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    圧倒的な人気を誇るオンラインのFPSゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」は、フレームレートが重視され、入力/表示の遅延が対戦の敗北に直結するため、快適にプレイするには安定した通信ができるネット回線が必要です。この記事では、安定したネット通信環境を構築するために重要な回線速度、Ping値について解説します。さらにラグを改善するためのコツも紹介します。
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Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

  • DATE
    2022.05.12
  • WRITTEN BY
    ApolloMetal

バトルロイヤル系タイトルとして圧倒的な人気を誇る、オンラインのFPSゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」。同作はフレームレートが重視され、入力/表示の遅延が対戦の敗北に直結することがあります。そのためApex Legendsを快適にプレイするためには、安定した通信ができるネット回線が必要です。
そこで今回は、安定したネット通信環境を構築するために重要な回線速度、Ping値について解説します。ラグを改善するためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

2019年にPC版が発売された、オンラインFPSゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」。発売当初PCへの負荷自体はそれほど高くなく、バトルロイヤル系のFPSということから、フレームレートが重要視されるため、ある程度のPCスペックが求められます。そこで今回は…

Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値とは?

ネットの回線環境を表す数値として「回線速度」や「Ping値」がよく用いられます。回線速度はデータの送受信を行うスピード、Ping値はネット回線のレスポンス時間を指す数値です。

数値 意味 単位
Ping値 ms ネット回線の応答速度
下り速度 bps データの受信速度
上り速度 bps データの送信速度

Ping値は数値が小さいほど、回線が快適であることを意味します。回線速度は「下り」と「上り」に分けられ、こちらは数値が高いほど回線品質が良好です。これらの数値はWebサービスを活用すれば、下記のように簡単に計測できます。

Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値の目安

「Apex Legends」をプレイするためには、高品質なインターネット回線が必要です。Apex Legendsのようなバトルロイヤルゲームでは、激しく動く敵を正確に狙う必要があるため、回線品質に問題があると不利な戦いを強いられてしまいます。そのためApex Legendsのプレイには安定したネット回線が必要ですが、その目安は下記のとおりです。

通信速度(下り) Ping値
快適にプレイできる 70Mbps以上 10ms以下
標準的なレベル 10~70Mbps 10~50ms
ラグや遅延が目立つ 10Mbps以下 50ms以上

下り通信速度が10Mbps、Ping値が50ms以下であれば、Apex Legendsをプレイ可能だと考えられます。ただし快適さやバトルでの優位性を追求する場合は、「70Mbps以上の下り通信速度」と「10ms以下のPing値」を目安にするといいでしょう。本章ではApex Legendsに必要な回線品質について、下記2つの点からさらに詳しく解説します。

  • Apex Legendsの通信量の目安
  • 自身の通信速度(回線速度)・Ping値を確認する方法

Apexの通信量の目安

Apex Legendsをプレイすると、1時間あたり約300MBの通信が発生すると考えられています。10時間プレイすると約3GBになるので、通信量が非常に多いゲームだといえるでしょう。ほかのバトロワ系ゲームと比べてもApex Legendsはデータ通信量が多いため、それだけ通信速度やPing値も重要になります。

自身の通信速度(回線速度)・Ping値を確認する方法

自身のネット回線の通信速度やPing値を確認したい場合は、「Speedtest」を利用するのがおすすめです。ブラウザでアクセスして中央の「GO」をクリックすれば、30秒前後でPing値と下り・上りの通信速度を測定できます。

引用元:Speedtest

また「USENのスピードテスト」も正確な計測ができるのでおすすめです。「測定開始」をクリックすれば、通信速度やPing値を測定できます。さらに使用目的ごとの快適さも表示してくれるので、回線品質を判断する際に便利です。

いずれかのサービスで自身の回線速度を測定し、下り通信速度10Mbps以上・Ping値50ms以下であれば、Apex Legendsをプレイできる環境だと判断できるでしょう。

Apex Legendsで10Mbps未満の速度の場合に起きる不具合

Apex Legendsをプレイする際、下り通信速度が10Mbps未満しか出ていない場合、敵の動きがカクカクする・ワープするなどの「ラグ」が発生します。筆者がApex Legendsを無線LANルーターでプレイしたところ、敵に命中したはずの弾がすり抜ける「弾抜け」が頻発し、正常にプレイできる状態ではありませんでした。突然サーバーから切断されることもあったほどです。

通信速度が10Mbps未満の場合は、Apex Legendsを快適にプレイするのは難しいでしょう。一般的にバトロワ系ゲームでは、30Mbps以上の通信速度が必要だと考えられています。これは時間帯によってネット回線の通信速度が大きく変動し、平常時に通信速度が30Mbps以上あっても、時間帯によって10Mbpsを切ってしまうこともあるからです。

Apex Legendsを快適にプレイするためには、できるだけ通信速度に余裕を持たせておくことが重要です。ラグを改善したい場合は、平日夜間以外の混雑が少ない時間帯を選ぶか、高速通信対応の「CAT5e LANケーブル」で有線接続するといいでしょう。

Apex Legendsをプレイするのにおすすめの回線

Apex Legendsをプレイするためには、ある程度高品質なネット回線が必要です。現在の回線ではどうしてもラグを改善できず、ほかの回線へ乗り換えたい場合は下記3つの光回線がおすすめです。なお戸建てと集合住宅によっても細かな回線料金は異なるため、詳細と最新情報は各公式サイトをご参照ください。

  • NURO光
  • auひかり
  • ドコモ光

NURO光

引用元:NURO光

NURO光」はソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線です。通信速度が「国内最速クラス」だといわれており、回線品質の高さや月額料金の安さに定評があります。NURO光の概要は下記のとおりです。

月額料金 5,200円
(現在はキャンペーンで1年間月額980円)
最大通信速度(下り) 2Gbps
対応エリア 北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、愛知、静岡、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、広島、岡山、福岡、佐賀
(上記都道府県の一部地域)

NURO光の魅力は、最大2Gbpsの下り通信速度です。「みんなのネット回線速度」によると、実測値でも通信速度500Mbps・Ping値13ms前後の平均値を記録しています。また現在ではキャンペーンが開催されており、通常月額料金5,200円のところ1年間980円で利用できるなど、コスパの良さも抜群だといえるでしょう。

しかしNURO光は対応エリアが狭く、四国と東北ではまったく利用できないことや、関東や関西などの大都市圏でも一部エリアは未対応なことに要注意。居住地区がNURO光の対応エリア内であれば、ぜひNURO光を検討してみるのがおすすめです。

auひかり

引用元:auひかり

auひかり」はKDDIが提供する光回線です。NURO光と同じくauひかりも、通信速度とコスパの高さに定評があります。auひかりの概要は下記のとおりです。

月額料金 5,610円
(「auスマートバリュー」適用で月額5,060円)
最大通信速度(下り) 1Gbps
対応エリア 沖縄・関西地方・東海地方の一部地域以外

auひかりは通信速度が非常に速い光回線です。「みんなのネット回線速度」によると、実測値でも通信速度420Mbps・Ping値20ms前後の平均値を記録しています。またauスマホのユーザーは、「auスマートバリュー」を利用すると月額5,060円でauひかりを利用可能。

auひかりはNURO光より対応エリアが広いため、「NURO光の対応エリア外で速い光回線を契約したい」場合におすすめです。ただし沖縄・関西地方・中部地方など一部地域には対応していません。沖縄県は「auひかり ちゅら」、関西地方は「eo光」、東海地方は「コミュファ光」が通信速度が速く、auスマートバリューが利用できる光回線として有名です。

ドコモ光

引用元:ドコモ光

ドコモ光」はNTTドコモが提供する光回線です。ドコモ光はNURO光やauひかりとは異なり、NTTの光回線を提供していることが特徴。全国的に対応しているため、エリアの心配をする必要がありません。ドコモ光の概要は下記のとおりです。

月額料金 5,720円
(「ドコモ光セット割」適用で月額4,620円)
最大通信速度(下り) 1Gbps
対応エリア 全国的に対応

ドコモ光の魅力は、対応エリアの広さと乗り換えやすさです。現在フレッツ光や他社の光コラボ回線を利用している場合は、回線工事なしでドコモ光に乗り換え可能。また、ドコモのスマホユーザーは「ドコモ光セット割」を利用できるので、コスパの点でも有利です。NURO光やauひかりが対応エリア外の場合は、ドコモ光を検討してみるといいでしょう。

ただしドコモ光はNTT回線の「光コラボ」なので、通信速度の点ではNURO光やauひかりより控え目です。とくに夜間や休日の時間帯は混雑が発生しやすく、ラグを感じることがあるかもしれません。とはいえ、ドコモ光は多くのプロバイダが「IPv4 over IPv6通信」に対応しているので、IPv4 over IPv6通信で接続すればラグを解消できる可能性があります。

まとめ

Apex Legendsをプレイするためには、10Mbps以上の通信速度と50ms以下のPing値を満たしたネット回線が必要です。回線速度が遅すぎるとラグが頻発し、不利な戦いを強いられるため快適にプレイできません。ラグが気になる場合は、夜間など混雑しやすい時間帯を避けてプレイしてみましょう。

Apex Ledendsはアップデートのデータ量も大きいため、通信速度が遅いとアップデートに1時間以上かかることも。少なくとも30Mbps以上の通信速度が出る光回線を使用するのが無難です。現在の光回線に問題がある場合は、今回紹介したNURO光・auひかり・ドコモ光への乗り換えを検討してみてください。


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