自然の流木を使ってインテリアに馴染む自作PCをDIY!無機質なPCが温かみを持ったインテリアに【PR】
アウトドア系 DIYerが自作PCを作ってみた。
自分が選んだパーツで、自分好みのパソコンを組み立てる「自作PC」。ここ数年はあらためて注目を集めています。Digital DIY編集部では今まさに盛り上がっている自作PCに関するさまざまなニュースをお届けしていますが、2019年を振り返ると「PCの映え」が文化として定着した1年でした。PCショップの店頭では、「光り物」といわれるきらびやかに光るPCケース、ファン、グラフィックボード、マウス、キーボードなどが人気を集め、この1年で選択できる幅が広がりました。また、SNSに光り物のPCパーツを組み合わせた自作PCをアップする方も増えています。
顕著なのがTwitterです。Twitterでは「 #お前らのpcデスク周り晒していけ 」というハッシュタグが注目を集めており、ハッシュタグを覗いてみると鮮やかに装飾された「映える」PCたちがたくさんアップされています。
そして2020年。今新たに注目を集めているのが、作業机をスッキリさせたり、インテリアに馴染ませたりするための「パソコン周りのDIY」です。リモートワークの導入がひとつのキッカケとなり、TwitterなどのSNSでは、作業机をDIYしたり、ケーブルを見えなくするためのDIYをしたりといった写真やhow to記事がアップされています。
そこでDigital DIY編集部では、アウトドアガーデン、ベランピングをDIYで実践する人気DIYerのkenさん(Instagram)に、さらにその先を行く「インテリアに馴染む自作PCのDIY」をお願いしました。
流木を活かしたインテリアに馴染むPC
こちらが、kenさんとkenさんがDIYした自作パソコン。インテリアにめちゃくちゃ馴染んでいます。
このPCは、海や川に落ちている自然の流木を使ってDIYされています。木に着色などは一切しておらず、木の厚みもあえて揃えないことで流木が持つ味わいだったり、温かみだったりを感じられるように狙ったそうです。無機質なパソコンが、ナチュラルなインテリアに見えます。
反対側はこんな感じ。木と相性の良いアルミを組み合わせ、側面ごとに特徴のあるコントラストが映えるつくりになっています。真ん中は磁石になっており、小物をくっつけられる仕様です。
正面から見ると、流木の凹凸がわかりやすく手作りでつくられている温かみをより感じられます。
ちなみに、ベースとなっているケースは、SilverStoneのmicroATXケース「RL08(SST-RL08BW-RGB)」。このケースがここまで木を基調としたインテリアに馴染む外観に変化するなんて改めてDIYの凄さを感じます。
製作をしたkenさんに、DIYをしたポイントや、どうやってインテリアに馴染ませているのかなどを、実際にご自宅にお邪魔して聞いてみました。kenさんのご自宅のインテリアはご自身がDIYされたものが中心。まずはそちらについて質問をしてみました。
家の中にキャンプ場が!? 非日常を味わえる空間
–kenさんのDIY歴はどれくらいなのでしょうか。
DIY歴はだいたい5年くらいです。きっかけは子どのもの誕生日に家の中にブランコをつくってあげたこと。板にロープをつけた簡易的なものだったんですけど、それでも子どもが超喜んでくれて。私も嬉しかったですし、安価で費用対効果も凄いなと思って本格的にDIYをはじめました。
–家の中が、リゾート地にいるような雰囲気が合って素敵です。インテリアなどはDIYされているのでしょうか。
そうですね。私は海が好きで、海外のビーチハウスを目指してDIYをしています。海で拾ってきた流木や天然素材を使ってDIYをするのですが、例えば、壁に掛けている流木ラダーは、流木と100均の綿ロープでつくったものです。
▲海外ビーチ感溢れるリビング
–家の中にキャンプ場まであるのは驚きでした。
リビングの上にロフトがあるんですが、活用できていなかったこともあって、秘密基地をつくろうと思ったんです。それで人工芝を敷いてフィールドの雰囲気を出してキャンプっぽい形に仕上げました。
–ベランダも改造されてキャンプの雰囲気がありますよね。こちらも凄いです。
ベランダでキャンプ気分を味わうベランピング(ベランダとグランピングの造語)というスタイルになります。日常だけど非日常を味わえる空間を目指して、ベランダを改造してソファやテーブルを置いてBBQをしたり、ピザ窯を置いてピザをつくったりしています。
インテリアに馴染ませるPCのDIYは、DIYerも自作PC好きも楽しい
–DIYしてもらったPCの話に移りたいと思います。kenさんの世界観にめちゃくちゃ馴染んでいますよね。こだわられたところはどこでしょうか。
すべて自然の流木を使っていることです。塗料などで着色もしていないですし、自然の木そのままの色を組み合わせています。流木って海とか川に流れ着いたあと、色が白っぽくなったり、グレーっぽくなったりしていって、同じ木でも色味が微妙に違うんです。その味わいだったり、温かみだったりを表現したいと思いました。
あと、自然の流木なのでもちろん厚みも違います。そこはあえて統一せずに貼り合わせることで、ホームセンターで売っている製材とはまったく違った自然の味わいを意識しました。
–流木をV字形に貼り合わせたようなデザインも印象的です。
これはヘリンボーン柄という模様です。私はこの柄が好きで、テーブルなど色々なインテリアにも使っているので、パソコンにもこの柄を取り入れたいと思いました。ヘリンボーン柄が入っていることで、ほかのインテリアと馴染みやすくなっていると思います。
–なるほど。インテリアに馴染ませるうえで他に意識されたことはありますか。
同様の世界観にするために流木を使ったことと、アルミを使ったことでしょうか。アルミって、木との相性も良いですし、周りを引き立てる役割もあり今回の場合は、木をより引き立てています。それに、ラフさとシャープさもでるんです。
アルミはキッチンで使われることが多いですが、木以外にも馴染みやすいと思います。
–自作PCをDIYしてみてどうでしたか。
家電をDIYしたのははじめてだったので楽しかったです。あと、パソコンをインテリアに馴染ませるというのは大事だなと思いました。というのも、パソコンってインテリアとして悪目立ちしているものが多いと思っていて。
実際にインテリアにこだわっている人のインスタグラムを見ていても、パソコンが映り込んでいることってほとんどないんです。きっとパソコンを避けたり、隠して撮影していたりするんだと思います。
皆さんソファや机、椅子とかって自分の好みのモノを選ばれていると思うんです。それこそ白が好きだったり、グリーンを基調にしていたりなどこだわりがあると思うので、その世界観に馴染ませるようにパソコンをDIYするのは、DIYerも自作PCをする人も楽しいと思います。
–ありがとうございます。
まとめ
「映えるPC」に続いて自作PC市場で浸透してきそうな「インテリアに馴染むPC」について、DIYer kenさんがDIYした自作PCをご紹介しました。kenさんがDIYした自作PCを真似したいと思った方は、ベースとなった組み立てキットが「ツクモ ネットショップ」とツクモ新宿西口店で販売中。自分好みのDIYを試してみてはいかがでしょうか。この記事をきっかけに、無機質なパソコンに少しでも味わいや、温かみがでたらと思います。
それでは皆さん、素敵な自作パソコン・DIYライフを
ツクモ限定 特別組立キット
インテリアPCチャレンジキット 第2弾 ホワイト/ブラック キット
CPU | Intel | インテル® Pentium® G5420 プロセッサー |
マザーボード | ASUS | PRIME H310M-A R2.0 |
ケース | SilverStone | SST-PS15W-G |
電源 | SilverStone | SST-ST40F-ESB |
OS | Microsoft | Microsoft 10 Home 64bit |
※メモリ、SSD、外付けODDはオプションとなります。
kenさんのDIY PC が展示中「ツクモ新宿西口店 8F」
URL :ツクモ新宿西口店
住所 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-18-8 ヤマダ電機LABI新宿西口館8階
電話番号 :03-6279-4719
営業時間 :10:00~22:00