実は簡単!初心者にも分かるPCゲームとは
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まずはPCゲームの位置付けを知ろう
現在、ゲームをしようとすると様々なプラットフォームが選択肢として挙がる。例えばPC、プレイステーション、XBOX、ニンテンドースイッチなど。据え置きのモノから持ち運んで楽しめるモノまで様々である。これらのゲームデバイスを筆者が大別すると「PC」と「家庭用ゲーム機」となる。この分け方をした理由は基本的な用途にある。例えばプレイステーション等の家庭用ゲーム機は、インターネットが出来たり、ブルーレイやDVDで映画が見られたりとエンターテイメントも充実しているが、その基本機能や購入目的はゲームである。
対してPCはどうだろうか。確かにゲーム推奨モデルのPCもあったりするが、その本質はゲームを基本機能とするデバイスではない。だからと言ってPCが家庭用ゲーム機に劣っているかというとそうでもない。PCゲームと家庭用ゲームを比べた時に筆者が思うメリットは「画質」「カスタマイズ性」の2つとなる。次の記事で、それぞれ簡単に解説していきたいと思う。
画質の違いとは?
画質と聞いて思い浮かぶのは、Full HDや4Kなどではないだろうか。PCなら4K画質(もしくはそれ以上)でプレイ可能だが、最近の家庭用ゲーム機でも4K画質でプレイできるようになっているので、ここはそこまで大きなメリットにはならない。ここで伝えたい「画質」とは、画面の動きのスムーズさである。これを数値で表したものが「FPS(Frame Per Second)」というもの。
一秒間に何枚の絵を更新できるかという性能を表す単位のひとつ。1秒間に30枚の絵が表示されるのと、同じ1秒間に60枚の絵が表示されるのでは、60枚の方がスムーズに動いて見える。ゲームを快適に楽しむ為には重要なものであると認識して頂きたい。ちなみにこの「FPS」だが、家庭用ゲーム機は、部品の変更によるパワーアップは出来ない為、基本的には本体性能やプレイするゲームによって左右される。
対してPCゲームの場合は、画像を処理する部品をより高性能なものへ変更することも可能なので、同じタイトルのゲームでもプレイするパソコンによってその快適度が変わるところも面白いところである。ゲームに特化した高性能なパソコンなら、家庭用ゲーム機でプレイするよりも更にスムーズな映像で快適に楽しめるという魅力を秘めているのだ。
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カスタマイズ性とは
ここはPCでプレイする中で大きなメリットだと筆者は考えている。項目としてはいくつかあるが、まずは操作デバイスのカスタマイズ。家庭用ゲーム機でコントローラーを使って操作する場合、基本的には付属、またはオプションのコントローラー等を使ってプレイする形となる。しかしPCの場合は選択肢の幅が極端に広くなる。様々な周辺機器メーカーから、本当に自分が使い易いと感じるものを選んで使うことができるのだ。家庭用ゲーム機でも周辺機器メーカーのモノが使える場合もあるが、PCで使うことが前提として作られているものが殆どで、PCでないと細かい設定も行えない。是非とも自分に合ったゲームパッド、キーボード、マウスを実際に触って見つけてもらいたい。
続いてPCパーツのカスタマイズ。先ほどの画質の良さに関わってくるパーツも含め、様々なパーツを自分の用途や予算に合わせてカスタマイズすることが可能。筆者の経験上では「CPU」「メモリー」「ストレージ」「グラフィックスボード」という部品は、ゲームを快適にするうえで重要なパーツだと認識しているので、是非とも頭の片隅に置いておいてほしい。