「おとはすの自作やろうぜ!!」最終回! QOL爆上がりの最強ゲーミングPCを組んでみた!
2020年11月に「自作PCをもっともっと広めたい!」というおとはすの思いのもと、さまざまな自作に挑戦してきた「おとはすの自作やろうぜ!!」ですが、第12回の今回でひとまず最終回となります。そこで今回は、「QOL爆上がりのカワイイ(カッコいい)最強のゲーミングPCを組みたい!」というおとはすの思いを叶えるべく、最後に一緒に自作PCを組んでいきたいと思います! 最終回特別企画ということで、CORSAIR、ASUS、intelといったPCメーカーが垣根を越えて全面協力! 一体どんなPCが出来上がるのか、乞うご期待です!
十束おとはさん
アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」メンバー。愛称「おとはす」。ファミ通4代目ゲーマーズエンジェルとしても活動、プロゲーミングチーム「魚群」にストリーマーとして参加するなど、自作PC大好きゲーマーアイドルとして活躍中。8月25日に清竜人さん書き下ろしのソロ曲『捕まえて SO TO Heart』を配信リリース。おとはすの可愛い歌声が映える一曲! さらに12月1日発売のメジャー4thシングル「サンフラワー」が、12月3日公開のアニメ映画『フラ・フラダンス』の主題歌に決定! フィロのスの躍進は止まらない!
Twitter:@ttk_philosophy
Instagram:https://instagram.com/otohasu/
フィロソフィーのダンスHP:https://danceforphilosophy.com
おとはす爆上がり!全パーツをおすすめポイントとともにご紹介!
今回のPCパーツはCORSAIR、ASUS、intelといった各メーカーさんにご相談し、おとはすの理想としている環境にふさわしいものをセレクトしていただきました。スペックはかなりのハイレベルで、ほとんどのゲームやクリエイティブな作業も快適にこなせます。積み上げられたパーツを前に、おとはすのテンションも爆上がり!
「三連の光るファンや白いケースがかわいいですね! そしてグラフィックボードが見るからにスペックが高そうで緊張します! このパーツならインテリアにもフィットする最強のPCが組めそうでワクワクします!」(おとはす)
パーツの役割についての説明はこちら↓
今回組んでいくパーツはこちら!
CORSAIR | ケース | 5000D airflow TG WHT (CC-9011211-WW) |
CPUクーラー | H150i ELITE CAPELLIX WH (CW-9060051-WW) | |
ケースファン | SP120 RGB ELITE WH Triple Fan Kit (CO-9050137-WW) | |
メモリ | CMT32GX4M4Z3200C16W | |
SSD | CSSD-F1000GBMP600COR | |
ASUS | マザーボード | ROG STRIX Z590-E GAMING WIFI |
グラフィックボード | ROG-STRIX-3070TI-O8G-GAMING | |
電源ユニット | ROG-STRIX-1000G | |
モニター | ROG Strix XG279Q(27インチ) | |
キーボード | ROG Falchion NX | |
マウス | ROG Gladius III Wireless | |
ヘッドセット | ROG Delta S | |
intel | CPU | CoreI7-11700 |
ご協力いただいた、CORSAIR、ASUSの担当者の方に、セレクトいただいたパーツのおすすめポイントも聞きました。
【ケース】CORSAIR 5000D airflow TG WHT (CC-9011211-WW)
360mmサイズの簡易水冷クーラーにも対応しつつも、独自のケーブルマネジメントスペースによって配線をスマートに管理できるケースです。
【CPUクーラー】CORSAIR H150i ELITE CAPELLIX WH (CW-9060051-WW)
独自超高輝度CAPELLIX LEDをポンプヘッドに搭載し、静音性・冷却性・ライティングすべてをアップグレードできるのが特徴の水冷キット。
【メモリ】CORSAIR CMT32GX4M4Z3200C16W
【SSD】CORSAIR CSSD-F1000GBMP600COR
LEDが映えるホワイトシンクで干渉しにくいロープロファイル設計の高速メモリとPCIe Gen4 x4対応のSSD。ヒートシンク付き高速モデルで高性能なゲーミングPCに最適なパーツを用意しました。
【マザーボード】ASUS ROG STRIX Z590-E GAMING WIFI
【グラフィックボード】ASUS ROG-STRIX-3070TI-O8G-GAMING
ASUSのゲーミングブランドのRepublic Of Gamers (ROG)製品を中心にピックアップ。ハイエンドかつゲームをプレイする方に一番おすすめしたい最新の機材です。
【キーボード】ASUS ROG Falchion NX
【ヘッドセット】ASUS ROG Delta S
【マウス】ASUS ROG Gladius III Wireless
マザーボードからゲーミングデバイスまで、すべてROGブランドで統一した世界観を楽しむことができるのが、ROGシリーズの強みです。
いよいよ組み立てスタート! 水冷とグラボ搭載にチャレンジ!
初めての取材で秋葉原を一緒に回った取材が2019年の年末。それから約1年10ヶ月の月日が流れ、すっかり「自作PC大好きアイドル」が定着したおとはす。お店とのタイアップや番組の企画など、これまでにも何台かの自作PCを組んできましたが、PCを組むときはいつもドキドキするとのこと。
「早速、組んでいきましょう!」と声をかけると、「PCを組むのは楽しみでもあり、ドキドキもする不思議な気持ちです(笑)」と今の気持ちを教えてくれました。いよいよ、マザーボードや各パーツの説明書を読みながら、PCを組んでいきます。
おとはすとの出会いの記事はこちら↓
自作PCを組む工程は連載の過去記事ですでに紹介しているので、基本的な作業はその記事をご覧ください。今回は、水冷式のCPUクーラーとハイスペックなグラフィックボードを搭載するので、前回とは違うポイントを中心に説明していきます。
組み立て方の基本はこちら↓
まずはケースの前面にLED搭載の光る冷却ファンを3つ取り付けていきます。
次に、水冷式CPUクーラーのラジエータ部分に取り付ける3つのファンをネジで固定します。「水冷のファンも白で可愛い!」とおとはす。
ラジエータにすべてのファンを取り付けたら、ケースにネジで固定。あらかじめマザーボードに水冷用CPUクーラーのバックプレートを取り付け、CPUにヘッダーを取り付けたらネジで固定します。
大型のファンが3連付属されたグラフィックボードを取り付けます。取り付ける前におとはすに持ってもらうと「重い! たぶん今まで持った中で一番高級なグラボです!」と緊張気味。
ケースの拡張スロットカバーを外し、マザーボードにグラフィックボードをしっかりと差し込みます。差し込めたら拡張スロットにネジで固定。補助電源をグラボの側面にある端子に差し込んだら取り付け完了です。
PCを組んでいる合間に、自作PCを組むときに大変だと感じるところについて、おとはすに聞いてみました。
「やっぱり配線です。今回は特にスペックの高いパーツなのでややこしそうだなと。間違えると電源はつかないし、パーツも光らないので一番の難関です。あと、メモリやグラフィックボードを差し込むときに結構力が必要なので、女性はうまく差し込めないこともあるのではないかなと。そのあたりが自作初心者のつまずくところのような気がします」
先日、PCが動かなくなり、「パーツを入れ替えて直した」とSNSでつぶやいていたおとはす。そのときのエピソードもさすが!
「PCが動かなくなり、予備の電源ユニットに交換したら直ったんですけど、“予備の電源を持っているアイドルって何者なの?”と言われてしまいました(笑)。夜中の3時くらいまで、頭にライトをつけて解体して修復作業をしていたんです。直ったときにはものすごい充実感がありました!(笑)」
おとはすがむずかしいと話していた配線で少し手こずり、なかなか電源がつかず、せっかくのファンが光らない!という事態に! 一度CPUクーラーをはずして配線をやりなおすなど、編集部スタッフと一丸となって作業を進めた結果、ついに「QOL爆上がりの最強のゲーミングPC」が完成しました!
QOL爆上がりの最強のゲーミングPCついに完成!
5時間超に及ぶ作業の末、ついに「QOL爆上がりの最強のゲーミングPC」の完成です! 「ヤッター!!」と達成感をかみしめながら喜ぶおとはす。光るパーツを見せるため、室内の電気を消して光る様子も撮影しました。
美しく光る様子を動画でもご覧ください!
モニターやキーボード、ヘッドセットなども合わせて設置すると、かなり充実したシステムに! このPCならゲームはもちろん、仕事も動画編集などのクリエイティブな作業も快適になりそうです。
今回の企画について、メーカーさんに聞きました!
ご協力いただいたCORSAIR、ASUSの担当者の方からもコメントをいただきました。まずは、今回の企画についての感想から。
CORSAIR「難しいと思われがちな自作PC入門ですが、そのハードルが高いものではないということが伝わる素晴らしい企画だと思いました。これを機に、ぜひいろいろな方に自作PCを楽しんでいただきたいです」
ASUS「お声がけいただきありがとうございました。弊社は様々な製品を幅広く取り扱っているので、これから自作PCを作ってみたいという方にも知ってもらう機会をいただけて大変光栄です」
今後、自作PCを広めていくために考えている企画についても聞きました。
CORSAIR「自作PCパーツだけでなく周辺機器や配信用機材まで、自社で一貫して揃えることが出来るのがCORSAIRの強みでもあります。そうした面も含めて、CORSAIRというメーカーにさらに踏み込んでいただく企画も面白いかもしれません」
ASUS「2021年から自作PCの楽しさを広めるキャンペーンをグローバル規模で行っています。今まで自作PCに触れる機会がなく、知識があまりない方でも、実は簡単に作ることができるということをもっと広めていきたいです。実際にお子さんや女性のYoutuberの方に組んでいただいたビデオも作成していて、今後もこのような企画を拡大していく予定です」https://www.asus.com/event/pcdiy/jp/
そして、「自作PC大好きアイドル」として頑張る、われらが十束おとはさんにもひと言いただきました!
CORSAIR「メジャーデビューしたアイドルでありながら、自作PCも愛するという唯一無二のポジションでこれからもファンを増やし続けてください!」
ASUS「十束おとはさんの企画に携わることができてとても嬉しいです。自作PCが大好き!と言っていただけることで、我々ももっとこの楽しさを一緒に広めよう!とモチベーションが上がります。ぜひROGのパーツで最強のハイエンドマシンを組んでいただき、ROGの世界観を楽しんでいただければと思います!」
コメントを受けておとはすも、「嬉しいです! これからも自作PCを広めるために頑張ります!」と自作PC愛を新たにしていました。
どれだけ快適なのか? ベンチマークテストを実施
後日、今回組んだPCでの作業がどのくらい快適か、いくつかのベンチマークテストを実施しました。
PCの総合的な速度を測定できる「3D Mark TIME SPY」と「CINEBECH R23」でいずれも非常に高い数値を叩き出しました。また、ゲームで使用する際の快適度も測るために「FINAL FANTASY XV」のベンチマークも行ったところ、フルHD解像度の高画質でも「非常に快適」という結果になりました!超、快適です!
「おとはすの自作やろうぜ!!」は永遠に不滅です!
PCを組むことに必死になりすぎて忘れてしまいそうになりましたが、全12回の連載は今回がひとまず最終回。秋葉原に行ってパーツを買って自作PCを組んだり、秋葉原でキーボードを作ったり、PCパーツショップを訪れたりと、かなりアキバ多めの企画ばかりでしたが、いろいろなことにチャレンジしていただきました。大変な取材が多かったにも関わらず、常に前向きで笑顔だったおとはす。完成した自作PCを前に、この1年を振り返っていただきました。
──完成した自作PCはいかがですか?
「やっぱり白のケースは可愛いですね! 結構大きいケースですが、インテリアにも合いそうですし。とにかく、各パーツが光っていて可愛いです」
──連載を振り返ってみて、どんなことが印象に残っていますか?
「印象に残っているのは、PCケースのDIYです。まさかPCに塗装できるとは思っていなかったので、この連載がなかったら絶対に体験することがなかった世界でした。あとは、自作キーボードを作ったときに、ハンドスピナー付のキーキャップを取り付けてテンションが上がりました(笑)」
──今回で一旦連載は終了しますが、また何かの企画でご一緒できればと思っています。やってみたいことはありますか?
「ご時世的なこともあって連載では実現できませんでしたが、自作PCを趣味にしている方と直接会ってみたいです。デスク周りにこだわっている『DIGITAL DIYer』の方のご自宅に行って、実際にどうやってDIYされているのかを見せていただきたいですね。もしくは、何人かの方に集まっていただいて、座談会形式で自作PCに関するお話を聞いてみたいです」
──連載期間にはメジャーデビューやゲーミングチームに所属されるなど、さまざまな変化がありました。アイドルとしての目標はありますか?
「アイドルとしては、全国ツアーをやりたいです。もともと決まっていたツアーが中止になってしまったので、近いうちに全国ツアーを実現できればと思っています」
──おとはさんの「自作をもっともっと広めたい!」という思いからこの連載は始まったわけですが、周囲の自作PC事情の変化などは感じましたか?
「ファンの方から“自作PC組みました!”という報告を受けることが増えました。みなさんPCを光らせているので、やっぱり光らせるのが好きなんだなと。オタクとしては嬉しいです(笑)。
この1年はリモートでのお仕事が多かったので、PC環境について相談されたり、ウェブカメラなどのおすすめを聞かれたりすることも多かったです。動画編集をしていてメモリが足りなくて動画が描き出せなくて困っているとか、実務的な相談も増えました。私がアドバイスをすることで、自作PCを組むまではいかなくても、PCパーツに関心を持ってもらえるようなこともあったので、以前よりも多くの方がPC環境を整えたいと思っているのかなと」
──今回の企画もそうですが、秋葉原のショップやメーカーさんが、「おとはさんの企画なら!」と協力していただけることが多かったです。
「それは本当に嬉しいです。いつかファンの方と一緒に、秋葉原ツアーや店頭での自作PC実演をやってみたいです!」
──とても楽しそうですね。最後に、自作PCはおとはさんにとってどんな存在ですか?
「大切な相棒です。お仕事でもあって趣味でもあって。スマホが手放せないのと同じくらい、私にとってなくてはならないものだなと思います」
最終回を記念して、色紙に自作PCへの思いを書いていただきました! 連載初回のパネルのときと同じように、今回もサラサラッと「自作PCは人生の相棒である」と書いてくれたおとはす。こちらの色紙は読者の方にプレゼントいたします。応募方法は記事の最後に記載しますのでご確認ください。
感謝の気持ちを込めて、編集部一同よりおとはすにプレゼントを渡しました!
プレゼントの中身は、先ほどPCデスク周りの撮影でも使用させていただいた、火を使わないキャンドルウォーマー。いい匂いが大好きなおとはすのために、PCデスク周りで使えそうなものをプレゼントしてみました。決して撮影の小道具をプレゼントしたのではありません!
「自作PCをもっともっと広めたい!」という思いのもと、一年間いろいろなことにトライしていただき、本当にありがとうございました! 連載は今回で終了しますが、また新たな企画でぜひ「DIGITAL DIY」に登場したいただけることを願っています。
自作PC大好きアイドルでゲーマーという、唯一無二の存在のおとはすと、メンバーそれぞれの活躍が目覚ましい「フィロソフィーのダンス」を、「DIGITAL DIY」はこれからも全力で応援していきます!
【最終回特別企画】おとはす直筆色紙プレゼント!
【応募方法】
こちらの応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
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2.ハッシュタグ #おとはすの自作やろうぜ をつけて、今回の記事のツイートをRT!
※RTについては、Digital DIYアカウントから発信されている、今回の記事のお知らせツイートをRTしてください!
応募された方の中から抽選で1名様に、おとはす直筆色紙をプレゼントします。
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PHOTO_BY 橋本千尋