“VRChat”は1万円クラスのビデオカードでも遊べた! 4種のGPUを使って必要な性能をチェック
“VRChat”は1万円クラスのビデオカードでも遊べた! 4種のGPUを使って必要な性能をチェック
若いユーザーを中心に人気になっている「VRChat」ですが、必要な性能が明確には書かれておらず、実査にどの程度の性能があればよいのかわからない状況になっています。実際に遊ぶ際、本当に必要になる性能はどの程度なのか、AKIBA PC Hotline!が4種類のビデオカードを使用して検証しているので、その結果をお伝えします。使用されているビデオカードはGeForce GT 1030、GeForce GTX 1050、GeForce GTX 1060 6GB、GeForce GTX 1080です。
日本でも若い人を中心に人気になりつつある「VRChat」、好きなアバターが使えたりと、自由さもウリのコミュニケーションツールです。
4種類のビデオカードを使用して必要となる性能をチェック。右からGeForce GT 1030、GeForce GTX 1050、GeForce GTX 1060 6GB、GeForce GTX 1080。
液晶ディスプレイで遊ぶならエントリークラスのビデオカードでもOK!
液晶ディスプレイでVRChatを遊んだ際のフレームレート。60fps近くでていればかなり快適です。VRChatは、VRとついていますが、一般的な液晶ディスプレイで遊ぶこともできます。VRヘッドマウントディスプレイが無くても気軽にはじめられる手軽さもVRChatの魅力の一つです。液晶ディスプレイを使った際の負荷の検証結果ですが、AKIBA PC Hotline!によると、性能的にはGeForce GT 1030でも遊べるとのこと。
GeForce GT 1030搭載ビデオカードは税込8千円~1.2万円前後で販売されているので、VRChatをとりあえずはじめてみたいという方は、エントリークラスのビデオカードがあれば大丈夫そうです。人が増えたり派手なエフェクトがかかるシーンなどでは負荷が高くなるので、常に快適に遊びたい場合はGeForce GTX 1050以上のモデルがお勧めとされています。
VRヘッドマウントディスプレイで遊ぶならビデオメモリ6GBのGeForce GTX 1060が必要
VRヘッドマウントディスプレイで遊んだ際のフレームレート。ビデオメモリの容量が低いカードでは遊べない状況になります。続いてVRヘッドマウントディスプレイで遊んだ際の結果ですが、こちらはかなり性能が要求されるようです。GPU性能が足りないと、まともに操作できないレベルになってしまうようで、快適に動作させるにはGeForce GTX 1060 6GB以上の性能が必要なようです。
また、動作中のビデオカードのメモリ使用量は5GBに達するとのことで、ビデオカードを選ぶ際は、ビデオメモリが6GB以上のモデルを選ぶ点も解説されています。GeForce GTX 1060はメモリ3GBと6GBが販売されているので、購入時には注意する必要があります。VRヘッドマウントディスプレイを使って快適に遊ぶ際は、GeForce GTX 1060以上のモデルを選び、ビデオメモリ容量も6GB以上のモデルを選ぶのがお勧めです。
AKIBA PC Hotline!は こちら!