【4K対応】YouTuberの動画撮影に最適なカメラ11選!4K動画のメリット・デメリット
YouTuberが4Kで撮影するメリット
とにかく綺麗な映像を投稿できることが4K動画撮影の最大のメリットです。
単純に撮影した動画を画面いっぱいに表示できるだけでなく、編集時に画面の映像の一部を切り出しても違和感なく表示できるなど、素材に手を加えやすくなるのもグッド。風景を楽しむアウトドア系の動画などは、ぜひ4K画質で収録したいところです。
- 投稿した動画が大画面でも綺麗に表示される
- 素材が大きくなるので切り貼りしても違和感がない
4Kは単純計算でフルHDの4倍の解像度を持っているため、4倍ズームしてもフルHDと同様の画質を維持してくれます。4Kで撮影すれば画面の端に写り込んだ重要な被写体を後からアップ編集してもしっかりと視認できるので、撮り逃しが少なくなるのも4K撮影の利点といえます。
YouTuberが4Kで撮影するデメリット
まず、撮影した映像データが非常に大きくなります。保存に必要なストレージの要領も膨大なものになり、設定にもよりますが、4K動画で1時間の動画を撮影すれば30GB近くのストレージをまるごと使用してしまうのです。こうした大容量データは動画編集が難しく、ハイスペックなPCであっても(編集時の)動作のカクつきを抑えるのは難しいでしょう。
- ファイルサイズが極めて大きくなる
- 編集に高価なPCが必要
そもそも4K画質は対応するモニターがなければ意味をなさないので、そういったハイエンドユーザーを対象にした動画以外では無意味なのが実情です。実現にあたって必要な投資も安くはないので、必要性があるか否かしっかりと検討しましょう。
4K対応のYouTuber向けおすすめカメラ
ここからは、4K画質の映像を撮影したいYouTuber向けのおすすめカメラを紹介していきます。
ひとくちにカメラと言っても種類はさまざまあり、まったく知識がない状態では何を選べば良いかの判断は難しいでしょう。そこで、本項目では以下の3種類のカメラからいくつかの機種をピックアップして紹介していきます。
- 一眼カメラ
高画質な映像撮影の主役は、大型の感光センサーを内蔵した一眼カメラです。4K画質での録画を得意とする一眼カメラはいずれも非常に高価ですが、レンズを付け替えることでさまざまな画角に対応できるなど、独自の魅力も備えています。
- ビデオカメラ
映像に特化した機器であるビデオカメラは、手ブレ補正の強度や持ち運びやすさの面で優れています。価格と性能のバランスも良く、どんな場合でもベターな選択肢になり得ます。
- アクションカメラ
自転車や衣類などに固定して撮影することを前提に作られた小型ビデオカメラ、それがアクションカメラです。その性質上耐久性や防水性に優れているものが多く、山や海といったアクティビティを撮影したい時に力を発揮してくれます。
一眼カメラ
もともとは写真撮影用の機材だった一眼カメラですが、昨今では内臓の大型センサーを活かして映像撮影機能が拡張されつつあります。また、レンズの付替えによって自由自在な画作りができるのも、一眼カメラで行う映像撮影の魅力のひとつです。
高価ではありますが、一度購入すれば一生使えるポテンシャルを秘めている機材といえるでしょう。
CANON EOS 90D
引用元:価格コム
一眼カメラの動画撮影モードではクロップ(手ブレ補正などを行うために、画角を自動制限する仕組み)機能が常時ONになっている場合がありますが、このカメラではクロップを切ることでレンズを活かした広角の4K動画を撮影できます。また、動画向けに5軸手ブレ補正に対応しているので、設定を調整することで動きの多い場面にも適応可能です。
カメラ内部で4K画質で撮影したデータをフルHDに圧縮できるなど、細かな配慮が行き届いている点も見逃せない長所です。
名称 | EOS 90D EF-S18-135 IS USM レンズキット |
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価格 | 171880円 |
メーカー | CANON |
大きさ | 140.7×104.8×76.8 mm |
重さ | 619g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001185332/?lid=pc_ksearch_kakakuitem |
Nikon D7500
引用元:Amazon
最大29分59秒にわたって4K映像を記録できるほか、4K画質のタイムプラス動画を自動生成する機能を持ち、定点で長時間の録画を行う際に便利なカメラです。
コントラストを自動で調整してくれる「アクティブD-ライティング」や、白飛びしやすい領域を表示してくれる「ハイライト表示機能」など、HD画質での撮影で重宝する機能もしっかりと搭載。豊富な機能を活用すれば、思い通りの映像を作り上げられることが最大の魅力です。
名称 | D7500 18-140 VR レンズキット |
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価格 | 111712円 |
メーカー | Nikon |
大きさ | 135.5x104x72.5 mm |
重さ | 640g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0000958802/?lid=pc_ksearch_kakakuitem |
SONY α7 III
引用元:Amazon
4K映像に必要な画素数の2.4倍の映像を撮影し、それを圧縮することで4K画質の映像を出力するため、ジャギの少ない高品質な4K映像を撮影できるミラーレス一眼カメラ。いわゆるタイムプラス映像の撮影モードや、スローモーションとクイックモーション撮影が可能な撮影モード「スロー&クイックモーション」も搭載しているのも大きな特徴です。
4K動画撮影時にプレビュー・動画編集用のプロキシデータを同時に作成してくれる機能もあるので、4K動画をそのまま編集するには不安があるという人にもおすすめです。
名称 | α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット |
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価格 | 214478円 |
メーカー | SONY |
大きさ | 131.5x101x76 mm |
重さ | 643g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001036275/ |
CANON EOS 5D Mark IV
引用元:Amazon
ほかの機器と同様に4K画質での撮影が可能ですが、本機ではフレームサイズがやや横に広い「C4K」の撮影に対応しています。また、通常のHD画質での撮影も最大119.9fpsのハイフレームレート動画に対応しているため、後からスローモーション映像を作り出すことなども可能です。
被写体の動く速度や表現に応じてオートフォーカスの速度を調整するなど、基礎性能が高いのも本機の魅力です。
名称 | EOS 5D Mark IV EF24-105L IS II USM レンズキット |
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価格 | 377162円 |
メーカー | CANON |
大きさ | 150.7×116.4×75.9 mm |
重さ | 880g |
購入URL | https://www.amazon.co.jp/dp/B01KZ4XIDQ/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_dyyDEbAXZ4ZH5 |
ビデオカメラ
一眼カメラとは異なり映像の撮影に特化しているため、性能と価格のバランスが良いことが最大の魅力です。
連続撮影が可能な時間の長さ、記憶容量の面でも勝っている場合が多く、管理も一眼カメラと比べれば難しくないので、単純に映像を撮影する目的だけで購入するのであれば”とりあえず”でビデオカメラを選ぶのもいいでしょう。
パナソニック HC-VX992M
引用元:Amazon
64GBの大容量内部メモリーを持ち、1時間50分まで4K映像を撮影できるビデオカメラです。
付属のフリップでピッタリと手にフィットするほか、映像に特化した「5軸ハイブリット手ブレ補正」と「傾き補正」で安定した映像が撮影できることが魅力。超解像技術を活用した光学ズームは解像度の高い4K映像で特に力を発揮し、遠くの被写体をハッキリと映すことができます。
名称 | HC-VX992M |
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価格 | 53900円 |
メーカー | パナソニック |
大きさ | 65x73x141 mm |
重さ | 355g |
購入URL | https://kakaku.com/item/J0000030052/ |
SONY FDR-AX45
引用元:Amazon
優秀な空間光学手ブレ補正でズーム時でも映像を安定化させられるビデオカメラです。
動く被写体に自動でピントを合わせ続ける「ロックオンAF」や、自動で撮影モードを設定してくれる「おまかせオート」など、撮影者側が細かな設定をせずとも高品質な映像を撮影してくれるのも嬉しいポイント。なお、同系統のビデオカメラとしてはやや重めなので、両手で持ったり、三脚を使ったりなどしてサポートしてあげましょう。
名称 | FDR-AX45 (B) |
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価格 | 73500円 |
メーカー | SONY |
大きさ | 73×80.5×142.5 mm |
重さ | 510g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001028717/?lid=pc_ksearch_kakakuitem |
JVC GZ-RY980
引用元:Amazon
JVGお得意の「防水」「防塵」「耐衝撃」「対低温」を実現した”QUAD PROOF”ビデオカメラの4K映像対応モデルがGZ-RY980です。
タイムプラス映像や、フルHDでのスローモーション撮影といった機能もそろっているので、通常のHDビデオカメラとしても十分に運用可能。山や海といったアクティビティを主に撮影するタイプの動画であれば、これ一本で済ませられるほどパワフルな機器といえるでしょう。
名称 | Everio R GZ-RY980 |
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価格 | 49980円 |
メーカー | JVG |
大きさ | 79x76x162 mm |
重さ | 620g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001028717/?lid=pc_ksearch_kakakuitem |
SONY FDR-AX700
引用元:Amazon
従来の3倍のレスポンス速度を実現した「ファストハイブリッドAF(オートフォーカス)」など、SONYお得意のフォーカスサポート機能がぎっちりと組み込まれているため、場面を問わず鮮明な映像を撮影できます。
また、SDカードを同時に2枚接続することで、バックアップを同時記録したり、メモリーカードを入れ替えながら中断せず大容量の動画を撮影したりも可能。三脚で位置を固定する場合などで特に力を発揮してくれるカメラです。
名称 | FDR-AX700 |
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価格 | 177851円 |
メーカー | SONY |
大きさ | 116×89.5×196.5 mm |
重さ | -(記載なし) |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0000958456/?lid=pc_ksearch_kakakuitem |
アクションカメラ
小型で自転車や衣類に固定して使うアクションカメラでも、近年では4K画質での撮影に対応しているものが多くリリースされています。実際に撮影者が見ている風景を切り取ったような迫力ある映像が撮影できるため、4K画質の強みをしっかり活かせるでしょう。
ただし、アクションカメラはもともとバッテリーが切れやすく、4K画質での撮影ではその傾向がより顕著になります。外部からの給電システムが用意されているものが多いので、高画質での撮影をしたい場合はモバイルバッテリーとの併用を前提に考えましょう。
DJI OSMO ACTION
引用元:Amazon
高い防塵性・防水性・衝撃耐性を持ち、悪天候での撮影はもちろん、水中に落ちる可能性があるサーフィンや、極低温下で行われるウィンタースポーツなどでも、特殊な機材を用意せず収録できるアクションカメラです。
映像ブレ補正技術「RockSteady」を搭載することで、激しい動きの中でもブレの少ない撮影が可能になっています。それに加えて、8倍スローモーションやタイムプラス映像といった特殊な撮影にも対応するなど、これひとつでさまざまな仕事をこなせるパワフルな一品です。
名称 | OSMO ACTION |
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価格 | 35178円 |
メーカー | DJI |
大きさ | 65x42x35 mm |
重さ | 124g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001156765/ |
GoPro HERO8 BLACK CHDHX-801-FW
引用元:価格コム/
背面パネルで簡単に変更できる4種類のデジタルレンズを搭載し、状況に合わせて「狭角」「ゆがみのないリニア」「広角」「SuperView」から視野角を選ぶことができる便利なカメラです。GoProのアクションカメラに搭載されていた映像補正技術「HyperSmooth」もより進化し、補正の段階を任意に調整可能になっています。
また、ライトやディスプレイといったモジュラーパーツを組み込むことで、撮影する環境に合わせてカスタマイズできることも本機の魅力です。
名称 | HERO8 BLACK CHDHX-801-FW |
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価格 | 45500円 |
メーカー | GoPro |
大きさ | 66.3×48.6×28.4 mm |
重さ | 126g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0001196624/ |
SONY FDR-X3000R
引用元:Amazon
SONYのビデオカメラに使用されていた空間光学手ブレ補正を、アクションカメラ向けに新規開発した映像補正機能を搭載し、激しい動きの中でも安定した映像が撮影できるようになったモデルです。
本体には腕時計のように装着できるライブビューリモコン「RM-LVR3」が付属し、撮影中の映像を確認したり、画角を調整したりと、手軽に操作が行えます。複数のFDR-X3000Rを同時に制御してマルチアングル映像を撮影できるなど、少し変則的な映像を撮影したい人にもおすすめのカメラです。
名称 | FDR-X3000R |
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価格 | 56178円 |
メーカー | SONY |
大きさ | 29.4x47x83 mm |
重さ | 89g |
購入URL | https://kakaku.com/item/K0000887236/ |
まとめ
4K映像の撮影には、比較的高価な機材が必要になります。目的に合わない機材を購入してしまっては後の祭りですので、なぜ4K画質の映像が必要で、撮影した映像でどんな動画を作りたいのかをよく考え、必要だと判断した機材を買いそろえましょう。撮影後に編集が行えるだけのスペックを有するパソコンを用意するのもお忘れなく。