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    第3世代Ryzen プロセッサーや、Ryzen Threadripper プロセッサーと同時進行でラインナップされた、新しい“X570”と“TRX40”チップセット。何と言っても目玉は“PCI Express Gen4”への対応です。そして、マザーボードもその見た目のデザインがどんどんかっこよくなっていっています。水冷に特化したもの、M.2 SSDのヒートシンクが搭載されたものなど、こちらも独断と偏見でどどんと選ばせてもらいました!
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初めての自作

【2020年 はじめての自作PC 第3回】マザーボード大特集

  • DATE
    2020.03.18
  • WRITTEN BY
    せれろんやまだ

>> 関連記事 :【最新】おすすめの人気マザーボードランキング10選~失敗しない選び方


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マザーボード大特集

第1回のトレンドでもお送りしたように、2019年はAMD CPU大躍進の年でした。その勢いは今も続いており、直近ではなんと“64コア/128スレッド”というモンスター級CPU『AMD Ryzen™ Threadripper™ 3990X プロセッサー』が販売解禁になりました。

CPUの話は次回するとして、今回は先にマザーボードから責めたいと思います。マザーボードにおける中枢の機器で、CPUをはじめ、メモリやグラフィックカードなど、パーツ同士でデータのやり取りを行うための“チップセット”ですが、このチップセットの種類により使えるCPUが変わってくることは、はじめての自作でもお話したとおりです。昨年からこれまでに登場した主な新しいチップセットは以下の3種類です。

 

 

AMD CPU

・X570チップセット (第2~3世代Ryzen プロセッサー:ソケット形状AM4)

・TRX40チップセット(第3世代Ryzen Threadripperプロセッサー:ソケット形状sTRX4)

 

Intel CPU

・Z390チップセット (第8~9世代Coreプロセッサー:ソケット形状LGA1151)

*対応CPUについては、必ずマザーボードメーカーのWebサイトなどを確認ください

 

そして、グラフィックカード同様、ハードウェアのデザイン(見てくれ)がどんどんかっこよくなってきたマザーボード。RGB機能だけでなく、本体に“光る”要素も追加され、大型のヒートシンクやカバーなどに独自の刻印やデザインを行っているメーカーシリーズもあり、見ているだけでも楽しいです。現に、“PCを作らず、パーツを眺めている”自作erもいらっしゃるようですし。これは買わなくてもメーカーWebサイト見えるだけでも飾りたくなってしまうパターンですね!それではまず、チップセットを目新しい順に、さくっと紹介いたしましょう。

 

 

X570チップセット

X570チップセット、と言えば、PCI-Express Gen4への対応!です。X570チップセットの登場で、この新しい規格であるPCI-Express Gen4を使える環境がほとんど整った、といっても過言ではありません。PCI-Express Gen4は、従来のPCI-Express Gen3に比べ、データをやり取りする“帯域”が倍、つまり1レーン当たりの転送速度が8Gbpsから16Gbpsになっています。”おお〜!ということはスピードが倍になるのかぁ!”と思いたいところですが、ここはあくまで規格としての数値なので、他のハードウェア構成などとの兼ね合いで、実際のパフォーマンスは製品ごとにこれもまた違ってきます。が、すでにいろいろな記事で取られているベンチマークを参照すると、ストレージ自体の読み書きのスコアが確かに上がっていますので、PCI-Express Gen4の恩恵はありそうです。

そして、PCI-Expressを利用するもう一つのパーツと言えば“グラフィックカード”です。現在、AMD Radeon RX 5000シリーズがこのPCI-Express Gen4に対応しています。GPU自体の性能もありますが、演算結果を他のパーツとやり取りする、という観点では処理速度のアップが見込めそうですね!

その他にも、ハイスピードなUSB3.2 Gen2のサポート数が8に増えていたり*、メモリの最大容量のサポートが128GBに増えていたりと、PC全体のパフォーマンスを引き上げる構成になっています。

*マザーボードの仕様によって、実際使用できるUSBポート数は変わってきます。

 

 

TRX40チップセット

2019年11月末の第3世代Ryzen Threadripper発売に合わせて登場したのが、“TRX40チップセット”です。普通のRyzenとRyzen ThreadripperはCPUのサイズが全然違います。Threadripperはデカいです。

さて、ここでもCPUのお話は後ほど……ということで、チップセットの話をまいりましょう。X570チップセット同様、こちらもPCI-Express Gen4に対応しています。が、大きく異なるのがそのレーン数。X570チップセットが16レーンあるのに対し、TRX40はなんと最大で合計88レーン!*メモリも最大256GB、クアッドチャネル(同規格・同容量のメモリを4枚同時に使用し、高速化をはかる技術)にも対応します。普通のデスクトップPCでは事足りないPCユーザーには最高ですね!とはいっても、これだけのスペックを要求するのって、プロの映像制作会社とかCGクリエイティブ会社とか、物理計算シミュレーションをぶん回したいイラストの教授のような人たちかなという気もしますが、とにかくベンチマークをぶん回してそのスコアが見てみたい、といった人でも全然試してほしい気がします(ただし値段がお高いですが)。

*マザーボードの仕様によって、実際使用できるレーン数は変わってきます。

 

 

Z390チップセット

AMDの勢いに押されて、ちょっと昨年から影が薄くなってしまっている?Intelさんですが、前回のはじめての自作から“Z390チップセット”が新たに登場しています。

「Z370チップセットとどこが違うの?」というポイントですが、大きくは“USB 3.1 Gen2”に対応しているところと、無線LANとBluetooth 4.2の機能の一部がチップセット側に一部組み込まれたところです。Z370チップセットからの強化版、という位置づけ的なところなので、市場ではすでに、Z370チップセット搭載のマザーボードは消えつつあります。いわゆる売れ筋ラインナップの移行、ってやつですね。

 

 

 

光ってオシャレなマザーボードたち

さてさて、チップセット関連のちょっとばかし小難しい話はここまでにして、見た目の話にいきましょう。いかんせん、最近のマザーボードは“オシャレでかっこいい”です。ここ最近でマザーボードを買った方は分かるかもですが、マザーボードブランドのシールなどが製品と一緒についていたりもしますね!こういうちょっとしたノベルティが自作erには嬉しいのです。

PCを光らせてコントロールするには、マザーボードに“RGBヘッダ”が搭載*されていることと、その色合いをコントロールする機能がついていることがまずもって必要です。もちろん光らせる対象も、これに対応していることが必須になってきますが。そして、その光り方にも注意が必要です。買ったはいいけど、1色にしかならない、グラデーションができない、というトラブルに見舞われないために、以下の3つは覚えておいた方が無難です。

*ない場合でも、外部コントローラーを使用することで利用できます。

 

 

単色LED “単色”と言う通り、ある1色(赤!とか青!とか)しか光りません。
RGB ソフトウェアやコントローラーで色を変えられますが、コントローラーにつながっているLEDの色がまるごと変わります。そのため、グラデーションや点滅などの効果は使用できません。
アドレサブルRGB 細かい色のコントロールをするならこれです。パーツに搭載されているLED1つ1つの色を管理できるので、グラデーションやパーツごとの色の変更などができます。

 

>> 関連記事 :「はじめて自作」第25回 これさえ見ておけばお店でも安心!初めての自作で知っておくべきパーツのポイント – マザーボード(前編)

 

光るパーツを購入する際は、このコントロールの可・不可と方法を確認しましょうね!

それでは、せれろんやまだが独断と偏見で選んだ、マザーボード4大メーカーの“光ってかっこいいマザーボード”を紹介したいと思います。チップセットや価格のしばりは考えていません。見てて楽しい、というだけで選びました。そのため、すでに終息になっている可能性などもありますがご了承ください。あー、このマザーボード使いたいからこのCPUにしよう!お金貯めよう!という動機も自作PCは全然OKなので♪

 

ASRock

X570 AQUA TRX40 Taichi
完全水冷式、数量限定で、発売前後とってもにぎわったこのマザーボード。なんと単体で10万円オーバーというかなりお高いマザーボードですが、売れたそう。AQUAの名の通り、涼しげなデザインです。 基盤とクーラー部分にデザインされた歯車文様がかっこいいマザーボード。これだけでもメカメカしい感がしますね。さりげなく光るのもポイントです。
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ASUS

PRIME Z390M-PLUS Pro WS X570-ACE
放射状にデザインされた白いラインが迫力満点なマザーボード。このデザインを活かすために、他のパーツもかなりデザインにこだわってしまいそうな一品です。 とてもシンプルなマザーボードですが、ヒートシンクの形状(ライン)がそのなかで際立っています。すっきりとしたPCの内部にしたい人におすすめですね!ワークステーション向けのマザーボードです。
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GIGABYTE

GA-Z270MX-Gaming 5 (rev. 1.0) X299X AORUS XTREME WATERFORCE
(rev. 1.0)
ところどころにあしらわれた“レッド”がオシャレなマザーボード。少しばかり文様でもデザインされていて、シンプルな構成の中にアクセントをいれたい方におすすめです。 クリアな一体型水冷モノブロックがオシャレなマザーボード。この部分にはLEDも搭載されていて、ここだけをイルミネーションさせてもかなり雰囲気がでそうですね!
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MSI

B450M MORTAR TITANIUM MEG X570 ACE
“TITANIUM”という名の通り、チタン風のシルバーが目新しいマザーボード。USBなどのコネクタにワンポイントで赤が使われているのもイイですね! MSIのロゴなどでおなじみの“ドラゴン”があしらわれているデザインのマザーボード。メーカー独自のロゴが入っているデザインは、ファンにはたまらなくうれしいですね!
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それでは、マザーボードはこのくらいにして、次回CPUに移りましょう。前回はIntel CPUで組み立てましたが、今回はAMD CPUの実装方法をご紹介します。なんでも、取り付ける時より、“取り外すとき”がちょっとばかし注意なんです、AMDのCPUは…。名付けて『スッポン』。乞うご期待です。

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