最新SSDは大きく進化!Sandy Bridge世代PCと最新世代PCでPCパーツ ストレージ速度を比較してみた
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最新SSDは大きく進化、Sandy Bridge世代PCと最新世代PCでストレージ速度を比較してみた
2018年は新型のPCパーツが多数登場し、ハードウェアの進歩が著しい一年となりました。前回の記事では、Windows 10搭載PCに乗り換えるとどんな新しい技術が使えるようになるのかご紹介しましたが、今回はその中からストレージのSSDにスポットをあて、具体的に旧型PCから新型PCに乗り換えると快適性がどれだけ上がるのかをご紹介します。
具体的な効果や性能差はAKIBA PC Hotline!で解説されており、その中からポイントになる部分をご紹介します。
2011年の人気SSD「Crucial RealSSD C300」(左)と最新SSD(左)
Sandy Bridge世代PCと最新世代PCでロード時間を比較、8年の進化を確認
SSDの速度比較は、Sandy Bridge世代のWindows 7搭載PCと最新世代のWindows 10搭載PCを用意して行い、この8年間でどれだけPCの性能が向上しているのかをチェックするかたちで行っています。Sandy Bridge世代を代表して使用したSSDは「Crucial RealSSD C300」、最新世代PCには3D XPoint採用の「Intel Optane SSD 900P」を使用しています。
インターフェイスはCrucial C300がSATA、Intel Optane SSD 900PはPCI Express(NVMe)。Intel Optane SSD 900PはC300と比較するとすべての面で大幅に性能が向上しており、特にランダムアクセス性能の高さが特徴になっているSSDです。なお、Intel Optane SSD 900PはNVMe対応SSDで、NVMe SSDの性能を最大限引出すには、対応するマザーボードとWindows 10が必要になります。
RealSSD C300、8年前の人気SSD
Optane SSD 900P、3D XPoint採用のNVMe SSD
テストPCの構成
Windows 10 + 最新SSDでPC起動時間もOfficeもゲームも快適に
新旧PCでのデータロード時間比較ですが、OS起動時間、Officeアプリケーションの起動時間、ゲーム中のロード時間の比較が行われています。OSはSecure BootやFast BootをサポートするマザーボードとWindows 10の機能などをフル活用すると最大で2.5倍程度Windows 7世代のPCより起動時間を速くできるほか、Microsoft Office 365のExcelやDARK SOULS IIIなどのゲームも着実に高速化されているようです。
シャットダウン状態からのOS起動時間
Excelの起動時間
DARK SOULS IIIのロード時間
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OS移行と合わせてハードウェアの最新環境への移行がおすすめ!
これらの速度はSSDだけでなく、CPUやビデオカード、OSなどの性能や機能も影響していますが、SSDの性能が出る部分でもあります。新旧で速度が大きく変わるものから差が小さいものまでありますが、新旧PC比較としてみれば最新鋭PCは着実に快適になっており、差がつきにくそうなOfficeアプリケーションなどでも効果がみられる部分もあります。クリエイティブ用途やゲームなどの重い処理を行わなくても、最新PCは着実に快適性が向上しているようです。
Windows 7のサポート終了前にWindows 10への移行を考えている方も多いと思いますが、OS移行と合わせてハードウェアの方も最新環境に移行してはいかがでしょうか。
AKIBA PC Hotline!は こちら!
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