その過程で余ったパーツや買ったパーツなどで他のPCを生やしては変更してと、繰り返していった結果現在の構成となりました。

X79,X99,X299続きとなっているのはASUSのRAMPAGEシリーズを集めているのも理由となっています。
使ってはないですがX58 RAMPAGE II EXTREMEやX299 RAMPAGE VI EXTREME OMEGAが部屋に置いてあります。

ーとなりますと、実際にはもっと多くのPC環境を構築していたんですね。ちなみにその中でCPUの大きな変化や進化といったものを感じたことはありますか?

そうですね、4770から9700Kに変えた時はかなり変わりましたね。
クロックやコア数もそうですけど、IPCなど足回りでも高速化したなってのを感じましたね。

ーGPUについてですが、手元にGTX1080Tiが計4枚あると事前に伺っております。4way-SLIを組もうと思ったきっかけは何ですか?

元々1070を使っていて3080発売したら買い換えようかなと思っていたのですがマイニングブームで在庫も無く、予算オーバーとなってしまって買い替え出来なかったんです。

そしてある日TwitterのFF内の人に何かグラボ無いかと聞かれ色々あって1070を手放し1080Ti5枚(1枚基板に傷があって動作未確認で実質4枚)を手に入れたという経緯です。

ちなみにですが4枚持っているのに2waySLIなのは、GPU補助電源が1枚に8pinが3個必要で、それが4枚となるととてつもない電力を必要とするのでデュアル電源化が必要となり、さらに1500Wを超える恐れがあるためブレーカーを分けて専用コンセントを用意しないと行けない為です…。

ー1080Tiで8ピン3本仕様ということは、OCを前提としたモデルですね。本格水冷化も大電力による発熱を考慮しての物なのでしょうか?

元から空冷が付いてなくて水冷ブロックしか付いてない本格水冷前提のモデル(GK-GTX1080Ti-E11GB/HOF/WATER)ですね

ー玄人志向の本格水冷バージョンでしたか。てっきり同社の空冷モデルをベースに水冷化したのだと思ってました。ちなみにPCケースが、スタッキングによってラジエーターを増設できる仕様になってますが、ラジエーターのサイズとしてはどのぐらいになったのでしょうか?

  • CPU用に560mmが2つ(上部)
  • GPU用に560mmが2つ(下部)

計4つですね。

ー14cmファンが16枚分と考えると凄い容量ですね。フル稼働させると室温が上昇したりしませんか?

PCを起動してアイドル状態でも室温が上がりますね。
負荷を掛けるとより上がりやすくなります。

今の時期だとちょうどいい暖房ですね(笑)

ーハイスペックPCを稼働させるとどうしても排熱量が大きくなってしまいますから、冬場は暖房としても活躍して欲しいですねw
デスクの方なのですが、メインとなるモニターの上にある小さいサブモニターはどういった製品なのでしょうか?

11.6インチFHDのIPSモニターですね。
Amazonで1万くらいで売ってる中華モニターです。

ーモニターアームで固定されているように見えますが、このサイズでVESAマウントに対応しているのですか?

75×75のVESAマウントに対応してます。

ーモバイルモニターサイズでVESAマウント対応の製品はなかなか見かけないので、それがアームを介して3台並べられるのは面白いですね。
デスク全体の見た目としてはシンプルにまとめられていますが、シンプルに見せるコツみたいなものはありますか?

そうですね。
置くものは必要最低限にという感じですかね。

あとは色味を統一してLEDなどは、間接照明程度で一色のみとかにすると。シンプルで落ち着いた雰囲気になるかなと思います。

ーやはりシンプルさの追求には統一感も必要ですか…。
PCでゲームをプレイされるようですが、使用感(画質やフレームレートなど)はどのような具合でしょうか?

メインモニターが時代遅れのFHD TNモニターなので解像度感は高くないですが、高スペックマシンなのでグラフィック設定は高く出来るので、綺麗なグラフィックで高フレームレートを叩き出せますね〜。
特にMMOやRPGなどワールド探索出来るタイトルでは相性がいいです。

かしe-スポーツなどの競技系タイトルではレイテンシなどの理由でSLIと相性が悪く、そういうゲームをやる際はNVIDIA Inspectorというツールで、ゲームのプロファイル設定でシングル動作にしています。

普段は黒い砂漠やマインクラフト、GTA5などをプレイしているのでとても満足しています。

ーやはり1080Tiともなると、ゲーム性能としては十分現役で通用するんですね。
ちなみに現在ですとRTX4090も登場し、今後は下位モデルが順次市場に出てくるかと思いますが、注目している物はありますか?

やはりRTX4090ですね~貯金が全くないのでスルーですけど。
RTX3090からNVLinkSLIの仕様が変わり、ベンチマークソフトやDx12の対応ゲームしか性能を発揮しなくなり、Inspectorで調整も出来なくなったらしいので、たった一枚で1080Ti 4waySLIを超える性能のGPUが出たら入手したいと思っています。

ーやはりフラグシップ級は憧れますね。ちなみに次回PC更新される場合、冷却方式は引き続き本格水冷にされますか?

EKWBの水冷ワークステーションPCのように、黒いソフトチューブにクイックリリースを組み合わせて、ラジエターや水冷ブロックの分離をしやすくしたメンテナンス重視で組みたいですね。

以上が1891yuuki – コピー.exe さんとのインタビューになります。
筆者からの補足としては2点。

マルチGPUが下火になった理由

NVIDIA GeForceの場合、RTX3090TiとRTX3090まではNVLink SLIに対応していましたが、新型のRTX4090では非対応になっています。しかし性能的にはRTX3090×2枚よりも、RTX4090単体の方が優れています。

そもそもGPUを2つ以上付ける理由としては、単純にコア数を増やして処理速度を稼ぐためで、システム全体でのGPUのコア数=総面積が大きければ良いわけです。そして製造時に1枚のシリコンウエハーから切り出せるチップの大きさや数には限度があるので、以前までは同じGPUを2つ使うことで処理速度を稼いでいました。

ですが現在は製造プロセスの微細化が進み、小型かつ高性能なチップが量産しやすくなりました。二回り程大きくチップを切り出して、面積を2倍化することも容易になりましたし、なによりGPUが2つに分けられると物理的にチップ同士の距離があることで遅延が発生するため、大きなGPU1つを用意したの方が有利となるのです。

ソフトチューブを使うと取り回しが楽に

本格水冷に使われるチューブには2種類あり、アクリルなどでできた硬質のハードチューブと、シリコンなどでできた柔軟性のあるソフトチューブです。今回1891yuuki – コピー.exeさんはソフトチューブを採用しています。

ハードチューブは硬さを活かしてスタイリッシュに作り上げることが可能なのですが、チューブの曲げ加工にテクニックが必要で、ミリ単位での採寸や微調整も必要です。

対してソフトチューブの取り回しやすさは簡易水冷のチューブと同等で、比較的扱い易いのが特徴。チューブ自体が曲がり易いので、長さに余裕を持たせれば各フィッティング部との結合もし易いです。

今回1891yuuki – コピー.exeさんのPCがSLI環境になっていることにも注目し、取材を進めさせていただきました。筆者もRTX3090、それ以前はRX480を使っており、共にマルチGPU環境を構築できるグラボではあったのですが、結局実機で組むことはできませんでした。

1891yuuki – コピー.exeさんは実機でSLI環境を検証できるため、SLI非対応ゲームタイトルでも「NVIDIA Inspector」を使うことで対応されています。取材とは別でお話もでき、非常に参考になりました。

ただ残念ながらNVIDIA、AMD共に、マルチGPU技術をゲーム分野で活用する機会が減りました。例え対応していても研究目的での利用を前提としたハイエンド帯でのみ提供されるため、中々一般ユーザーが手を出せるものでなくなりました。

それに比べれば高価ではあるものの、RTX4090のようなハイエンドグラボの性能と導入のし易さには驚かされるばかり。しかしながら物理的に大きくなったことで、PCIeのスロットが重量で折れないかと心配にもなります。

そういった意味では重たい冷却機構をケースに固定できる水冷システムは、ハイエンドグラボとの相性が良いですし、本格水冷ならCPUの冷却も同時にできます。1891yuuki – コピー.exeさんが構築した規模の本格水冷は中々見れないので、是非とも今後登場するハイエンドPCにも活かしていただきたいです。

1891yuuki – コピー.exeさん、ありがとうございました!
※PCのスペックやデスクの写真などは、取材時点のものになります。


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