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    2018年からはじまるVTuberブームを経て、いまではVTuberはYouTuberの一形態としての立場を獲得するに至りました。当初は技術的な障壁によって参入が難しいとされていたVTuberですが、現在はスマートフォン向けに多数のサポートアプリが展開され、スマホだけで配信を行えるようになっています。

    本記事では、スマホだけでVTuberとして活動できる制作アプリをご紹介します。
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VTuber向けスマホアプリおすすめ8選!手軽に始められる制作アプリの魅力

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  • WRITTEN BY
    DIGITAL DIY編集部

VTuber向けスマホアプリおすすめ8選!手軽に始められる制作アプリの魅力

VTuber制作アプリおすすめ8選

スマホ向けVTuberアプリには、アバター作成から配信までをまとめて行えるオールインワン型と、PCなどの外部機器と連携してVTuber活動をサポートするアプリがあります。

以下、おすすめのオールイン型&サポートアプリについて見ていきましょう。

  • Wright Flyer Live Entertainment/REALITY
  • ミラティブ/Mirrativ
  • SHOWROOM/SHOWROOM V
  • UNBEREAL/トピア
  • ドワンゴ、S-court/カスタムキャスト
  • DUO/IRIAM
  • PXR/2DR
  • NEXT-SYSTEM/ミチコン Plus

Wright Flyer Live Entertainment/REALITY

Wright Flyer Live Entertainment/REALITY

画像引用元:Wright Flyer Live Entertainment

REALITYは、パーツを組み合わせてアバターを作成し、スマートフォンのカメラを使って即座に配信を開始できるのが特徴。データ通信量を抑えた低遅延モードや、他のVTuberとのコラボ配信機能があるのも魅力のひとつです。

商品名 REALITY
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 3D/有
ライブ配信機能
配信プラットフォーム REALITY内のみ
ゲーム配信 アプリ内ゲームのみ可
3Dデータ取り込み機能

ミラティブ/Mirrativ(ミラティブ)

ミラティブ/Mirrativ(ミラティブ)

画像引用元:PRTIMES

もともとゲーム配信を行うためのアプリとしてスタートしたMirrativは、3Dアバター作成機能「エエモ」の導入によってVTuberデビューにピッタリのアプリとなりました。アバター表示機能はないものの、単体でスマートフォン向けゲームの実況配信を行えるのはMirrativ最大の特徴です。また、専用のカラオケ配信機能も備えているため、歌ってみた系の配信者を目指している人にもおすすめ。

商品名 Mirrativ(ミラティブ)
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 3D/有
ライブ配信機能
配信プラットフォーム Mirrativ内のみ
ゲーム配信 有(アバター表示なし)
3Dデータ取り込み機能 無(企業向けのみ有)

SHOWROOM/SHOWROOM V

SHOWROOM/SHOWROOM V

画像引用元:SHOWROOM

VRoid Hubで公開されている3Dモデルを使用し、配信できるアプリです。パーツを組み合わせて3Dアバターを作成する機能はありませんが、スマホやPCでVRoid Hubに新しいアバターを提供したり、クリエイターにアバターの制作を依頼したりすることで、唯一無二のビジュアルを手に入れられるのは大きな魅力です。

商品名 SHOWROOM V
プラットフォーム iOS
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 3D/なし
ライブ配信機能
配信プラットフォーム SHOWROOM内のみ
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能

UNBEREAL/トピア

UNBEREAL/トピア

画像引用元:topia

3Dのアバター作成からライブ配信までを一挙に行えるオールインワン型のアプリです。アバターのカスタムパーツが多いのが特徴。JOYSOUNDと正式提携したカラオケ機能を使えるので、歌にフォーカスした配信を行いたい人におすすめです。

商品名 トピア
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 3D/有
ライブ配信機能
配信プラットフォーム トピア内のみ
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能

ドワンゴ、S-court/カスタムキャスト

ドワンゴ、S-court/カスタムキャスト

画像引用元:カスタムキャスト

豊富なパーツと細やかなステータス調整機能により、ハイクオリティなアバター作成機能がウリの人気アプリです。アプリ自体に配信機能はありませんが、nicocasと連携すればニコニコ生放送で配信を行えます。また、作成した3Dデータは他のアプリケーションでも使用可能な形で出力できるため、PCでの配信を勉強してみたい人の入り口として便利なアプリです。

商品名 カスタムキャスト
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料(VRM出力機能等は月額500円)
アバター種別/作成機能 3D/有
ライブ配信機能 無(nicocasとの連携で有)
配信プラットフォーム ニコニコ生放送
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能 無(出力のみ)

DUO/IRIAM

DUO/IRIAM

画像引用元:IRIAM

1枚のイラストを投稿すればAIが自動でアバター化の処理を行ってくれるのが特徴です。現在は立ち絵の製作依頼を受け付けているイラストレーターさんも多いので、サービスを活用してみるのもよいかもしれません。また、モーションデータと音声のみを配信する方式を採用しているため、他のアプリと比較しても通信量が圧倒的に少なく、配信を低遅延で楽しめるのも嬉しいポイント。

商品名 IRIAM
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 2D/有
ライブ配信機能
配信プラットフォーム IRIAMのみ
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能 イラストのみ(AIが自動でアバター化)

PXR/2DR

NEXT-SYSTEM/ミチコン Plus

画像引用元:2DR

2DRは配信アプリではなく、Live2Dのアバターデータを読み込んで自分の動きと同期させるためのアプリです。単体ではライブ配信を行えませんが、撮影した動画に後から自分のアバターを合成し、ゲーム実況動画などを作ることができます。

商品名 2DR
プラットフォーム iOS/Android
料金システム 無料
アバター種別/作成機能 2D・3D/無
ライブ配信機能
配信プラットフォーム
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能 有(Live2D、VRM)

NEXT-SYSTEM/ミチコン Plus

PXR/2DR

画像引用元:NEXT-SYSTEM

スマートフォン向けアプリとしては珍しい、全身トラッキング型のアプリです。無料版では事前に用意されたアバターしか使用できませんが、月額370円でVRoid Hubに登録されたアバターを利用可能になります。グリーンバック表示機能を活用すれば撮影したアバターをクロマキー合成で動画に組み込めるほか、モーションデータの書き出し機能も用意されているのも大きな特徴です。

商品名 ミチコン Plus
プラットフォーム iOS
料金システム 無料(キャラクター変更/モーションデータ書き出しは月額370円)
アバター種別/作成機能 3D/無
ライブ配信機能
配信プラットフォーム
ゲーム配信
3Dデータ取り込み機能 有(VRoid Hubと連携)

VTuberになれるスマホアプリの特徴

スマホでVTuberを行う際の特徴は、以下のとおりです。

  • 特別なスキルや知識が要らない
  • 高い機材がなくてもできる
  • 細かいカスタマイズはできない

特別なスキルや知識が要らない

スマートフォン向けのVTuberアプリは、アバター作成から配信開始までのオールインワン型が主流です。最新のスマホさえあれば他の機材は不要で、とにかく気軽に始められるのが強みと言えるでしょう。

高い機材がなくてもできる

基本的にスマホがあればできるほか、アプリも無料のものが主流なので、大きなコストは掛かりません。

実写のYouTuberとは異なり、アバターを動かすためのモーションデータを取得するだけであれば、照明などに関してもそれほど重要にならないのも嬉しいポイントです。

細かいカスタマイズはできない

スマホ向けのアプリを使えば、手軽にVTuberをはじめることができますが、PCを使う場合のように、アバターに個性を出したり、手や体の細かな動きまで制御したりはできません。
また、配信に使用するプラットフォームを自由に選択できないことも、デメリットのひとつとなります。

VTuber動画制作に必要なスマホのスペック

アバターを制御し、同時に映像の配信を行うためには高い性能が要求されます。iPhoneであれば最低でもiPhoneX以降、AndroidであればXperia 1 IIなどのハイスペックモデルを使用した方がよいでしょう。

まとめ

スマホさえあればVTuberとして活動するのは不可能ではなく、十分に楽しめます。はじめる前に「最終的にVTuberとしてどんな活動をしたいのか」を考えて、使うアプリを選択するとよいでしょう。

2018年頃より一大ブームとなったVTuber。当初は技術的なハードルが高く個人参入は難しいとされていたジャンルですが、2020年現在は扱いやすいソフト…


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