• TOP
  • CATEGORY
    初めての自作
  • TITLE
    自作PCの土台となるマザーボードを選ぶ際、重要になるのがチップセットと呼ばれるパーツです。しかし、Z490やH470、X570、B550のような英数字の組み合わせがいくつもあり、「どれを選んだらいいのかわからない」とお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。

    本記事ではチップセットが持つ大切な役割と、搭載することでマザーボード選びにどのような影響を与えるのかについて解説します。
CATEGORY
初めての自作

マザーボードのチップセットとは?サイズ別マザーボード比較10選【ATX・Micro ATX・Mini ITX】

  • DATE
    2020.12.03
  • WRITTEN BY
    DIGITAL DIY編集部

マザーボードのチップセットとは?サイズ別マザーボード比較10選

マザーボードのチップセットとは

通常、チップセットはマザーボードの右下に1つ取り付けられていて、CPUで処理したデータを各パーツと送受信するなど管理の役割を果たしています。また、搭載したチップセットによって対応する機能やパーツなどが異なるため、 CPUやインターフェースの規格や数が左右されることになります。

第3世代Ryzen プロセッサーや、Ryzen Threadripper プロセッサーと同時進行でラインナップされた、新しい“X570”と“TRX40”チップセット。何と…

チップセットの構成

先述の通り、現在のチップセットはマザーボード右下に1つのみ搭載されるのが基本ですが、かつては2つ取り付けられていました。ひとつはCPUの近くに設置されグラフィックやメモリーに関わる「ノースブリッジ」、もうひとつがマウスなどの入力やハードディスクを処理する「サウスブリッジ」です。

現在は、ノースブリッジの役割をCPUが担うようになったため、チップセットが1つのみのワンチップ構成になっているのです。

チップセット選びはマザーボード選びと同義

搭載できるCPUやインターフェースの数が決まるなど自作PCにとって重要なチップセットですが、ほかのパーツと違い、マザーボードに初めから備え付けられているため交換することができません

そしてチップセットの性能により、USBポート、サウンドカード、キャプチャーボードといった拡張インターフェースを使用するパーツの接続数が決まります。より専門的な分野では、CPUやメモリーのオーバークロックの可否も決定します。 つまり、マザーボード選びとチップセットは切っても切れない関係なのです。

またチップセットだけでなく、拡張性はマザーボードのサイズにも影響されます。そのほとんどが以下に挙げた3段階のフォームファクタという規格で統一されていて、サイズが大きくなるほど接続端子数や拡張インターフェースの数が増え、拡張性が高くなります。

<3段階のフォームファクタ>

  • ATX
  • Micro-ATX
  • Mini-ITX

ATXマザーボードおすすめ4選

一般的なフォームファクタとして最も大きいのがATXです。ATXマザーボードは305mm×244mmが基準で、USBや拡張インターフェースなどいろいろ選べるため拡張性に優れています。

一方でATXサイズのマザーボードを設置するにはミドルからフルサイズのPCケースが必要になり、設置スペースに余裕を持たせなければいけません。

以下にATXサイズのおすすめマザーボードを4つピックアップします。いずれも最新のチップセットを搭載しているので、ぜひ参考にしてください。

  • msi「B450 GAMING PLUS MAX」
  • ASUS「TUF GAMING B550-PLUS」
  • msi「MEG X570 UNIFY」
  • ASRock「B450 STEEL LEGEND」

msi「B450 GAMING PLUS MAX」

msi「B450 GAMING PLUS MAX」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:7,980円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B450
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB450チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3・2世代Ryzenプロセッサー対応
  • 最大32Gb/sの転送速度で使用できるM.2スロットを搭載
  • 金属プレートで補強し、剛性を確保するSteel Armorを採用

<こんな人におすすめ>

AMDのB450チップセットを搭載し、人気のAMD第3・2世代Ryzenプロセッサーに対応したゲーマー向けのマザーボードです。電磁干渉を防止し、安定性と剛性を確保するSteel Armorを採用しているので、大型グラフィックボードを使用する人も安心です。

<購入サイト>

ASUS「TUF GAMING B550-PLUS」

ASUS「TUF GAMING B550-PLUS」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:16,772円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B550
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB550チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3世代Ryzenプロセッサー対応
  • PCIe 4.0やUSB 3.2 Gen.2などの次世代インターフェースをサポート

<こんな人におすすめ>

人気のAMD第3世代Ryzenプロセッサーだけでなく、第4世代への対応を謳うAMDのB550チップセットを搭載したゲーミングマザーボードです。PCIe 4.0やUSB 3.2 Gen.2など最新のインターフェースをサポートしているため、高速SSDを採用する方におすすめです。

<購入サイト>

msi「MEG X570 UNIFY」

msi「MEG X570 UNIFY」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:33,000円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD X570
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのX570チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3・2世代Ryzenプロセッサー対応
  • 最大64Gb/sの転送速度を実現するLightning M.2スロットを3基搭載
  • デュアルボールベアリングファン内臓のチップセットヒートシンクを搭載

<こんな人におすすめ>

ハイエンドPC向けのATXマザーボードです。AMD第3・2世代Ryzenプロセッサーだけでなく、第4世代への対応も謳うX570チップセットを搭載。高負荷時でも安定した動作を可能にするファン内蔵ヒートシンクを搭載しているため、ハイパフォーマンスなPCを目指すゲーマーにおすすめです。

<購入サイト>

ASRock「B450 STEEL LEGEND」

ASRock「B450 STEEL LEGEND」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:11,973円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B450
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB450チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3・2世代Ryzenプロセッサー対応
  • 独自のRGB LEDヘッダーでライティング効果も可能に

<こんな人におすすめ>

AMDのB450チップセットを搭載し、AMD第3・2世代Ryzenプロセッサーに対応。RGB LEDが搭載されている、遊び心のあるATXマザーボードです。従来品に比べ、最大3倍までVcore電圧を強化・向上できるプレミアムパワーチョークも備わっているため、外見と性能、両方のパフォーマンスを求める人におすすめです。

<購入サイト>

Micro-ATXマザーボードおすすめ3選

Micro-ATXマザーボードは、一般的なフォームファクタの中ではミドルクラスの大きさで、基本は244mm×244mmです。ATXに比べて多少劣るものの、最低限の拡張にも対応しています。また、小型のミニタワーや標準的なミドルタワーなど、机の上に置けるサイズでPCを作成できることも特徴です。

以下はMicro-ATXサイズのおすすめマザーボード3選です。いずれも最新のチップセットを搭載しています。

  • ASRock「B460M PRO4」
  • ASRock「B450M Pro4」
  • ASRock「B550M STEEL LEGEND」

ASRock「B460M PRO4」

ASRock「B460M PRO4」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:10,245円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Micro-ATX
CPUソケット LGA1200
チップセット intel B460
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • intelのB460チップセット搭載マザーボード
  • 第 10 世代の intel Coreプロセッサー対応
  • 独自の技術により、非Kシリーズのベース周波数ブーストに対応

<こんな人におすすめ>

intelのB460チップセットを搭載し、第 10 世代のintel Coreプロセッサーに対応したマザーボードです。拡張スロットがスチール製のカバーで保護され、独自のベース周波数ブーストもあるため、比較的ハードな使用を想定するユーザーにおすすめです。

<購入サイト>

ASRock「B450M Pro4」

ASRock「B450M Pro4」

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:7,980円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Micro-ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B450
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB450チップセット搭載マザーボード
  • AMD第3・2世代Ryzenプロセッサー対応
  • 2つのSSD向け2ソケットを搭載

<こんな人におすすめ>

AMDのB450チップセットを搭載し、人気のAMD第3・2世代Ryzenプロセッサーに対応したマザーボードです。2つのSSD向けM.2ソケットを搭載しつつ比較的安価に入手できるため、ミドルスペックでPCを組みたい人におすすめです。

<購入サイト>

ASRock「B550M STEEL LEGEND」

ASRock「B550M STEEL LEGEND」

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:15,817円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Micro-ATX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B550
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB550チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3世代Ryzenプロセッサー対応
  • 独自のRGB LEDヘッダーによるライティング効果も
  • 2スロット用の強力なヒートシンク「M.2 Armor」搭載

<こんな人におすすめ>

Micro-ATXでありながら、AMD第3世代Ryzenプロセッサーだけでなく第4世代への対応をも謳うB550チップセットを搭載。RGB LEDを搭載し、SSD向けのM.2スロットに強力なヒートシンクを搭載しているため、ハイエンドよりのミドルスペックPCを組みたい方におすすめです。

<購入サイト>

Mini-ITXマザーボードおすすめ3選

170mm×170mm程度と、通常のフォームファクタとしては最小サイズのMini-ITXマザーボード。お世辞にも拡張性が良いとはいえませんが、対応するケースが片手で持ち上げられるサイズ感など、2台目などにも向いています。

以下はMini-ITXサイズのおすすめマザーボード3選です。こちらも最新のチップセットを搭載したモデルを紹介します。

  • GIGABYTE「B550I AORUS PRO AX」
  • GIGABYTE「B450 I AORUS PRO WIFI」
  • ASUS「PRIME B460I-PLUS/CSM」

GIGABYTE「B550I AORUS PRO AX」

GIGABYTE「B550I AORUS PRO AX」

  • 画像引用元:Amazon
  • 参考価格:18,238円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Mini-ITX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B550
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB550チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3世代Ryzenプロセッサー対応
  • 拡張スロットを保護するメタルシールド「ULTRA DURABLE Armor」搭載
  • 2つのSSD向けM.2スロット搭載

<こんな人におすすめ>

AMD第3世代Ryzenプロセッサーだけでなく、第4世代への対応をも謳うB550チップセットを搭載。Mini-ITXでありながら、拡張スロットはメタルシールドで保護されています。SSD向けのM.2スロットには大きなヒートシンクが取り付けられているため、Mini-ITXでハイパフォーマンスなPCを組みたい方におすすめです。

<購入サイト>

GIGABYTE「B450 I AORUS PRO WIFI」

GIGABYTE「B450 I AORUS PRO WIFI」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:13,472円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Mini-ITX
CPUソケット SocketAM4
チップセット AMD B450
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • AMDのB450チップセット搭載ゲーミングマザーボード
  • AMD第3・2世代Ryzenプロセッサー対応
  • 拡張スロットを保護するメタルシールド「ULTRA DURABLE Armor」搭載
  • DisplayPortとDual HDMIによる3画面出力に対応

<こんな人におすすめ>

AMD B450チップセットを搭載し、AMD第3世代Ryzenプロセッサーに対応。拡張スロットはメタルシールドで保護されています。また、マザーボードに3つの出力ポートを搭載しているため、GPU内蔵のAMD Ryzenを選択すれば3画面出力が可能です。APUを使用したい人におすすめです。

<購入サイト>

ASUS「PRIME B460I-PLUS/CSM」

ASUS「PRIME B460I-PLUS/CSM」

  • 画像引用元:価格.com
  • 参考価格:12,595円(税込)
スペック スペック値
フォームファクタ Mini-ITX
CPUソケット LGA1200
チップセット intel B460
詳細メモリタイプ DIMM DDR4

<商品の特徴>

  • intelのB460チップセット搭載マザーボード
  • 第 10 世代のintel Coreプロセッサー対応
  • ファンコントロールソフトのFan Xpert 4に対応

<こんな人におすすめ>

第 10 世代のintel Coreプロセッサーに対応した、B460チップセット搭載のマザーボードです。企業向けモデルながらもFan Xpert 4をインストールでき、ゲーム時のグラフィックボード加熱を防ぐ温度感知機能を備えています。最新のintel Coreプロセッサーを用いて小型PCを組みたい方におすすめです。

<購入サイト>

まとめ

CPUと各パーツの橋渡しを担うチップセットや、最新チップセットを搭載したおすすめマザーボ―ドについて触れてきました。求めるスペックや用途によって選び方が変わるため、紹介した製品などを参考に最適な自作PCを組んでください。

CPUやメモリなどを接続するために必要なマザーボード。主要パーツのCPUやGPUと比べて、お金をかける人はあまり多くないかもしれませんが、接続…


BACK TO LIST

見た目良し!スペック良し!なサイコムのBTOパソコンを、女性自作erでもあるストリーマー・つつまるがレビュー!【PR】

自作erも納得の性能!eスポーツキャスター・平岩康佑がGALLERIA(ガレリア)のBTOパソコンをレビュー【PR】

FPSプロゲーマー・GorouがツクモのゲーミングPC「G-GEAR Aim」をレビュー!Apexでの無双プレイもお任せ【PR】

FPS界屈指の実力派・GreedZzも納得!arkのゲーミングPC「arkhive」の性能をApexで体験【PR】

FPS初心者にこそおすすめ!プロゲーマー・keptがパソコン工房のゲーミングPC「LEVEL∞」の実力をApexで試してみた 【PR】

Apexプレデター・Lightも大満足!FRONTIERのBTOパソコンの実力を検証してみた【PR】

【エルデンリング】推奨Ping値・重いときにラグを減らす方法まとめ

【FF14】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【原神】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【フォートナイト】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

【Apex Legends】Ping値の確認方法とレイテンシが高いときの対処法

原神に必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

フォートナイトに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

Apex Legendsに必要な通信速度(回線速度)・Ping値・ラグ改善のコツまとめ

ELDEN RING(エルデンリング)の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボまとめ

FF15の推奨スペック&ベンチマークとおすすめグラボ・CPU・ゲーミングPCまとめ